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ジミー・ダック・ホームズのチーズバーガー

 今日はうるう29日。今日で2月も終わり。朝、昨夜の炊き込みご飯とコンソメスープ。

 最近、朝、NHK・BSで『マイ・ハンバーガー・ストーリー』というのを見るようになった。去年末の番組の再放送みたい。

アメリカ人のソウルフード・ハンバーガー探訪記 NHK BS4K『マイ ハンバーガー ストーリー』12月29日放送 - amass

アメリカ各地を旅してご当地ハンバーガーとそれを愛する人たちを取り上げる番組だが、実に色んなハンバーガーがあるものだと思う。自分はハンバーガーって昔からあまり食べないが、先日、友人と練馬で待ち合わせした場所がフレッシュネスバーガーだったので、その時、せっかくと思って久しぶりに食べた。美味しかった。

 自分は行く時はほとんどモスバーガーで(てりやきバーガー)、マックはほとんど行かない。前回行ったのは確か生前の妻と、良く行っていた某大型古書店の隣にあるバーガーキングだったが、その時は美味しくなくて、自分がブーブー言い過ぎて妻に怒られたのであった。あれ以来。ラーメンとカレーは良くこうした番組で取り上げられている気がするがハンバーガーは新しい気がした。

 牛の産地・テキサス州フォートワースのハンバーガー、ミシシッピー州ヤズーシティのキャットフィッシュ(ナマズ)バーガー、さらにディープサウスに行ったところの、ブルースマン、ジミー・ダック・ホームズが店主の掘っ立て小屋のようなカフェのチーズバーガーなどなど。

 それで、気になったのはその値段。フォートワースのハンバーガーは7.40$(約1040円)で、ヤズーシティのキャットフィッシュ(ナマズ)バーガーは11$(約1500円)、ジミー・ダック・ホームズの店のチーズハンバーガーは4.50$(約630円)。皆、高くて自分などが手に取れそうなのは最後のやつだけ。これは昨日の『誇りと魂』の回で、今朝紹介していたビーガンバーガーとかだと1個16.80$(約2350円)。今、間違ってアメリカに移住しようなどしたらとんでもないことになりそうだと貧乏人は思うのであった。。。そんな計画別にないけど。

 仕事は相変わらず。

 今日は息子が休みで、自分が名古屋から買ってきた味噌煮込みうどんにしようと食材を買いに行っていたみたいだが、入れ違いで帰宅した自分がさっそくに"おうちでごはん"シリーズの"キャベツのごまみそ炒め"というのを作り始めてしまっていて、うどんは明日にしようと言うことする。

 YouTubeで掘っ立て小屋(と、NHKが行っていたんです)の店主、ジミー・ダック・ホームズの名で検索したら色々出てきた。カッコいい。

 ジミーの店のハンバーガーは市販のパティを焼いてチーズ、トマト、レタス、ピクルスと一緒に挟むだけ。パンが少し焦げている。どんな味がするのだろう。"ブルースの苦みが、ハンバーガーに深みを与えてくれる"と、ナレーション。本当かな(笑)。食べてみたい。



 昨日、母の命日にDr.Johnを聞いていたら、昔、ニューオリンズのホテルから母にコレクトコールしたことを思い出した。オペレーターが母に英語で"この電話受けますか?"のように聞いているのがこっちにも聞こえていて、英語が分からず戸惑っている母に、accept(受ける)って言って!と叫んだら、母が思い切り日本語英語で「あくせぷと?」と言って繋いでもらったのだった。話せるものならまたオペレーターに繋いで欲しいものだ。ちなみにニューオリンズでハンバーガーを食った記憶はない。

 現在、21時50分。風呂入ろうっと。

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母の命日。17回忌。

 朝、窓に朝日を受けてオレンジに光るきれいな富士山を見た。予報では風も徐々におさまっていい日になるとか。ただ洗濯物はまだ部屋干しにした。風が止むまではそれがいいはず。

 朝食は昨日の麻婆豆腐の残りとご飯、納豆。なんでもあるものを引っ張り出して食べた感じ。

 今日、28日は母の命日だった。16年経った。ということは今日まさしく17回忌。16年経つと悲しみというのはこのくらいに癒えるものなのか、と思う。何か供養になることをしてあげたくて考えたが、親不孝を繰り返したこの息子はこの期に及んでも何も思い浮かばず、取り合えずDr.Johnが自らの母親に捧げたという曲をFacebookにアップした。こんな曲知らんと言うかしら。

Dorothy (youtube.com)

息子、娘にも"今日はユリちゃん(そう呼んでいた)の命日なので、供養になること何でもしてやってくれ"とLineする。

 昨日に引き続きの原稿を書いていたら、お使い物を頼まれて午後は府中へ。同じ会社じゃないので同僚という訳ではないが、実質的に20年近く現場で一緒に働いた人が年齢的にいよいよ退職すると聞いて、教えてくれた人としばらく話し込む。見た目も話す内容も全然若い方なのでなんだかもったいない気がした。まだ年度末まで日があるので、最後にもう一度一緒に仕事出来たらと思う。

 帰宅時に和菓子を買い込み、帰ってすぐ母の遺影に供えた。夕食はハンバーグ。ひき肉が余っていたのでパン粉、玉ねぎみじん切り、卵と混ぜてこねて焼く。玉ねぎを切り過ぎたのでもやしと入れてコンソメスープも作る。ご飯は鳥釜飯。丸美屋の素で。

 スマホに録音した韓国語講座で今日もシャドウニング。シャドウニングとは簡単なセンテンスを録音に合わせて読むこと。初めゆっくり、その後、ネイティブに。英語もこうやって練習すれば良かったのかもと思う。勉強と言うより練習。

 母が亡くなった直後に書いた詩を久振りに読んだ。父に先立たれた後、信仰を得てからの祈る姿ばかりが思い出される。

 祈る人 : ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

 現在、21時53分。風呂が沸いたので入るところ。

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風のサキサフォン2

 昨日と同様に快晴だが風が強い一日。風は昨日よりさらに強い印象。

 会社の波板と桟木で近隣と目隠ししている部分が強風で壊れてしまった。一部外れて後は風でばたばたしている状態。なので脚立で登り、バールとハンマーで全体をそっくり取り外す。なにしろ風で飛んで行ってしまって周りの車や家を傷つけてしまったら大変だ。

 そうして約2時間、外した部位に突き出たまま残っている傘くぎを一つづつくぎ抜きとペンチで引っこ抜く作業をする。プラスティックの波板は劣化していてすぐばらばらになってしまってそれも掃除する。風の中なのでちょっとした作業に難義する。しかし、こういう作業があると一日が短く感じる。

 朝からうちの近くの某スーパーを解体している現場で足場が壊れ大きなニュースになっているとか。とか、と言ううのはそのニュースを自分はかなり遅い時間まで知らなかった。夕方、現場から戻ってきたUさんに教えてもらった。

 夜は麻婆豆腐。火曜日なので写経。その後はスマホに録音したラジオ韓国語講座でシャドウイングをする。

 昔、このブログを始めた頃、やはり風が強い日に『風のサキサフォン』というエントリーを書いたのを思い出し、久しぶりに読んでみた。なんか、ちゃんと書いてるな、自分。

 風のサキサフォン: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

 読むとその頃から音楽がこれからどういう媒体で聞かれるようになるのかを話題にしていた。今とあまり変わらなくて苦笑。文章は風とコルトレーンのサックスをかけていて『バラード』のジャケット写真が張り付けてあったりするが、今日はバラードじゃなくて後期のフリージャズになってからという感じ。夜も凄い風。

 23時、就寝。

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空はきれいなのに風が冷たい日

 朝、少し寝坊した。朝食は昨夜のカレーの残りと作り置きのきんぴらごぼう。へんな取り合わせだが。

 天気快晴。空はきれいなのに一日中風が強くて冷たかった。自分は室内での仕事だが現場のメンバーもいるので頭が下がった。天気が悪く多少小雨でも降っていようものなら「少し待機しようか?」と話にもなるがこういう日はそれもない。ただ一日中冷たい風に吹かれてなきゃならない。なんせ快晴なのだから。ご苦労様。

 昼、会社近くのスーパーのいなりずし3個入り280円と野菜ジュース。動いていないので腹が減らない。

 昨日の五郎さんのライブの余韻がまだ残っている。昨日のこのブログには『世界とわたし』のことに触れたが、もう一つ衝撃を受けたナンバーがあってそれは谷川俊太郎さんの詩に曲をつけた『母を売りに』という曲。五郎さんのブログのDaiaryにこの詩に曲をつけたあらましが出ているが、それによるとこの詩は谷川さんと正津勉さんの"対詩"によってできたものだとか。(ちなみに勉さんは昔、それこそ自分がバイトしていた頃「のろ」の常連さんだった一人。散々酒を出したが、自分が辞める頃になって、あの人詩人だよ、とマスターの故Kさんが教えてくれた。)

