三鷹バイユーゲイトで中川五郎×コージー大内のライブを見た
三連休初日。
2週間前に体のある症状について心配になり受診して、その時採血された結果が今日分かるとあって朝から病院に行った。結果はシロ。ここしばらくずっと付きまとっていた不安が解消され胸をなでおろす。
昨日と同様、気温が下がって(湿度は相変わらず高いが)、その分、暑さに身構えていた細胞が緩むのか、初秋の"夏の疲れが出た"的な体調。だるくて眠い。なので帰宅後はずっと寝ていた。短い時間だが眠りが深かった。
夜、三鷹バイユーゲイトで中川五郎×コージー大内のライブを見る。衝撃のコージー大内初体験。本格的なカントリーブルース。ライトニング・ホプキンスのようなその声とギター。弁ブルース、と言うらしいが、大分の日田弁で歌われるその歌の半分くらいは何を言っているのか分からない。が、その分からなさが気持ち良いという不思議な体験。ここ数日、YouTubeで見まくって知った歌の他、新曲もあり、ステージングは芸人風で店内は凄い盛り上がり。すっかりファンになった。調べると彼の映画もある。見たい。
『ブルースんどれい』trailer 2min (youtube.com)
で、五郎さんだが、こんなに盛り上がった後ではさぞやり辛らかろうと思ったがそこはさすが。さっきはブルースでこっちはフォーク。ことばの面白さ、メッセージに聞く人の耳をそばだたせる風で、さっきとは違う種類の盛り上がり。同じギター一本と声というスタイルなのに何故こうも違うのかとそんな根本の面白さを思った。
今日は特に『石原伸晃さんが東京医科歯科大学病院に入院した』、『世界とわたし』に続き最後に歌われた『パーティング・グラス』に感動する。
ポーグスのシェイン・マグァワンが亡くなった時の葬儀ではその仲間たちが、シネイド・オコナ―が亡くなった時にはアメリカのボーイジーニアスがそれぞれ歌った歌で、元々スコットランド民謡だがアイルランド民謡風に歌われる歌、との説明があった。
『腰まで泥まみれ』『ミスター・ボードジャングル』『ミー・アンド・ボギーマギー』など、五郎さんが訳したことによって"日本語うた"としてスタンダードナンバー化したものは多々あるが、これもそんな風になって欲しいと思った。もし、自分が死んだら葬儀でこの曲を歌って欲しい。。。と一緒に行った友人と言い合う。
終演後、コージーさん、五郎さんと話す。コージーさんはなんと自分と同市に在住で買い物に行く店も同じだと判明しビックリ。住む市内ではライブをやることは奥さんに禁じられていると聞いて爆笑する。五郎さんとは歌えなくなってしまった『パリャヌィツャ 』という歌について話した。
日記 2024年3月14日 | blog_DIARY | GORO NAKAGAWA - FOLK SINGER
友人と三鷹駅前で蕎麦を食べながら飲んで解散。帰宅は0時近く。良い休日だった。
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