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映画『ミツバチのささやき』を見た

 朝、CDでニール・ヤングのアルバム『Comes a time』を聞く。良い一日の始まり。朝食はソーセージをボイルしたものとトマトを使ったサラダ、それと納豆と昨日の味噌汁の残り(具カブ)とごはん。

 再放送の朝ドラ『まんぷく』ではいよいよ主人公がカップ麺の開発をし、手始めにスープを完成させるところ。今の朝ドラ『ブギウギ』は今週から愛助さんとの死別が始まるような先週の予告編を見て以来見ないようにしている。どんな些細なものでも本当にこういうのを見れなくなった。

 仕事に行くと明後日(金曜日)、北区の現場に一日だけ代打で行って欲しいと頼まれ承諾する。

 夕方帰宅時にスーパーに寄り仏壇に供える花を買って帰り、テレビを点けると、今日1月31日は"愛妻の日"とかで花を贈ろうみたいのをニュースでやっていた。夕食はまた息子が作っていてくれて鯖缶を使った炒め物と豚汁。いつもは帰宅して、料理して、、、なので作ってもらうと夜が長い。

 先日、映画『Perfect days』を見に行った時、本編の映画もさることながらもう一つ感動したことがあって、それは上映前の予告編でビクトル・エリセの新作がこの2月に公開されると知ったこと。

映画『瞳をとじて』公式サイト (gaga.ne.jp)

ビクトル・エリセ!思えば東京に出てきて初めて映画館で見た映画はこの監督の『ミツバチのささやき』だった。

Mitubati

 
 73年作のこの映画が当時の新作『エル・スール』(84年)と一緒に公開されたのを見たのだが、当時大いに感動して確か映画館で2本とも2度見た。当時からエリセは"10年に一本の人"のように言われていたが、その後、その通りに94年『マロルメの陽光』(ドキュメンタリー、自分は未見)が発表され、それからは長編を撮ったとの話はとんと聞かなくなった(オムニバスへの短編はあるよう)。

 だからエリセは実質2(3)本で、宮崎駿をはじめ、世界のあらゆる映像作家がリスペクトを表明する巨匠となったのだのだが、個人的にはもう巨匠というより神話的な人物だった。しかも新作は10年に1本どころの話ではなく31年ぶり。サリンジャーが新作を書いた、みたいな話。さらに驚くのはアナ・トレントも出ている。66年生まれのアナは『ミツバチ~』の撮影時は5歳とかで、エリセ作2本目の今作では58歳。こういうのって例がないのではないか。

 ということで、食後、去年夏シネマチャンネルでやっていたのを録画したままになっている映画『ミツバチのささやき』を40年ぶりに見た。以前は映像詩という感想が強かったが、今日見たら、映画制作時のスペイン・フランコ独裁政権へのプロテスト映画であるのを色濃く感じた。圧政に詩情で対抗したというような。『エル・スール』も録画してある。明日、見よう。エリセ監督は現在84歳。新作も見逃さないようにしなければ。

 23時就寝。

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"再生"のうた、を送る

 朝、納豆、冷蔵庫に残していた味噌汁とごはん。

 報告書に載せる遺物を選ぶのに某自治体の事務所に遺物を運ぶ。長い正月休み明けにコロナに罹患したので、会うのが久しぶりの人たちに新年の挨拶(笑)をする。

 封筒にまとめておいた古切手をやっと日本キリスト教海外医療協力会に送る。妻と自分の連名で。

 夜、帰宅すると休みの息子が野菜炒めを作ってくれたので夕食はそれ。美味い。火曜日なので写経。最後に日付を記すところがあるが、令和六年、と書いて、あれ?今までちゃんと六年と書いていたかな、と不安に駆られ、最近の書き溜めた束を見ると五年、としたものがあったので、やはりと思い直す。だが直した後でよく見るとそれは去年12月に方やつ。また直す。何やってんだが。 

 昨日、送ってもらったデータの音楽をウォークマンに取り入れて、仕事の時以外、ほとんどの時間そのアルバムを聞いていた。原稿を依頼されて、一言、二言なら。。。の気持ちで引き受けたのだが、聞いたら結構な量のことばがあふれ出してきて、感動が生々しいうちにと早速文章にして送る。カセットテープの再生ボタンと世界の再生をかけた、ちょっと変わった文章なので少し心配だったが、送ると喜んでくれたようで良かった。

 23時半、就寝。

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咳がしつこい

 朝、スマホに友人から音楽の原稿の依頼。ただ今は仕事でも大量の締め切りを抱え、その上、プライベートでもこの日記以外に何か書くと言うのは難しいだろうと思い、数行のコメントなら、と返信する。と、すぐに大量のデータが資料として送られてきた。早速、数曲、聞く。後は夜にじっくり聞こうと思った。

 相変わらず、倦怠感と咳が抜けない。もうコロナを人にうつす心配はないのだが自分がそれで長く休んでいたことは皆知っているので、ゲホゲホするとさぞ気分が悪るかろうと気を遣う。その度に外に出てゲホゲホする。しつこいぞ、お前。

 夜、夕食は昨日のスープの残りにソーセージを足してアレンジしたものとまだ残っている骨付きチキンを焼いたもの。その後、朝やらなかったので洗濯機を回す。

 Tverで宮藤官九郎の新しいドラマを見る。『不適切にも程がある』。最近、こうしたタイムスリップものが多いなあ、クドカン、お前もか、と思って見ていたら、登場人物たちが突然歌いだしまさかのミュージカル。爆笑する。さすが。

 朝、送ってもらったデータの音楽をじっくり聴いた。長くライブハウスで活躍してきた3つのバンドのフロントマン三人からなるNewバンドのデヴューアルバム。ベテランなのに新人。さて、どう書こう。

 23時半頃、就寝。

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図書館に新聞を読みに行く

 最近、カセットテープ、カセットテープといろんなところで言っていたら、友人がFacebookで昨日の日本経済新聞の夕刊の一面がカセットテープについてだったと教えてくれた。家から図書館までは徒歩7分。朝一で図書館に行って早速その記事を読んだ。

 昨日行った"Waiz"の店主のコメントもあった。映画『Perfect days』と言い、この新聞記事と言い、自分の個人的な事情でマイブームとしていたものが、実は時流に則しているということがままある。いつも真っ新に、フラットにしていると身体が知らずに時流?をキャッチするのだろうか?不思議と言えば不思議な体験。

