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六月終わり

 天気曇り。今日で六月も終わり。半分終わり。これで梅雨が明け暑くなって、それが過ぎたら秋もなくすぐ寒くなって今年も終わるのだろう。人生は短い。

 今日は初めての店舗だと息子に頼まれてドライブがてら高尾まで車で送っていてく。これ、日曜朝の恒例になってきた。帰宅してもまだ七時半。簡単な朝食を食べた後、トウモロコシを茹で仏壇に供えた。

 ウォーキング、という訳ではないが何かしなければこのままずっと家にいてしまいそうなので国立に行くことにする。中古CD・レコード屋を覗き、増田書店で立ち読み。

 この書店は国別に分かれている外国文学のコーナーあり、そこに韓国の作家ハン・ガンのコーナーが設けられてあった。以前、娘に勧められてこの作家の『すべての白いものたちの』というのを読んだらとんでもない傑作で、その時は図書館で借りて来て読んだのだがいずれ買って手元に置きたいと思っていた。新作が出たようで5月28日(火)の朝日新聞に掲載された作家のロングインタヴィーの記事が一緒に貼られており、その新作も平積みされていて迷ったが、とにかく文庫化された『すべての~』を買った。

 すべての、白いものたちの|ハン・ガン | 本の栞 (honnosiori.buyshop.jp)

 昼、国立駅南口のバーガーキングで『テリヤキバーガーセット』を食べる。550円也。

 日野に帰り、帰り道に図書館があるので、そこでさっき書店で見たハン・ガンのインタヴュー記事をコピーする。長いので書店では読まなかった。家でスクラップしてゆっくり読もうと思って。

 暴力に満ちた世界で、希望を想像する 問い続ける作家ハン・ガンさん:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 帰り道、雨が降ってきてやや濡れる。帰宅後、少しして『アンメット』第4話を見て、夕食のカレーを早々作り、途中、夕方に大河ドラマを見たが、あとはずっと読書した。村上龍の『ミッシング』読了。内省的な作品で、だが、謎解きとかがあるわけではないのに後半一気だった。

 23時半、就寝。

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懐かしい記憶、風景

 朝は薄曇り。段々に晴れて昨日より蒸し暑くなる予報。

 朝から病院に行く。心配なことがあったが結果はなんでもなくて医師に生活の中で気を付けるようにするか、それとも弱い薬を出しておくか?と聞かれて一応薬を貰うことにする。念のためにと血を採られた。先々週、頬が腫れてその原因を探るのに採られたばかり。なんだか最近採血ばかりしている。結果は2週間後とか。

 帰宅したら夕方から仕事の息子が昼食を食べながらまた大リーグ中継を見ていた。ドジャースVサンフランシスコ・ジャイアンツ。3対3の良い試合だったが、9回裏、ホームランが出てサヨナラ。ジャイアンツの勝ち。

 今日は家の中にある食材だけで夕食を作るからと出がけの息子に言っておきながらやはり買い物に出かける。トマトとトウモロコシを買う。トウモロコシは今年初。家の裏はトマト栽培のビニールハウスで、表はかつては毎年トウモロコシ畑になっていたが、ここ数年、全く何も作られず休耕地になっている。

 昔、この家に越してきた理由の一つがこのトウモロコシ畑だったことは依然このブログに書いた。その文章にも登場したおじさんに何かあったのか、それとも高齢だったのでこの酷暑に畑仕事はもう無理と断念したのか。いずれにせよ毎年しっかり実っているのに収穫されないトウモロコシを見て、美味しいのか、まずいのか、何故収穫しないのか?と家族四人で言い合ってた頃が懐かしい記憶、風景になった。

 ↓はその時、そのおじさんがこのアルバムジャケットのそれに似ていると確か張り付けた曲。アンコール。

 https://youtu.be/YmjXNys64j8?si=qM4eDzOGvnas0rJl

 夕方、『アンメット』2~3話、『還魂』3話をNetflixで見る。終わるといい時間になっていて、それから芦田愛菜とサンドの『天才テレビちゃん』を見た。

 今日は小学校四年の時、国立博物館のバックヤード見学の時、漠然と"ヤマイヌ"とタグづけられていた剥製を見て、ニホンオオカミではないか?と疑問を持ち、それを突き止めた博士ちゃんの話。

 絶滅したとされるニホンオオカミの剝製はこの地球上に全部で6体しかないのだとか。少女が発見、証明したのはその中の一体。彼女の自由研究は文部大臣賞を取り、そこからそれを発展させた論文を4年かけて書き上げ世界に発表。その独自の方法は旧来の動物学の世界に衝撃をもたらした。。。とのことで、子供の新しい目、興味への熱量の凄さに舌を巻く。

 気づけば、今朝、毎朝している仏壇周りのことを何もしなかった。ごめんね、あさチャン。明日はトウモロコシを供えよう。

 読書して 23時就寝。

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『アンメット』を見た

 朝、4時頃、目を覚ました時はまだ降っていなかったが、少しして家の裏のビニールハウスの屋根からばらばらと音がし始め、あっという間に強い雨になる。現場中止。一日、会社で日誌の整備、図面のチェック、写真整理等をした。

 日誌の整備をする時、このブログが威力を発揮する。実は半分その目的で書いていると言っても過言ではない。

 先日、ラジオを聞いていたら、今季最高のドラマは杉咲花主演の『アンメット』で、事故で記憶が一日しか持たない脳外科医の話らしいが、そこでも日記が物語の重要なモチーフになっているのだとか。自分は未見。確かNetflixにあった。

 用事があって税務署に行く。毎度愉快な場所ではないが窓口のおじさんの対応は素晴らしい。慇懃(いんぎん)の一歩手前、寸止めと言う感じ。

 夕方、帰宅時にもまだ雨は強く降っていたが、夕食を食べていたら突然、辺りに消防車のサイレンがけたたましくなり始め、その台数も1台ではなく、おまけにパトカー、警察官も多数出動していて騒然とした様子。浅川が決壊したか、それともここらは谷地形の下なので何処かで土砂崩れ、土石流でも発生したか等考える。なんせ雨は帰宅時よりさらに強くなって豪雨の真っただ中。

 しかし、野次馬根性を発揮して警察に聞いてみようと玄関を出て傘をさしかけたら、拡声器で「火事の報告を受け出動しましたが、そのような事実は見受けられませんでした。」と声あり。なあんだ、人騒がせな。誰かがいたずら電話でもしたのだろうか。

 『アンメット』の第一話を見る。

 アンメット ある脳外科医の日記 | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

 聞いた通り、ドラマの中で主人公はノートに手書きで日記をつけていた。前日の記憶が無いので就寝前、一日の出来事、会った人等を細かに書き、起きてすぐそれを熟読する、という一日。今日につながらない昨日、明日につながらない今日を日記で繋ぎ止めている形。記憶になくても経験した強い感情は心が覚えている、と、第1話はそういう話だった。先が楽しみ。

 明日からまた蒸し暑くなるとの予報。涼しく気持ちよく眠れる夜は貴重と思い、また早く寝ようと思ったが、本など読んでいたら就寝が遅くなる。と言ってもここ数日が早く寝すぎていたのだが。

 23時半。就寝。

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ガリ子ちゃん

 最近、村上龍の『ミッシング』を読んでいるせいかこのところ奇妙な夢を見る(そういう小説なんです)。元居た場所に戻ろうとして戻れないとか、失くしたものが見つからないとか、人にはぐれて会えないとか。起きた時、ストレスを感じるような嫌な目覚め。今朝もそうだった。

 王様は裸だ、と叫ぶ人はかっこよく(見た目のことではない)あって欲しいものだと思った。朝のNHKを見た感想。

 天気は薄曇りで昨日より気温、湿度ともに低く、また現場は微風もあり過ごしやすかった。昨日、解釈にやや難儀した古代の住居址はそんなに複雑なことになってるわけねーだろ、と、決め堀りしたら目論見通りになっていて良かった。床付きの全景写真を撮る。

 昨日、暑くて現場で皆にガリガリ君を振舞った(というほどのものではないが)ら、中の一人の分が当たってその当たり棒をくれた。それで今日、書いてある文字をよく見たら"ガリガリ君かガリ子ちゃんと交換できます。リッチ・大人シリーズとは交換できません"とある。

 ガリ子ちゃん?