日記 2022年1月5日 | blog_DIARY | GORO NAKAGAWA - FOLK SINGER

 こういう詩が歌われるのを聞けるのも五郎さんのライブの醍醐味だと思う。↓がその詩。

 谷川俊太郎 3 | miroのブログ (ameblo.jp)

 題名だけ聞くと一瞬『楢山節考』的なものを連想するが、高架下、宇宙服、カセットテープなどのことばでそこが現代、もしくは未来なのかと思う。うまく言えないが『世界とわたし』もそうだけど、聞いていたら自らの死生観を問われているような、ずっしりとした気持になってその余韻が今日もまだ響いていた。

 夕食は季節外れの秋刀魚を食す。身が痩せていて、どうしても息子と昔、亡き母がいわきの市場から冷凍宅急便で箱ごと大量に送ってきてくれた頃の話になってしまう。あの頃は夕食に続くと「また秋刀魚かよぉ。。。」なんて文句言ったりして思えば贅沢だった。

 今夜から韓国語のシャドウイングをすることにした。簡単なセンテンスをテキストに合わせて声に出して読む練習。

 23時、就寝。

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五郎さんのライブに行った。

 三連休最終日。

 今日も朝から雨。この連休中、晴れたのは昨日だけで、昨日人に会っておいて良かった、と思った。今日もまた一昨日のような寒さ。息子が今日から仕事で今日は町田とか。普段より早めに家を出るようで同じ時間に起きたが朝の色々を済ませてまた寝た。なんだかまだ眠かったので。

 再び目覚めた起のは10時半頃。今日は夕方から国立に中川五郎さんのライブを見に行く予定なので夕食用のカレーを早いうちから作った。昼もそれ。ライブは16時半開場、17時開演なので、それに合わせて家を出る時間までスマホでラジオを聴いたり番組の予約をしたりして過ごした。

 国立には15時半ごろ到着。会場はロージナ茶房の隣のビル5階でまだ名前の付いていないホール。3階がリニユーアルした中古レコード店というのでそこで時間をつぶそうと思っていたが閉まっていた。なので近くの書店などをブラブラする。またストラード・ビアンカ、という以前娘の引っ越し祝いにオリーブ木のカットボードを買ったイタリア雑貨の専門店など覗く。

 開場と同時に会場に入る。入口に五郎さんが座っていたので挨拶する。去年の夏、国会の前以来と言うと、あの時は熱中症になりかけて大変だったとのこと。自分もそうだった。

 ライブはワンマン。普段のライブハウスやお店では酒を飲みながらだが、今日の会場はお酒が禁止なのでそれがどう影響するのか。。。と前振りがあったが良いライブだった。『ミスター・ボード・ジャングル』から始まってたっぷり2時間強。洋楽の和訳、新聞記事を歌にしたもの、現代詩に曲をつけたもの、オリジナル、と、例により歌は色々だったが五郎さんが歌うと全部五郎さんの歌になるのが毎度すごいと思った。

 『はみだしくん』を聞いていて、あれ?どこかで聞いたことのあるメロディーだなあ、と思っていたらビートルズの『No where man』だった。そして『福田村の虐殺』を初めてライブでフルに聞く。そしてアンコールの『世界とわたし』と言う曲に感動。終演後、誰の詩、歌ですか?CDか何か音源化されたものはありますか?と聞くとオリジナルでまだ出来たばかりの新曲だとのこと。

 ライブは早く始まったので終わってもまだ19時頃。帰宅して家に着いたのは20時。その後はいつもの日曜日の夜。昼間作ったカレーでカレーうどんを作って食べる。『世界とわたし』の動画がYoutubeに上がっていた。去年のライブ。

  『世界とわたし』中川五郎@caféじみへん2023.9.12 (youtube.com)

 23時頃、就寝。

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練馬に行った。

 連休二日目。

 朝、窓に日差しがあって雨が上がったのを知る。暖かくてホッとする。部屋干ししていた洗濯物を息子がベランダに出す。インフルエンザB型ということでずっと部屋に籠らせていたがさすがにもう飽きたよう。

 朝食は昨日の残りの鍋といわし缶と納豆。食後すぐに昨夜録画しておいたNHKの番組ファミリーヒストリーを見た。取り上げられていたのは卓球の石川佳純さん。昨日、このブログで彼女を取り上げたが、書き終わってすぐ新聞の番組欄のこの番組の所に彼女の名前を見てまた少し驚いたのだった。最近、こういうことが多い。

 昼食はほうれん草バター。食べてすぐ息子に今日は練馬で人と会う約束があるから夜はいない、と言うと、ドライブがてら何処かの駅まで送ってあげようか?と嬉しい申し出。初め断ったが本人もずっと部屋に籠って寝てばかりいたので出かけたいらしいので、それじゃ、と頼む。東久留米駅まで送ってもらう。道中、車でサブタレニアンズの『All door the open』を聞く。良い感じ。

 練馬駅近くのフレッシュネスバーガーで詩集の打ち合わせ。ハンバーガーってあまり食べないが、中でもフレッシュネスバーガーは店に入るのも初めて。せっかくなのでベーシックなハンバーガーとコーヒー、ポテトのセットを頼んだ。なかなか美味しい。

 本づくりについては自分は書くばかりで形にする知識やアイディアが全然ないので、編集とデザインをしてくれる友人それぞれの話を頼もしく、また興味深く聞いた。表紙のデザインをどうするかと聞かれ、本の題名に合わせて 月と金星、と答えたら、デザインのOさんがその場でイメージをパッと書いてくれた。凄いなあと思う。

 その後、場所を変えて飲み会。Oさんが時々手伝っているという店へ。4人でいろんな話をしてひとしきり飲んだ。楽しかった。中で今の若い人に句読点が怖い、と言う人がいるとの話があって面白く聞いた。

 練馬は娘が住む小竹向原と一本で近いので、連絡すると、飲みには行けないが日野まで帰るの面倒ならウチ来ても良いよ、との返事。ありがたい。が、やはり日野まで帰った。

 帰宅は23時頃。0時頃、就寝。

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冷たい雨。ずっと家にいた。

 3連休初日。朝から冷たい雨。寒い。

 土曜日と思ってしまいそうだが今日は金曜日。ラジオを点けるとTBSで『臼井ミトンの金曜ボイスログ』をやっている。確かに金曜日。一曲目が臼井自身の『夜汽車に乗って』。ジム・ケルトナーのドラムが気持ちいい。

 Ridin' on a Night Train (youtube.com)

 YouTubeで日本の卓球選手たちの中国語レベルを検証する動画を見つけひとしきり見てしまう。

 日本卓球選手の中国語力に驚愕!愛ちゃんは神すぎる! (youtube.com)

 福原愛の中国語が上手なのは有名だが、他の選手も皆一様に喋れて凄いと思った。特に石川佳純。こんなに喋れるとは知らなかった。英語が分からず、中国語の通訳をつけてインタヴューに答えるのを見て驚愕す。翻って自分の韓国語はと思うと。。。。語学を学ぶのにモチベーションが上がる。スマホにラジオ番組を録音できるようにしたところなのでラジオの講座を録音して聞くようにしよと思い立つ。

 今日は家にいようと決めたが、昼過ぎ、ほんの一瞬のように近くのスーパーに買い物に行く。後は家にいてたまっていた家事をやったり、読書か、ドラマその他を見て過ごした。

 夜は鍋。水炊き。息子はすっかりよいようだが、用心してまだちょっと引きこもり気味の生活。

 『不適切にもほどがある』。第5回を見る。"肩幅~♪"これはドラマ史に残る名作。涙。

 23時半、就寝。

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寒くてホッとする。

 朝、久しぶりに亡妻の夢を見る。『花遊戯(ファユギ)』の最終回を先日見たからだろうか。分かる奴だけ分かればいい。

 昨日に引き続きとても寒い。寒いのは嫌いだがまだ2月だしこれが正常だとホッとしている自分もいる。インフルエンザB型の息子はすっかり熱が下がったが、下がってすぐは他にうつす可能性があるというので部屋に閉じ込めたまま。朝食は昨夜の野菜炒めの残りとサバ缶、ご飯、納豆。

 会社でも寒いのでほぼ自分のディスクから動かず原稿。普段は少し書いてはふらふら、を繰り返しているのだが。

 今週末はまた3連休。土日月、じゃなくて金土日。寒くなるらしい。何していよう。

 夜は肉じゃがとコンソメスープを作る。自分はそれと山芋を擂ってとろろごはん。

 ネット上にものすごく高性能な英語翻訳のページを見つける。本来有料のもののようだが無料版というのがあった。試しにヴァン・モリソンの数曲を翻訳してみる。歌の歌詞というのも本来コピペできないようにガードがかかっているものだが、これも海外のページにそれができるのを見つける。

 ヴァンの歌ではついぞ歌詞対訳なんぞ見たことがないという歌を翻訳機にかけて、読んで、こんな歌だったのか。。。。と思うことしきり。感極まると短いセンテンスを繰り返し繰り返し呪文のように歌うということがヴァンの歌唱には特徴的にあるのだが、その雰囲気が出ていて笑う。佐野元春がかつてのライブで『ハートビート』を歌う時、真似っこしていたあれですな。Can you hear my ...Can you hear my...Can you hear my...

