ライブ三昧な一日
今日は朝のルーティーンを済ませた後、夕食用にクリームシチューを作って、午後は神保町へ"下村誠17回忌ライブ"を見に行った。
4年前、13回忌ライブというのがあって大変な盛り上がりだったのだが、それをキッカケに起こった一番大きなことは、やはり下村さんのバックバンドだったスナフキンが活動を再開したと言うことだろう。20代の自分の青春期のBGMとして下村さんの歌とこのバンドの音はあったので、聞くと心が乾燥ワカメが水に戻されたようになる。
今日のライブでは下村さんの曲以外には河口君の曲が良くて感慨深かった。ザ・バンドは最初ボブ・ディランのバックバンドだったが、その後、独立してザ・バンドになった。河口君の『完熟トマト』(かな?)がスナフキンサウンドで歌われるのを聞いて、これからそういう風になっていけば良いのだなと思った。またあっちゃんが歌う『ガレキの海を漕いで行く』はもうあっちゃんの歌だなあ、と思った。かっこ良かった。
それと仙台からバンドと一緒に来たラリー。バンドで聞くのは初めてで感動する。『Beautifl Nancy』『夜想曲』『Stardust Blues』『Mr FreeBird』の4曲。特に『夜想曲』。以前、何処かに書いたが、下村さんが亡くなった時、雨の夜に妻とドライブに出かけ車で聞いて二人で号泣(本当に声を上げての号泣)したナンバー。思い出して今日も涙腺がやばかった。
それと13回忌ライブ以後に起きたエポックは『下村誠アンソロジー~永遠の無垢』という本が出来たことで、その編者の大泉洋子さん(本と共にネットに名前があるから実名でも良いでしょう)に再会できたことも良かった。
途中、本の紹介で彼女がMCするコーナーがあったがAmazonのカスタマーレヴューに友人の山ちゃんが書いた文章が読まれて我がことのように嬉しかった。コンサート後、聞くと彼が書いた文章に編者としていたく感激したようで、自分も、一度恩師も含め会えたら、、、と話す。この本に関して大泉さんはいつも"自分一人の力で出来た本ではない"と謙遜するが、ではその協力者(自分も含めて)がこの本を作れたか、というとできないわけで、改めてその情熱に感服す。この17年間、誰も触れなかった下村さんの死んでしまった部分を文字通り生き返らせた本。編集者って凄い仕事だなと思った。
14時開始のライブは17時で終わり、急いで帰って夜は、山口洋×仲井戸麗一×矢板瞳のインスタラブ"My life is my messege"を見た。弟が作詞した『花笠音頭』を3人が歌うのを聞き、またチャボさんが弟の名前を連呼するのを聞いて呆然とする。見終わり弟に電話して、"事故や病気に気をつけろ"と言う(笑)。まさか、ここで一生分の幸せを使い果たしたんじゃないだろうな、と思って。
その後、弟とビートルズの新曲について話した後、YouTubeでこれを発見。一聴(一見)しこれにも感動す。
【完全妄想】ジョン・レノン幻の来日 セットリストガチ予想【ライブ疑似体験】 - YouTube
何だか今日はライブ三昧な(最後は疑似だが)一日だった。
日本シリーズは阪神タイガースが38年ぶりの日本一に。
23時半、就寝。
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