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宇多田ヒカルを見に行った

 宇多田ヒカルを見に行った。SCIENCE FICTION TOUR 2024。デヴュー25周年ということもあってそれに合わせて発表したリミックス、再レコーディングを含むベスト版と同名のツアーで、台湾、香港を含むツアーの最終日前日。場所はKアリーナ横浜。

 台風10号の影響で開催が危ぶまれたが天気の動向は上手いこと雨の小康状態にハマったようになって無事開催。しばらく毎日そのことばかり心配していたのでほっと胸をなでおろした次第。ただし、いつまた豪雨に見舞われるかも、という日ごろの状況が一種トラウマ?のようにもなっていて、交通機関が無事なうちにと早めに家を出て早めに現地に着く。

 開場15時のところ13時頃に到着。着くとすでにグッズ販売、CD、レコード販売などが行われていてしばし散策。仕事で沖縄に行っていて直接現地に来る予定の娘からリクエストされた記念のツアーTシャツを買った。

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 その後、時間がまだ早いので会場至近のOKストアのイートスペースに暑さ避難。娘ともそこで落ち合う。言われて買っておいたTシャツに娘、そこで着替える。

 ライブは予定よりやや過ぎて16時35分頃に開演。オープニングは『Automatic』のカップリングだった『Time will tell』。宇多田は白を基調にしたスーツ姿で、途中、上着を脱ぐとノースリーブで格好良く、セクシーだった。25周年ということがあるからか前半の選曲は長年応援してくれたファンを思ってのおなじみの、またはコアなナンバーが網羅的。ヘンな感想だが、これらの曲を、全部、少し離れたところにいるあの女性が作ったんだよなあ、との感慨を持った。特に『First Love』。宇宙のどこかにあったものを切り取ってきたもののようだった。個人的には『Letter』が良かったが、その他にも普段あまり聞かないような曲が聞けて新鮮だった。

 そして一度引っ込んだ後、オリジナルアニメ上映中に衣装替えをしてからが第2部の様相。個人的な印象ではここからが人間・宇多田ヒカルのショーで文学的な印象を持った。特に初っ端の『Badモード』『あなた』『花束を君に』への展開が素晴らしかった。

 終わりのない苦しみを甘受し
 Darling 旅を続けよう

母を亡くした悲しみを乗り越える術が図らずも自ら母になること、あるいは母であることに気付くことだった、と体現するかのような『あなた』の歌唱に目頭が熱くなる。

 
 そしてアンコール。最後は『Automatic』だった。彼女のコンサートは普段スマホでの撮影はOKなようだが、今日と明日は映像の収録があるためアンコール前のそれは全面禁止だった。なのでこの時ばかりと会場が一斉にスマホを掲げる。アンコールまでがきっかり2時間で、その後のアンコールをも含めて約2時間半のショーだったが幻を見たようにあっという間の時間だった。映像作品となった今日(と明日)のコンサートを是非見たいと思った。以下、昨夜のセットリスト。

 

1.time will tell
2.Letters
3.Wait & See ~リスク~
4.In My Room
5.光
6.For You
7.Distance
8.traveling
9.First Love
10.Beautiful World
11.COLORS
12.ぼくはくま
13.Keep Tryin’
14.Kiss & Cry
15.誰かの願いが叶うころ
16.BADモード
17.あなた
18.花束を君に
19.何色でもない花
20.One Last Kiss
21.君に夢中

アンコール

22.Electricity
23.Automatic

 

 終わったてもまだ19時頃で、最近のこうした早い時間に始まるコンサートは本当にありがたい。帰りの電車その他の心配がない。娘と何か食べて行こうかとも話したが、やめてそれぞれすぐに帰路につく。帰宅は21時ごろ。

 23時半、就寝。

 

  追記 後日、自分が見たと思われるコンサートの動画がまとめられているのを見つけたのでリンクを貼っておく。

 「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」after movie (youtube.com)

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雨の中、松田聖子

 未明から断続的にものすごい雨音。台風10号の遠隔影響。浅川大丈夫だろうか?と思って目が冴えてしまう。昨日、もう明日は現場中止と作業員たちには伝えてはおいたが一応それぞれにメールする。

 自分は一度会社に行きそれからパトロールがてらに現場を見に行く。一度行き、大きく問題は無かったものの、今後のことも考えると養生した方が良いと思う箇所を見つけその資材を取りにまた会社に戻る。