 調べるとガリガリ君の妹らしい。シャキ子ちゃんという姉もいるらしい。姉妹どちらも会ったこと(見たこと)ないが。

 夜、自分はまた例のソーメンを作って食べた。美味なり。その後、息子にサバの梅煮を作る。息子が貰って来た某スーパーのレシピ集に出ているのは魚が鯵(あじ)なのだが、ないのでサバ缶水煮を応用。帰宅して食べた息子に聞くと美味いとか。

 読書して、就寝。早く寝るのに限る。今日は疲れる夢を見ませんように。21時頃。

  

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檸檬堂。

 天気曇り。気温は昨日よりやや低いがまた湿度が高い予報。現場でこの湿度が高いのだけはいかんともし難い。

 新しく開いたB、C区だが、何もないと思っていたが丁寧に検出作業をすると柱穴が等間隔で並んでいたりとか、その他、色々と見つかる。また90パーセント以上が調査区外になっている住居址だが、調査区側に見えているその10パーセントで判断しなければならないことがややあって、意外と難義する。検出写真の撮影後、本格的に調べ始める。

 昼休み、現場の隣がセブンイレブンなので弁当を持って行かない時はもっぱらそこで買っているが、最近の定番は焼きそば。ソース焼きそば、ネギ塩などあるが自分はソース焼きそば派。それとトマトジュース。

 自分は何故かレジの人に良く話しかけられるタイプでここのレジの年配の女性もそう。「隣何か出てるの?」と聞かれたので「古代の住居跡とかでてますよ。」と答えると「あー、出ちゃったんだ。」と一言。「このセブンイレブンを作る前も調査したんですよ」と言うと「でもここは何も出なかったのよ」と意外と事情通。店のオーナーか。

 帰宅すると休みの息子が夕飯を作っていた。最近、ビリー・ジョエルをBGMの息子が料理している風景が増えた。『コールド・スプリング・ハーバー』(幻の1ST。廃盤の後復刻)、『ピアノマン』を立て続けに聞く。料理は、豚肉ともやしの梅オイスター蒸し、というやつ。いつも行くスーパーにおいてある無料のレシピ集を貰ってきてそれを見て作っているよう。梅が効いてさっぱりしていて美味い。

 実はこの頃、Amebatvで"世界の果てに東出昌大とヒロユキを置いてきた"というのを見ている。アフリカ編もあったようだが、見ているのは南米編。メキシコに長くいたIさんに教えてもらったのだが面白い。一緒に見ていた息子も「これじゃ地上波は誰も見ないね」とのこと。Iさん曰く南米には癌が少ないようでそれはひっきりなしに柑橘類、オリーブを食べるからとか。つまりビタミンC。前回見た番組の中でも東出が台所料理を手伝おうとしてレモンを絞らされたりしている。医学的な根拠は分からないが確かに体には良さそう。

 それで最近は檸檬堂というノンアルのレモンハイを飲んでいるがこれ美味い。これで良いと思う。

 ノンアルなのに飲むと何故か酔った気分になり体が疲れているのか21時ごろ眠くなる。そのまま就寝。21時半。

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世界一美味いソーメン

 天気薄曇り。

 昨日よりやや気温は低いが湿度が高く引き続き体調管理に気をつけろとの予報。その通りの1日。

 B、C区の掘削が終ったが、開けた面積に対して遺構が少なく、拍子抜けしたのかなんだか気合が入らず。しかも暑さもあるせいか1日中気だるい、かったるい感じ。熱中症とかではなく気持ちの問題。安心したということもあるか。

 スマホでインスタグラムを見ていたら料理の動画が回ってきた。世界一美味いソーメン、というやつ。見ていたら確かに美味そうで、仕事帰りに必要な食材を買って行く。

 家について直後、家電が鳴って誰かと思ったら宮城県亘理町のシンガーソングライター、サトロさんからだった。久しぶりに声を聴くけて嬉しかった。

 で、世界一美味いソーメンとやらを作る。オクラ3本に塩をまぶしてレンチン1分したものを輪切りにする。ネギ、大葉を細かく刻む。梅干しの種を抜きたたく。容器に市販のもずく酢のカップ2個を空け、そこに刻んだもろもろを入れる。それに市販のそばつゆ大匙2杯、ごま油を大匙1杯、鶏がらスープの素小さじ一杯を入れ整える(かき混ぜる)。ソーメンを茹で冷水でつめたくして水気を切り上記の汁にぶち込んだら出来上がり。世界一かどうかは知らないが、暑さでだるい体がシャキッとして、確かに美味かった。この夏、定番になりそう。

 火曜日なので写経。その後、録画しておいたNHK『100分de名著~忘れられた日本人』の最終回を見る。横になっていたらいつの間にか眠ってしまったようで、気づくと22時ごろ。起きて風呂に入ってまたちゃんと寝るが、0時半頃、息子が帰ってきてまた起きる。食事はしてきたとのこと。

 1時頃、就寝。

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空調服威力発揮

 天気快晴。梅雨入りしたばかりだが完全なる夏日。

 現場は日射病、熱中症の危険大だったが空調服が威力を発揮。途中、一度脱いだら途端に辛くて、もうなしではいられないと思った。

 先週金曜日に中止になった討手返しの続きでB区に続きC区の重機掘削。新たな住居址が見つかったがほんと片鱗が見えているだけで大部分が調査区外。B区の検出全景写真の撮影をした。C区は明日。

 Aさんが休みと思って先週末に調整して代打でHくんに来てもらったが、もう一つの用事が無期限延期になったとかでAさんも来て設計より人数が一人多くなってしまい役所に了承を得る。ただ仕事の多さと暑さからして一人多くて正解だと思った。

 休憩時間にIさんにルチャリブレ(メキシコのプロレス)の動画をたくさん見せてもらい盛り上がる。メキシコのプロレスと言うと世代的にはミルマスカラスで、マスクをした空中戦という印象がある。そのせいでその後脳内で『スカイハイ』がヘビロテ状態に。

 Sky-High(jigsaw) / Mil Mascaras (youtube.com)

 帰宅してシャワーを浴びて、サバ缶と昨夜の残りの味噌汁、サラダ、大根おろし、納豆などで食事。よほど飲んでしまおうかと思ったが止める。まだ月曜日だしな。

 『還魂』第2話を見る。見ていると山形の弟から電話があって思いのほか長く話す。

 洗濯物を畳んで、息子用の夕食を作ろうかとしていたら丁度息子が帰ってくる。鶏もも肉が半分残っていたのでソテーする。塩コショウして片栗粉をまぶして、オリーブオイルとニンニク。肉を焼くときは毎度火が通っているかどうかが心配になるが大丈夫なよう。

 NHK『100分de名著~忘れられた日本人』の最終回を見ようと思ったが、疲れて眠くなり早めに就寝。22時頃。

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梅雨入りか

  東京も梅雨入りだろう。朝から雨。湿度が高く、暑いのか寒いのか分からない感じ。エアコンのドライを点けたがすぐ寒く感じて止める。

 床屋に行く。自分の前に数名待っている客がいたが図書館から借りた村上龍の『ミッシング』を持っていて待ちながら読んだ。じっくり本が読めてかえって良かった。家で読むとすぐ眠くなってしまうから。

 その帰り足で方々へ買い物に行く。遅い昼食を『かつ屋』で食べる。ロースかつ定食。美味也。

 食材を置きに一度家に帰り、古くなった鍋つかみを買い替えようと100円ショップに出かけるが、気に入ったやつは何故か右手用のものしかない。別に同じのを二つ買って両方使えばいいじゃないかと言われそうだが、欲しかったそれは使用する側はストッパーのゴムがついていてそれを左につけるとストッパーが手の甲の側になる。

 店員の女性に聞くと彼女も不思議そう。気にしたこともなかったよう。調べてもらったらその商品は右手だけしか生産されていないとのこと。不思議。それともこれって普通のことなのか。分かならい。もう少し良く調べてからよそで買おうと今日はやめる。

 帰宅してNetflixで久しぶりに韓流の時代劇を見る。見たのは『還魂』。まだ第1回。期待大。

 見終わったら眠くなってそのまま寝て起きたら19時だった。昼食が遅かったので、腹は減っていず、ただ何か作りたくて冷蔵庫にごぼうが余っていたのできんぴらごぼうを作った。それと味噌汁。梅雨から夏の間は残すと悪くなりそうでインスタントのやつで済まそうと息子と常日頃言い合っていたが、インスタントばかりだと体に悪いと思い直し作る。具は大根と刻んだ葱。

