桜がぽつぽつ
朝、薄曇り。雨の心配はなさそう。家の目の前の小学校を囲む桜がぽつぽつ咲き始めているのを見つける。今週末から来週にかけて風景が一変するだろう。
現場は一昨年調査して古代の道路が見つかった場所の延長線上なのでまたそれだと予想していたがその通り。ただ後世の(現在も含む)土地利用の影響で網の目?に壊されていて残りが余り良くない。完全に掘り上げても見た目、道路状にならないだろう。ふかふかの土を移植ベラで丁寧に掘り下げると突如、カチコチの面(古代人が踏みしだいた跡)が現れてそれを出していく例の作業。時間が経つのが早い。
夜、帰宅して、自分は冷蔵庫にあるものを色々に引っ張り出して簡単に食べて済ましてしまう。その後、息子用にオムライスを作った。
何でも良いと思って点けていたテレビの『プレバト』という番組で、黒板アートというのをやっていてひとしきり見てしまう。その後の俳句まで。
21時頃、息子が帰宅して言うことには、自分が一緒に発掘していた昔の同僚が、息子が働いているレンターカー屋に車を返しに来たとのこと。「小さい時、お世話になりました」と息子が挨拶すると、覚えていてくれたらしい。そういうのはなんだか我が事のように嬉しい。「母のことを話すと知らなかったようですごく驚いていた」とか。そうだろうな。
その後、NHKで中島みゆきの特集番組を見る。見ていて、これらの曲、全部この人が作ったんだよなあ、と妙な感慨を抱く。元々この世にあって然るべきものが空の上かどこかにあって、それをこの人が取ってきたような印象を受けるほどにどれも名曲ぞろい。一度、ライブを見てみたいと息子と言い合う。チケット、取れないだろうな。
番組はまたNHKで『プロジェクトX』が始まるらしく、その番宣も兼ねていた(主題歌は『新・地上の星』でもちろん中島みゆき)。第1回はスカイツリーを作った人たちの話とか。ひいき目ではなく3.11の津波で消失した浪江の酒蔵を10年かけて再建した「鈴木酒造」と、それを助けた原発被害による避難者たちの物語は、番組の取り上げられるに相応しいと思うのだがどうだろうか。NHKに期待。
0時近く、就寝。
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