娘と競馬
天気曇り。
昨日泊った娘は今日帰ると言うが、このゴールデンウィーク後半はオーストラリアに行く予定で、向こうの友達に作業用の手袋を買って行かなくてはいけないらしく、帰る前にワークマンに連れて行けとのたまう。
娘の友達はワーキングホリデーを利用してメルボルンにいて、そこでこれからワイン作りに使用する葡萄栽培の仕事をするらしい。手袋くらい向こうにももちろんあるが日本のワークマンのそれはモノが良くて丈夫で安いという印象がその友達にはあって、それでどうせ来るなら買ってきてくれと頼まれたのだとか。
昨日から三連休の息子は朝から会社の集まりが多摩川沿いのグラウンドであるらしく、そこまで送っていって欲しいというので皆で出動する。その帰りがてらワークマンにも寄って娘の用事を済ます。
一度帰宅してさて娘を近くの駅まで送ってやって、後は一人で勝手に過ごせば良かろう、福生の基地の近くのハンバーガー屋でも行くかと思っていたが、ちょっとした会話の弾みから二人で競馬をやることになり東京競馬場に行くことに。明日が京都で春の天皇賞で今日は普通の土曜競馬だが、馬たちは今のこの時期、東京でも走っていて、一度生で走っているところを見せてやるのも良いだろうと思った。
大谷の通訳の事件もあって、ギャンブルに対する苦言提言は全くその通りで返す言葉はない。
着いたのは第5レースの頃。早速、パドックに連れて行き周回している馬を見る。おしりの筋肉の付き方や馬の発汗の様子、歩き方など見方を教えながら、スポーツ新聞の馬柱の見方も教える。それと買い方。1着の一頭だけ当てるのを単勝、1、2着の2頭を順番関係なく当てるのを馬連、順番通り当てるのを馬単、それを3頭でやるのを三連複、3連単。。。という具合に。それとオッズ。馬柱の最後に2.6とか、70.5とか書いてあるが、それは単勝で100円賭けて勝つと、260円、7050円になるという配当を表したもの。
娘は第5レースで馬単で3頭の馬にそれぞれ100円ずつ賭けて、内1頭が当たる。配当は460円で300円使ったから160円の勝ち。自分は馬単を2通り買ってダメで200円の負け。娘は小さいころからトランプのババ抜きでも負けると呼吸困難になるほど泣きわめくほど負けず嫌いだったので、儲けた額より勝ったということが嬉しかったらしい。喜んでもらえて良かった。
6レースと7レースはやらずスタンド5階のレストラン街で食事。競馬場内が超絶きれいなこと、高級感があることに娘が驚く。それに家族連れが多いことにも。自分はハンバーグステーキを、娘はチキンステーキを食べる。もう一レースやって帰ろうということで第8レースの予想を食事をしながら考える。昨夜、上白石萌音の新曲『スピカ』を聞いたがニシノスピカという馬がいるので1頭はそれ、藤井風のライブも観たのでもう一頭はライブインステラという馬にして、自分はその2頭の馬単、娘はニシノスピカと他もう一頭の馬単。結果はまた娘が勝って100円で配当は960円。良かったね。
競馬は馬主、厩舎、調教師、騎手などそれぞれの人達の思いもあって人馬一体のドラマ。ギャンブルということももちろんあるが、儲けや勝ち負けより馬事文化そのものを楽しめるようになればそれで良いのだと、少しは親らしいことを言って退散した。宮本輝の『優駿』読めよ~。
帰宅して、ビールを飲んで昼寝。起きて、昨日作って残っている炊き込みご飯とパーラツァイで夕食。
テレビで歴史的な円安で海外旅行者殺到の上、この連休で日本人も様々に出かけるのが合わさって各地オーバーツーリズムで大変とのニュースを見る。
22時頃、就寝。
| 固定リンク
« 三人揃う | トップページ | デモデダイナー行った »
「日記 2024年」カテゴリの記事
- 『時給10円の現実~消えゆく農民』というドキュメンタリーを見た(2025.02.08)
- 大晦日。良く生き延びた(2024.12.31)
- 今日も温泉(2024.12.30)
- 昨夜の番組をまた見た。(2024.12.29)
- かぼちゃの殻をむく(2024.12.28)
最近のコメント