 20時から大河ドラマ『光る君へ』を見る。見ていると息子帰宅。

 息子とディズニーピクサーズの映画『カーズ』の話になり、挿入歌、ジェイムス・テイラーの『Our Town』からNHK『映像の世紀・バタフライエフェクト~ルート66』へ話が移って、録画したままなのそれを二人で再度見た。ルート66は一度消滅したが保存運動などがあって今は歴史遺産として保存されているとか。いつか走れたらなどと夢のように思う。

 ↓は『カーズ』の主要キャラクターだったドック・ハドソンのトミカ。ずっと以前、何かの折に息子がくれたもの。声をポール・ニューマンがやっていた。映画を見た人なら分かると思うがもうこういう(ああいう)立ち位置かもしれない。

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 23時半、就寝。

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二度寝

二度寝。

 平日と同じ時間に起きるのが休日の常なのがこのところそれが破られている。正確には守られているが朝食を食べ少しするとまた寝てしまうのだ。休日にそんなこと当たり前だと言う向きもあろうが自分には珍しいこと。

 季節の変わり目だし、また日ごろの疲れが溜まっているのか。寒暖の差が激しい昨今、朝の、暑くもなく寒くもなくの時間は貴重だし、また気持ちが良くていつまでも布団にいたくなるということもある。6時ごろ一度起きて、また寝て次に起きたのは9時半ごろ。

 部屋干しした洗濯物を畳んでいると息子も起きて来て、テレビで大リーグ中継を見始めたので一緒に見た。ドジャースVSエンジェルス。大谷にとっては古巣との一戦。大谷の2点ホームランでドジャースが勝っていたがその後同点になり延長戦。タイブレイクのルールで2塁にランナーを置いての試合になる。以前、エンジェルスが3、4番を敬遠で満塁策を取った後、ピッチャーの初球暴投であっさり負けた試合を思い出し、息子と散々エンジェルスをヘボ野球とくさしていたがエンジェルスが勝った。こういうこともあるにね。そりゃあるだろう。

 昼、そうめんをトマトスープで食べるのを思いつき作り始めたがスープがソースになってしまいやはり普通にパスタにする。パスタを大量に茹で、ソースも多めに作ったが、息子がぺろりと残さずに食べてしまった。いい食べっぷりで。

 夕方からの仕事の息子を多摩センターまで送って行き、帰り足で買い物。冷蔵庫にひき肉が余っているのでハンバーグにしようとタマネギその他を買う。

 で、夕飯はハンバーグ。大根おろしとポン酢で"和風"にして食べようと大根も買ってきたのに、焼いたら大根を擂るのが面倒になってケチャップとソースを混ぜたやつでデミグラ風にして食べた。

 夜、芦田愛菜とサンドの『天才テレビちゃん』を見る。折りたい折り紙を折ろうとすると展開図が頭に浮かび、それをPCで図化した後に超高度な折り紙を折る少年が出て来て度肝を抜かれた。これ本当の天才。頭の中、どうなっているのか。

 その後、今まで藤井風のニューヨーク・アポロシアターでのライブをYouTubeで細切れで見ていたが、フルにアップされているのを見つけまた通して見てしまった。Netflixにあるライブはほとんど踊りながら歌って"芸能人"風なので、ピアニストである彼を思えばやはりこちらが真骨頂と思う。クリストファー・クロスの『ニューヨークシティセレナーデ』のカヴァーで何故か泣けてきた。ピアノもMCでの流暢な英語もすべて独学というからこの人も天才。

 ↓ 前半と、

 https://youtu.be/UM6JwcBwQ2Q?si=5adxwnWZDG86G338

 ↓ 後半。

 https://youtu.be/4N6TvBJWvWg?si=TsBVjKgj5YXmHCGr

 0時頃、就寝。

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白石かずこ氏死去

 朝から小雨が降っていたが、自分が見た時系列予報では午前の早い時間弱い雨であとはずっと曇りマークだった。なので普通にやるつもりで現場に向かったが途中で中止の電話。またスマホで予報を見ると一日雨マークになっている。これじゃ予報と言うより実況だなあと思う。会社に戻って一日写真整理をした。

 友人のSNSで詩人・白石かずこ氏が亡くなったのを知る。自分が初めて金を出して買った現代詩の詩集は氏のものであった。

 高校1年の時。理由は佐野元春が影響を受けたと、ある雑誌で言っていたからだが、こういう時は大体買ったけど難しくて分からなかった。。。。となるところ、買って自分も衝撃を受けた。どう衝撃だったかというと、これを「詩」と呼んでいいのか。。。と思ったのだ。

 花鳥風月のようなもは何もなくて、感じたのはリズムとビート。韻を踏んでいるとかそういうことではなく行間、言葉の選び方、壊し方とかがジャズのようだった。日本語の破壊と創造が同時に起きている感じがして、紙面からことばが飛び出してくるようだった。長い詩も目で追っていくと音楽のような快感があった。

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 思い出は三つ。一つ目は日本のウッドストックと呼ばれる1988年富士パノラマスキー場での反原発のイヴェント『いのちの祭り・NO Nukes One Love』のステージ。

 10日間、昼夜問わず有名無名様々なアーチストが演奏、パフォーマンスを行ったイヴェントだが、確か白石さんは九日目の夜のステージに登場した。自分は雪のないスキー場の斜面に寝袋を敷いて寝転び、夏の星空を見ながら白石さんの朗読を聞いた。薄い雲が素早く流れていて、星が飛んでいるように見えた。朗読された詩は84年インド・ボパールで起きたアメリカのカーバイト工場で起きた惨劇についての詩『黄色い夜』で、サックスの演奏を伴った朗読(確かドクトル梅津)はかっこよかった。センテンスを区切る独特な朗読で、巫女、シャーマンのようだった。

 二つ目はその年の10月の砂防会館。アレンギンズバーグとの共演。

 三つめは諏訪優さんの葬儀でのこと。歌人で住職の福島泰樹氏のお寺で、自分は故・下村誠と一緒に行ったのだが、そこでお会いした。他には友川かずき氏。同じビート詩の盟友だった諏訪さんを悼んだ白石さんの弔辞は、しかし詩の朗読の時のような読み方ではなかった。後で下村さんとそのことを言い合ったのを覚えている。

 R.I.P。コルトレーンのブルースのようなこの詩を。

 

 ハドソン川のそば  白石かずこ


 誰から生まれたって?

 ベッドからさ 固い木のベッドから

 犬の口から骨つき肉が落ちたように
 落ちたようにね

 わたしの親はまあるいのさ
 月のようにのっぺり
 やはり人間の顔してたのさ
 人間の匂いがしてたのさ
 くらやみの匂いがね
 黙ってる森の匂いがね

 それっきりだよ ニューヨーク
 ハドソン川のそば

 わたしはたっている

 この川と わたしは同じ
 流れている

 この川と わたしは同じ
 たっている

 広すぎてはかれないよね おまえの胸巾
 遠すぎてはかれないよ おまえの記憶

 生まれた頃まで さかのぼることないよ

 わたしの想い出
 行き先も今も ただよう胸の中
 自分でも はかれないのさ

 ハドソン川のそば
 ちぢれっ毛の
 黒い顔の子 やせて大きい目だよ わたしは

 笑うと 泣いてるように
 顔がこわれて ゆれだすよ

 唄うと 腰をくねらせ
 世界中が 腰にあるように 踊るんだよ

 名前はビリー
 すぎた日の名は知らない
 わたしの生まれた 空を知らない
 なんていう木か 兄弟のハッパがあったか なかったか

 わたしは生まれた うまごやを知らない
 ワラのべっどか 木のとこか

 それでも わたしはそだった
 果実の頬のように
 果物屋の 店先で
 買えない果物みてるうち

 肉屋の店先で
   切られていく 豚の足をみてるうち

 ハドソン川のそば
 ひとりで いまはたつ

 すこしおとなになったわたしかかえ 
 わたしのグランマー グランパー
 いとしい恋人 ハドソン川

 わたし 流れていくだろうよ 川と一しょに
 わたしの胸の中 太く流れるハドソン川と
 わたしの胸の中 わたしと流れるハドソン川と

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合宿から1年

  天気薄曇り。寒い一昨日と暑い昨日の後で過ごしやすい気温。現場は適度な風があって気持ち良かった。

 昨日、ようやく1区が終って今日と明日は2区の掘削。掘った土で1区を埋めながら2区を掘る。工事ごとは某土木会社が全部やってくれるので楽。1区に随分と時間がかかってしまい、もし2区以降に何かあったら。。。と皆で心配していたが、結果、何もなかった。工期全体が短くなるかもしれない。

