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現場終了。『ケープマン』を聞く。

 天気、晴れ時々曇り。昨日ほどの風はなし。

 予定通り午前中、残りの調査をして現場終了。午後は撤収作業。後は明日、埋め戻しの業者と入れ替わりに残土山にかけたブルーシートを回収に来て土嚢を解体すれば終わり。

 サブスクは好きではないと言いつつも今日のように現場ー会社間を3度も往復するような時だとその移動中それで音楽を聴いてしまう。今日聞いていたのはポール・サイモンの『ケープマン』。『グレイスランド』=アフリカ、『リズム・オブ・セインツ』=ブラジルの後の中南米。自分はこれをあまりちゃんと聞いたことが無くて初めて通して聞いて恐れ入る。

 昔、村上龍の影響で古いキューバやプエルトリコの音楽を散々聴いたが、その後にヴィム・ベンダース×ライクーダーの『ブエノビスタ・ソシアル・クラブ』があった。しかし、こちらの方が何年も先だろう。ミュージカルの音楽として作られた楽曲で、そのミュージカルは興行的に失敗だったらしいが、それはもちろん完璧主義者のポール・サイモンのこと、その音楽は彼のソロの作品としても遜色のない出来。凄い。

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 帰宅途中、スーパーに寄り、買い物して、夕食にチキンのトマト煮を作る。夜は昼間と一転、音楽を聴いたり、テレビを点けたりせず、黙々と家事をする。ジャガイモ、ニンジン、タマネギを切りすぎ、炒めすぎで少し量を減らす。ラップして取っておけば明日、また違う料理に使えるだろう。

 洗濯機を回したり、洗濯物を畳んだりと、すべて終わってからやっとテレビを点ける。昨夜BSでやっていたのを録画しておいた『アパラチアトレイルの旅』のような番組。ものすごい強風と霧など、天気が変わりやすいことで有名な山をガイドとともに登る番組。歩くのは俳優の本庄まなみ。彼女が随分お若いので番組の解説を見ると2003年の作品だった。途中途中にソローの『森の生活』の一説のナレーションが挟まれて良い番組だった。

 ということで本棚から久しぶりに『森の生活』を取り出して手に取る。が、のぞく間もなく疲れて睡魔が遅い降参。

 入浴し、23時就寝。

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