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ラ・フォル・ジュルネ2024を見に行った。

 朝、天気快晴。というかもう夏。

 午前中、家事その他をして午後、有楽町に"ラ・フォル・ジュルネ2024"を見に行った。このイヴェントのことは大分前から知っていたが、見たのは去年が最初。コロナ禍で数年中止していたが去年復活して、去年のテーマはずばり"ベートヴェン"だった。イヴェントは有料のものから無料の街角コンサート、講演、世界的な演奏家が若い演奏家に直接指導するところを見れる"マスタークラス"というものまであって、三日間、その気になれば、安く、本当に楽しむことができる。

 去年来た時、この日のために毎年地方から泊りでやってきて三日間たっぷり音楽を堪能して帰るというご老人に出会い、"マスタークラス"を是非見なさい、と言われ見たのを思い出す。去年は有料で田園と第九を見て、無料の街角コンサートでピアノの連弾を見て、マスタークラス、講演会と二日間すっかり楽しんだのだった。

 今年のテーマは"ORIGINE(オリジン)~すべてはここからはじまった"というもの。音楽や楽器の源流を探りながら、それがどのような大河となったのかを探ろうというもの。

 自分は見たのは<天才の躍動 バーンスタイン+坂本龍一>というやつ。バーンスタイン:キャンディード序曲、坂本龍一:El Mar Mediterrani(地中海のテーマ)、バーンスタイン:ウエストサイドストーリーからシンフォニックダンス。演奏はシエナ・ウィンドオーケストラ、指揮・出口大地。自分はEl Mar Mediterrani(地中海のテーマ)を昨日まで知らずにいたが、今日生で聞いてしびれるような感動があった。

 この公演はテーマからすると源流を探るというよりそれが合流して大きな大河になって行ったという、そっちの方向としてなのかと思う。解説には様々な人種の坩堝であるアメリカの、延いてはその多様性の中で音楽を作った二人。。。のように書かれていた。故坂本龍一の音楽が今後世界の音楽史の中でそういうとらえられ方をしていくのかと思って密かに誇らしかった。

 講演後、開場の外に出ると、もちろんそこでも無料コンサートがさまざま行われていて、自分はその一つを見て今年は帰宅。良い午後だった。

 夜はポテトサラダを大量に作った。またNetflixで『涙の女王』を見た。このドラマについての感想を一言でも書こうもになら、自分の場合すべてがネタバレになってしまいそうなので書くのは止める。韓流ドラマファンの方もそうでない方も、どうか見て下さい。

 息子が深夜に帰宅。20時頃、仕事は終わったが、友達とあっていたとか。オーストラリア(メルボルン)に行っている娘からの写真が楽しい。

 0時頃、就寝。

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