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『ネイティブ・タイム』を読む

 朝曇り。昨夜の肉じゃがを弁当に詰める。今日も電車通勤。

 現場には自分より先にAさんがいて全員集まる前に今日の段取りなどを二人で話していると市から中止の連絡が来る。昨日の夕方に予報では午後から雨だが午前中はやる、と念を押すように連絡があったのでそのつもりで来たが、時系列予報で降り出しが早まったのでやはり止めるとの事。現場は期日というより日数で決まっているので中途半端にしかできないならやらない方が良いのは良く分かる。異議なし。中止。

 会社に戻って写真、日誌その他の整理をして、弁当を食べ、午後は有休を貰い休む。ずっと抱えていた仕事があったが年末から続いていた本社勤務中にすべて終わらせてしまったので(正式にはまだ受けていない仕事まで先回りして終わらせてしまったので)いてもやることが無い。清々しい。

 帰宅して、不燃ごみの日にも出すのがはばかられるような大型のゴミを市のクリーンセンターに持って行った。前回、電子レンジを捨てる時にも来たので、今期二度目。LEDライトに変えた時に外した古い照明器具などを捨てる。

 買い物して夜は麻婆豆腐。Netflixはアカウントが紐づけされていないと警告が出てその作業が面倒でずっと見ずにいたが、やり始めるとそもそものアカウントは娘のものなので、娘にメールが行ったようですぐに見れるようになった。メールが来たのでやっておいた、と速攻Lineが来た。仕事が早い。

 北山耕平さんの『ネイティブ・タイム』(地湧社)を読む。

Neitexibu


 山口さんの『Seize The Day 今を生きるための音楽』を読んだら、そこにヴィジョンクエストのことが書かれていた。ヴィジョンクエスト とはネイティブ・アメリカンのイニシェーションの事。北山さんのこの本の前作『ネイティブ・マインド』の後半にヴィジョンクエスト実践編というのが書かれていたが、自分は読んだだけでやらなかった。もちろん昔ナバホの居留区に行った時も。まさか山口さんが現地であれをやったと知り驚く。

 『ネイティブ・タイム』は辞典のように分厚くて本書の中にも"この本は1ページ目から最後まで読破しようなどと思わず、この大地に連面と続いていた時間に身を預けるように、風呂に入ったような気持ちで(要約)"とあって、ページには人類発生の時間から現在までの西暦がふられており、好きなページを開けて拾い読むことが目的にできている(と思う)。つまり日本列島の上(周辺アジア、島々)に起きた歴史を先住民の目で見ると言う本。発掘の仕事を35年!しているが、時々、モチベーションを喚起するように手にする本。毎度、発見があって面白い。

 23時就寝。

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