 今日、6月20日というと、去年、免許証を失効し、山形県長井市の自動車教習所に合宿に行った日から1年ということになる。このブログのその頃(九日間)の日記をひとしきり読んでしまった。大変だったが今思うと楽しかった。そろそろ初心者マークを外しても良い頃と知る(笑)。

 Driving school days 初日: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

 夜、息子が会社の集まりがあって今日は夕食はいらないとというので、気軽にソーメンを食べる。2把茹でて多すぎると思ったが、昨日作ったうどんの汁ものこっていたので、冷たいの、暖かいの両方を食べた。満腹。

 夜、『プレバト』を見る。家事全般、色々やっていたらあっという間に時間が経つ。キッチンドリンカー状態で飲みながらやっていたら、開けた窓からの風が適度に気持ち良く、終わった頃に眠くなってしまった。22時頃、就寝。

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1区終了。

 雨上がり快晴。また蒸し暑い。午前中、テントで影を作りそれをずらしながら作業して、午後はまたマンションの影の中。なんとか予定通り全景写真の撮影が終わり、1区終了。

 作業中、Aさんから驚くべき話を聞く。今年の春頃、あるバラエティ番組をきっかけとして遺族がずっと秘密・非公開にしていた土方歳三の遺髪がこの4月に公開されたということ。そんなものがあったのか。番組は未解決犯罪の捜査に良く協力するという霊能力者が函館戦争で戦死した土方の死地を探すというものだったらしく、その番組の何がそうさせたのか知らないがそれを機に遺族の方が公開することに決めたのだとか。

 ネットから拾った遺髪の写真をスマホで見せてもらったが、歳三の髪は真っ黒というのでなくややブラウンがかっていて長かった。写真で見ただけでも歴史上の人物がぐっと身近に感じるようだったので、実際に見たら感想はいかばかりだったか。公開中、見に行けば良かった。知らなかった。誰か教えてくれよ。

 夜、昨日の残りのカレー。昨日、藤井風がアメリカでゴールドディスクを受賞したニュースを見たからか、彼の1stと2ndアルバムを飛ばさずに通して聞いた。そしてまたYouTube動画もいくつか見た。彼はコロナ禍中にデヴューして、その最中の、ままならない青春を生きる自分の母校の後輩たちに名曲『旅路』を贈った番組を当時テレビで見たが、そのお返しのようなこの動画を見て感動する。

 この宇宙が教室なら隣同士学びは続く、凄いフレーズ。

 「旅路」藤井風❣️ 岡山城東高校合唱部♪ 最後のシーンは大好きな風先輩への感謝の「笑顔」です。 (youtube.com)

 昨日今日で凄い寒暖差があったせか、また肩が激しく痛む。23時頃、就寝。

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雨でのんびり

  未明から強い雨。昨日の内に現場中止が決まっていたのでいつもの雨の朝に比べのんびり気分。昨夜からのんびり気分。昨夜まであんなに暑くてクーラーやドライを点けて過ごしていたのに今朝ははっきりと寒かった。

 昨日、現場近くの病院に行ったばかりだが今朝は出社前に痛風と血圧の薬を貰いにかかりつけの病院に行った。すっかりなじみになった先生に健康計画のようなものを立てられ5kg減量を言い渡される。望むところ。

 仕事は写真整理。休憩時間、ネットで藤井風の『死ぬのがいいわ』の世界的なヒットを受けアメリカレコード協会が彼にゴールドディスクを送ったニュースを見て驚く。

 藤井風「死ぬのがいいわ」が初の米ゴールドディスク認定授与 – THE FIRST TIMES

これ、もっと騒がれても良いのではないか?先日のアポロシアター(!)での藤井のライブを自分もYouTubeで見たばかり。昔、アメリカ進出といってピンクレディー、矢沢永吉etcが英語で歌って、発音がどうとか言っていた時代を知っている世代としてはこの歌のサビを世界中が日本語(岡山の方言)のまま口ずさんでるのを想像すると隔世の感有り。

 午後、雨の強さが心配になり、一度現場に見回りに行く。周辺の崩落等は無かったが、住居址内に水が溜まっていた。明日、排水の準備をしなければと思う。

 帰宅すると休みの息子がカレーを作ってくれていたが、まだ少し時間がかかるというのでその間に火曜日なので写経。終わって食事して、後は読書。ただ寝落ちしているところを起こされて、風呂に入り寝る。23時頃。

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蒸し暑かった

 蒸し暑い一日。朝食、ほうれん草のナムル、納豆、サラダ、ごはん。

 早速、空調服を着る。威力抜群。ただこの程度の暑さでこれを着ていては先が思いやられると思い少し着て脱ぐ。ちょっと暑いだけでもこれが無くてはいられなくなりそう。この先もっと暑い日があるだろう。第一、まだ梅雨も明けていないのだし。

 現場は一日予定を延長してくれたみたいだが明日雨予報で珍しく今日中に中止が決定して、やはりこの1区の終了は明後日の水曜日までと言うことになった。まあ、なんとかなりそう。朝、早出してやった甲斐があった。

 昼、セブンイレブンのミニヌードルと稲荷ずし。

 夕方、先週の病院に行って採血の結果を聞きに行った。結果、おたふく風邪を自分は過去にやっているようで、今回はそうではなかったとのこと。他の反応から黴菌が入って炎症を起こしていたのだろうと分かる。薬も抗生物質を出してそれで良かった、と医師の説明。腫れもすっかり引いたのでこれで終わりと言われる。良かった。

 夜、サバ缶(水煮)、ブロッコリーとレタスのサラダ、冷ややっこ、ご飯。食後、息子用に豚の生姜焼きを作る。

 映像の世紀『バタフライエフェクト~香港・百年のカオス』、『100分de名著・宮本常一~忘れられた日本人』を見る。

 23時半、就寝。

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上腕二頭筋、その他

 早朝に息子が起きてテレビのチャンネルを色々回し何かの番組を探しているようなので聞くとルマン耐久レースだった。その時間、1位がフェラーリ、2位がポルシェ、3位がトヨタだった。

 それを見てから今日は町田の店舗に勤務の息子をドライブがてらに送っていく。日曜日町田なのがシフト的には多くてなんだかこれが定番になりつつある。帰宅して8時。それから朝食を食べ、家事全般をやる。

 娘からLineで娘の友達からのメッセージが転送されてくる。それはスクリーンショットの画像で、"お父様に上腕二頭筋が凄いですねとお伝えください"というもの。昨日、行ったケーキ屋の写真を娘がSNSのストーリーにアップしたらしく、向かい合って座っていたためケーキの写真の向こうに自分の腕が写っていたを見たらしい。以前、重慶に行った時やはり娘の友達たちに腕のことを言われ、それは日本の柳生宗矩の兵法書や宮本武蔵の五輪の書を愛読するカザフスタンの青年たちだったので自分も武術家か格闘家と思われた。今も時々、腕相撲の勝負を挑まれることがある。武術家じゃなくて発掘屋っス、自分。

 買い出しの合間にまた中古古書店に行き、ポール・サイモンの『ソングブック』とスティービー・ワンダーの『ウーマン・イン・レッド』がそれぞれ500円であったので買う。いつも見ているサッカリンさんのYouTube動画で『好きなアルバム100枚』といのがあって、それは選んだ100枚に一枚ずつコメントを付けていくだけの動画なのだが、『ポールサイモン・ソングブック』について"史上最強の弾き語りアルバム"と確か紹介されていた。

 アルバムの存在は昔から知っていたし目新しくもないのだが聞くのは初めてだった。聞くとサイモン&ガーファンクルのお馴染みのナンバーがソロで弾き語りされていて、親密さが増した個人的な歌に聞こえた。翻って先日友人から送られてきたミーワの『うたかた』に収められたナンバーもミーワムーラでやるとまた違って聞こえるのだろうかと思った。

 スティービー・ワンダーの『ウーマン・イン・レッド』は昔LPで持っていた。映画のサントラなので当時は少しがっかりした気持ちがあったアルバムだが、今聞くと力が抜けていて凄く良い。さすが。

 今日は早めに動き出したので買い出しが終り帰宅してもまだ12時過ぎ。買ってきたコロッケで昼食を食べる。外は快晴だが暑いのであとはもうクーラーをつけて部屋にいた。月~金は一日中外にいるのだから休みの日ぐらい建物の中にいたって良いだろう。それで14時頃から飲んで寝た。最高。

