『フライング・オン・エイブラハム』!
夏。暑かった。
梅雨が明けたんだもんなあ。だがここ数年は暑すぎてかつてのような風情はない。昔の情緒を覚えてる人たちがそれを何とかトレースして"ふり"しているだけのように見えてしまう。それほどまでに暑い。友人のフォークユニット、平凡’Sが自分の書いた詩『暑中見舞い』を歌ってくれているが、それは絵日記のような夏の風景を歌ったもの。未来の人たちにその歌は理解されるのだろうか?と考えてしまった。
暑中お見舞い申し上げます: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)
会社の通勤時、また現場までの移動時に最近はスマホでダイアン・バーチを聞いている。先日のブルーノート東京でのライブは行きたかったが丁度現場が佳境で行けなかった。つくづく残念。自分は彼女を全然知らなくて今回の来日の宣伝をSNSで知ってそれで聞き始めた"にわかファン"だが、昔のクラシックロックを懐メロ的に、郷愁交じりに聞いてばかりいてこうして見過ごしていた才能がきっといっぱいあるのだろうなと思った。不覚なり。
今回の宣伝文句に"キャロル・キング、ローラ・ニーロの再来"のようなコピーを見かけたが、どちらかと言えば自分はやはりローラを想起してしまう。"私が死ぬ時、私が行ってしまう時、一人の子供が生まれる そして世界は巡っていく"と言うのはローラ・ニーロの『And when I die』の一説だが、ローラは97年に亡くなり、ダイアンは83年生まれだから決して生まれ変わりと思うわけではないけれど、ただその才能、DNAはこのように世界を巡っている感じがする。
今日聞いていたのはこの4月に出たばかりの最新作『フライング・オン・エイブラハム』
中の『ジュークボックス・ジョニー』など正にローラのDNAが色濃い。SFのように暑い夏、今年はこれがヘビロテになりそう。
DIANE BIRCH『Flying On Abraham』CD (p-vine.jp)
夜、じっくりとピーマンの肉詰めを作った。
23時頃、就寝。
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