自主隔離中の音楽③リンダ・ロンシュタット『I can't let go』
自主隔離生活4日目。体温36℃3分。
起きてすぐテレビを点けるとケーブルテレビ・ホームドラマチャンネルで高倉健主演のドラマ『あにき』の再放送をやっていた。倉本聰の最高傑作(と自分は思っている)。東京人形町の鳶(とび)の頭が健さんで、健さんが惚れてしまう不良少女役が秋吉久美子、そして地味で引っ込み思案の妹役が大原麗子。ただこの妹は恋人ができるとみるみると美しくなって健さんをハラハラさせるのだが、それは最初から美しいひとに不細工な眼鏡をかけさせて途中から外すという、例の『ロッキー』のエイドリアン方式で以前見た時ズルイと思ったところ。いずれにせよ秋吉久美子と大原麗子。朝から目の保養。
秋田と山形で大雨のニュースを受けて山形の弟に電話する。大丈夫のことで安心す。
サブスクで音楽を聴くのは基本嫌いだが息子の車で息子の運転の時は良く聞く。音を飛ばせる機能があるからだが、以前、山形に行く時、それでリンダ・ロンシュタットのライブを聞いたら素晴らしかったのを思い出し今日はそれを聞いた。
初めイーグルスファン(楽天じゃないです)の息子に「イーグルスってこの人のバックバンドだったんだよ」のような蘊蓄を垂れながら聞いていのだが、途中から驚いてリクライニングを起こしたのだった。
アルバムは2019年に発表された『LIVE IN HOLLYWOOD』。
Amazon.co.jp: LIVE IN HOLLYWOOD: ミュージック
80年代の音源が奇跡的に発見され、最新の技術で音をクリアにしたものとか。そして彼女の長いキャリアの中でこれが初めての正式なライブアルバムというから驚いた。全曲代表曲のようなアルバムだが、これは一曲目の『I can't let go』。
で、変な感想だがこのアルバムを通して聞いて、当時の日本のニューミュージックと呼ばれていた時代の音楽、特に弾き語りのようにしていた人がバックバンドをつけてやり始めるような時、随分、皆、リンダに影響を受けていたのだなあと思った(と言うより当時はウエストコーストミュージックが全盛だったからその影響を受けているのは当たり前なのだけど)。特に浜田省吾とか。分かるだろうか、このニュアンス。
リンダはもう引退してしまって、ただYouTubeで近年の彼女を見ることができる。それとセレーナ・ウィリアムスが彼女役で彼女の伝記映画ができるような動画も見た。気長に待っていようと思う。
今日の深夜(明日未明)パリオリンピックだということをかなりの時間になって知る。と同時にフランス高速鉄道で同時多発的に火災とのニュース。期間中、何も起きなければ良いが。
現在、21時20分。
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