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鎌倉に平凡'S×小山卓司を見に行った。

 朝、6時起床。

 起きてポールサイモンの『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』をまた聞く。中川五郎さんの著書『70年目の風に吹かれて~中川五郎ゴールデンヒット』にブログ、グランドティーチャーズからの転載のような方で紹介されていて、以前から聞いてみたいと思っていたのに何故か手にしなかった作品。

【アーカイブス#77】ポール・サイモン『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』*2016年6月|midizine by MIDI INC. (note.com)

 その記事で五郎さんも書いているように何度聞いても飽きない。このアルバム発表時のポール・サイモンは75歳くらいか(現在は83歳)。なるほど攻めた音つくりなのに違和感がない。自分が手にしたのも五郎さん同様、輸入盤なので自分も日本盤についているはずの歌詞対訳を読みたいと思った。

 午後、鎌倉に行く。友人夫婦がいわきの平凡'Sと小山卓司のライブを主催してそれを見に行った。昔、平凡’sの関さんがまだ飯田橋に住んでいた頃、彼の部屋で小山さんの4thアルバム『The Fool』を一緒に聞いた記憶がある。まさか友人夫妻の主催で関さんが小山卓司のオープニングアクトを務めるような時が来ようとは。感慨ひとしお。

 せっかく鎌倉に行くのだからと、円覚寺で納経し御朱印をもらって、それからライブに行こうと思いつく。毎週火曜日に写経したものがまた溜まっている。それに詳しくは書かないが円覚寺の横田南嶺猊下を自分は恩人と思っていて、一度、円覚寺に行きたいと思っていた。ライブは鎌倉駅下車小町通りの店で4時半スタート。横須賀線を一個前の北鎌倉で降りて円覚寺を参拝。予定通り納経して御朱印を貰う。それから鎌倉まで歩く。今日は寒い一日だったが歩いてすっかり温まった。

 予定通り、開場時間の4時に着き、皆と再会。オープニングアクトの関さんは序盤かなり緊張しているようだったが(そりゃそうだろう)、すぐに落ち着いてさすがと思った。

 小山さんのライブは素晴らしかった。『ブラインド・ラブ』『パラダイス・アレイ』『ひまわり』等、一緒に口ずさめるのはそうした往年のナンバーなのだけど、初めて聞く新曲も良かった。言葉の一つ一つがフィルムのコマのようでメロディに乗るとどの曲も映像になって一本の映画を見ているようだと思った。『ひまわり』で落涙しそうになった。

 終演後、先日、見つけた小山さんのファーストアルバム『NG』のカセットテープ(非売品のプロモ用。何故、こんなものがうちにあるのか。下村さんだろう)にサインをもらう。LPで持っていたが最近はこれで聴いていた。あんまり古いので「失礼でなければ、、、」と差し出すと「すげぇなあ!」と快くサインしてくれた。嬉しかった。

Oyama


 その後、近くで打ち上げがあるからと誘われたが帰る。明日また早起きなので。こんな日に限ってと思う。いつもの本社勤務なら朝少しゆっくりしていられるのにと恨めしい。

 早く始まったのでライブが終ったのは7時頃。それでも家に着いたのは9時過ぎ。入浴し、速攻で寝る。22時。

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