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空はきれいなのに風が冷たい日

 朝、少し寝坊した。朝食は昨夜のカレーの残りと作り置きのきんぴらごぼう。へんな取り合わせだが。

 天気快晴。空はきれいなのに一日中風が強くて冷たかった。自分は室内での仕事だが現場のメンバーもいるので頭が下がった。天気が悪く多少小雨でも降っていようものなら「少し待機しようか?」と話にもなるがこういう日はそれもない。ただ一日中冷たい風に吹かれてなきゃならない。なんせ快晴なのだから。ご苦労様。

 昼、会社近くのスーパーのいなりずし3個入り280円と野菜ジュース。動いていないので腹が減らない。

 昨日の五郎さんのライブの余韻がまだ残っている。昨日のこのブログには『世界とわたし』のことに触れたが、もう一つ衝撃を受けたナンバーがあってそれは谷川俊太郎さんの詩に曲をつけた『母を売りに』という曲。五郎さんのブログのDaiaryにこの詩に曲をつけたあらましが出ているが、それによるとこの詩は谷川さんと正津勉さんの"対詩"によってできたものだとか。(ちなみに勉さんは昔、それこそ自分がバイトしていた頃「のろ」の常連さんだった一人。散々酒を出したが、自分が辞める頃になって、あの人詩人だよ、とマスターの故Kさんが教えてくれた。)

日記 2022年1月5日 | blog_DIARY | GORO NAKAGAWA - FOLK SINGER

 こういう詩が歌われるのを聞けるのも五郎さんのライブの醍醐味だと思う。↓がその詩。

 谷川俊太郎 3 | miroのブログ (ameblo.jp)

 題名だけ聞くと一瞬『楢山節考』的なものを連想するが、高架下、宇宙服、カセットテープなどのことばでそこが現代、もしくは未来なのかと思う。うまく言えないが『世界とわたし』もそうだけど、聞いていたら自らの死生観を問われているような、ずっしりとした気持になってその余韻が今日もまだ響いていた。

 夕食は季節外れの秋刀魚を食す。身が痩せていて、どうしても息子と昔、亡き母がいわきの市場から冷凍宅急便で箱ごと大量に送ってきてくれた頃の話になってしまう。あの頃は夕食に続くと「また秋刀魚かよぉ。。。」なんて文句言ったりして思えば贅沢だった。

 今夜から韓国語のシャドウイングをすることにした。簡単なセンテンスをテキストに合わせて声に出して読む練習。

 23時、就寝。

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