 起きて夕方。冷やし中華にトッピングする野菜を切り錦糸卵を作る。息子用も含め多めに。空腹だったので二玉分食べた。無論、冷やし中華にマヨネーズ。

 8時から大河ドラマ『光る君へ』、その後、ドラマ『アンチヒーロー』最終回。25分拡大版で、長谷川博己VS野村萬斎の最後の法廷シーンはCMを入れず35分間ノンストップなのでどうか視聴する人はその準備をして見てくれ、と番組前の番宣であったのでそうした。『VIVAN』といいこれといい最近の日曜劇場は攻めてるなあ。見ごたえ十分だった。

 息子が帰宅してまたルマン。決着がついて1位はフェラーリだった。

 23時半就寝。

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空調服を買ってもらう

 朝、寝過ごして時計を見ると6時。いつもどんだけ早く起きているんだか。

 休みの土曜日だが普通に起きて仏壇のことをやり、朝食を食べ、再放送朝ドラ『オードリー』を見た。だが、疲れが取れず眠気も去らず、よってまた寝る。次に起きたら9時過ぎ。外は晴れてキラキラ(ギラギラ)していて家の中も急に蒸し暑くなっていて今年初めてクーラーをつけた。

 テレビを点けるとCSで『鬼平犯科帳』スペシャル~"高萩の捨五郎"をやっていて鬼平を久しぶりに見てしまう。と、娘から電話があって今から帰るが明日江戸川のキャンプ場に行かなければならない用事があり、なので泊まらないとのこと。一応、娘の部屋を片付け、掃除しておいたが、まあ良い。なんでも明日父の日なので空調服を買ってくれるらしい。

 で、昼近くに娘がやってきて昼食はどうかと聞くとあまり腹が減ってないと言うので、早速、一緒に空調服を買いに行った。初めホームセンターに行くが、他も見ようと言うことになってワークマンに行くとやはりこちらの方が種類も豊富。ベストタイプのものと半袖シャツタイプ、長袖シャツタイプのものと色々あったが、長袖シャツタイプを買う。機械さえあればシャツは使い勝手に合わせて後々違うのをまた買えば良いと思う。

 その後、娘曰く、蕎麦をごちそうしてくれようとしているらしいが、良い店はあるかと聞くので、八王子野猿街道沿いの『車屋』を教える。故・杉浦日名子氏に蕎麦屋名店ガイドのような著書があって、そこは都心から外れた郊外で紹介されていた数少ない店の一つ。しかし、電話して聞くと14時半で一旦終わり、夜は17時からとか。電話したのは14時20分。なのでそれまでお茶でもしていようとバーゼルでケーキを食べた。

 BASEL洋菓子店 -

 で、一度家に帰り、出直して17時『車屋』。韃靼そばの天セットを頂く。美味也。

 手打そば「車家」|八王子の手打蕎麦 (soba-kurumaya.co.jp)

 食後、娘を府中駅まで送ってそこで別れた。随分を金を使わせてしまったよう。ありがとう。

 夜は『天才てれびちゃん~平安時代特集』を見るでもなく見て、息子用にチキンステーキ、トマトソース掛けを作った。自分はケーキと蕎麦でおなか一杯。

 早速、買ってもらった空調服を充電、セットして袖を通して見る。実は初めての体感。空調の強さは4段階あり、最強の4にするとかなり涼しい。これでまだまだ炎天下でも外で働けそう。腕が(空調のファンが)鳴る。

 23時頃、就寝。

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『フォーエヴァーヤング』のベストヴァージョン

 昨日と同様に早朝に家を出る。疲れがたまって足が重い。

 昨日と違って天気快晴で予報では32℃になるとか言っていたが、それは百葉箱などある涼しい場所で計った数値であって現場はもっと暑い。自分は良いが他のメンバーは皆自分より年上の高齢者軍団なのでキャンプ用の簡易テント(ターフ?)を建て、それで日陰を作りながら移動しながらやる。午後は現場全体が完全にマンションの影に隠れるので午前中のみそんな風にする。

 事件?が生きたのは昼休み。休憩用のハウスの中でメンバーの一人と亡くなった友人の話をしていると突然現場に建てたテントの屋根がハウスの窓ガラスに迫ってきて、ん?と思ったら骨組みごとそのまま風で空に舞い上がり始めた。飛んでいく方向に交通量の多い旧甲州街道がある。中で一緒にいた一人と飛び出して、外で休憩していた一人と自分の計3人で慌てて取り押さえた。

 何とか事なきを得たが、余波があってテントが風であおられた際に立てたままの光波測量機が倒れた。壊れてしまっていたら作業ができないし、作動しても精密機械なので測量の値に誤差があればやはり使えない。幸いスイッチが入り表示は普通なので過去の測点でいくつか検証するとこちらも大丈夫なよう。一安心だが近いうちに一度メンテナンスしなければと思う。普段はテントに土嚢を下げたり抑えたり重しをするところ、移動させながら使っていたので今日に限りそれをしなかった。不覚。

 帰宅途中、ビール、缶チューハイ、鳥カラ、イカ天、白身魚の天ぷらなどなど買い込んで、シャワー後、昨日よりさらに本格的に晩酌。朝、新聞欄でNHK・BSで、ボブ・ディラン、とだけ書いてあったので訳も分からず予約録画だけしていったが、見るとそれはスタジオライブ『シャドー・キングダム』の映像だった。それを見ながら飲む、食う。天ぷらで飲んで、その後、もり蕎麦で"天先"状態。ディランの『フォーエヴァー・ヤング』は全キャリアの内このバージョンが最も素晴らしいと思う。あの年齢(失礼)でまだこうゆうのが出る(出せる)のだからやはり凄い人。

 あなたの手がいつも忙しくありますように
 あなたの足がいつも軽やかでありますように
 どこから風が吹こうとも
 揺るぎない信念を持ちますように

 Forever Young (youtube.com)

 いつもこういう時、テレビを見ながらひとり寝落ちしてしまうので、それではいけないと布団を敷いてい寝る。19時半頃。目覚めたら22時頃で、風呂を貯め入浴し、再度寝る。23時半頃。

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ゾーン体験ならず

 早朝から現場に行ってゾーン体験を目指す。セルフで掘って、土層断面を引いて、写真を撮って、図面を書いてを繰り返す。古代のカマド。昨日、随分遅れをとったのでこうする他ない。休憩時間も休まず、昼休みも焼きそばパンを1個食べ、あとは掘る→引く→撮る→書く、を繰り返す。夕方にはヘンなテンションになってきて些細な何を見ても笑いが止まらず、メンバーに気味悪がられた。で、かなり進んだがゾーン体験はならず(笑)。。本当は時間の感覚も消え、気が付くとすべてが終わってるのようなことがしたかったのだが。『カモメのジョナサン』のあれ。

 やっているときは何ともな感じなかったが、帰宅してシャワーを浴びたらクタクタ。簡単なつまみで焼酎ハイボール缶を飲んだらキマッテしまった。それでも洗濯ものを畳み、ほうれん草バターに、鶏肉、エノキ入りのようなのを作る。

 本を読んだら寝落ちしてしまいそうだったので音楽を聴いて起きていたが、いざ寝ようと思ったらNHKで桑田佳祐のライブをやっているのを新聞で知りそれを見た。ジャズとロックと昭和歌謡がごちゃ混ぜのショーだが"一人紅白"以来、こういうのが定番になったのか。年なのか昭和歌謡のナンバーの方がテンションが上がる自分がいる。沢田研二のカヴァーは『君を乗せて』。マニアックな選曲でさすが。

 君をのせて 沢田研二 (youtube.com)

 23時 就寝。

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『うたかた』を聞いた

 天気快晴。今年は梅雨入りが遅れるとの予報を聞く。良いことなのか悪いことなのか。

 現場は7月中旬までだが、前半の区切りが来週火曜日まで(水曜日にうってがえし)なので急がねばならぬところ、作業が思うように進まない。自分のこれまでの体感的には2時間で終わると思ったことが、午前中いっぱい、半日で終わると思ったことがほぼ一日と、悪い方にずれている。何とかしなければと気持ちばかり焦ってしまった。

 昨日、友人から送られてきたミーワの『うたかた』を聞いた。バンド、デュオ、トリオ、色々な編成があるが、その中でソングライティングしている人がソロでやる時、普段とどう違うのか常々興味があった。例えばサイモン&ガーファンクルの時とポール・サイモンの時とどう違うのか、みたいな。