また、見つけた歌詞のページはヴァン・モリソンに限らず、様々な人の様々な英詩が検索できるのでしばらくこれで遊べそう。

 23時頃、就寝。

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『頭骨辞典』をあげる

 朝、また濃い霧雨。昨日と打って変って非常に寒い。着るものが難しい。インフルエンザで自室に籠らせている息子に声をかけると、もう熱は無いとの事。24日まで出社停止とか。薬が効いているよう。ただ解熱してから数日はウイルスが出ているらしいので伝染らないようにしなければ。

 以前自分が調査した現場で出土した馬歯を写真撮影しようとしている人がいて、ただ上下が分からないと昨日言われた。それで少し前に娘に貰って家にある『頭骨図鑑』を持って行く。

Amazon.co.jp: 頭骨大図鑑スカル : ファッション

哺乳類、爬虫類、鳥類、魚類、人骨までありとあらゆる頭骨が検索できる凄い図鑑。ただ以前はあまり気にしなかったのに、最近、自分はこういうのが苦手で5分と見続けられない。人より好奇心旺盛で何でもじろじろ見てしまうのに。それでこうした獣骨の類は現場で時々出土するし、家にあるより実用的で良いだろうと会社に寄付する。娘の会社に何故かあり、捨てようと思っているというので貰ったが、貰う時もそもそもそのつもりだったのを思い出した。

 午前の休憩時間、ネットで見ていたら村上春樹が書いた小澤征爾の追悼文を見つける。ただ朝日デジタルで途中まで。続きを読むために昼休み、近くの図書館に行ってバックナンバーのコピーを取る。2月11日の朝日新聞。

 午後の休憩時間、ネットを見ていたら山口洋さんのブログに、去年9月に山形県白鷹町で氏がやったコンサートをきっかけに、山形県長井市の鈴木酒造にドイツ育ちの日本人青年がインターンシップに来て、2週間、町ぐるみで交流したという記事を見つける。9月のコンサートの時の前日の交流会二次会のスナック「夜汽車」で、その話が切り出されるのを自分は目の前で聞いていた。「実現すると良いですね」なんて言っていたのだけど実現したと知ってじんわり嬉しくなった。

虹の橋 | ROCK 'N' ROLL DIARY (no-regrets.jp)

 夜は帰宅して、息子用に豚肉、しめじ、キャベツ、もやしで野菜炒めを作る。自分はそれと無塩のサバ缶。それとバナナ。

 録画しておいた小澤征爾の追悼番組を見た。2002年のウィーンフィル、ニューイヤーコンサート。昼間コピーしてきた記事を読んで、スクラップする。

 ずっと切り取るだけ切り取ったままになっている東山彰良の新聞小説『三毒狩り』の第140回~150回をまとめて読む。

 0時近く、就寝。

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初夏のよう

 朝、起きるなり息子が体温計をくれ、というので渡すと微熱があると言う。病院に行けと言って家を出る。

 会社は昨日で一つ現場が終ったようでそのメンバーが戻ってきていていつもより賑やか。自分は相変わらず原稿だが、午後納品の手伝いがあってその運搬で府中へ行く。

 朝のうちは寒いのでヒートテック的なものを上下着て出たが日中暖かいを通り過ぎて暑くなって脱いだ。天気予報では3月やら4月とか言っているが、それを通り越してもう初夏のよう。まだ2月だよ。やはり異常気象だと思う。これで今週半ばから週末また寒くなるとか言っているので体がついて行かない。

 夕方、息子に電話すると日中は寝てしまい今病院にいると言う。ややしてからLineに"インフルエンザB型"とあり。ただ熱は昼間7度台だったが今は36.5度とか。B型は人によってはあまり熱が上がらないのだとか。

 帰宅して夕食を作っていると息子も帰ってきたが自室に追いやって、出るな、と言う。自分は簡単にパスタにインスタントのソースたらこ味、息子にはオムレツとポテトサラダとナポリタンをワンプレーとにして、ご飯が炊けたら後は自分でやってくれと声をかける。自分は娘が使っていた部屋に籠って火曜日なので写経する。

 終わってNetflixで『花遊戯(ファユギ)』の19、20話(最終回)を一気見した。娘が自分にこれを見ろと言っていたわけが分かった。

 23時半、就寝。

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2月19日は。。。

 朝、窓の外を見るとどんより曇っているだけのようだったが、玄関を出ると濃い霧雨が降っていた。しっかりとアスファルトが濡れている。傘をさして出かける。

 昨日、『ストップ・メイキング・センス』を見て、立って、歌ったり、踊ったりしながら見れれば良いのに、と書いたら、そういう風に上映している館もあるらしい。そっちで見れば良かった。そして色々思っていたら何故か村上龍を連想した。80年代のニューヨークのクラブシーンとか似合わないアルマーニとかからか。あのビッグスーツのパフォーマンスのせいか。

 ある時、気が付いたのだが自分の行く書店、古書店で氏の著作がほとんど見られなくなった。かつてはあれほど(あれほど)あったのに(それともたまたま自分が行く書店に限ってのことなのか?)。それでネットで調べようと氏の名前を入れて検索すると、何故か今日の日付が大きく出て来て、ん?と思ったら今日2月19日は氏の誕生日だった。ただそれだけの事なのだが、最近、自分にはこういうことが多い。そして氏に対しては老いとか健康に関するネガティブな記事が多く見られた。

 自分が最後に村上龍の小説を読んだのは何だろうか?『歌うクジラ』かな。書店に少ないのはまさか例のコンプラ的にどうか?ということなのだろうか。今のような『自由』に興味を失ってしまった世界では氏の小説は読まれないといことなのか。『イビサ』『エクスタシー』『タナトス』『メランコリア』とか、今、あの辺の小説を立て続けに読みたいと思った。それと近作の『ミッシング』を。

 夜、肉を食べるのを魚にかえて、間食を止めたらみるみる腹が凹んできた。ただ色んな部位の筋力が衰えたのを感じるようになった。鍛えなければと思う。

 夜、坂本龍一の『async』を聞く。アンドレ・タルコフスキーの架空の映画のサントラとしてこれらの曲を書いた。。。と解説にある。そういえば彼が亡くなった時、村上龍は何もコメントを出さなかった。出せなかった、という方が正しいと思う。晩年、坂本は盛んに『リュウ、小説を書けよ』と彼に言ったらしい。

『カンブリア宮殿』を自分は見ない。あの、ものすごいスマッシュのような小説(新作)を、ただ、また読みたいだけ。

 23時、就寝。

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映画『ストップ・メイキング・センス』4Kレストアを見に行った。

 朝、平日よりも早く家を出て立川に行った。立川シネマシティで上映中の『ストップ・メイキング・センス』4Kレストアを見るために。

映画『ストップ・メイキング・センス4Kレストア』公式サイト (gaga.ne.jp)

2日からやっていたが立川はもう朝の9時5分から一日一回だけの上映。多分来週で終わりだろうという気がする。今日見なければ見逃すことになるだろうと思った。

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 映画について言うことは何もない。音楽映画の最高峰。立川の極上音響上映がとんでもなく極音だったので驚いた。以前、"立川エルヴィスの日"と言うのがあって(今もあるのかな?) 同じように『エルヴィス・オンステージ』を見たが、今回の方が体感的には凄かった。有名なあのデビッド・バーンがラジカセを持ってきてテープのリズムに合わせて『サイコキラー』を歌うシーンの、初めのアコースティックギターのストローク一撃で今回とんでもない臨場感なのが分かった。

 以後、周知の通り熱狂のステージ。インドの映画館のように立って踊ったり叫んだりして見れるなら本当にそうしたかった。(今、エルビスを見た時のこのブログの記事を見たら、その時はアプローズ上映と言ってそれができたみたい。今回もそうすれば良かったのに)。終わった時、心が汗びっしょっりだった。大満足。映画館から出て日野まで走って帰ろうかと思った(見たことある人なら分かるでしょう)。ホントできそうな気がしたよ。

 映画が終ってもまだ10時半頃で、その足で真っすぐ駐車場に寄って買い出し行った。ここからは普通の日曜日。買う品物によって、これはこっち、あれはあっち、と決まっているものがあるので何件かスーパーをはしごして12時半頃帰宅。映画を一本見て来て、家でのど自慢見ている(笑)のがヘンな感じだった。

 15時から先週の続きのラジオ『ボイスミツシマ』を聞く。満島ひかり×友部正人。舞台『百万回いきたねこ』の中の曲を二人のデュエット?で聞けて良かった。今回は番組ごとスマホに録音したのでいつでも聞ける。ことあるごとに聞いてしまいそう。

