ずっと読書
今日から6月。天気晴れ。風もなし。
小学校から合唱の練習の声が早くから聞こえる。毎朝のことだが土曜日は特に際立って聞こえる。曲は『翼を下さい』他。至近なので先生の指導の声も聞こえる。フレーズごとに区切って練習したり、発声練習が間に入ったり熱心で、結局、午後3時頃までやっていた。大会とか(コンクールというのかな)が近いのか。なんにしてもずっと天使の声が周囲に漂っているようなで、ずっとやっていて欲しいと思った。
午前中、弟から電話があり話す。見た映画の話からアメリカ大学生のデモと大統領選挙の話まで。自分も珍しく身近な愚痴のようなことを話してしまってやや反省す。電波が悪いのか何度も通信が途中で切れたが思いのほか長く話した。
午後一時、NHKEテレで『世界遺産高山寺・明恵上人夢日記』を見る。
その後、あれをやろう、あそこに行こうと、色々と頭に思い浮かぶも、結局、基本、家で本を読んでいた。
目が悪くなってから読書も長く続かず、少ない量を細切れで読んでいたが今日はむきになってずっと読んだ。そんな風にしているうちに次の読みたいものが出て来て、色んな本を様々覗くようになりいつまでも一つが読み終わらない毎度の悪循環。なのでなんとかそれを突破したかった。
読み終わったのは宮内勝典氏の『永遠の道は曲がりくねる』。
君のものではない、世界の声に耳をすませろ 宮内勝典の文学 - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌 (hatenablog.com)
ビートの周辺の日本人作家という文脈で知り20代から読み続けている作家だが、小説作品は少なく(長編は全部読んだ)、エッセイや日記、対談集、ノンフィクションの方が多く触れている。そのせいか小説の内容に既視感があって個人的にはそこがちょっと残念だった。勿論、作家のせいではない。ただ久しぶりに真の文学者の言葉に触れた気がして気持ちがしゃんとした。
夜、チャーハンと野菜スープ。
0時頃、就寝。
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