 まだざっくりとした感想だが『うたかた』は独りであることを聞く人に許す作品集だと思った。独りの心情・情景を表わすことばの選び方のなんと的確であることか。そしてこのアルバムを聞いてミーワムーラの音楽が卓越した二人のギタリストからなるものであるのことを思い知らされた。ギタリストの発見。彼女のは詩を朗読するようなギター。そして声がギターの伴奏のよう。その間をことばが漂っているように聞こえた。一対一で秘密を打ち明けられる時のような親密な音楽。もう休日を恐れなくて良いような気がした。

 録画しておいたNHK『先人たちの底力~知恵泉・柳宗悦』を見る。

 23時 就寝。

 

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写らない美しさ

  天気快晴。息子は仕事は休みなれど草野球の試合があるとかでユニホームを着て朝から楽しそう。ケガだけ気をつけろと言って送り出す。

 鬼平犯科帳の文庫本と中の数話を古今亭志ん朝が朗読したCD2枚組をAさんにあげようと現場に持って行く。全巻あるわけではないが本棚を整理しようと思って。想像以上に喜ばれた。良かった。

 CDは昔、長く続いた都心の現場が終り撤収してきた資材に混ざって会社にあったもの。誰も聞かないからと捨てられそうになっているのを貰ってきて聞いていた。志ん朝は吉右衛門が長谷川平蔵を演じていたあのテレビシリーズで尾美としのりが演じていた"うさぎ"を、吉右衛門の父、幸四郎が鬼平の時に演じていた人。楽しみに聞いてくれると嬉しい。

 現場は古代住居址(奈良時代・8世紀)がようやく掘り上がる。ただしこれで終わりではない。一度、使用時の状態の写真を撮影し平面図を取って、それから作られた工程をさかのぼって段階的な記録を取ってさらに掘らなければならない。だが住居址の調査ではこの状態まで来た時が一番好きだ。

 この仕事は守秘義務のようなものがあるってこうした時の写真をネットにアップしたりするのはご法度だが、ただ上げても伝わらないと思う。ブルハの歌ではないが毎度写真には写らない美しさがある。1300年前の人の行為が直に感じられ、サイキなものを強く感じる。つくづく不思議な(贅沢な)仕事だと思う。

 仕事が終わり帰宅して昨日録画しておいた『100分de名著・宮本常一~忘れられた日本人』を料理しながら見る。来週が"土佐源氏"とか。楽しみ。

 火曜日なので写経。夜買い物に出かける息子に酒買ってくるように言ったが、考えるに自分はまだ例の頬の腫れの薬を飲んでいるので酒はダメだろうと頼んでから気づく。まあ、治ってから飲もう。

 鎌倉の友人からミーワ―ムーラのミーワこと菅原ミワちゃんの初ソロアルバム『うたかた』が送られてきた。彼女の歌を聞いて以来、自分の中のそれまでの多くの歌うたい=ヒーローたちが色あせてしまった。これからたっぷり聞きこもうと思う。謝謝。

 23時頃、就寝。

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耳鼻咽喉科に行った

 朝、鏡を見ると頬の腫れが引いていた。言われてみると。。。と言う感じ。起きてきた息子に聞くと同様な返事。ただ左耳の下に未だしこりのようなものあり。

 現場に行くと人生の諸先輩方から早く病院に行けと言われる。何でも早め早めが良いと、もし何でもなくてもそれで安心なのだからと、結局はその方が金も安くつくと。それで現場に近い耳鼻咽喉科に電話して終業時のちょっと前くらいの時間に予約を入れた。

 病院に行く頃にはさらに腫れも引いていたがとにかく行って経過を話す。ただ医師が触診するとまだ腫れているとか。それで言うのは可能性は二つあって一つはおたふく風邪。もう一つは黴菌が入って炎症を起こしている可能性。深刻なら口に中に膿が出るがそれは無いと言う。

 怖いのはおたふくより黴菌が入っている場合なので今日は抗生物質を出しておくとの事。それとおたふく風邪かどうかを調べるのに血を採られた。いつもは行かない病院だったが説明が丁寧な良い医師だった。採血の結果を聞くのに来週の予約をする。

 夜、夕食後、Aさんが今日、明日までに会社に出さなければいけない書類を忘れたというので自宅の近くまで貰いに行く。同じ日野市内で近く。その後は買い物。たまごその他を買う。

 NHK『映像の世紀・バタフライエフェクト』で"アメリカ・ルート66"を見た。この春、スタインベックの『怒りの葡萄』を読んだばかりなのでダストボウル難民のあたりを興味深く見た。それと動くウディ・ガスリーも。『100分de名著~宮本常一』は録画。明日見よう。

 23時半、就寝。

 

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おたふく?

 天気曇り。朝、仕事の息子を高幡不動まで送っていく。

 午前中、娘、弟と電話で話した後、買い物に行き、その足で昼食にラーメンを食べていた時の事。突然、なんだか口の中、左側が嚙みづらいなあ、と思って食後車のミラーで見たら左側の頬が腫れている。別に痛みはないし赤みを帯びているわけでもないのだが耳の下がしこりになっていてなんだか気持ちが悪い。思うに自分は"おたふく風邪"をやっていない(たしか)。亡き母もそう言っていた(気がする)。

 帰宅して熱を測るといたって平熱で引き続き痛みもなし。だるさ、倦怠感もなし。調べると耳下腺炎というのがあってそれは熱もなく、普通、2~3日で腫れもなくなるとのこと。治療法としては鎮痛剤か抗生物質を飲めとあるのでロキソニンを飲んで寝た。昨日、肩痛が酷いので買っておいたもので昨夜も飲んだのだが、それが何か関係あるのか。

 夜、チキンのトマト煮を作る。大河ドラマはBSで夕方に見て、食後をずっと本を読んでいた。21時から『アンチヒーロー』を見る。いよいよ佳境。

 痛みも熱もないので自分は気にならないほどになっていたが、帰宅した息子に見てもらうとやはり頬が腫れているので早めに病院に行けとのこと。明日、なんとか時間を作っていこうと思う。

 23時就寝。

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ペルー料理を食べに行く

 朝からまた隣の小学校から合唱の練習の声。天気も晴れていて良い休日の始まり。

 ガス台の魚焼き器が壊れているのを少し前に息子がガス屋に電話して、今日の13時~15時の間に修理の人が来るのでその時間は家になければならないということだった。が、出場する予定の草野球の試合が中止になり息子も家にいることになって拘束を解かれた気分になる。ほっ。

 その息子がスマホで見たのか「山本(ドジャース)が凄いピッチングをしているみたい」と言うので、BSでヤンキースVSドジャースの中継を途中からだがじっくり見てしまう。延長11回、タイブレイクになって結局ドジャースの勝ち。これぞベースボールと言うような緊張感のある良い試合だった。

 その後、ガス屋が来るのにキッチン周りが雑然としているのでその片付け、清掃をやる。油が撥ねてかねてから気になっている箇所があるのでシンク、壁などを磨く、磨く、磨く。自分がそうしていたら、息子も風呂場、トイレの掃除をし出して家に中の気になっている箇所の幾つかがきれいになった。男二人で暮らしているので日ごろおざなりになっていることが多々ある。今日出来て良かった。

 それが終って一息つき、スマホでSNSを見ていてフォトジャーナリストの吉田ルイ子さんが亡くなったのを知った。大学の時、友人たちと企画したイヴェントに出てくれた時、打ち合わせその他で電話するといつも留守電になっていて、こちらが話始めるとガッチャっと受話器の音がして出るルイ子さんを怪訝に思っていたら、実際にお会いした時、いつもあんな風でごめんなさい、と開口一番に謝られたのを覚えている。当時、何かでいやがらせのようなことがあり、電話対応はそうしていたのだとも。

 『ハーレムの熱い日々』で覚えているのはポートレートを撮る時は50mm標準レンズで撮らなければいけないということ。それを読んでカメラをいじり始めた一頃、自分は律儀にそれを真似ていた。やってみると分かるがそれだと対象にかなり近づかなければならいない。その後、毎回守られたことなのかどうかは知らないが、彼女の名を聞いて思い出すのはいつもこのこと。R.I.P。

 ガス屋の対応は息子に頼み、自分は買い物へ。戻るとガス屋は帰った後で、息子に聞くと、直そうとすると結構な金がかかり、それなら新しいのを買った方が早いと言われたとか。また出たか、買った方が早い。

