コロナ療養中
このブログが途切れたというので心配して連絡をくれた方が数名いた。ありがたい。実情を話せば自分は今コロナウィルスに罹患し療養中である。11日間続いた正月休み明け、さあ、今日から仕事、という9日の朝、突如、発熱し、病院に行って調べると例のタブレットに赤のストライプがばっちり2本、キマッテいた。
以来、今日で9日目。療養期間は5日間ということらしく、重症化していない人は大概そのくらいで熱も下がり、周囲にうつす心配もなく社会復帰できるらしい。だが自分は5日目の朝に39度5分という今回の最高値を叩き出すという有様で、二度目の病院に行くと「あれ?まだやってんの?」みたいな顔をされた。
一番、辛かった(と、過去形でここに書けるということがどれほど幸せなことか!)のは喉の激痛。ほんのちょびっと唾を飲みこむだけで経験したことのないような痛みで、そのためおちおち眠ていられず、唾を呑み込めないから空いたカップ麺の容器に唾を吐きながら横になっていたのだが、情けないったらなかった。自分は全く陰謀論者ではないがこのウィルスに何者かの悪意を感じずにはいられなかった。
そして嘘のように喉の痛みが突如消えたのは6日目の朝。冷たい水をごくごく飲んで、今回、自分がこの病気で死ぬことはないと確信した。助かった。
で、その後は熱。特に朝方、高熱を発し、ロキソニンを飲んで下げて、また上がって下げての繰り返し。咳は発病時からずっとのことで、喉の痛みがあった時の地獄のような状態は回避されたが、それでも体力を奪われるようで鬱陶しい。だが、その熱も温度差が段々狭まってきたようで現在は家の中の多少のことならできるようになった。
目下のところ、問題は味。熱や痛みにばかり気を取られてあまり意識しなかったが、小康を得てみると味がヘンなことに気が付く。見た目と味が一致しないのはなんだか悪いSFの世界にいるよう。さっきチョコレートをひとかけ食べたらクレヨンを食っているようだった。
写真はこのブログが途絶えたのを心配して連絡をくれたスナフキンのベースのミホさんが送ってくれた湯河原十二庵の"香りのよせとうふ"と"豆乳とおからやきドーナッツ"。ありがとうございます。美味しそうだけど、この味覚のまま食べてしまうか、それとも味が戻ってから食べるべきか思案中。どうせなら美味しく食べたいし。
その他にも玄関に喉痛の薬、経口補水液、インスタント食品等を置いて行ってくれた方、食料を送ってくれた方などなど、ありがとうございます。復帰まであとほんの少しというところ。自分はもう大丈夫です。ありがとうございました。
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