 だがそうした移動中、雨は小降りもしくは止んでいたが、戻っていざ作業をしようとすると激しく降ってくる。しばらくはその繰り返し。車で待機していたがいざ作業をしようとすると降ってくる。ただいつまでそうしていてもらちが明かないと思い、意を決し作業をし始めたらやはり豪雨に見舞われ全身びしょ濡れになった。何やってんだか。

 ただこんな中でも一つ良かったのは待機中の車のラジオ『臼井ミトンの金曜ボイスログ』で今日は"マイベスト松田聖子"という特集だったこと。自分は当時は別にファンではなかったが、ある時から凄さを思い知り、以来一つの時代を作ったレジェンドとしてリスペクトの思い。今日かかった曲は皆が良く知るヒット曲と言うのではなく少しひねった選曲で面白かった。そして当時確かに耳にしたはずなのに忘れてしまっていた曲の方に何か感じるものが大きかった。今日かかった中では特にこれ。何かのCMソングだったかな、これ。良い時代だった。

 松田聖子 /  Romance (youtube.com)

 松田聖子というと実は自分はコンサートを見ていて、それは客としてではなく警備員としてのアルバイトで。高校の時、地元の呼び屋の息子がクラスメートで、人出が足りないと頼まれたのであった。全く忘れていたが、今日、車で待機中そんなことも思い出した。80年代前半のいわき市平市民会館。

 作業が終わったのは昼頃で一度着替えに家に帰り出直す。午後は会社で日誌の整備その他をした。

 明日、横浜にコンサートに行くがこの台風の影響で開催が危ぶまれていたところ予定通り行われるとホームページで見て安堵する。

 夜、ひき肉が余っているのでまた捏ねてハンバーグを焼く。キュウリと大葉、シーチキンのあえ物を久しぶりに作った。

 食後、昼間に続き、聖子ちゃん(さん)。娘を亡くした後のステージでこの曲を歌うのを見て絶句、涙す。

 23時半頃、就寝。

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台風10号じわじわ接近中

 午前中は曇りで午後から雨の予報でその通りに。午後から現場中止。会社に戻って普段できないあれこれをする。

 台風10号は動きが遅く大型でまだ九州にいるのに東海、関東にも影響があるほどで今週末は関東も大雨の予報。雨台風でじわじわ来てる。数年前、浅川が氾濫しそうになった時を思い出す。いつもより水量は多いものの今のところ川はまだ大丈夫。これからどうだろうか。

 夜、プレバトはレギュラー陣とこども俳句名人との対決。子供たちの句のすばらしさに舌をまく。

 外、雨の音が段々強くなってきた。

 23時半、就寝。 

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台風影響、心配あれこれ

 寝起きにまた肩痛。やはり一度病院で見てもらわなくてはダメか。

 温度は少しずつ下がっていているが湿度が相変わらず高く今日も蒸し暑かった。

 メンバーの一人が休みなので(いのちの祭り2024に参加)、今日は自分も含め3人。調査はほぼ終わりであとはダメ押しのような作業を残すのみ。なので無理せずのんびりやる。埋め戻しは来月5日予定と、工期に余裕があるが、台風の影響でどのくらいできない時間や中止の日があるか分からないので妥当なところかも。の日

 昨日と同様、雨が降ったり止んだりでハウスで待機の時間が長かった。メンバーの一人は日曜日に某ライブハウスに出演予定だったが、ベースがコロナ罹患となり出演中止とか。また祭りの長野、台風の影響はどうなのか、それと土曜日は自分もKアリーナ横浜に稀代の歌姫を見に行く予定なので天気が心配。どうか中止にならないように。

 帰宅して夕食はスーパーで見つけた白身魚のフライ。自分はそれをつまみにビールを飲んだ。録画しておいた『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の第6話を見る。

 YouTubeで先日行われた藤井風の日産スタジアムでのライブがフルにアップされているのを見つけ、少し見る。娘のLineにその動画を送る。娘は明日、仕事でまた沖縄と言っていたが飛行機は飛ぶのだろうか?これも心配。

 23時半 就寝。

 

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俺たちは助かった

 朝、現場に行くと電気工事の車両が来ていて、休憩用のハウスに通電する工事をしていた。無人島に船がやってきたような気持ち。これでクーラーが使える。俺たちは助かったぞ。

 天気は断続的に雨が降ったり止んだりして、時には強い降りにもなって早速皆でハウスに待機。クーラーが使えるようになって快適。これがそうでなかったら暑くていられなかっただろう。

