喫茶「ミンカ」にミーワムーラを見に行った。
朝、午前中は雨で午後に上がるとの予報。
ピーター・バラカンのラジオを点けるとカール・ウォリンガー追悼特集。去年の秋に山形県白鷹町のAYu:Mで山口洋さんのライブを見た時、好きな『Carry on』とメドレーにして歌われた『She'the one』を自分は知らなくて、息子がイギリスの元アイドル歌手?ロビー・ウィリアムスの歌だと教えてくれたのだが、それはカヴァーで、元々はカールの曲だということを今日知る。不勉強だった。
一日、ボーっとする。: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)
聞き終わって山口さんのブログを見ると、同じラジオを聞いていたようで、彼の曲が日本のラジオでこんなにかかることはもうないだろうとあった。スマホに番組ごと録音したので、これ案外、貴重かもと思う。ことあるごとに聞こう。
午後はミーワムーラのライブを見に鎌倉に行った。雨予報のわりに日野の家の周囲はそんなでもなく晴れ間も見えていたくらいなので、予報が外れたと傘を持たずに出かけたが、鎌倉はしっかり雨だった。娘と娘の友人の台湾青年と鎌倉駅前で待ち合わせ。集まってすぐ小町通りのドラゴンバーガーでハンバーガーを食べる。自分のハンバーガーを巡る旅は続いている。食べたのは柚子胡椒バーガー。美味なり。
17時開場、18時開演のライブに15時待ち合わせで集まったので、食後もまだ時間があり、鎌倉から北鎌倉へ3人で歩いて行く。途中、鶴岡八幡宮に参拝。日本の歴史があまり詳しくないと言う青年に頼朝の時代から実朝暗殺までを娘と説明する。この頃には鎌倉も雨が上がったので良かった。
開場時間2分前に喫茶ミンカに到着。その名の通り民家そのものの佇まいで途中の案内がなければ見逃してしまったかも。古い木造建築のカフェで雰囲気があって良い店だった。今日のライブ以後も北鎌倉に来た際には来てみようと着いてすぐに思った。
ミーワムーラ、ライブは言わずもがなの絶品。二人のライブでは彼らを良く知る人が盛り上がっているのも良いが、初めて聞く人が聞きながら段々と騒然としていく雰囲気も好きだ。今日も演奏中、針一本落としても響くような静けさから、歌が終った途端の破裂したような拍手がその感じを良く伝えていたと思う。最初、遠慮しがちに、曲を重ねるごとに大きく、最後には激しく。
セットリストは 海、花、月、星、雨など、自然と交感したかのようなナンバーが続き、最後が風。4thアルバム収録『渇きのブルース』でのギター、5th(ミニ)アルバム収録『天の然り』のラストでのネイティブスキャットを聞いて以来思っていたことだが、二人は「いわき」という部族から送られたメッセンジャーのようだ。声の説得力と、人がそれぞれの「自然」に癒される時の、その再現力がいつもながらに凄いと思った。
鎌倉からの帰りはいつも横須賀線ー横浜線ー京王線と乗り継いで帰っていたが、娘と青年に言われ「湘南-新宿ライナー」で新宿に行き、それから京王線へ。「湘南-新宿ライナー」だとボックス席があるので気兼ねなく皆でおしゃべりしていけて、移動時間の長さを感じずに済み良かった。
帰宅は23時過ぎ。0時過ぎ。就寝。
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