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秋の夜長に

 朝、昨夜の鯛めし、野菜炒め、ぬか漬けを弁当に詰める。洗濯機を回したが、干すのは夕方から出勤だと言う息子に任せて出かける。

 現場は暑くもなく寒くもなくで気持の良い一日。最近は春と秋は短いのでこういう日は貴重だろう。慣れたメンバーで黙々と江戸遺跡を掘った。

 帰宅して火曜日なので写経。夏の疲れが段々に抜けて来たのか、色々といい加減になってしまっていることをちゃんとやらなければ、という気になり、やったのはやはり料理。

 夏はソーメンばかり食べていた気がするが、何か常備のおかずをと思いキュウリと大葉とシーチキンの和え物を作る。それと夕食用に茄子の煮びたし。みそ汁を作ろうと思ったら味噌を切らしていて、それだけはまたインスタントになってしまった。

 テレビは点けずに読書。今年は読書の秋にしようと思って。

『七転八倒、百姓記』(菅野芳秀著 現代書館)を読了す。

Amazon.co.jp: 七転八倒百姓記: 地域を創るタスキ渡し : 菅野芳秀: 本

 アフガニスタンの不毛な土地を実り豊かな緑の大地に変えた故中村哲氏のマルワリード用水路と同様、山形県長井市のレインボープランというのは一つの偉業ではないかと思った。台所の生ごみと農地を直結させた完全循環型社会。著者はそれを作った人で本はその自叙伝だ。波乱万丈な人生。日本の農業=日本の危機を訴える一書でもあるが、語り口は面白く、きっと魅力的な人なのだと思う。その人柄が垣間見れるようなYoutube動画があった。

 https://youtu.be/ei95-YjGIWg?si=5Q3xIDc2PBESGyrE

 秋の夜長にピッタリと思いジェイムス・テイラーの『Octover Road』を聞く。低くかけた音楽と秋の虫の声が混ざってさらに秋らしい。

 23時就寝。

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