 夕方から昨日買ってきた料理音楽のカセットを聞きながらポテトサラダを作った。

 夕食はそのポテトサラダとサバの味噌煮缶。なんか缶詰ばかり食べている。 

 夕方に『光る君へ』、21時から『さよなら、マエストロ』を見る。現在、22時丁度。本読んで寝よ。 

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『Measure, Pour & Mixtape』を買った

 朝、仏壇から下げたご飯を"ほしひ"にしたやつをしばらく水に戻し、それから粥を作って食べた。たまごと葱入り。塩なし。それと昨夜の残りのイワシ缶。

 朝食後、少し前に頼まれて書いた、バンド、サブタレニアンズのデビューアルバム『All Doore the Open』 の宣伝用の文章を自分のブログにアップしても良いかどうかWさんに聞く。宣伝担当のメンバーに了解をとってからということでしばらく待つ。しばらくしてOKとの返事あり。

 頼まれた時は自分はまだコロナ後遺症の真っただ中で、おまけに仕事でも原稿が溜まっている状態だったので消極的だったが、送られてきた音を聞いたらみるみると書けてしまった文章。バンド結成のいきさつや、それぞれの経歴などはきっと他の人が書くだろうと思い、考えてちょっと違う切り口で書いた。良いアルバムなので一人でも多くの人聞いてもらいたと思う。

The Subterraneans デビューアルバム『All Doors are Open』のために~"再生"のうた|The Basement Texts (note.com)

 で、今日も"Walz"に行った。サプライズのようなことがあったが、書かずにおく。

 欲しかったのは『Measure, Pour and Mixtape』というコンピレーションのテープ。

waltz online | Various Artists | Measure, Pour & Mixtape | カセットテープの通販 (waltz-store.online)

 お店のインスタをフォローしているが、ちょっと前に入荷したと写真とそのポップがアップされていて、一目で気に入ってしまったモノ。演奏しているミュージシャンは誰も知らないからいわゆるジャケ買い、というやつ。しかも料理する時に聞く音楽とあって毎日料理を作る身としては実用的だ。

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 帰宅して早速買ったばかりのテープを聞きながら料理した。作ったのはカレー。ただ自分はこの一と月ばかりは塩分控え目で小食にしようと決めたので(3月14日に健康診断有り)、これは息子用。自分はまた無塩のサバ水煮缶とサラダ、納豆などで済ました。

 カレーを作り終わった後、買ってきたばかりのテープの詳細を調べようと、出しているレーベルのホームページに行ってその解説文を翻訳機を使って読む。昔、レコードを買い始めた頃、なけなしの小遣いで買ったものなのでひと月そればかり聞いていた。分からなければ分かるまで、嫌いならば好きになるまでという感じ。ライナーノーツを繰り返し読んで、それに飽き足らず、歌詞対訳が無ければ辞書を引き引き翻訳までしようとしたものだが、、、気分はあの頃に近い。楽しい。

Measure, Pour & Mixtape: Music for Cooking | S P I N S T E R (bandcamp.com)

 夜、録画したのを忘れていた『かつて男ありけり』という作家・檀一雄のドキュメンタリーを見た。伝説のドキュメンタリーでナビゲーターは故・高倉健。晩年の一時期ポルトガルに暮らした檀の足跡を高倉が訪ねるもの。若い頃の、娘の檀ふみが流した涙が美しかった。そして檀流クッキングの作家がもし生きていてこのテープを聞いたら何というだろうかと夢想した。

 23時半、就寝。

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ハチミツ

 朝、息子が激しく咳をしているので聞くと今日休みなので病院に行くつもりだと言う。熱を測らせると平熱。ただ子供のころからの喘息があるので久しぶりにそれが出たのかと思う。このところ気温や気圧の変化が大きそうだし。

 今朝は仕事でもしかしたら自分の車を使うことになるかもしれない要件があるので、車で出社。聞いていく音楽を何か...と思ってCDの棚から無造作に一枚とるとスピッツの『ハチミツ』だった。スピッツは大ファンとかそういのではないけれどこのアルバムは昔から好きだ。以前、韓国人の女性から韓国語を習っていた時があって、その人がとても日本語が上手なので「どうやって勉強したのですか?」と聞くとスピッツを聞いて。。。と言っていたっけ。確かにきれいな日本語だし聞き取りやすい。

 ストリーミングで音楽を聴く人が聞き始めてすぐ歌が始まらないとスキップしてしまうというので、最近の楽曲は前奏をあまりつけないと何かで読んだ。スピッツの「ロビンソン」は前奏が長い。しかし、数年前、この曲がYouTubeの動画再生数1億回を突破したという記事を読んで、やはり良い曲なら皆聞くんだなと当たり前のことを思った。改めて聞くと詩がやはり素晴らしい。

 Spitz (スピッツ) 08 - Robinson (ロビンソン) (youtube.com)

 90年代は自分はやっと定職に就き、結婚し、子供ができ、という時代で、一番音楽を聴(け)かなかった時代かもしれない。金もなかったし。だけどその頃スピッツはそこらじゅうでかかっていて聞くでもなく聞こえていた。タモリの空耳アワーで、ウララ、宇宙の風に乗る、という歌詞を、浦和二中で、カブに乗る~、と替え歌していたのをいつまでも覚えている。アルバムを通して聞いたのはずっと後の事だが、「ハチミツ」は個人的に初期のサイモン&ガーファンクルのアルバムと同じオーラを感じる(同じ種類の音楽という意味ではない)。エヴァ―グリーン、いつまでも瑞々しいということ。朝から気分が良かった。

 仕事は原稿。大方終わったってきたがどうせやることになるのだろうという現場の分があって先回りしてそれを書き始める。

 昨夜、ラジオ番組をテープに録音しようと原始的な方法で失敗したので、今日はせめてと思いスマホのラジコやらじるらじるを録音できるアプリを入れる。すると今度はそのアプリには聞き逃し放送を録音する機能がなくて、PCで無料ソフトを探して入れたら今度は使い方が良く分からない。完全に『不適切にも~』の阿部サダオ状態。

 という訳で(という訳でもないが)ドラマ『不適切にもほどがある』を見た。23時半、就寝。

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風が強い日

 朝、いわしの缶詰と納豆とご飯。味噌汁はやめてお茶。減塩、減塩。

 今日も暖かいとの予報なのでまた自転車で出勤。ただ夕方から風が強くなるとか。自転車はママチャリでギアが3段あるが、時々、ギアの切替が出来なくなる。もう古いからだましだまし川沿いの道を行く。ちょっとペダルを漕いだだけで足が弱っているのが分かる。

 正月休みは高尾山に登ったり、周辺を努めて歩いたりしていたのに、その後、コロナで十日近く寝ていたのが効いたと思う。しかも仕事も今は現場ではなく毎日PCの前に座っているだけなので弱るわけだよ。それもあって自転車通勤にしたのだがどうしたものか。本当は歩けば良いのだけど。

 昼休みはスーパーの鮭おにぎり1個と青汁(無糖)。上に書いたのと同じ理由で腹が減らん。これで十分。

 予報通り帰宅時には風が強くなって走る方向によっては難義する。暖かい南風。まだ二月だと言うのに。

 昨日、満島ひかり×友部さんのラジオを聞いたが、なんだか録音を残しておきたくなって色々思案する。聞き逃しをPCで聞くらじるらじるの音声をどうにか録音できないかと考えた。機能が充実した機器がある家ならなんて事の無い作業なのかもしれないが、うちのはそんなのじゃないし。

 どうしようと考えて、カセットテープレコーダーをPCのスピーカーの前において原始的に録ることにする。大昔、まだラインで録音するという知恵が無かった頃、歌番組のテレビの前でガチャっとやったあれ。最近、カセット、カセットと言っているわけだし。ただどうしたわけか、チェックするとハードオフで買った安物のラジカセは再生はなんの問題もないのに録音ができないのだった。ガックリ。夜、一人でこんなことをやっていて、結局、番組2回目をフルに聴いてしまった。

 今日は息子がまた遅いと言うので食事は自分の分だけ。いわしの缶詰を鍋に開けて、そこにやはり缶詰のカットトマトを入れ煮る。ニンニクのみじん切りを少々入れ最後にネギを散らす。煮立ったころに豆腐を入れた。塩コショウはせずの料理だが、見た目はなんだかスンドゥップチゲみたいに見える。偽スンドゥップチゲ。ただ思ったよりも美味。減塩ということを意識したら実験精神が湧いてきて作るのも食べるのも楽しくなったような気がする。

 明日からは気温がぐっと下がってまた寒くなるよう。窓の外で『見張り塔からずっと』の歌詞みたいな風の音がする。風呂はいって早く寝よ。現在、22時45分。

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メジロ、居ず

 朝、完全絶塩食。納豆なんてタレも何もかけずに食べると口の中でもさもさモグモグしてしまう。食べるものそれぞれがこんな味だったのか、という感じ。素材の味。

 暖かいので久しぶりに自転車で出勤。

 2月だけど暖かくてテレビでは3月下旬だが4月上旬の暖かさとか言っている。昨日、昼休みに会社の周りを散歩していたら近くの梅の木が満開で、そこにメジロがその花の蜜を吸おうと鈴なりにたかっていた。淡いピンク色の花の中を黄緑色の生物がせわしなく蠢いていた。