 カセットテープと言い続けていたが今日はCD。読んだ新聞の記事は、各所、またカセットテープコーナーが出来てそれが大きな市場を形成し始めた、のような内容だったので近くの中古ショップとかでもそうなのだろうかとのぞき行ったらまだそこまでではなかった。

 行ったついでに2枚買う。ヴァン・モリソンの名盤ライブとビーチボーイズの『サーフズ・アップ』(『ディズニーガール』収録)。昨日見たカセットテープは大体2千円弱から3全円だったが中古CDは千円から千円弱。すっかりCDの方が過去のものとなりつつある。でも時代がまた一回りしたら分からないよな、と思う。

 最近、眠りが浅くて、変な時間に眠くなる。買い出しして帰宅したら眠くなり15時頃から眠る。起きてもう夕食の時間。チキンのトマト煮を作った。

 夜は大河ドラマ『光る君へ』『さよならマエストロ』。読書して0時頃、就寝。

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映画『Perfectdays』を見た。

 未明に目覚め、それからずっと眠れなかった。コロナ明けの睡眠障害というやつか?起きて何かし始めてしまうと本当に眠れ(ら)なくなってしまうので、とにかく布団の中にいて目を閉じていた。浅くてもうつつでも少しは眠れていたのか。

 6時頃、布団を出て昨夜の残りのカレーを食べる。何故かいつもより空腹で朝から結構しっかり食べた。

 立川のKinoフィルムで映画『Perfect days』を見た。

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 現在の東京を収めた記録映画のようだと思った。ドラマなどで多くロケされているようでいて、実は許可の面で東京は撮影するに難しい場所らしい。たしかにあからさまな首都高や渋谷の公園などをこうして映画の映像で見るのは意外に今までなかったような気がする。

 翻ってちょっと特殊なキャラクターのように見える主人公だが、本当にそうだろうか、と思った。例えば誰だって自らの生活を定点観測のようにカメラを据えて記録したらきっとこのようなのではないだろうか。毎朝何かの物音を合図に起きだして、昨日と同じようなものを食べて(飲んで)、仕事に出かけ、帰ってきたらやはりいつものルーティンをこなして眠る。もう一人の"小津チルドレン"、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』に似ているなと思った。それに自分の現場はこんな人だらけだ。やっている仕事がトイレ清掃か遺跡の発掘かの違いがあるだけで。

 カセットテープとアナログのフィルムカメラが小道具という以上の役割を果たしていた。音楽に造詣の深いヴィム・ベンダース監督だけに選曲が素晴らしかった。さすが『ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ』を撮った監督。それと主人公と姪の橋の上のシーンは同監督の『ランド・オブ・プレンティ』の変奏だと思った。あちらでは諭すのが姪の方だったが。友人がこれはロードムービーだと言っていた。確かに。

 見終わって映画館を出るとすぐ娘からLineが入って娘も今見終わったところだとか。これから中目黒に向かうと返信する。中央線で吉祥寺まで行き、そこから井の頭線→東横線で中目黒へ。約束の時間より少し早く着いたので駅前の立ち食いそばでイカ天そばを食べた。近頃、イカが取れなくなって値段が高騰し、こうした店からイカ天が姿を消していたが、あるということは少し安定してきたのだろうか?。。。。など考えながら食べた。

 娘と会い、カセットテープの専門店『Walz』へ行く。

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 二人とも『Perfect days』を見た後なので映画の影響のような状況だが、興味の順番から言うとこちらが先だ。テープを聞くようになってから仕事の休憩時間や帰宅してからも、ネットにあるこの店についての記事や店主へのインタヴューを読んだり紹介動画を見続けていたので、入って初めてのような気がしなかった。そして噂に違わず店内の音の良さにビックリ。あまりに音が良くて店の外に出たくない、とは娘の言。御意。テープは見ると欲しいものばかりで気が付くと四つも五つも手にしていたので、これはまずいと思い一つだけにした。選んだのは年末からの流れでポーグスの『If I should fall from grace of God』。定期的に来店してその度一つづつ買っていくと言うのが美しいような気がする。

 その後、目黒駅前まで戻り娘と飲む。普通の和風の居酒屋なのに店員が全員インドの女性と言う面白い店。映画の中で役所広司が銭湯帰りに浅草の居酒屋でチューハイを飲むシーンがあって、それが美味そうでずっとチューハイが飲みたくていたのでやっと飲む。最高。娘とひとしきり映画や音楽について話す。良い時間であった。

 帰宅は19時頃。息子に何か作ってやらなければならないが、飲んですっかり出来上がってしまい、料理を作る気力がないので、帰りがけスーパーで出来合いの総菜を買っていく。味噌汁だけは作った。

 早速、買ってきたテープを聞く。やはりええ。テープを聞くようになってから夜はずっと音楽を聴いているようになって、テレビ、Netflixは見なくなった。それも極端だけど。

 0時頃就寝。今夜はぐっすり眠りたし。

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明日、walzへ。

 朝、昨夜、息子の弁当にした豚の生姜焼きがまだ残っているので自分用にも弁当に詰めた。朝食はソーセージサンドとトマトジュース。味覚がほぼ戻った。嬉しい。昨日聞いたカセットはA面がポリスでB面がサイモン&ガーファンクル。で、朝はサイモン&ガーファンクルを聞く。セントラルパークでのライブ。

 毎週金曜日の朝は会社の一斉清掃の日だが、駐車場にこれから新しい現場に向かう数名がいて今年になって初めて会うメンバーばかりだった。遅ればせながら新年の挨拶をする。自分は室内で相変わらずの原稿書きなので現場に行くメンバーがちょっと羨ましかった。だが皆に「まだ鼻声ですね」と言われるほどはた目には病人然としているらしい。まだ大人しくしているしかないとあきらめる。

 仕事は去年自分が調査した現場の古代の住居址についての報告書原稿。急がされていた原稿は大方終わって今日はじっくり。他社がやった現場のものをデータだけ見て書くことばかりが続いたので自分がやったところは楽だ。そして気持ちも入るというもの。一日があっという間に過ぎた。

 夜、料理していると娘から電話があって沖縄から帰ってきたとのこと。土産は紅芋のクッキーだとか。娘の会社はこれから沖縄の会社と提携するらしくて、そこで知り合った人が異様に映画好きで、娘が若いのに洋の東西、古いのから新しいのまで映画に詳しいので驚かれたとのこと。実は昨夜突然、ある映画の名前が思い出せなくて"何だっけ?"とLineが来ていて返信して教えたところだった。そういうことか。

