時計を直す。
朝、息子がいつもよりさらに早い時間に出かけようとしているので聞くと今日は町田の店舗で仕事だと言う。だが出て行ってしばらくすると家電が鳴り、人身事故で電車が途中で止またとのこと。車を出せるかと言うので、お安い御用と出動して、待ち合わせのジョリーパスタの駐車場で息子を拾い町田まで行った。
帰りに「すき家」で朝定を食べ、帰宅してもまだ8時半。そこから洗濯機を回す。天気は今日も快晴で、初め、洗濯物をベランダに干したが、風が凄く強くて、結局、取り込んで部屋干しにした。
京王多摩センターに時計を直しに行く。昨日、川沿いを散歩していて腕時計が止まっていることに気がついた。使っているのは20年前くらいに缶コーヒーの景品だったジョン・レノンのペアウォッチで、妻の遺品を整理していたら見つかったもの。景品のわりに狂うこともなく、現場作業でない日や休日に使い続けていた。
二人ともペアルックだのペアウォッチだのこっぱずかしくて生前だったら絶対にしなかったし使わなかったと思うが、いなくなって電池を入れ使うようになった。一つは自分が使い、もう一つは仏壇の隣のクマのプーがしている。クマのプーの方は動いているのに自分のは止まっているということは電池切れではなくやはり壊れたのかと思った。
昨日の夜、芦田愛菜とサンドの『天才テレビちゃん』を見たら、偶然(最近こういうことが多い)、時計を直すテレビちゃんが紹介されていて、番組の中で70年使った家族の柱時計が壊れ、それをその少年が直すのをやっていた。直してもらった方は時計のボーン、ボーンという音を聞いて、止まった家族の時間がまた動き出した、と涙ぐんでいた。
で、時計屋に行ってみてもらうと、腕時計は壊れたのではなくてやはり電池切れ。20分ほどで電池を入れ替えてもらうと「電池は入れて3年間は保証付きなのでその保証書があれば無料なのですが・・・」と言われる。初め、ああ、もう無いです、と答えたが、なんだかしまってあるような気もして、今、お金を払って、一旦帰って、あったら持ってくるので、そうしたらお金をバックしてくれるかと聞くと、もちろん大丈夫ですとの返事。それで一度帰って探すとあった。2022.3.19とある。ちょうど2年前ほど。それでもう一度行ってお金を返してもらった。
時計はもう一つあり、それにも同じ時に電池を入れたのに、それは動いている。これだけが何故?と聞くと、電池は時計との相性がそれぞれにあって、長さは個体差が出るというような説明を受ける。そうか。それで、もう一つもそろそろ切れるかも、と心構えをする。
時計が動き始めるとやはり嬉しい。さて、どんな時間が止まり、どんな時間が動き出したのか。
夜はチンジャオロースーを作る。それとキャベツともやしの味噌汁。大河ドラマ『光る君へ』と、『さよならマエストロ』の最終回を見た。
23時半、就寝。
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