 メジロと言うと人の気配に敏感で写真を撮ろうとしてもすぐに逃げてしまう印象だが、それが逃げようともせずに皆夢中で蜜を吸っていた。それを見て暖かいのは良いことのようだけどやはりこれは異常気象なのだと思った。今から夏がどんなだかと思って怖気ずく。

 今日の昼休み、そのメジロのすずなりを写真に収めようとミラーレススデジカメを持参してまたその梅の木に行ったがもう一匹もいなかった。

 会社の皆にチョコレートが配られ、自分も貰う。別々のナッツで三個入り。

 友部さんのホームページの日記のコーナーをたまに覗くが、以前、そこにNHKの満島ひかりの番組に出たとあり、その放送予定日が記してあった。これは聞かなければと思っていたのに忘れてしまい、また見ると放送は先週の日曜日11日。しかし、今はラジコとかNHKなららじるらじるとかで聞き逃しの放送もPCで聴けるので、帰宅後、早速聞く。

 二人の出会いは満島ひかりが出演した舞台ミュージカル『100万回生きたねこ』に友部さんが詩(曲?)を提供したのがきっかけだとか。番組を聞いて、まずはそのミュージカルの歌を聞いてみたいと思った。今回はPart1で今週末の日曜がPart2。『百万回~』の歌はPart2でやるらしい。聞かなければと思う。

 夕食はキャベツともやしのたまご包み、オムレツを作った。キャベツを千切りしそこにもやしを加え、5分間、レンチン。たまご2個にマヨネーズを少量加えたものをよく溶いてフライパンで焼く。そこにさっきのキャベツ&もやしを乗せて包むだけ。減塩料理だが、マヨネーズは色々ある調味料の中でも塩分が少ない方らしい(入れ過ぎれば同じだが)。遅く帰宅した息子にも作ってやると、これは美味いと言っていたので定番にしようか。

 息子に昨日のクィーンのコンサートで買ったTシャツとプログラムを見せてもらう。

 娘に電話すると体調を崩して会社を休んで寝ているとか。腹痛を伴う風邪とか。たいしたことないと言うが心配。

 23時、就寝。

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息子がクィーンのコンサートを見に行った。

 初めはプラレールだった。ロンパースを着てハイハイしながらそれでブーブー言って遊んでいると思ったら、いつしかそれがトミカになって、気が付くとF1の番組を見るようになっていた。そうしたモータースポーツに自分も妻も興味は無く、だから子供って本当に不思議だな、といつも話していたっけ。

 そのF1の番組のオープニングの曲は初めスクェアというヒュージョン系のバンドの曲だったが、その曲がすっかり耳に馴染んだある日、それが突然クィーンの『フラッシュゴードンのテーマ』(!)に変わって全てが一変したのだった。フラッシュ!ああああ~宇宙を救え!というアレ。その後、息子の勉強机にクィーンのオリジナルアルバムが一枚、また一枚と増えていった。

 Queen - Flash (Official Lyric Video) (youtube.com)

。。。。。と、何が言いたいかというと、今日、息子がクィーンのコンサートを見に行った。場所は東京ドーム。何故、成長記のようなところから長々書いたかというと、息子が映画『ボヘミアン・ラプソディ』以降からの俄かファンではないということ。生粋の、という言葉が相応しい。そしてそれは母子二代にかけて、ということでもある。今回のフレディ亡き後のボーカルはアダム・ランバートだが、2005年のポール・ロジャースの時は妻が家事の手を止めてトコトコ一人出かけて行った。帰宅して「どうだった?」と聞くと満足そうな顔をしていたな。

 クィーンが登場した頃、自分はまだ中学生で、自分より二つ上の上級生たちに音楽好きな人たちが一ぱいいて、その人たちがレッド・ツェッペリンやディープパープルやキッスのLPレコードを持ってきては昼の給食の時間によく放送室からかけていた。クィーンもその中の一枚という感じだった。その年齢の頃の二つ上というと凄く大人に見えて、だからその辺のアルバムジャケットは今でもとても大人な雰囲気に見える。(『ツェッペリンⅡ』とかクィーンの『Jazz』とかジェフ・ベッグの『スキャッターブレイン(ギター殺人者の凱旋)』とか)。

 今日、朝、出がけにコンサートのため有休をとった息子に「Tシャツ、買ってきてあげようか?」と言われたが断った。俺のためにあんまり金使うなよ、と言ったのだが、仕事の休憩中ネットで今回のグッズを見たら中々にカッコいい。やっぱ一枚頼めば良かったかな。

 今日は一日、減塩食。朝はサラダにレモン汁、たれなしの納豆、豆腐、サバ缶が体に良いと聞いて夕食はそれとほうれん草のごま油炒め。なんであれ醤油で味付けしてあるようなものはすべてカットする。続けなければ。

 火曜日なので写経。その後、録画してある映画『フラッシュゴードン』を見てしまおうかと思うが止める。代わりにこれを見た。息子はブライアン・メイを見に行くと言っていたし。

 【ブライアン・メイ】ハードロック魂炸裂!クイーン名曲10選 - YouTube

 現在、23時前。息子はまだ帰ってこず。楽しいんだろうな。オレがビートルズコンサート見に行くようなもんか。

 様子は明日、聞こう。もう寝る。

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減塩、減塩

 3連休の最終日。朝食は昨夜の炒め物と味噌汁の残りでご飯。

 天気は良いが風が冷たい一日。昨日、買い出しの時に買い忘れたものがいくつかあってそれを買いに行く以外はずっと家にいた。体調が微妙。コロナの後遺症で未だに変な咳が出る。また喉の奥に何か張り付いたような違和感があって気持ち悪い。今日も映画でも見に行こうと思っていたのだが大事をとって止める。

 昨夜遅くに娘からLineに写真が来て今京都にいるとか。南座でこの秋、歌舞伎で『あらしの夜に』が再演されるという看板を見たとその写真。まだずいぶん先の話。

 歌舞伎『あらしの夜に』は初演の時、歌舞伎座で妻と見た。ガブが中村獅童でメイが松也で、いい芝居だった。歌舞伎の演目として再演が繰り返されていつしか定番になるだろうと思っていたが、やはり。配役はだれなのだろうか。京都まで見にいかないけど。

 31度目の歌舞伎 「あらしのよるに」: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

 夜は肉じゃがを作った。少し多めに作ったので残ったら明日の弁当にしよう。

 食後、少しして娘に電話すると今帰りの新幹線の中だとか。東京に着いたら電話するというので一旦切る。そして21時ごろ電話があって少し話す。京都、大阪、神戸と遊んで来たという。会話の中で今日の昼間、鼻の中を傷つけて鼻血を出した件を話したら異様に心配されて失敗。娘は自分が血圧が高いのをとても心配していてこういう話題には敏感だ。母親(妻)のこともあったので余計に。言わなければよかった。

 電話を切ったあと少しして今度はLineがあって、何でも宇多田ヒカルのコンサートのチケットを今二人分予約中で、取れるかどうか分からないけど8/3(土)、血圧を下げて明けておけとの事。ハーイ。こういうのを鼻先にぶら下げておけばちゃんということを聞くだろうと思っているのか。父を良く分かっている娘だなあ(笑)。明日から減塩、減塩。

 23時半、就寝。

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リストバンド

 朝、昨夜変な寝方をしたのでちゃんと眠れているんだかいないんだか。朝食はごはん、目玉焼き、細かく刻んだネギをたっぷり入れた納豆、それと豆腐とわかめの味噌汁。

 先日手に入れたポール・サイモンの『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』を相変わらず聞いている。この音楽には中毒性がある。2016年の作品。もっと早く聞けば良かった。五郎さんも本に書いていたが聞いていて全く飽きない。しかし、自分が持っているのは輸入盤なのでどうしても歌詞を知りたいと思った。こういう時、耳で聞いて直接分かる英語圏に生まれていればと思う。だからと言ってそのためだけに日本盤をもう一度買い直すのはどうも。。と思う。

 色々考えて、そうだ、図書館で借りよう、という結論にたどり着く。視聴覚資料が豊富な図書館を調べてそこで借り、解説や歌詞対訳だけコピーしてすぐ返せばよいのだ。この辺りでは府中の中央図書館に資料が豊富でネットで検索したらやはりあった。

 このような些細な用事を一日仕事にしたくないので早速にでかけ早々に帰ってこようと思って図書館の開館時間に合わせて出かける。空は晴れていて散歩がてら気持ちいい。朝のうちまだ寒くてダウンを着て出かけたが、途中、暑くて脱ぐだろうなと思った。案の定そうなった。