 それから映画の話になり、明日『The paefect days』を一緒に見に行こうという話になる。が、結局、映画は別々に見て、その代わり中目黒の"Walz"に行くことになる。世界で唯一のカセットテープ専門店。世界中のアナログ音楽マニアの聖地で日本で初めて"グッチプレイス"に認定された場所、と教えたら娘も興味深々。楽しみ。

 で、またテープ。今日はA面がリンダ・ロンシュタットでB面がジャクソン5。それと息子が小さい時に彼専用にと編集したテープも出てきた。小さい頃、電車が好きで、良く『世界の車窓から』を見ていたが、テープはその時にかかった音楽を編集したもの。ビーチボーイズの『スループ・ジョン・B』や『ゴッド・オンリー・ノウズ』、エンヤ『オリノコ・フロウ』、ビートルズ『オブラディ・オブラダ』、ジャクソン・ブラウン『プリテンダー』などなど。泣き止まない時でもこれをかけてドライブするとご機嫌だった。感慨深し。

 23時、就寝。

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土産はういろうとうどん

 朝起きるのがやはり辛い。決して寒いから布団から出たくないということではなく。倦怠感がなかなか抜けない。ただ味覚は戻ってきて朝飯が美味いと感じる。もう少しと言う感じ。

 昼頃、弟から電話があり雑談。なんでも映画『ドライブ・マイカー』を見たのだと言う。自分も妻を亡くした後、最初に見た映画で、身体的に何か跡が残るように衝撃を受けた映画なので色々と話が弾む。もう一度見る勇気は中々出ないがいつかまた見てみたい。

 昼食は“一平ちゃん”。檄ウマ。何故、ジャンクものは味が分るのか(笑)

 今日も息子の夕食はいらないと思い、夕食は冷蔵庫に残っているものをいくつか温めなおして食べる。今日、放り込んだカセットテープはA面がポリスの『白いレガッタ』でB面がサイモン&ガーファンクルのセントラルパークのライブ。ポリスをカセットテープで聴く。とてもいい。

 ワルツの動画を見た。もう一つラジカセが欲しくなる。

 https://youtu.be/yzoMJdmLVTk?si=DL3VSMAH8oNrU6ND

 と、夕食はいらないと思っていた息子が帰ってくる。名古屋の土産はういろうと味噌煮込みうどん。聞くと何も食べてないと言う。自分でうどんを作って食べていた。何か作っておいてやれば良かったと反省。代わりといってはなんだか明日の弁当に豚生姜焼きを作ってやる。

 22時就寝。

 

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ぬか床を捨てる

 朝、すごい倦怠感で起きるのがやっとだった。まだ本調子ではないことを思い知る。寒い一日。予報では日本海側、特に北陸から東北にかけて雪マークが出ていた。

 味覚は大分戻ってきたような気がするが未だインスタントコーヒーだけは不味ず過ぎて飲めない。飲み過ぎる傾向があるので良いこととポジティブに考えよう。それと突発的な咳。コロナ後遺症。何とかならんものか。

 仕事は原稿。こういう事実記載的な報告書の場合、間違いがあってはいけないので、短い文章を書くのにもすごい量の調べ物をしなければならない。今日はそれ。あっちこっちの報告書やネットの記事等を読むのが仕事。それで一日かけてできた文章はA4一枚ほど。一日の終わりに、なんだかなあ。。。と思う。勉強になるから良いのだけど。

 今日は息子が仕事で名古屋に行っていて夜は一人。そういえば娘もやはり仕事で沖縄に行くと言っていたっけ。息子は最初に勤めた会社が名古屋で、そこは相当にブラック企業だったらしく、朝のミーティングで机を蹴飛ばして退社したその足でレンタカー屋に行き、それで東京に戻ってきた。6年前の出来事。それで今はレンタカー屋になった。因縁の地、と、朝言うと、複雑な表情だった。ははは。

 帰宅時に強烈に"一平ちゃん"が食べたくなり買って帰ったが、家に着くとそれほどでもなくなった。明日の昼食にでもしよう。夕食は普通に魚とごはんと味噌汁。

 また山になってなんのクレジットもないカセットテープをラジカセに突っ込むと、昔の山下達郎の『サンデーソングブック』だったので聞く。達郎の声が異様に若くて早口。ジャズ特集だった。スタジオライブのようで達郎がジャズのスタンダードをうたっている。へえ、昔はこの番組でこんな企画もあったんだと感慨深し。

 ぬか床を捨てる。コロナで寝ている間、かき混ぜたりの面倒を一度も見なかったらカビてしまった。残念。この夏から秋にかけて随分世話になったなあ、ごめんよ。

 夜は読書。スタインベックの『怒りの葡萄』。SNSで断片のようなものばかり見せられるのに辟易しているので、こうして長い物語に触れるのは何かの治療のような気になる。

 22時。就寝。

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引き続きカセットテープ

 朝起きてカセットテープをデッキに放り込んで再生を押すとCS&Nの『シャドウ・キャプテン』だった。あの三人でヨットに乗ってるジャケットのあれ。妻の持ち物だと思うけど朝から気分が良かった。

 ここ数日カセットテープで音楽を聴いていたら"音楽愛"のようなものが戻ってきたようで楽しい。こうだったよな、本来。

 自分の音楽体験は世代的にレコードだ。だからかつてレコードからCDへ移行する時にちょっと"愛"が失せたような気になった。だから本当はレコードをまた聞けば良いのだけど、それだとまたステレオセットを購入したり、しても住宅事情などあって大きな音できけないし。。。と色々考えてしまい敷居が高い。だがカセットというのは手軽で良い。ゲリラ戦という気がする。

 今日仕事の休憩時間に中目黒の"ワルツ"という、世界で唯一のカセットテープ専門店の記事を読んだ。

waltz | カセットテープ & レコード from 中目黒 (waltz-store.co.jp)

グッチにインスピレーションを与えた場所「グッチプレイス」に日本で初めて認定された店で、世界中のカセットテープマニアたちの聖地なのだという。これって一種の革命だよな。今度の休みにでも行ってみようかと思った。

アマゾンやめ「実店舗」で成功した49歳男の人生 「元通販のプロ」が実店舗にこだわった理由 | OCEANS | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

 帰宅してひき肉が中途半端に残っていたのでハンバーグを作る。火曜日なので写経。たがうっかり半紙を切らしてしまい、初めてなぞるのではなく、白紙の紙に素で書いてみる。いつもより字は下手だが気持ちは入っていたと思う。今後はもう手本をなぞるのではなくこうしようかと思った。

