ヘボ野球
朝、窓の外で富士山がきれい。
おにぎりを握ろうとして具にするものが何もないのに気づき、たくあんを細かく刻んで入れる。もう何でもあり。
仕事場に行って大谷の通訳が違法賭博が原因で解雇されたと聞く。やはりあれだけお金を稼ぐと本人はともかく、周りにいる人もおかしくなってしまうのだろうか。ギャンブル依存症とか。あれは治らんよ。
仕事は土層断面の図をデジタルトレースしたものに各層ごとの説明を記していくのをやったが、どうしても平面図や土層の数が合わなくてさじを投げる。依頼してきたクライアントに問い合わせることを頼む。原図そのもの、解釈そのものに最初から齟齬があるならこちらがいくら頑張っても時間の無駄。ダメなところはそのままに先へ進む。
夜はまた韓国でのメジャーリーグ中継を見る。ドジャース、山本が先発だったが、初回から5点を失い降板。ありゃりゃ、と思っていたら試合そのものが乱打戦で長い。途中まで見て、明日のニュースを見ればもういいや、となって見るのを止める。打撃戦と言えば聞こえがいいがつまりはヘボ野球。両チームともまだピッチャーが出来上がっていない感じ。翻って昨日のダルビッシュがいかに凄かったかを思い知る。
風呂上がり、いつもなら寝る時間に、NHKで『問題作』なる番組でサリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』についてやっていたので見てしまった。
色々な証言があったが、中でベトナム帰還兵の人の話が興味深かった。サリンジャーは若き日に第二次世界大戦でノルマンディー上陸作戦やその他、戦史に残る戦いに参加しており、またドイツの強制収容所の数々を解放するという仕事もしている。戦争は人を永遠に変えてしまう。帰還兵が社会に馴染めない感覚があの小説には投影されているとの話だったが、なるほどそうかもなと思った。
0時頃、就寝。
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