 やってきたガス屋はとても態度が横柄で、途中からケンカになると思い、息子はそれ以上話さないようにしていたとかの残念な結果。まあ良い。

 その後、録画しておいたドキュメンタリー映画『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』を見た。

瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

いつもあっけらかんとすべてをさらけ出しているような印象のこの人の、さらにその裏に本当の顔があったことを知る。命の炎がでかい人、そして予想をはるかに上回る反戦、反権力の人であった。仏者であるのに肉食、飲酒も豪快で見ていて腹が減った。

 で、夜、息子と八王子へペルー料理を食べに行く。

 MISKY ミスキー【公式】 (owst.jp)

 来週の父の日の前倒しとのことでごちそうしてくれた。上の映画を見て空腹だったのでたっぷり食べて飲んだ。グラシャス。

 23時半、就寝。

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スートラ=経

 隣の公園の緑と養生用のブルーシートが色濃いさわやかな朝の現場の椅子に『麻薬書簡~アレンギンズバーグ×ウィリアム・バロウズ』とでかく表紙に書かれた文庫本が置いてあった。読んでるのはAさんで普段は山本周五郎や柴田錬三郎等の時代小説を読んでいるが、元々は諏訪瀬島のコミューンにも行った人。聞くと某書店の古書コーナーに200円であったとか。青春の一冊という感じか。

 メキシコに長く暮らした経験のある新しく入った女性に「メキシコの大統領決まりましたね」と声をかけると「日本もトップを国民が直接選べるようにすれば良いのに」と一言。「下っ端を選んでその下っ端たちがその中から一番を選ぶのじゃなくて」とか。確かに「入れ札でお上をみーんなで決めるがじゃ」と竜馬が言っていた(聞いたわけではない)が、その通りになっていないよなあ、思う。各党、あらかじめ下っ端たちが自分らの代表を選び、その中から国民が選挙で首相を選ぶというのが良いのじゃないかしら。

 仕事はかまどの調査。先日、今の住居址はオーソドックスだ、のように書いたが訂正。かまどが複雑。作り変え、作り直しなど様々な可能性の痕跡がある。どの跡をどういう風に解釈してどう記録に残すかというのが仕事なので調査員と一日あーでもない、こーでもないと考えた。答えは出ず。脳みそが疲れた。

 夜、帰宅して昨日買っておいた焼き鮭その他で食事。今、家のグリルの魚焼き器が壊れていて魚が焼けない。なので最初から焼いてあるやつ2匹がパックしてあるやつを買ってその一匹を食べた。久しぶりに食べた気がする。美味かった。

 BSのニュース(かな)で、ガザの現状を伝えるニュースを見た。暗澹たる気持ちになる。アメリカ大統領選挙の選挙権が欲しい(皮肉です)。

 昼間、Aさんの文庫本を見たせいかこれを聞いた。

  https://youtu.be/-arPnTm0ZFI?si=JjTjxSk2CEvXyWMi

 
 今では老いぼれた、孤独な男になっちまったが
 車の中でこうして自らの孤独を語ることを
 おれは恐れちゃいない
 というのは それはおれだけの孤独じゃなくて
 アメリカ中にいる おれたちみんなのものだから
 なあ、みんな、語られる孤独とは預言なのだ
 百年前の月の中でも またこのたった今
 カンザスの真ん中でも

 <中略>

 おれは声をあげ
 今、アメリカ語からマントラを作ろう
 おれは戦争の終結をここに宣言する
 いにしえの日々の幻影
 おれ自身の千年紀(ミレニアム)の言葉を発しよう

 『ウィチタ渦巻きスートラ』 byアレンギンズバーグ 村上春樹訳

 
 23時半、就寝。

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肩痛し

 天気晴れ。家の周りの鳥たちが騒がしい。鳥の声で目覚める。

 肩の痛みが酷い。特に寝ている時と起きてすぐ。しばらくすると痛みが治まって日中や作業時なども大丈夫なのに。現場の作業員男性は皆自分より年上なので、聞くと五十肩は、ある日突然治るのだと言う。しかし、辛抱ならず病院に行こうかとどうかと迷う。また金がかかりそう。

 家の、剪定した金の成る木の枝を現場に持って行き、現場の土で挿し木して育てているがなんだか元気がない。しばらく様子見。現場の周囲にはいろいろな葉が土から顔を出していて、中で立派なやつを鉢に植え替えて育っててみるかと思うが、はて、それが何の葉か分からず、スマホで写真に撮ってレンズで調べると様々に出て来る。やはり葉だけだと判断がつかないか。花の場合もあるが、中に茗荷というのもあった。茗荷を育てると言うのもなあ、と思う。

 あとは住居址の調査をしていたと言う以外にない一日。でかい住居なので柱穴もでかい。他に貯蔵穴がありそう。

 夜、簡単な食事を済ませた後、散歩がてら買い物に行く。湿布薬とロキソニン。それと足りない調味料、食材など。初めドラックストアに行き、ロキソニンを買おうとすると、今日、この時間は相談の薬剤師がいないのでこの商品は販売できないと言われる。他の店に行くとその商品は取り寄せになるとか。なのでドラッグストアでは湿布薬だけ買う。

 その後、スーパーに行くとその時間、刺身の値段がとんでもなく安くなっていて、夕食を済ませたというのに買ってしまう。カツオ。ついでに今日は飲むつもりは無かったのに焼酎ハイボールも。結果、帰宅後に晩酌。

 読書して、肩に買ってきた湿布を貼って寝る。23時頃。

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ロジャーとピートも褒めてくれ

 天気快晴。出勤時、相変わらず小学校から合唱の練習の声。朝から気分が良い。

 発掘の仕事をしている人、考古マニアのような人なら分かる話だが、住居址には各時代ごとに、この時代はこういう作り、あの時代はこういう作り。。。と明らかになっていることがある。今やっている古代住居址(奈良時代)はその典型のような検出状況で、教材として良いのだろう、今日、これから調査員としてやっていくであろう人たちが見学に来た。こういう機会を逃がさぬようにということか。昔は予算、期間、現場の数なども一ぱいあったから余裕をもって経験を積めたが、これからの若い人たちは大変だと思う。

 昼、コンビニの焼きそば(インスタントではない)を食べたら美味かった。ただ量が足りなくて再度現場隣のコンビニに行き韓国風ハンバーグ、トッカルビおにぎりというのを買って食べてみる。自分は韓国料理は大好きだがこれは微妙な感じがした。

 帰宅するとまた息子がサブスクで音楽を聴きながら料理をしていて、聞いているのは去年(今年?)出た2019年のThe Whoのライブでオーケストラと一緒にやっているやつ。ロジャー・ダルトリーの声が全く衰えていなくて驚愕す。2024年現在はどうなのかとネットで見ると最近はこのスタイルでやることが多いらしい。これで来日してくれないだろうか?ミック・ジャガーばかりでなく、皆、ロジャーとピートのことも褒めてやってくれ。別に元気ならいくら年を重ねようが老人を演じなくて良いということを二人に教えられた。

 
 息子がアルコール度数の強い缶ハイボールを買っておいてくれてそれを飲みながら『Love,Reign,O'er Me』まで聞いたらキマッテしまった。↑は寝てしまい聞か(け)なかった『Baba O'Reliy』。20時ごろ寝て、22時頃、起きて風呂に入り、正式に寝る。

 23時頃。

 

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カラスの葬儀

 天気晴れ。ただ大気が不安定で夕方にまた雨がふるかも、との予報。

 現場は昨日の夕方からの雨でまたぬかるんでいたが、隣の公園の緑がきれいで空気が清々しかった。作業は古代住居址内の遺物出土状況の写真撮影。その後、取り上げ。

 仕事の休憩時間に例の音声図書の朗読者募集の件で担当者に電話する。聞くと明記はしていないが定年後の人を想定していたような感じで現役で働いている人から連絡が来るとは思わなかった、というようなことを言われる。面談、講習、録音など、平日を予定していて、そのために休みが取れるか。。。と聞かれる。ただ応募者も少ないのが現状なようで、何時でも良いから平日に休みが取れそうな時、一度、連絡の上、図書館に来て欲しいと言われる。そうしよう。

 昼休み、何処かに食事に行っていたUさんが戻ってくるなり「道路のセンターラインの上にカラスが仰向けに倒れていて、おばあさんと運んだら意外に重かった」と言う。何のことかと詳しく聞くと、道路にカラスが死んでいて、それを見たおばあさんが段ボールをつぶして板状?にしたものにカラスを乗せて何処かに運ぼうとしていたとのこと。