 で、写経後またテープ。今聞いているのはエリック・クラプトンの『バックレス』。ああ、楽しい。

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仕事初め。Hot Rats

 2024年、仕事始め。やっと。社会復帰というか人間復帰というか。朝の外の空気が美味かった。小学校の裏なので例によって出勤時に合唱の練習の声がさわやかだった。鳥の声が清々しかった。ありきたりな日常というけれど、例えば入院して生還が果たせなかった人たちはこの日常に帰ってきたかったのだと思えば天国とは今自分がいる場所だとつくづく思う。

 会社に行くと実に様々な人たちに声をかけられた。皆、良かった、良かった、と言ってくれて、こういうのは素直にグッとくる。本当に治って良かったなあと思った。

 仕事は原稿。自分が休んでいる間に周囲は随分と進んだようで早く追いつかなければと思う。

 帰宅してすぐ白菜と豚肉のあんかけ風の炒め物を作った。昨日買ったCDラジカセで妻の残したテープの山からフランク・ザッパの『Hot Rats』を聞きながら料理した。

 妻はサックス吹きだったが吹いているところをついに一度も見たことがなかった(写真は見たことがある)。去年、妻の幼馴染だったという人に会う機会があって聞くと、上手だった、と言っていた。

 ザッパを自分はあまり知らなくてネットで調べると『Hot Rats』はロック史に残る名盤、とある。イギリス、メロディーメーカー誌では『ツェッペリンⅡ』を抑えて1位になったアルバムなのだとか。この年になってもまだ聞いたことのないロックの名盤があるのかと思った(そりゃ、あるでしょう)。ユーモアたっぷりな独特なジャズロック(とでも言うべきか)。愛聴盤になりそう。

 https://youtu.be/Hrhk271VY-o?si=54jqSH6XZqpY-tZc

 21時半頃、娘からLine通話有り。今週の中頃、仕事でまた沖縄に行くとか。行く度におみやげというのもだんだん大変だと思うので、沖縄民謡の安いカセットテープを頼む。

 現在22時になるところ。風呂入って寝よう。

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カセットテープを聞く

 昨日、カセットテープを整理していたら某有名シンガーソングライターの初のワンマンライブ、とクレジットされているテープが見つかった。勢いでFacebookに写真ごとアップしてしまったが、聞いてみるまでは。。。。と一抹の不安もあった。なので早速、今朝は起きてすぐ会社に行っていつもラジオ体操の時に使っているCDラジカセを借りて中身を確認してみた。家には今カセットテープを再生できる機械が何もないから。

 それで結果から言うと、多分、以前音はあったのだろうが、その後、ラジオ英会話講座のようなものが上書き録音されていて消えていた。その上書き録音が終った最後に、対バンの人だろうか、ライン録音されたブルーズの演奏が数曲入っていた。がっくり。にわか喜びしてしまった。

 ただこれをきっかにカセットテープで音楽を聴くということに郷愁ともども妙に取りつかれてしまって、その後、ハードオフに行って安いCDラジカセを買ってきてしまった。3300円で三か月間の保証付き。上のテープは上記のようなていたらくであったが、テープは他にも大量にある。それで今日は一日、無造作にそれらを引っ張り出して気の向くままに色々と聞いていた。で、予想以上にカセットで音楽を聴くという行為は楽しかった。何故だろう?当時から一番お手軽で、結構、何でもありの世界だったから、時代や人が色濃く反映されている気がする。それが聞ける。面白い。

 テープは大別すると①妻が自分と結婚する前から持っていたもの、②故・音楽ライター下村誠が突然泊めてくれ。。。のようにやってきた時、宿代?代わりに置いて行ったやつ、③小さい子供を抱え全く貧乏だった自分が、CDなぞ買えぬ代わりに必死で音楽番組をエアチェック(懐かしい言葉だ)したもの、の、大きく3つに分かれるようだ。今日、聞いたのは佐野元春が2000年代初めに毎週土曜日にやっていた番組"レディオ・フィッシュ"を録音したやつで"スポークン・ワーズ"特集という回。いわゆる③。ジャック・ケルアックとセッション経験のある伝説のミュージシャン、デイビッド・アムラムと佐野のリーディングセッションなどが収められていて聞き入ってしまった。随分、マニアックな番組だったなあ、と思う。

 そして夜はこれ↓。

Kasetto

 

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 下村さんの宿代②(笑)だが、デイヴィッド・リンドレー&ハニー・ナッサーのオフィシャル・ブートレグ♯2.プレイング・イーブン・ベターとかいうテープ。ネットにもデータは中々出てこなくて結構貴重盤なのかもしれない。昨日から『怒りの葡萄』を読んでいるので↓の曲は気分がかぶる。と言うか、小説の方もそうだが、こうした曲が今やけにリアルに響く。こういうのをカセットテープで聴いていると。。。迫ってくるものが確かにあるな。

https://youtu.be/vdxfsiP_qsQ?si=g7aIV_gvnFglKwqv

 ドラマ『さよならマエストロ』を見る。23時頃、就寝。いよいよ明日から仕事。長かったあ。

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惰眠を貪る

 朝、普通通りに起きて色々家事をした後にふと布団に入ったら14時頃までまた眠ってしまった。惰眠を貪る。これは自分的にはあり得ないことなのでまだ本調子ではないと知る。

 かといっていつまでも病人気分でいるのは良くないとその後は出かける。好きなCDを聞きながらドライブ。体調的にも気分的にもやはり今はこれをしているのが一番良いと思える。で、今日はこれ↓

Vann


 偉大なるヴァン・モリソン。この音楽を前にして色々と語りたくない。素晴らしい。

 https://youtu.be/3fZEvK2NaV8?si=XpW38gEh2lqs5U87

 帰宅して、妻の遺品を整理しようとしてある箱を開けたらカセットテープがいっぱい入って一つ一つを興味深く見てしまう。自分は未見だが、今公開中のヴィム・ベンダース監督、役所広司主演の映画『Parfect Days』では役所演じるトイレ清掃員の男はカセットテープで音楽を聴くらしい。今、家にはカセットを聞くためのハードが無いので見つけたテープを聞くことができないが、なんだかこうした不便さがとてもクールに感じた。現場でラジオ体操をする時に使うような安いラジカセでも手に入れようか。クレジットが記されているものは分かるが、そうでないものには何が録音されているのか興味深し。

 先日、スプリングスティーンの『Bad lands』のライブをYouTubeで見たら、スタインベックの『怒りの葡萄』が読みたくなって今日から読み始める。昔の、古色蒼然とした訳ではなくて新訳。先回りしてあとがきを読むと新訳にしたのはスピルバーグがこれを再映画化することが決まったのでそれに合わせて、とあった。それもリーマンショックの頃だ。映画はどうなったのだろうか?

