『個人的な大江健三郎』を見た
朝、窓の外は天気快晴。今日はあまり風もなかった。朝から洗濯機を回す。せっかく天気が良いから何かしようと考えるが、無理して用事をひねり出してもろくなことはないと思い、とにかく午前中は買い出しだけして、後はドライブ、散歩をして過ごした。
また高幡不動に行った。先日、手を合わせた直後、空から足元に死んだ鳥が落ちて来るということがあって以来、その場にまだ死骸があるような妄想にとらわれていたがその記憶を上書きしに行く。もちろんもう無かった。今日は何事もなく参拝。
昼はマクドナルドでてりやきマックマックバーガーを食べた。セットでフライドポテトと飲み物。飲み物はこういう時はいつも自動的にコーラを頼んでいたが今日は何故かダージリンティーにした。少し前にNHK・BSで『マイ・ハンバーガー・ストーリー』なる紀行番組を見て、ご当地ハンバーガーなるものに興味を抱いたがまずは大手からと思って。フレッシュネスバーガー、モスバーガー、バーガーキング、そしてマックと、これで4大大手は制覇した。あとは個人的にやっているようなお店のものをと思うのだが、日野にそうお店あるか。
帰りは川沿いを歩いて帰った。途中、都営住宅を囲む網の柵に軽自動車が突っ込んでいて、その策の向こうの街灯の柱までボッキリと折れていた。何故、こんなところで。
帰宅後は録画して未見のままだった映画『コーダ あいのうた』を見た。ジョニ・ミッチェルの歌がサウンドトラックという以上の使われ方をしていて感動す。
その後は読書。スタインベックの『二十日鼠と人間』。『怒りの葡萄』は上下二巻の大作だったがこれは薄くてすぐ読めてしまいそう。
夜、夕食は温めるだけで良い市販のハンバーグとサラダ。
一度、寝落ちして、息子の帰宅に合わせて起き、テレビを点けたらNHK・ETV特集で『個人的な大江健三郎』という番組をやっていてそれを見た。
元乃木坂46の齋藤飛鳥=『飼育』、スガシカオ=『芽むしり、仔撃ち』、中村文則=『個人的な体験』、こうの史代=『ヒロシマノート』、朝吹真理子=『新しい人よ、目覚めよ』など。どの人も読みが深くて舌を巻く。中に重度の自閉症児を抱えたシングルファザーの美容師さんが語る『洪水は我が魂におよび』の感想にわが身に起きたことと重なって敬虔な気持ちになった。
大江氏の最後の小説は『晩年様式集』。東日本大震災、福島原発事故後の世界向けられたものとか。知らなかった。読みたい。
0時過ぎ、就寝。
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