 手伝って、と声をかけられ、Uさんが脚を持ち、おばあさんが頭を持ち段ボールに乗せたのだとか。そして仲間のカラスがそれを見ていたのだとか。「カラスって大きいから、意外に重かったです」と言っていたが、助けを乞われて素直に従い事も無げにしているUさんが何故か誇らしかった。

 東京はどこに行っても、カラス、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、セキレイ等等がいっぱいいるが、見かける数ほどにそれらの遺骸といのを見かけた試しがない。何処で死んでいるのだろうか?またおばあさんはそのカラスをどこに持っていたのか。午後中、ずっと気になった。

 帰宅後、火曜日なので写経。終わってから自分はパスタ麺を茹で、インスタントな"素"でタラコスパゲティを食べた。息子にも朝、火曜日は簡単にパスタで良いか、と言っておいたが、やはり何か作ろうと鶏ももでチャーシューを作った。と言ってもこれも簡単なレンチン料理だが。

 録画しておいた『ユミの細胞たち』を見る。第5話。

 自分の中に得体の知れぬ感情が沸き上がり、ああ、これがそれか!というようなことがあり驚いた。。。ということを先日ある人から聞かされたのだが(なんのこっちゃ分からないと思うが)。その話を聞きながら自分が想起していたのはこの歌。春先に地球屋で初めて見た人だが、聞いた時、早くも今年のNO1と思った。急に思い出し寝しなに聞いた。

 愛情 (youtube.com)

 23時半、就寝。

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ゲリラ豪雨で終了

 朝、スマホ、会社携帯(ガラケー)ともにけたたましく鳴って、何かと思えば緊急地震速報。すぐテレビを点けると富山湾を震源にまた大きな地震があったらしい。震度は5。朝のうちに2回ある。北陸は正月の地震からちょうど五か月経ったところ。珠洲、能登など未だ断水などしているところもあるというのに暗澹たる気持ちになる。

 天気は晴れているが午後ゲリラ豪雨があるかもしれないとの予報。昨夜の雨で現場は滑りやすい感じだが、また粛々と作業する。今週で手掛けている古代住居址の調査を終える予定。この一棟だけで約一月かかっている。そろそろ急がねばと思う。

 日陰と日向で寒暖の差があって、日向で長袖を着ていると暑く感じて、脱いで半袖になると肌寒い。くしゃみをすると、メキシコに長く暮らした経験のあるIさんに「サルウ!」と声をかけられた。単語の意味自体は"健康"と言うことらしいが、スペイン語で乾杯する時の掛け声でもあるとか。メキシコではくしゃみをする人がいると街角でもバスの中でも見知らぬ人にそう声をかけられるのが常らしい。そしてグラシャスと答える。帰国してからはそれが無く、しばらく寂しく思ったとのこと。へぇ。

 予報通り、15時からゲリラ豪雨。結局、そのまま作業終了。雨の降りがやや弱まったところを見計らって片付けをやったが、ずぶ濡れ。

 帰宅して、また息子が夕食を用意してくれていて、肉じゃがときんぴらと中華スープ。体が冷えていたので温まる。

 毎度のことだが自分で夕食を作らないと夜が長い。Tverで『カンブリア宮殿』を見る。と、取り上げられていたのはバーガーキング。日曜日の『鉄腕ダッシュ』でもダッシュバーガーとかをやっていて、今ってハンバーガーのブームなのか?と思う。またシンクロニシティか。息子に今度何か思いついたら株でも買えば、と言われる。まさか。

 NHK『映像の世紀』で東大安田講堂の攻防を見る。そして時間がかぶるEテレ『100分de名著』~宮本常一・忘れられた日本人、は録画して見た。氏は晩年自分がメインで仕事をしている府中とかかわりのあった人で、また民俗学の考古学への応用と言うことで関連の様々を読む機会も多い。今後も楽しみ。

 almuseo81.pdf (fuchu-cpf.or.jp)

 23時半、就寝。

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朗読者志望

 朝はどんよりとした曇り空。左肩が痛い。右手の先に痺れもある。梅雨が近い証拠だ。行きつけの整骨院の先生もこの季節大忙しと言っていたっけ。季節の変わり目。自分なりのメンテナンスを心がけるより他なし。

 起きてすぐ息子を町田まで車で送っていく。この天気だと朝から起きて動きださないとまた一日家に引きこもってしまいそうなので積極的にそうした。

 帰宅して市の広報を見ていたら、図書館音訳者の募集があった。視覚障害のある方などのための録音図書の制作者、朗読サービスをする人を10人探していると言う。ただ朗読の経験と言った場合、どの辺までの事を朗読経験ありと言っていいのか?自分も自身の詩をライブハウスその他で朗読したことはあるが、そういうのも経験の内に入るのだろうか。

 自分が死んだ後、太宰なり、漱石なり(まあ、誰の何でもよいが)の文章を読む自分の声がこの世に残るさまを夢想してみる。声で文学を楽しむ人がいて、微力ながら(無名のまま)長くその役に立てる。悪くないと思う。やらせてくれないだろうか。頼んでみよう。

 娘から電話があり。友人が結婚し、そのお祝いを送ったらお返しに高級米が送られてきたの事。ただふるさと納税やらなにやら色々やって米がいっぱいになってしまい貰ってくれないか?との連絡。

 一瞬、今日取りに行こうかと思ったが止める。車で運ぶほどの量でもないというので今度帰ってくる時、持って来るらしい。了解。今月は父の日があるのでその時は空調服を買ってくれると言っていた。まだまだ外で働かなければと思う。

 昼、暇なのでかねてより調べてあった八王子のハンバーガー屋に車で出かける。リットチキン、と言う店。その名の通りチキンバーガーの店。アットホームなのに店内には最新のラップ、ブラックミュージックが流れていてなかなか"イケてる"店であった。フライドチキンバーガーを頼んだら激うま。帰り、外観を写真に撮ろうとしたら絵に描いたようなラッパーファッションの男女がたむろしていて、自分がスマホで撮ろうとするとサッとどいてくれて、礼を言うと、いやいやと、全員お辞儀。礼儀正しい若者たちであった。

 帰宅して読書し、そのまま寝落ち。起きてカレーを作って食べた。いつも家では中辛なのだが、最近辛さが足りないような気がして辛口のルーで作ったら美味かった。

 昼間、市の広報での募集を見たからかこの本を思い出した。

 朗読者 (新潮文庫) | ベルンハルト シュリンク, Schlink,Bernhard, 美穂, 松永 |本 | 通販 | Amazon

 夕方に大河ドラマ。22時からドラマ『アンチヒーロー』を見る。現在23時。風呂入って寝よ。

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ずっと読書

 今日から6月。天気晴れ。風もなし。

 小学校から合唱の練習の声が早くから聞こえる。毎朝のことだが土曜日は特に際立って聞こえる。曲は『翼を下さい』他。至近なので先生の指導の声も聞こえる。フレーズごとに区切って練習したり、発声練習が間に入ったり熱心で、結局、午後3時頃までやっていた。大会とか(コンクールというのかな)が近いのか。なんにしてもずっと天使の声が周囲に漂っているようなで、ずっとやっていて欲しいと思った。

 午前中、弟から電話があり話す。見た映画の話からアメリカ大学生のデモと大統領選挙の話まで。自分も珍しく身近な愚痴のようなことを話してしまってやや反省す。電波が悪いのか何度も通信が途中で切れたが思いのほか長く話した。

 午後一時、NHKEテレで『世界遺産高山寺・明恵上人夢日記』を見る。

 その後、あれをやろう、あそこに行こうと、色々と頭に思い浮かぶも、結局、基本、家で本を読んでいた。

 目が悪くなってから読書も長く続かず、少ない量を細切れで読んでいたが今日はむきになってずっと読んだ。そんな風にしているうちに次の読みたいものが出て来て、色んな本を様々覗くようになりいつまでも一つが読み終わらない毎度の悪循環。なのでなんとかそれを突破したかった。

 読み終わったのは宮内勝典氏の『永遠の道は曲がりくねる』。

 君のものではない、世界の声に耳をすませろ 宮内勝典の文学 - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌 (hatenablog.com)

ビートの周辺の日本人作家という文脈で知り20代から読み続けている作家だが、小説作品は少なく(長編は全部読んだ)、エッセイや日記、対談集、ノンフィクションの方が多く触れている。そのせいか小説の内容に既視感があって個人的にはそこがちょっと残念だった。勿論、作家のせいではない。ただ久しぶりに真の文学者の言葉に触れた気がして気持ちがしゃんとした。

 夜、チャーハンと野菜スープ。

 0時頃、就寝。

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