 23時頃 就寝。 

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とんかつを食べた。

 一体、何日休んだのだろうか?珍しく長い正月休み(十一日間)明けの、仕事初めの日の朝に発熱しコロナと言うことになってそれからずっと寝ていたので20日くらいか。今日ようやく床上げし、部屋を掃除した。窓をあけて換気し、大量の洗濯をする。

 療養中、ずっと布団に入って熱にうなされていたのかと言うとそうではなくて、高熱になると横になって、解熱剤で熱が下がると、娘の部屋から持ってきた椅子にどっかり座り見るでもなくテレビやNetflixなどのドラマを細切れで見ていた。

 中で"プレバト"と言う番組でとんかつを色鉛筆で描くというのをやっていて、それが異様に美味そうで、もし、コロナから回復したら最初はとんかつを食べようと決め、今日、それを実行に移した。某百貨店の最上階にあるレストラン街に行って少し高めのとんかつ屋に行った。味覚はまだおかしなままだが昨日に比べれと80パーセントというところか。キャベツにもとんかつソースをたっぷりかけてバキバキ食べた。美味かった。ごはん、味噌汁、キャベツはお代わり自由なので以前ならそうしたところ、現在は食欲がサイズダウンした感じなので出された量だけで充分であった。

 昨日の日記で、音楽の出番はこれから。。。のように書いたがそれは事実のようで、自分が最高だと思う音楽を立て続けに聴くと本当に体が、まるで水に戻された乾燥わかめのように感じるから嬉しい。解放感のある曲と癒し効果があるような曲をどれといわず立て続けに聴く。↓を見てイェーイ、と声がでた。

 それとこれ↓。トレイ・アナスタシオのギターが美しい。大分、時間を無駄にしたと思っている病み上がりの身には詩も染みる。

 Phish Lyric: Waste

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コロナ後遺症

 コロナ後遺症というものには色々あるらしいが、目下のところ自分が罹っているのは味覚障害、倦怠感、頭痛などである。味がない、というのはこんなにつまらんものか。ただ、口に入れた途端すぐに変な味というのではなくファーストコンタクト、と言うか、最初は甘いものは甘いし、苦いものは苦。だが、口の中でその味の輪郭が徐々に崩れていく感じである。それで、呑み込む時は何を食ってるのか分からんくらいの感じ。

 もう、薬があるわけじゃなし、自然に回復するのを待つしかないのだろうか。だとすると心身ともに生命力そのものが上がるように生きなければならないと悟る。ここからが、やっと(やっと)、音楽やなにやらの出番なのだろうな。

 昨日、↓見て、ちょっと元気になった。こういうのを見るとロックンロールってアメリカ人の民謡と言う気がする。

 

そして、これ↓。この時のスプリングスティーンと言ったら。

https://youtu.be/LzsAPhGpMkA?si=xkWFuPkVZIsHFK45

 

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コロナ療養中

 このブログが途切れたというので心配して連絡をくれた方が数名いた。ありがたい。実情を話せば自分は今コロナウィルスに罹患し療養中である。11日間続いた正月休み明け、さあ、今日から仕事、という9日の朝、突如、発熱し、病院に行って調べると例のタブレットに赤のストライプがばっちり2本、キマッテいた。

 以来、今日で9日目。療養期間は5日間ということらしく、重症化していない人は大概そのくらいで熱も下がり、周囲にうつす心配もなく社会復帰できるらしい。だが自分は5日目の朝に39度5分という今回の最高値を叩き出すという有様で、二度目の病院に行くと「あれ?まだやってんの?」みたいな顔をされた。

 一番、辛かった(と、過去形でここに書けるということがどれほど幸せなことか!)のは喉の激痛。ほんのちょびっと唾を飲みこむだけで経験したことのないような痛みで、そのためおちおち眠ていられず、唾を呑み込めないから空いたカップ麺の容器に唾を吐きながら横になっていたのだが、情けないったらなかった。自分は全く陰謀論者ではないがこのウィルスに何者かの悪意を感じずにはいられなかった。

 そして嘘のように喉の痛みが突如消えたのは6日目の朝。冷たい水をごくごく飲んで、今回、自分がこの病気で死ぬことはないと確信した。助かった。

 で、その後は熱。特に朝方、高熱を発し、ロキソニンを飲んで下げて、また上がって下げての繰り返し。咳は発病時からずっとのことで、喉の痛みがあった時の地獄のような状態は回避されたが、それでも体力を奪われるようで鬱陶しい。だが、その熱も温度差が段々狭まってきたようで現在は家の中の多少のことならできるようになった。

 目下のところ、問題は味。熱や痛みにばかり気を取られてあまり意識しなかったが、小康を得てみると味がヘンなことに気が付く。見た目と味が一致しないのはなんだか悪いSFの世界にいるよう。さっきチョコレートをひとかけ食べたらクレヨンを食っているようだった。

 写真はこのブログが途絶えたのを心配して連絡をくれたスナフキンのベースのミホさんが送ってくれた湯河原十二庵の"香りのよせとうふ"と"豆乳とおからやきドーナッツ"。ありがとうございます。美味しそうだけど、この味覚のまま食べてしまうか、それとも味が戻ってから食べるべきか思案中。どうせなら美味しく食べたいし。

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 その他にも玄関に喉痛の薬、経口補水液、インスタント食品等を置いて行ってくれた方、食料を送ってくれた方などなど、ありがとうございます。復帰まであとほんの少しというところ。自分はもう大丈夫です。ありがとうございました。

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切手整理。

 休日11日目。

 この長い休みの間にやりたかったこととしてパスポートを再取得することと切手の整理があった。

 切手の整理とは生前妻が集めていた使用済み切手の事。まとめて日本キリスト教海外医療協力会に送るとそれを海外の個人コレクターに売ってそのお金を第三世界の子供たちの医療費にあてるという活動。

 使用済み切手などを寄付する | JOCS 日本キリスト教海外医療協力会 ~医療を通じて、愛を世界へ。~

大きめの瓶の蓋に貯金箱のような刻みが入っていて、人から手紙を貰った際などに切り取ってそこに入れていた。思えば自分と結婚した時にすでにその瓶を抱えてやってきたので随分昔からやっていたのだと思う。

