映画『ジョン・レノン 失われた週末』を見た。
朝、天気快晴。
先週、さあ、見に行こうと立ち上がったところで腰を痛めて断念した(笑)、映画『ジョン・レノン 失われた週末』を立川でやっと見た。
ジョン・レノンがオノ・ヨーコと別れていた18か月間、ヨーコの勧めでジョンの愛人として過ごしたメイ・パンという女性の目から見たもう一つのジョン・レノンストーリー。40年以上ビートルズ→ジョン・レノンのファンでいるがこれは盲点だった。と言うか今まで自分も含め誰もそういう視点からジョンのこの時期のことや作品を考えなかったことの方が見終わってみると確かに不自然だったなと思った。
映画『ジョン・レノン 失われた週末』公式サイト (mimosafilms.com)
で、映画を見て自分が真っ先に思ったのはこれからアルバム『Mind games』と『Walls&Bridges』は聞き方が変わるだろうな、ということ。特に、これは勝手な解釈かも知れないが『Mind games』収録の『Meat city』はメイに向けられた歌ではないかと思った。中国へ行こう!とやたら連呼され、昔からヘンな歌詞だなあ、と思っていたが、メイは中国系。やっと(勝手に)合点がいった。
何年も音信不通のままになってしまっていたジュリアンとジョンの間を取り持ったのがメイ・パンだったということにも感じ入る。メイという人はジョンとこの関係にあった時、まだ20代前半の若さだったというのに物おじせず有能で、周囲の感情の機微を敏感にとらえては気遣いのできる素敵な人だと思った。後半、メイとジュリアンが再会するシーンには自分もホロリとしてしまった。思っていたよりずっと良い映画だった。
帰宅してしばらくすると早朝から野球の試合に出かけていた息子も帰ってきて意気揚々としているので聞くと、2試合やってどちらも3打席1安打だったとのこと。夕方、16時から仕事だと言うので送っていく。その後、少し眠る。
夜はうどん。
上の映画を見たので数年ぶりにジュリアン・レノンの『フォトグラフ・スマイル』を聞いた。パッケージが凝り過ぎていて盤を取り出しずらく、ついつい手に触れなくなってしまったが名盤である。先代(ジョン)のエキセントリックでデモーニッシュなところは無いが抒情的な部分は彷彿とさせる。いつかポールを口上に呼んで二代目を襲名すれば良いのに(笑)。
23時半、就寝。
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