温泉で焼きそばを頼む
朝、薄曇りから小雨。
普段は絨毯の部屋に布団を敷いて寝ているが昨夜はベッドに寝た。腰を痛めているとき、敷いた布団から立ち上がるのと足を降ろせば良いだけのベッドでは天国と地獄ほどに違う。
だが昨夜天国の方を選んだはずなのに、今朝、そのベッドから足を降ろすという行為それだけでも難義した。どう動かしても激痛。自分はどうなってしまうのかと毎度不安になるが、しかし、一方で毎回思うのはどんな痛め方をしていてもどういう風にか楽に動ける方法&方向があると言うことだ。
それを探っている状態は人に見せられぬほどに無様だが、今朝はその無様な状態が1時間ほど続いた。それで方向を見出して、クレイアニメを作る時の粘土の人形のように少しずつ少しずつゆっくりと動いてようやく立ち上がる。そして気が付いたのだがなんと寝たり座ったりしている姿勢が痛くて、立っているのが一番楽。明日から立ったまま眠ろうか、と思った。その上ゆっくりだが歩くのも大丈夫だった。
で、湯治に行く。行ったのは秋川渓谷の「瀬音の湯」。去年末、やはり腰を痛めてた時に来て以来。
湯治に行った。: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)
こんなに痛がっているのに一人で行くと言うのを心配したのか、休みの息子も一緒に来てくれた。ありがたい。
東京都とはいえ、西の端の、ここまでくると田舎。そして小雨に濡れた分、緑が濃くきれいで空気が美味かった。鳥の鳴き声が耳に心地よい。風呂は木立の中にあって森林浴も兼ねている。木々を見上げケガをした野生動物のように湯の中でじっとしているとストレスがみるみるゼロになって、それでも止まらずマイナスになって。。。違う境地に達してしまいそうだった。
風呂を一旦出て昼食。施設内のレストランで食事。
SKM_C45823112705550 (seotonoyu.jp)
地元の肉、野菜、魚を使った料理を出す店だが、そこで自分は焼きそばを頼んだ。映画『ParfectDays』で役所広司演じるトイレ清掃員の男が、仕事の後、風呂屋に行き、その後、馴染みの店でハイボールで焼きそばを食べるシーンがあって風呂上がりに一度頼んでみたいと思っていた。昨日見たドラマ『おい、ハンサム!!』でも焼きそばが美味そうだった。
考えてみると自分はこうした店に入って焼きそばを注文したことなど今まであっただろうか?日ごろから普通のものより"一平ちゃん"の方が好きと公言しているし、縁日とかであの白い容器に紅生姜と一緒に盛られた焼きそば、生前の妻がホットプレートで焼いてくれた焼きそばしか記憶にない。以前、山形長井のスナック「夜汽車」で頼んだら、あいにくその日は無いと言われたのだった。
頼んだのは"鮎チョビ焼きそば"というもの。
セットにしたら刺身こんにゃく、味噌汁がついてきた。特製の"鮎ちょびマヨ"がついてきてそれを絡めてお召し上がりくださいと案内アリ。腰がある太麺で腰にも良さそう(そういう気分)だった。食べたら超絶美味。これからここに来た時の定番になりそう。
食後、また風呂に入った。帰宅したのは15時半ごろ。一度寝る。爆睡。短い時間だが眠りが深かった。
起きて、夕方に大河ドラマ『光る君へ』、『ダッシュ村』(ダッシュバーガー!)、日曜美術館でアンコール放送『船越桂の世界』、ドラマ『アンチヒーロー』を見た。
肩、腰、右脚腿の裏に湿布を貼って就寝す。23時。
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