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 世に中に何か大きなことがあると人は色々としてしまうけど、そしてそれは良いことだけど、妻はそういうことはあまり加わったりするのが好きではないようだった。その代わり日常の些細の事でできることを継続してやる。自分は彼女のそういうところを尊敬していた。

 今日はそれに手を付けた。大きめの封筒にがさっと入れて送ってしまえば良いと思ったが、どんなのがあるのだろうと見始まったら中々に面白くて結局、色々に分類して写真を撮ったりしてしまった。送るのをやめて自分でまた切手収集をしようかとも思ったが、それはやめる。それこそ故人の遺志に反するというものだろう。

 そんなことをしていたら結構な時間が経った。明日から仕事。それにして長い休みだったなあ。

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家にいた

 休日、十日目。

 ここ数日、出かけてばかりいたので何となく疲れが出た感じ。今日は一日家にいようと決める。外も急に寒くなったようだし。朝はジャーの中に中途半端に残っていたご飯でチャーハンを作る。洗濯機を回し、掃除。朝からNetflixで昨日配信になった『サムダルリへようこそ』の10話を見た。

 昼、食パン、レタス、ソーセージで簡単なホットドッグもどきを作って食べる。ケチャップと辛子で味付け。ただ辛子をつけすぎた。なので食パン2枚目は普通にいちごジャムを塗って食べた。

 午後眠くなって家の中に一番日当たりの良い場所に布団を敷いて横になったらぐっすり眠ってしまって起きたら15時。すっかり疲れがとれた。

 夕方、散歩がてらに近くのスーパーに行く。途中、電線にものすごいムクドリの群れ。今や害鳥扱いされているが、どうしてこの鳥だけがこんなに増えたのだろう、と思う。新しく現場が始まる際、良く草刈した後などに落ちた草の実を食べにいっぱい降りてくるが、動作がユーモラスで可愛く自分は嫌いではない。ただ人でもなんでも群れていると脅威を感じる。もし、こいつらが一斉に襲いかかってきたら。。。と、ヒッチコックの『鳥』を思い出して勝手にビビる。

 夜はクリームシチュー。

 テレビは18時からBSで新しい大河ドラマ『光る君へ』を見る。平安時代とというと昔『風と雲と虹と』があったが、あれは将門が主人公なので平安末期。あれが一番古い時代を扱った大河ドラマということになっていたはずなので、今回でそれが更新されたということだろうか。大河ドラマの時代劇(というより時代劇全般)と言うと戦国時代か幕末ばかりなので新鮮な感じ。自然、時代考証に目が行った。

 その後、『芸能人格付けチェック』。ワインや食べ物の味が良く分かるというだけで人としての良しあしがきまるわけじないからそれはどうでも、楽器の音色や演奏、ダンスのプロ、アマの見分けなどは、それに携わっている人たちなのでやはり分かった方が良いのではと思った。

 明日で長かった休みが終わる。23時 就寝。

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狭山公園に行った

 連休九日目。

 昨日、高尾山に行きコジュケイの群れを見てもう少し野鳥を見たいと思い、今日は狭山公園に行った。ここに初めて来たのはいつであったろうか。始めてきた時、妻と「子供たちが小さいときにここを知っていたらいつも来ていたのに。。。」と話した覚えがあるので随分後になっての事と思う。そしてバードウォッチングする人へのマナーをうたった貼り紙が所々にあるほどそれをするメッカでもある。

 行ってすぐ狭山湖の水が少ないことに気づく。

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 そのためいつもと印象が違った。それでも水鳥たちはいっぱいいいてスマホではなくコンデジの望遠を効かせて撮る。月のクレーターまで撮れるほど望遠が効くので多少の距離は問題ない。ただ手がぶれるとすぐ対象がフレームアウトしてしまうので撮るのに難義した。三脚を持って来ればよかった。野鳥はいっぱいいたものの中々撮れない。写真は仕事では一眼レフ、プライヴェーとではスマホで撮ることばかりだったので、久しぶりにコンデジで撮ろうとするすると中々カンがが戻らず。以前はもっと楽に撮れていたような気がするが。で↓は今日一番良く撮れた一枚。シメ。いつも凛々しい。

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 公園をひとしきり散策した後、キッチンカーでカフェを営む友人カップルを訪ねた。以前は店舗を構えてやっていた今はキッチンカー。と言うより元々、こうした商売をキッチンカーから始めた二人なのでBack to beacicと言うやつか。元々妻の友人で自分とは故・下村さんがらみで知り合った。美味しいアフリカンコーヒーとホットドッグを頂いた。いい時間だった。

 帰りがけに買い物して夜はナポリタンスパゲッティ。録画したまま未見だった正月ドラマ『侵入者たちの晩餐』を見た。脚本が『ブラッシュアップライフ』のバカリズム。ちょっと映画『半地下家族』に似ていたけど面白かった。名前で見れる脚本家がまた一人増えた。

 22時頃、就寝。

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高尾山に行った。天狗焼き

 連休八日目。

 昨日と同様の理由で今日は高尾山に初詣に行った。同様の理由とは世間は通常営業だが自分は休みということ。ミシュラン三ツ星以来、外国人観光客を含めて凄い人出となってしまったが今日なら空いていると思っての事。

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 朝食中、今日も出勤の息子が店まで車で送ってくれないかと言うのでそうする。日によって多摩地域のいくつかの店舗で仕事しているが定位置は今は高幡。で今日は高幡。そして帰宅して洗濯を済ませた後、10時頃家をでた。

 昨日行ったパスポートセンターは激込みだったので少し身構えて行ったが、行くと"やや込み"程度。このブログを見ると登るのは2022年の6月19日以来。

高尾山に行った。帰宅してソーメン。: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

 登り始めてすぐ、自分より早い時間に登った人たちがすでに下山して来ていてすれ違ったが、何処かの学校の生徒たちが波状攻撃的にクラスごと団体でギャーギャーと駆け下りてきて序盤、閉口す。見るとそうなのは皆、男子生徒ばかりで女子は皆「こんにちはー」と声をかけてくれる。やはり女の子の方が精神年齢が高いのかと思った。

