好きな短編
朝、仕事に行くため駐車場まで歩く途中、公園の前でドングリを拾った。ヘタが点いていてニット帽を被っているようで可愛くて思わず手に取った。
亡くなってしばらく、夢に出てくる妻は病中の時のようなケア帽を被った姿だった。最近は普通に髪もあって元気そうだが(実は昨日の夢にも出て来た)、でもこんなものを見ると反応してしまい、拾うと捨てられない自分がまだいる。中也の『月夜の浜辺』よう。
ドングリで思い出すのはNetflixの満島ひかり主演のドラマ『初恋』の中のこんな話(うろ覚えだが)。
リスはドングリを食べるが食べきれない分は後で食べようと地面に埋める。そしてその埋めた場所を忘れてしまう。多くのリスが同じことをするから埋めたまま忘れられたドングリは結構な数になる。後日、リスに忘れられたドングリは芽を出し木になり、やがて大きな森になるという挿話。忘れることは悲しいが、でも自分のあずかり知らぬ場所でそれは宇宙(コスモス)になっている、という教訓かと思う。
仕事は今日はOさんが休みなので3人。それだけで役割分担が掛け持ちになるがかえって充実した一日だった。
夕食は具沢山のつゆを作ってうどん。今、家にそば、うどん、ともにあるので息子が帰って来たら好きな方、後は自分でやってくれと言えるだろうと思って。自分はうどん。人参、大根、ごぼう、エノキ、鶏肉、白菜、ちくわ。。。。こんだけ入ってれば十分だろう。
複数の本を同時に読む悪癖があるが昨日で掛け持ちしている本が全部読み終わって、さて今度は何を読もうか、と思っているところ。今年は読書の秋にしようと決めてからSNSを見なくなった。良い傾向だと思う。ずしりと読み応えのある大作を読もうかという気持ちもあるが決められず、とりあえず短編集を手にする。ジュンパラヒリの『停電の夜に』。好きな短編集が数冊あるがこれもその一つ。インド系のアメリカ人の女性作家(すんごい美人)。中の『病気の通訳』を読んだ。
停電の夜に (新潮文庫) | ジュンパ ラヒリ, Lahiri,Jhumpa, 高義, 小川 |本 | 通販 | Amazon
最近、なんだかすぐに眠くなる。21時半 就寝。
| 固定リンク
「日記 Re License (2023.6.20~)」カテゴリの記事
- アイリッシュ・ウィスキー『POGUES』で年越し(2023.12.31)
- エビそば(2023.12.30)
- 湯治に行った。(2023.12.29)
- 仕事納め(2023.12.28)
- 今度は温める(2023.12.27)
最近のコメント