 で、予定通り、借り出して図書館の目の前のコンビニでコピーしてすぐ返す。帰宅するとまだ11時前だった。息子がやっと起きてきたところのよう。

 昼食はパスタ。インスタントのパスタソースをかけて食べる。たらこ味。と言うか冷蔵庫に食材らしきものがそれしかない。なので食後、買い出しに出かける。主夫は中々大変なのだよ。

 買い出しが終り帰ると入れ違いで息子が友人に会いに出かけるところだった。夕食はいらないとか。それで午後の遅い時間にようやくコピーした解説&歌詞カードを見ながらまたゆっくり『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』を聞いた。

 解説を読んで初めて知ったのがハリー・パーチという人。1930年代の大恐慌時代にホーボーとして放浪や収容所暮らしをし、それでも道端の新聞売りの声や、人の会話の抑揚、町の音からそれらを既成の12音階で表現するのは無理だと1オクターブ43音階という独自の音楽理論を編み出した人なのだとか。そうしてその理論に合わせた楽器を次々に発明していったのだという。

 このアルバムにはパーチ―が作った楽器が実際に使われ、創造の泉が全く枯れてしまったと思っていたポール・サイモンは既成概念にとらわれないハリーから刺激を受けてこのアルバムを完成させたという。どおりで耳慣れない楽器の音や生活音、車のクラクションなどが入っていると思った。

 中に『リストバンド』という面白い曲がある。コンサートのリハの途中、ちょっと裏口からたばこでも吸おうかと外に出たら戸が閉まってロックがかかってしまい、そうすると会場の正面に回って入るしかないのだが、そうしようとしたらスタッフを証明するリストバンドが無いから入れない、と言われるいう歌。ユーモラスな歌だが、それだけで終わらないのがさすがポールサイモン。この歌の最終ヴァースはこう。

 暴動はゆっくり始まった
 まずは家なき者 貧しき者
 次第に中心部まで広がった
 永久にリストバンドを持てない街
 クールなブランド品に手が出ない若者
 彼らの怒りは一触即発
 一生リストバンドは手に入れられない
 リストバンドがないんじゃ
 このドアは通れない
 このドアは通れない

            丸山京子訳

 
 パーチが1930年代の"あの時"をもろに生きた人ということで、自分は今読んでいる『怒りの葡萄』(やっと前巻が終るところ)の物語とこの歌が重なった。

 YouTubeを見たらこの歌のライブ動画があった。バックはパンチブラザース他。



 夕食豚肉、キャベツ、もやし 卵で炒め物。味噌汁の具ももやし。食後、大河ドラマ『光る君へ』と『さよならマエストロ』を見た。

 23時半、就寝。

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映画『瞳を閉じて』を見た

 朝、朝食はシラスおろしと豆腐わかめの味噌汁。納豆。

 朝刊の一面に小澤征爾氏死去の記事。自分が子供だった頃、世界の~というのは世界の黒沢か、世界の小澤くらいしかいなかった。その後、世界の坂本、世界の北野とかになって今に至るわけだが。 

 ベートーヴェンの第九のCDをフルトベングラー、バレンボイム、サイモン・ラトル、小澤征爾とそれぞれの指揮で4枚持っているが一番手に取るのは小澤征爾とサイトウキネンオーケストラのそれである。クラシックに関してはそれぞれの違いを語るような知識も言葉も持っていない。ただ自然とそうだ、というだけ。昔、バンドの真似事をしていた時小洒落た女の子の名前を冠した歌を作ったことがあって、それは当時ラジオ劇でやっていた氏の『僕の音楽武者修行』に出てきた女性の名前から頂いたものである。ごくごく個人的な思い出ではあるが。冥福を祈る。

 今日は朝一から映画館に行った。見たのはビクトル・エリセの31年ぶり!の新作『瞳を閉じて』。映画館の前でばったり友人に会ってビックリした。聞くと友人も見に来たのだと言う。他にも開館前から多くの人がいて、見ると自分と同世代かやや上の方々。エリセの『ミツバチのささやき』はいわゆるミニシアター系なるものを巷に根付かせるきっかけになった映画とも言えるものだが、当時のブームを覚えている世代ということだろうか。

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 映画は"映画についての映画"。かつて映画監督だった男が自らの映画の主演を務めている途中に失踪した俳優(親友でもあった)を探すというストーリー。中に劇中劇のような映画が出てくるがそのクオリティの高さが贅沢だなあ、と思った。それももちろんエリセが撮ったものなのだから当たり前なのだが。

 5歳のアナ・トレントが50代のきれいな女性になっていたので溜息。そしてビクトル・エリセは映画館で映画を見ると言う経験が持つ力を心底信じているのだなあ伝わるラスト。感動した。この映画の上映を記念して今月半ばから『ミツバチのささやき』と『エルスール』が特別上映される。先日、復習のように家の録画で2本とも見たが、もう一度、映画館で見てみようか、という気になった。

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 映画館を出てから友人と、先日コロナ明け直後に行ったとんかつ屋で食事。コロナ明けはまだ味覚が少しおかしかったので近いうちにまた来ようと思っていた店。今日は素直に美味かった。ひとしきり見たばかりの映画の話をする。待ち合わせたわけでもないのにこういう展開になって嬉しいかった。

 帰宅して、夕方にちょっと眠くなってきたので少し眠るかと思って横になったらぐっすり眠ったしまう。いつも始発電車の音が遠くに聞こえ、それを目覚ましがわりにしているが、電車の音で起きて、さあ、今日は何しよう。。。と思って時計を見たらまだ23時。いつもなら寝る時間。日付も変わっていなかった。なのでまた寝るが眠れなくてこれを書いている。

で、また寝る。0時頃、就寝。

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アンビエント

 朝、車でDaisuke Tanabeの『Before I Forget』を聞いていく。

before I forget - Daisuke Tanabe | clubberia クラベリア

アンビエントという言葉を自分は長く知らなかった。自分の世代的に簡単に言うと"環境音楽"というやつだろうと理解しているがそのジャンルには全く疎い。

 初めてその言葉を聞いたのはこのCDの本人からで、以前自分の現場にいた。音楽をやっていると言うのでどんな音楽やっているの?と聞くと アンビエントです。と言ったのだ。もう15,6年前の、新橋、虎ノ門の現場でのこと。それで彼が辞める時、上のCDを餞別のようにくれた。それとアナログの、LPとEPの中間のようなレコードも。

 最近、例の「Walz」のオンライン・ショップを見ていたらアンビエントというジャンルのものが少なからずあって、それで彼とこの貰ったCDのことを思い出した。当時は生活が大変そうでお昼も食べないようでいたが、インテリジェンスとユーモアのある面白い人だった。武田百合子の『富士日記』を熱心に読んでいたっけ。

昨日、ネットで調べたら彼の記事や作品が色々出てきた。彼はもう世界的なミュージシャン。今になってアンビエントという音楽のとっかかりとするには、良いきっかけだと思う。

Daisuke Tanabe | RADIUS (rdus.jp)

 夜、夕食は鮭のバター醤油焼き。テレビは『不適切にもほどがある』の第3回。

 実は今日の夕方まで今週末が3連休なのを知らなかった。最近は月~金の日々の方が好きで、長い休日は少し苦痛だ。ヴィム・ベンダース曰く、ルーティーンは人生に構造を与え、その余白が真の自由なのだとか。全くそれ。何してよ。

 23時頃、就寝。

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古切手の受領確認証が来た

 朝、昨夜のうどんつゆを汁物にしてきんぴらごぼうと納豆でご飯。

 納豆は辛子とタレが付いてないものをわざわざ買っている。あの小さな袋が自分は邪魔なのだ。使ってもゴミとして出るし、使わないと使わないでいつまであって溜まって始末に困る。辛子はチューブのもをちょっと足せばいいし、醤油もそう。時々そばつゆとか。発酵ものが体に良いと聞いて糠やらなにやら色々試したが、何のことはない。朝、一パック納豆を食べれば良いだけではないか。

 再放送朝ドラ『まんぷく』ではいよいよインスタントラーメンづくりの第2の難関、乾燥麺開発へ。現在の朝ドラ『ブギウギ』ではいよいよ『東京ブギウギ』の発表直前。

 久しぶりに普通に車で出勤。カーステレオの音楽はビーチ・ボーイズの『サーフズアップ』。

 原稿の仕事の傍らでずっと納品できずにいる写真データを納品用にDVDに焼くのをやる。そうしているうちに終わったと思っていた原稿を色々直すことになって・・・結局そんな一日だった。

 帰宅して郵便ポストを見ると公益社団法人日本キリスト教会海外医療協力会切手部から受領確認証のハガキが自分と妻の連名で届いていた。ハガキの隅にQRコードが付いていて読み取ると"ご自宅からタンザニアへ~オンラインスタディーツアーを開催します"とある。参加してみようと思って予定を見ると平日の昼間。ちょっと無理だろう。