 やや行くと前方親子が嬉々として道の脇の山裾にスマホカメラを向けているので何かと見たら、コジュケイであった。しかも一匹ではなく数匹が群れのように山裾の木の実を食べている。自分もすかさず持っていたデジカメ、スマホで写真、動画を撮った。初詣が目的ではあるのだが、あわよくば野鳥もみれたらと思っていたので嬉しかった。

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腰に不安があるので急がずに休み休みゆっくり行った。

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 薬王院を当初の目的通り参拝する。家内安全と皆の健康、それと北陸復興を願う。おみくじを引くと吉。まずまず。

頂上に着いたのは丁度昼頃。頂上を示す柱?の前で自撮りで写真を撮ろうとしたがどうしてもうまくいかない。で、近くにいた人に撮影を頼む。

 少し休憩した後、早速下山。娘に高尾山に来ているとLineすると山でしか食べられない"天狗焼き"なるものがあるのでそれを食べろと返信があったのでそれが売っている店を探す。

天狗焼(高尾山スミカ) - 黒豆あんこが絶品!行列が絶えない高尾山名物 | 食べもの・グルメ | 高尾山マガジン (mttakaomagazine.com)

店はケーブルカー乗り場の隣で、だが見るとすごい行列。一瞬、やめようかと思ったが、せっかくだからと気を取り直して並ぶ。貼り紙を見ると何かの番組で東京NO1のお菓子として紹介されたのだとか。確かに皆、大事な土産物のようにして箱入りを買っていく。自分はその場で食べるように1個だけ買った。食べると確かに超美味。並んで良かったと思う。

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 下山してもう一つやりたいと思っていたことがあってそれは高尾駅前にできたというビール工房でビールを飲むこと。そして高尾山口駅と一体になっている極楽湯に入ること。だが一駅隣の高尾駅に行ったが店は閉まっていて空振り。だがもう頭の中はビール一色になってしまっているので、もう一度高尾山口駅に戻り、近くのカフェでやたら高いクラフトビールを飲んだ。

 その後、極楽湯で風呂。登山で疲れた体に軽くビールを引っかけたあとなので、入ると名前のような状態になる。

 帰宅は夕方の17時半ごろ。天狗焼きを食べてビールを飲んだ以外、何も食べていなかったので帰りがけにどん兵衛きつね味を買ってそれを食べた。息子用にはレンチンすれば良いサバの塩焼きを買ったので、それと豚汁を作った。

 疲れたが心地よい疲れ。23時頃、就寝。

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パスポートを作る

 連休七日目。

 いつもの正月は三が日のあとに数日休みじゃない日があって、それからまた連休が団子になってある場合、自分は出勤なのが常であった。そして仕事しながら「ああ、今日も休みで大型連休としている人もいるだろうなあ。。。」と考えていた。

 今回は今日も明日も休み。現場も今抱えていないし会社自体が休みということだから微塵も後ろめたさがない。それで通常営業に戻った世間をしり目に何かこの機会にできることは?と考えて。。。パスポートの更新に行った。更新、と言うより切れているので再発行か。年末、娘に天津ー韓国行を誘われたがパスポートが切れていると言って断ったのだった。

 大晦日から基本買い出しに行かなかった(行けなかった)ので冷蔵庫の中はすっからかんになり、また米も切れかかっているので、まず朝一から買い出し。一度帰宅してそれらを収めてから、今度はこれも切れている灯油をスタンドに買いに行った。その後、役所で戸籍謄本を取り、写真を撮って、14時頃、立川のパスポートセンターに着く。

 第一段階に書類申請があってそこで整理券を貰う手筈。最終的な手続きをして発行は後日だが、その第二段階をするのに1時間半から2時間待ちだという。整理券にQRコードがあってそれを読み取ると外にいても今整理番号がどのくらい進んだか、あとどのくらいで自分の番かが確認できるという。便利になったものだ。なのでその間、立川の町をぶらつく。何か食べようかとも思ったが大して空腹ではなかったので、中古レコードや書店などを回って時間をつぶした。

 結局、自分の番が来たのは16時できっかり2時間。12日にできるという。「受け取りの時もこんなに混んでますかね?」と聞くと「今日は特別で、普段は波はあるが大抵空いている」とのことだった。前回は5年用だったが今回は10年用。切れる時、自分は68と考えて驚く。スタンプの数はいくつになるだろうか。だいたいそれまで生きているだろうか。

 帰宅して2017年に作った古いパスポートの写真と今日撮って余った写真をまじまじと見比べた。2017年と2024年の自分。50を過ぎたら見た目などそう大して変わらんだろうと思っていたが、はっきりと老けていた。髪はさらに薄くなり、もみあげの辺りに白髪が増え、顔のシミが濃くなった。ナナオ・サカキの詩、「鏡、割るべし」を思い出す。

amanakuni.net/nanao/sound/kokopelli/06.mp3

 夜は貰ったあん肝をポン酢で食べながらウィスキーを飲んだ。昨夜、養老孟子の番組の裏番組で石田ゆり子の番組をやっているのを録画したやつを見る。イギリスでの動物と人が共存して生きるための取り組みを取材したもの。見ていて犬を飼いたくなった。それにしても石田ゆり子。若い頃より今の方がさらに素敵なのに舌を巻く。

 0時頃、就寝。

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椅子を貰う

 休日六日目。

 天気は今日もスッキリしない感じ。板橋の娘のところに椅子を貰いに行く。一昨日、一緒に映画を見に行った時であったか貰ってくれないかと写真を見せられた。友人が置いて行ったもので立派な椅子だとか。娘の部屋には大きくて場所を取ってしまうらしい。連絡して車で出かける。自分の車で運べるだろうか?まあ、シートを倒したりとかすれば何とかなるだろうと思う。

 ポーグスの3枚目のアルバム『Peace ,Love』を聞いていく。ポーグスというと2枚目が名盤として名高いがこれもなかなか。ボクサーの素手の拳に"Peace""Love"とそれぞれ書いてある。こういうさりげないユーモアも好き。
 
12時頃、娘の部屋に着く。椅子はなるほど娘の部屋には大きくてこれでは確かに場所を取るだろう。車に乗るだろうか?椅子を倒して色々と工夫したらなんとか積めた。

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 積み終わったら何処かで一緒に食事でも。。。と思ったていが、まだ今日は正月三日でどこも休みだろうということですぐに退散する。帰りがけ娘からあん肝と白子を貰う。

