パスポートを作る
連休七日目。
いつもの正月は三が日のあとに数日休みじゃない日があって、それからまた連休が団子になってある場合、自分は出勤なのが常であった。そして仕事しながら「ああ、今日も休みで大型連休としている人もいるだろうなあ。。。」と考えていた。
今回は今日も明日も休み。現場も今抱えていないし会社自体が休みということだから微塵も後ろめたさがない。それで通常営業に戻った世間をしり目に何かこの機会にできることは?と考えて。。。パスポートの更新に行った。更新、と言うより切れているので再発行か。年末、娘に天津ー韓国行を誘われたがパスポートが切れていると言って断ったのだった。
大晦日から基本買い出しに行かなかった(行けなかった)ので冷蔵庫の中はすっからかんになり、また米も切れかかっているので、まず朝一から買い出し。一度帰宅してそれらを収めてから、今度はこれも切れている灯油をスタンドに買いに行った。その後、役所で戸籍謄本を取り、写真を撮って、14時頃、立川のパスポートセンターに着く。
第一段階に書類申請があってそこで整理券を貰う手筈。最終的な手続きをして発行は後日だが、その第二段階をするのに1時間半から2時間待ちだという。整理券にQRコードがあってそれを読み取ると外にいても今整理番号がどのくらい進んだか、あとどのくらいで自分の番かが確認できるという。便利になったものだ。なのでその間、立川の町をぶらつく。何か食べようかとも思ったが大して空腹ではなかったので、中古レコードや書店などを回って時間をつぶした。
結局、自分の番が来たのは16時できっかり2時間。12日にできるという。「受け取りの時もこんなに混んでますかね?」と聞くと「今日は特別で、普段は波はあるが大抵空いている」とのことだった。前回は5年用だったが今回は10年用。切れる時、自分は68と考えて驚く。スタンプの数はいくつになるだろうか。だいたいそれまで生きているだろうか。
帰宅して2017年に作った古いパスポートの写真と今日撮って余った写真をまじまじと見比べた。2017年と2024年の自分。50を過ぎたら見た目などそう大して変わらんだろうと思っていたが、はっきりと老けていた。髪はさらに薄くなり、もみあげの辺りに白髪が増え、顔のシミが濃くなった。ナナオ・サカキの詩、「鏡、割るべし」を思い出す。
amanakuni.net/nanao/sound/kokopelli/06.mp3
夜は貰ったあん肝をポン酢で食べながらウィスキーを飲んだ。昨夜、養老孟子の番組の裏番組で石田ゆり子の番組をやっているのを録画したやつを見る。イギリスでの動物と人が共存して生きるための取り組みを取材したもの。見ていて犬を飼いたくなった。それにしても石田ゆり子。若い頃より今の方がさらに素敵なのに舌を巻く。
0時頃、就寝。
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