タンザニア・雨宮春子(助産師) | JOCS 日本キリスト教海外医療協力会 ~医療を通じて、愛を世界へ。~

昔もあることをきっかけにこうして一時ペシャワール会に入ったことがあった。マルワリード用水路を作っている頃。懐かしい。来たハガキを仏壇に手向ける。

 夕食は鶏肉とたまごで親子煮。それとまだ残っているうどんつゆ。少し野菜を切って追加する。

 夜、また『花遊戯(ファユギ)』を見る。第11回と第12回の前半ちょっと。韓流ドラマは最後を次に引っ張るような場面で終わるようにできているので、こういう見方をすると一気見のようなならずに済む。

 ビートルズ愛が凄いサッカリンという人のYouTube動画を時々見るが、最近はビートルズじゃなくてビリー・ジョエルをやっている。昨日、どんなもんかと見たらこれもなかなか面白かった。

 なので今『ニューヨーク52番街』を聞いている。『ロザリンダの瞳』のところ。それでこれから風呂、長湯して寝るところ。

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行きは車で送ってもらい、帰りはバス、電車。

  朝、雪はもうすっかり解けて道路はねずみ色。家の目の前の休耕地になっている畑だけが足跡一つ付かず真っ白なままである。

 もうノーマルタイヤでも大丈夫だろうと安心して駐車場に行くと大失敗に気が付く。車のフロントガラスに雪が厚く積もっていてアイス盤化している。落としておくべきだった。少し色々試みて、どうしても短時間でこれを除去するのは無理と悟る。自転車で行こうと決めて一旦鍵をとりに戻ると午後から仕事の息子がまだ危ないからとまた送って行ってくれるという。で、送ってもらう。申し訳ない。

 仕事は出社して早速昨日退社時間ギリギリになって頼まれた図面を作成する。現場で取った図面のそれぞれの縮尺をコピー機で合わせ、平面図の標高値を断面図に変換する作業。トレース台を使ってのアナログな仕事で自分は得意。会社は作業場として会社の裏にアパートを借りていて、午前中かけてそこで一人でじっくりやった。アパートは1Kの冷暖房完備のユニットバス付。別に風呂は入らんけどな。

 昼休み、先日、フライトシュミレーターのゲームを3D眼鏡をかけてやるのにハマっていると話してくれた人がその翌日にくれたDVDを見る。3D眼鏡をかけないとリアリティに欠けるが・・・・と前置きしていたが、どうしてなかなかに凄い映像。4枚くれてコックピットと外部カメラで撮ったものがセットになっていて2組。国内編とニューヨーク編で今日はニューヨーク編を見た。

 滑走路からふわっと飛び立ち高度上げていくと下に緑の木々とその間に家々が並ぶ様子が見えた。それから中心部に向かって飛んで行って自由の女神が見えた。自分はヴァーチャルなものに興味はないが、しかし、飛行機の操縦かんを握って空を飛ぶなんてことはリアルでは絶対に経験せず死ぬのは明らかなので、こういうのはいいのでは思う。国内編は明日見よう。

 帰宅はバスと電車。バス停に行くとすぐバスが来て、駅にいくとすぐ電車が来た。家について時計を見ると車で通勤している時よりずいぶん早く帰宅できていて少し驚く。遅くなると思っていたのだが。

 夜はうどん。娘に勧められて年末から見ていて途中になっている韓流ドラマ『花遊記(ファユギ)』の第10話をNetflixで見る。全20話なので今半分。少し古いドラマで特撮がちゃちな感じだが話は面白い。現代劇なのに西遊記がモチーフになっている悪霊退治の話。三蔵役の女優さんが美人。

 23時半、就寝。

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愛でたいの

 朝、窓の外はすっかり雪景色。だが少し日が昇って明るくなるにつれ鳥たちが鳴きだす。そして彼らが飛び立つたびに、どっさ、どっさとと木から雪が落ちる音がする。

 朝食は昨夜の残りのクリームシチュー。息子が作り置きしてくれたきんぴらごぼうがいっぱいあるので、豚肉をネギ塩焼きにし、二品で弁当を詰める。道路はまだ凍っているところがあるかもしれないと言うので、昨日の申し出通り息子が会社まで乗せていってくれた。ありがたい。

 会社に行って周辺を一人雪かきしていたら、Tさん、専務も参戦。しかし、金曜日、月曜日と自分が代打で駒込の現場に行っているうちに原稿がいよいよ大詰めらしくて、ここはいいから早くそちらの仕事に戻れと専務に言われそうすることに。聞くと最初は校正の仕事。その後、もう一枚報告書に載せる図面を増やしたいと電話がありその相談など。何故、今になって。

 帰宅時にも息子に電話して迎えに来てもらう。会社の目の前にあるスーパーまで来てもらい、ついでに買い物。寒いのでおでんの素を買っていく。夕食はそれ。帰宅して早速用意して二人で食べる。美味。

 その後は火曜日なので写経。日曜日に円覚寺に溜まっているものを納経してきたのでその後の一枚目。気持ち的にはいつもにも増してゆっくりと丁寧に書いたつもり。

 最近、スマホでも家のPCでも中目黒のカセットテープ専門店「Walz」のオンラインショップを見るのが楽しい。インスタでもフォローしているので新作が入るとケースとテープそのものがアート作品のように撮影されたものがアップされ届く。そして各作品、ネームをクリックすると一つ一つに店長のコメントがついていて音楽愛を感じる。

waltz Online | カセットテープの通販 (waltz-store.online)

 日曜日のライブ会場で、自分が最近カセットテープで音楽を聴いていることとその理由みたいなことを話していたら、カイロプラクティックをやっている知人が「つまり"もの"として愛でたいのですね?音楽を。」と言われて内心快哉を上げた。その通り、愛でたいの。

 それでそのショップを見ていたら、ロックバンド、ハイムの作品があげられていて気になる。美人三姉妹からなるバンド。映画『リコリスピザ』の主演の一人、アラナ・ハイムが所属している。

https://www.licorice-pizza.jp/

 映画を見た直後、興味を持ってYouTubeで野外ライブでの映像を見てカッコいいと思ったが、手に入れたいとまで思わなかった。次に行った時に買おうかな。カセットテープではこうした新しいバンドやアーティストを聞きたい。

https://youtu.be/ydRhHuDwmzo?si=D2PyceH-yFydt1kV

 23時頃、就寝。

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雪景色を見ながらブルース・コバーンを聞く。

 朝、起きて外を見るとどんよりと曇り空。天気予報では午後から東京もかなりの雪とのこと。朝から降ってくれればもうその時点で現場中止となろうものをこれだとやはり行かねばならない。

 4時半に起きて色々とこなした後、また最寄り駅6時ちょうどの新宿行に乗った。今日も駒込の現場。一応助っ人で職長を頼まれたのは今日まで。行くともう作業員も重機のオペさんんも皆いつ降ってくるか?という話で帰る気満々でいたが、とにかく降ってくるまでは普通に現場作業をすることに決める。

 で、降り始めは11時半頃。グッと気温が下がって、来るぞ!と思ったら来た。早めにシートをしたり養生を始めていたので本格的に降り始めた昼過ぎにはもう皆でハウスにいた。良い采配だったと思う。

 午前中で今日は中止と決まる。時間が経てば経つほど雪が本降りになって交通の遅れなどが予想されると言うのでとっとと帰った。こういう時は早くずらかるに限る。

 家に着いたのは14時頃でそれから会社に行ってまた原稿の仕事ということも考えたが、雪がさらに本格的になってきたのと車がノーマルタイヤということも考えて行くのを止める。その旨を会社に電話した。

 すっかり体が冷えていたのを良いことに早い時間からストーブの前でホットウィスキーなど飲んでしまう。飲みながら昨夜録画しておいた大河ドラマ『光る君へ』と『さよならマエストロ』を見た。その後はずっと音楽。雪景色を見ながらブルース・コバーンの『High winds White sky』(日本題『雪の世界』)をFullに聞く。一度こうした時に聞きたいと思っていたが、さすがにハマるなあと思う。素晴らしい

 外の雪を見ながらクリームシチューを作った。

 21時頃、息子無事帰宅。息子曰く、外は結構な積雪で、明日は自分は仕事が休みなので会社まで車で送って行ってやる、との事。ありがたい。

 しんと静まり返った雪の夜と思っていたら、雷鳴が聞こえて、えっ?と思ったら窓の外、雪の空に稲妻を見た。こんなの初めて。写真に撮れていたらさぞ貴重だったろうな。

 現在21時半。風呂入って、読書して寝よう。

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鎌倉に平凡'S×小山卓司を見に行った。

 朝、6時起床。

 起きてポールサイモンの『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』をまた聞く。中川五郎さんの著書『70年目の風に吹かれて~中川五郎ゴールデンヒット』にブログ、グランドティーチャーズからの転載のような方で紹介されていて、以前から聞いてみたいと思っていたのに何故か手にしなかった作品。

【アーカイブス#77】ポール・サイモン『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』*2016年6月|midizine by MIDI INC. (note.com)