 帰りまた環七で行ったががら空きで、かえって甲州街道を曲がり損ねて真っすぐ行ってしまい、まあいいやと世田谷通りで帰る。久しぶりの世田谷通り。以前、仕事で良く通ったのでいろんなことが懐かしい。そして多摩川沿いの道を行ったのだが、これも良く野鳥を見に妻と来た道。相変わらずバンやらなにやらが川面にたくさんいた。

 帰宅するとなんだか悪寒がして、風邪か?と思い焦る。だが熱を測ると全くの平熱。一応、大事を取ってビタミンCの錠剤をやや多めに飲んで一旦寝る。寝て起きると全く体調、気分共に良くなった。

 夜、貰って来た椅子をテレビの前に設えて、NHK・BSで養老孟子の番組を見る。快適、快適。座り心地が良かったせいか落ち着いてじっくり見た。氏がブータンを訪ねる番組。中で養老さんは"メメントモリ"と言う言葉と対のような言葉として"カルぺ・デュエム"と言った。今日の花を摘め、今を生きろ、ということ。覚えておこう。

 その後、Netflixで『ブラッシュアップライフ』を見る。前半、評判ほど面白くないないじゃん、と思って見ていたが、主人公(安藤サクラ)が人生を2周目、3周目。。。。と回を増すごとに物語も重層的になっていて面白くなってきた。そして、見ているうちに実際もこうなのではないか?と思えてくる。一回目の人生でダメだったところ?を二回目でやり直すと、周囲が前の時と少し変わる。2回目での反省を三回目にやりなおすと。。。と、していくうちに色々なことが明らかになっていく。

 さっき養老先生の番組で輪廻転生を信じるブータンの人々を見たところ。だがこれは輪廻というのではなくてパラレルワールド的なことだろう。自分は実は何周目なのだろうか、とか考えた。

 入浴後、ラジコのタイムフリー&エリアフリーでFM長崎のHEATWAVE NewYear Special Program VOL.14を聞いた。山口洋のポジティブなエネルギーを浴びるような1時間。渋谷で車のカギを失くした時の話がすごいと思った。

 0時過ぎ、就寝。

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正月二日。雨

 休日五日目。朝から雨。

 早朝から娘が友達と初詣に行きがてら板橋に帰ると言うので見送る。また息子も今日も仕事だと言うので見送る。正月二日。辺りはまだ暗い時間。さすがにずっと起きているのも。。。と言う気がしてまた寝る。

 また起きて九時ごろ。テレビは昨日の北陸の地震の被害で一色だった。正月で実家に帰省して被災したという人もいるだろう。何という正月だろうか。

 昨日、映画の帰り、何か食べていこうと娘と立川の町を歩いたがチェーン展開しているような店が少し営業しているだけであとは閉まっていた。いつも行っているスーパーも休みで、ちょっとした買い物をしたいのだけどあきらめてずっと家にいた。

 Netflixで『サムダルリへようこそ』を立て続けに見る。陰謀から失墜した女流写真家の主人公が、故郷の済州・サムダルリの村で昔の幼馴染(元カレ)や友人、親などと過ごし、少ししづつ回復していく物語。

「私たちのブルース」「椿の花、咲くころ」にちょっと似たヒーリングドラマ。「哲仁王后~俺がクィーン」以来、自分はシン・ヘソンのファンだが今回も素晴らしい。

様々な修飾語を持つ女優シン・ヘソンの魅力とは|Kカル!|芸能人・著名人のニュースサイト ホミニス (hominis.media)

一気に全部見てやろうと思ったら10話以降はまだ配信されていない。全16話。先の楽しみということで。


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 午後、来た年賀状に返信すべく、コンビニに年賀はがきを買いに行く。まだ雨が降っていて傘をさしていく。帰宅してすぐ返事を書いて、車で中央郵便局にて投函する。会社の至近なのでついでに見回りもする。特に異常なし。

 曜日の感覚がなくなりそうだが、今日は火曜日なので帰宅して写経。いつもより早い時間なのでじっくり、と思って始めたが、休みで生活のリズムが少し狂ってきたのか、書きながらいつもならあり得ない時間に眠くなってしまい書きながら夢うつつ。最後に妻の戒名を一字間違った。書初めなのに修正ありの写経になってしまった。ごめん。

 今年はおせち料理というのは特になく(以前は頼んでいた)、伊達巻、黒豆、昆布巻き等を単品で買ったやつと、娘が新宿のデパ地下で買ってきてくれたつまみ数種で過ごしているが食べきらずまだあるので、夕食はそれプラス雑煮という正月。酒は日本酒、ビール、焼酎、ウィスキーとあるので心配なし。

 17時半頃、思ったより早く息子が帰って来たので、それらで早速に食事、大晦日、元旦、それと今日も仕事だったので息子にとってはやっと正月らしい正月か。乾杯し、NHKの歌舞伎中継を見た。その後、過去の大河ドラマの名場面集、ドラマ『アイドル誕生~輝け昭和歌謡』(作詞家・阿久悠のはなし)を見る。

 腰は大分良くなってきたが、まだ完治せず。引き続き、湿布、カイロを貼る。

 23時半、就寝。

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賀正。映画『ファーストカウ』を見に行った

 休日四日目。

 あけましておめでとうございます。前の辰年の時もこれアップしたな。あれから干支が一周したとは。感慨深し。

https://youtu.be/0uNR_4UdfxA?si=daV1COUhbdM6QVF9

 朝、いつもよりは遅い起床。とは言え6時半頃。息子は出勤ゆえ、改めて新年の挨拶をして送り出す。

 9時頃、娘が起きてきて二人で雑煮を食べる。昨夜、飲んだが今朝は猪口一杯程度お屠蘇。こちらも改めて新年の挨拶をする。

 午後、娘と立川に映画を見に行く。見たのは『ファーストカウ』とい映画。西部開拓時代に偶然知り合った料理人と中国人の男二人が町に初めてやってきた牛の乳を使ってドーナツを作り、売る、と言う映画。『キラー・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッド・ストーンが出ていた。ちょっと昔の日本映画のテイストを感じた。


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 映画『ファースト・カウ』オフィシャルサイト (firstcow.jp)

 映画館を出て歩いていると娘が「北陸の方で地震があったみたいよ」と言うので、ふーん、と聞いていたが、食事(飲み?)に入った日高屋でその地震が思ったより大きなものであったことを知る。津波の注意報が出ていた。

 帰宅してテレビをつけると正月気分が一変していた。見ながら台所のかたずけと夕飯の準備、息子の明日の弁当のおかずなどを作る。

 Netflixで「サムダルへようこそ」を見る。22時頃、就寝。

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