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六君子湯(りっくんしんとう)

 朝一で病院へ行く。六君子湯(りっくんしんとう)という漢方薬を貰った。木曜日に内視鏡検査をすることに決める。

 仕事は引き続き遺物片への注記の作業。事故後、休んでいたK君も来たので4人でせっせとやる。

 帰宅時にスーパーに寄り買い物。いざ支払おうとするとクレジットカードが無いことに気づく。失くしたか?と思い、その場は現金で払って家に帰り事情を話すと、息子が持っていた。土曜日に一緒に買い出しに出かけた際、スーパーの中で知人とばったり会い話し込んでしまい、その間、息子にこれで支払ってと、カードを渡したのであった。息子が「返すの忘れてた」とあっさり出てきて安堵する。

 夜、おでんにご飯少な目。消化に良く暖かいものと思ってそうした。出された六君子湯(りっくんしんとう)が効いたのか腹痛が楽になる。

 NHKの"らじるらじる"で土曜日のピーターバラカンのラジオ『ウィークエンドサンシャイン』シィエン・マガウアン 追悼番組をまた聞く。昨日、シィエンの葬儀の動画を見て感動したばかりなのでそれで。ピーター氏は日本にポーグスを紹介した功績のある一人でもあるのでシィエンに対する思いれも一入だろう。彼のドキュメンタリー映画の追悼上映の声が大きくなりこの22日から上映されるとか。番組で名が挙がったはアップリンク吉祥寺。見に行かなければ。

 数年前、このブログの今は引っ込めてある記事の中で『Fairytale of New york』の歌詞のピーターバラカン訳を丸ごと載せたことを思い出した。それを読む。酔っ払いトラ箱にぶち込まれた男がそこで若い頃の夢を見る。現在の女房も若く美しく、二人は輝かしい未来を思い描いて意気揚々とした感じ。しかし、歌がすすむと呆れた女房が迎えにでも来たのか、現実に立ち返った二人は暮らしにすっかり疲れ果て、口汚くののしり合う。それで「あなたは私の夢を持って行っちゃったのよ」と女が言うと

その夢を俺は今でも大事に預かっているよ
自分のと一緒にしまっているのさ
おれはどうせ一人でやっていけるような
強い男じゃない
君がいなければ夢をもつことさえできないんだ

と、男が言う。なんと美しいクリスマスソングだろうか。

 'Fairytale of New York' played at Shane MacGowan's funeral (youtube.com)
 

 大分、胃が楽になった。六君子湯(りっくんしんとう)、効いてるなあ。23時頃、就寝。

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