 その記事で五郎さんも書いているように何度聞いても飽きない。このアルバム発表時のポール・サイモンは75歳くらいか(現在は83歳)。なるほど攻めた音つくりなのに違和感がない。自分が手にしたのも五郎さん同様、輸入盤なので自分も日本盤についているはずの歌詞対訳を読みたいと思った。

 午後、鎌倉に行く。友人夫婦がいわきの平凡'Sと小山卓司のライブを主催してそれを見に行った。昔、平凡’sの関さんがまだ飯田橋に住んでいた頃、彼の部屋で小山さんの4thアルバム『The Fool』を一緒に聞いた記憶がある。まさか友人夫妻の主催で関さんが小山卓司のオープニングアクトを務めるような時が来ようとは。感慨ひとしお。

 せっかく鎌倉に行くのだからと、円覚寺で納経し御朱印をもらって、それからライブに行こうと思いつく。毎週火曜日に写経したものがまた溜まっている。それに詳しくは書かないが円覚寺の横田南嶺猊下を自分は恩人と思っていて、一度、円覚寺に行きたいと思っていた。ライブは鎌倉駅下車小町通りの店で4時半スタート。横須賀線を一個前の北鎌倉で降りて円覚寺を参拝。予定通り納経して御朱印を貰う。それから鎌倉まで歩く。今日は寒い一日だったが歩いてすっかり温まった。

 予定通り、開場時間の4時に着き、皆と再会。オープニングアクトの関さんは序盤かなり緊張しているようだったが(そりゃそうだろう)、すぐに落ち着いてさすがと思った。

 小山さんのライブは素晴らしかった。『ブラインド・ラブ』『パラダイス・アレイ』『ひまわり』等、一緒に口ずさめるのはそうした往年のナンバーなのだけど、初めて聞く新曲も良かった。言葉の一つ一つがフィルムのコマのようでメロディに乗るとどの曲も映像になって一本の映画を見ているようだと思った。『ひまわり』で落涙しそうになった。

 終演後、先日、見つけた小山さんのファーストアルバム『NG』のカセットテープ(非売品のプロモ用。何故、こんなものがうちにあるのか。下村さんだろう)にサインをもらう。LPで持っていたが最近はこれで聴いていた。あんまり古いので「失礼でなければ、、、」と差し出すと「すげぇなあ!」と快くサインしてくれた。嬉しかった。

Oyama


 その後、近くで打ち上げがあるからと誘われたが帰る。明日また早起きなので。こんな日に限ってと思う。いつもの本社勤務なら朝少しゆっくりしていられるのにと恨めしい。

 早く始まったのでライブが終ったのは7時頃。それでも家に着いたのは9時過ぎ。入浴し、速攻で寝る。22時。

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ユア・ロング・ジャーニー

 朝、二度寝。一度いつもの時間に起きてラジオなど聞いていたが、まだまだ強烈に眠くてまた寝た。昨日、そんなに疲れたのだろうか。コロナ回復後の初現場、初肉体労働だったからか。腰は大丈夫だが足(左脚腿の裏側)が痛い。起きたら10時半頃。

 今、トーキングヘッズの『ストップ・メイキング・センス』の4Kリマスター版というのが上映されていてそれを見に行こうか散々迷うが止める。昔、VHSのビデオで持っていて散々見たのだが、映像、音をさらにクリアにされたものをあの立川の極音上映でみたらさぞすごい臨場感だろうと思って。だが明日、鎌倉に行くので、今日は家で大人しくしていようと決める。家のことでやることもいっぱいあるし。

 ということで昼食にパスタを食べた後で、買い出しに出かける。食材によって2件のスーパーをはしごする。カーステで音楽はポール・サイモンの『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』。

 帰宅すると今日は午後の4時から仕事と言っていた息子がもういなかった。少し早めに出かけると言っていたっけ。で、それからの時間は全くノープランになって、また撮り溜めてある映画に中からヴィム・ベンダース監督の『さすらい』(1976)を見ることにする。これも昔映画館で見たがなんせ3時間あるので、途中で寝たのを覚えている。いい映画なのだが。そして今回家で見ても、途中、睡魔に襲われる。それで邪道だが今回は1時間くらいごと細切れで見ることにする。家で見るとそういうことができるからいい。なんせもう一つ録画してあるヴェンダース映画『夢の涯てまでも』は5時間ある。そうでもせんと見切れん。

 夜は鶏肉と大根のさっぱり煮とシメジの味噌汁。最近、使う味噌を変えたら味噌汁が美味い。

 夜は音楽を聴く。ロバート・プラントとアリソンクラウスのアルバム『rレイジング・サンド』。特に最終曲でトラディショナル(霊歌)のカヴァー『ユア・ロング・ジャーニー』。君は長い旅に出た。

22時、就寝。  

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バーチャルフライト

 早朝に起きて食事などして朝6時ちょうどの電車に乗り駒込へ行く。その電車だと自分の最寄駅から新宿まで座っていける。京王線から山手線。駒込の現場には7時半ごろ着く。

 早すぎてまだ現場が開いていなかったらどうしようと思って行ったら、そんなことはなくてSさんとT君がもう来ていた。Sさんはかつての同僚(上司)で、T君は画家。聞くと神奈川に住んでいるSさんはすごく早くから都内に来てわざと少し遠くの駅で降りてそこから1~2時間かけて歩いてくるのが日課なのだとか。それでこの時間。凄い。

 現場はまだ始まったばかりのところで、遺構の確認作業。結構残りの良い古代の住居址を見つける。

 昼休み、またSさんと話す。最新のフライトシュミレーターのゲームにはまっているとか。昔から好きだったが昔のはちゃちくて、今のはグーグルとかとコラボしているので異様にリアルだとか。その上、バーチャル3D眼鏡を買ってそれを着けてやると臨場感がハンパない、とのこと。フライトの時間設定もできて、例えば朝の日の出時の富士山上空を飛ぶと、東側から徐々にマーマレード色に染まっていく超絶きれいな富士山を上空から見れる。夜のフライトだと各都市の夜景が見れ、見上げるとプラネタリュウムのような星空。

 一番遠くはどこまで行きました?と聞くと、鹿児島までとか。普段は厚木基地から三沢基地までフライトして、そこから青森空港に着陸する、と言っていた。飛ぶのは簡単だ、着陸が難しい、と言っていて、一つ前の朝ドラのマイちゃんが苦労したのと同じだ、と内心思う。朝は早朝から都内を歩き回り、仕事で遺跡を掘って、夜はバーチャルに空を飛んでいるSさん。違う『Perfect days』が撮れそうだ、と思った。

 夜、日野に戻ってきたら結構クタクタ。しかも一日寒かったので、温まりたく、夕食は鍋にする。鶏肉、人参、大根、シメジ、白菜、キャベツなどなどをざくざく切って煮る。水炊きで、ポン酢で食べた。美味い。

 22時からまたクドカンのドラマ『不適切にもほどがある』を見る。第2話。阿部サダオと仲里依紗ってもう最強な気がする。仲里依紗とクドカンというとNetflixの『離婚しようよ』が面白かったので、ハマルと思っていたらまさに。今回も爆笑した。

 23時半、就寝。

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映画『エルスール』を見た。

 今日から2月。

 朝、食パンにはちみつ。それとコーヒー。ボイルしたソーセージと昨日息子が作ったきんぴらごぼうを弁当に詰める。通勤時の音楽はノラ・ジョーンズ。色んな人とコラボした曲を一枚に集めたやつ。

 仕事は現在、埋蔵文化財調査の報告書&概報を作っているが、図面を作るのに足りない資料と写真があると言うので府中までそれを取りに行く。色々あって午前と午後に2度往復することになった。映画好きのNさんに久しぶりに会って話す。なんでも12日間あった正月休み中、28本映画を見たとか。凄い。

 会社に帰る途中、スマホに弟から連絡が入っていたことに気づき、途中のコンビニから電話する。聞くと昨日、弟の義父が亡くなったとのこと。去年、お会いした時には元気だったのに。昔、自分が歌舞伎好きだとどうして知ったのか『夢の江戸歌舞伎』という絵本を頂いたことがあった。大事にしようと思う。合掌。

 夜、エリセの映画『エルスール』を見る

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 昨夜見た『ミツバチのささやき』よりもっとダイレクトにスペイン内戦とその後の独裁政権下での人々の暮らしが描かれていた。

 エリセ映画の肝は人間の顔(と思う)。少女から老人まで実に繊細な表情を撮る。昨日の『ミツバチ~』のアナもそうだが、特に子供にどのように演出をつけるのだろうか?是枝監督が影響を受けた映画としてこの『エルスール』をあげていた。納得。個人的に原発事故で福島から山形に移住した、昼間の訃報の方と重なるところがあって、昔、見た時よりさらに響くところがあった。映像が美しく溜息がでるほど良い映画だった。新作を見るのが楽しみ。

 明日と月曜日は助っ人で駒込の現場。なので早く寝る。22時頃。

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