 帰宅して火曜日なので写経。終わった途端、娘から電話あり。特に用事はないけど。。。と言うので、それでも話を聞いていると、なんでも昨日夢に母がでてきたとかでその話。今週半ばからまた沖縄に行くと言うが台風が来ていてどうなのか。今週末、コンサートに一緒に行く予定にしているのでその待ち合わせの打ち合わせ等する。

 その後、米を炊き、洗濯機を回す。終わって鶏ももと夏野菜のサッパリ炒め物と味噌汁を作る。それから洗濯物を部屋干しした。

 普段見ない地上波の番組で日本初のセクハラ裁判を戦った女性の番組をやっていてそれを見た。

 23時半、就寝。

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いのちの祭り2024と1988

 今日も酷暑。もうこう書くのも嫌なほど。 

 いのちの祭り2024に行くので今週半ばから来週前半まで休ませて欲しいと今日現場のバイトさんの一人に言われ許可したところ。

 いのちの祭り2024 - INOCHI NO MATSURI (matsuri2024.life)

そんなことがあったため今夜は日本のウッドストックと言われる88年のそれのYouTube動画の幾つかを見てしまった。もう36年も前のこと。自分はその10日間行われたイヴェントを初日からフルに参加したのでどのシーンでも自分が映っているのではないかと客席ばかり見てしまった。

  いのちの祭り1988年・8月7日・カルメン・マキ&南正人&RIVER (youtube.com)

 そしてもう一つ思ったのはナミさんが恰好良かったということ。10日間の大イヴェントのトリは喜納庄吉が予定されていたが、その一つ前の南正人&リバーのステージのあと雨になって客席の誰もがもうこれで終わりでも良いと思っていた。それほどに素晴らしいステージだった。(結局、PAも使えないままに昌吉が雨の中で叫び続け雨を止ませ?喜納庄吉&チャンプールズが予定通りトリとなったが)。

 以前『家についていって良いですか?』という番組の若いプロデューサー?が下北沢の駅で誰かも知らずナミさんに声をかけ了承を得、会社に帰宅して上司に報告すると「そうりゃ、お前、大物を釣り上げたなあ」のように驚かれたという話を聞いていたが、その番組はいつまでも放送されなかった。確か放送されたのはナミさんの死後、追悼番組としてだった。そしてその放送日を自分は入院中の妻からウェイボー(中国のLine)で教えてもらったのをさっき思い出した。

 動画は89年発表の『Start again』。南正人と言うと誰もが『回帰線』を上げるけど自分はこれ。あの頃の空気が真空パックされてる。今週半ば長野は台風直撃の予報だが大丈夫だろうか?イヴェントの成功を祈ろう。

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一日家にいた

 朝、今日も暑い。左肩の痛みで起きる。 

 昨夜、帰宅が遅かったので朝はゆっくり。今日もまた映画を見に行こうと思っていたが止める。見ようと思っていたのは『ソウルの春』というまた韓国映画。ただまだ封切られたばかりだしそう立て続けに見なくても上映期間はしばらくあるだろうと思い直す。昨日見た映画の余韻にまだ浸っていたいという気持ちが強かった。

 朝から洗濯。また暑かったが洗濯物がすぐ乾くと言う点だけは良い。そしてそうした家事をしながらYouTubeを色々見ていたら面白い映画紹介、評論の動画を見つけてそれを立て続けに見た。スイス在住の女性の方のユーチューブチャンネルで、Xのプロフィールを見ると映画監督、脚本家、映画評論、インタヴューアー。。。のような肩書。故ゴダールの隣人だったとかで、パトリス・ルコントのインタヴューがあったりする。見て自分とは随分評価の違う映画もあったが面白くまた勉強になった。早速、チャンネル登録をした。

  https://youtu.be/t2-zu2-L-JY?si=SSIh7_hCL4_T0UAD

 昨日、夜に映画に行くまでに随分気合を入れて買い出ししたので今日は特に用事もなく一度も外に出ず家にで過ごした。村上龍の『海の向こうで戦争が始まる』を読了す。

 夜は豚の生姜焼き。夕方、料理しながら大河ドラマ『光る君へ』。その後、また上に紹介した映画紹介の動画を見て過ごす。

 23時頃、就寝。

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映画『密輸1970』を見に行った。

 今日も大気が不安定な状態と言いつつの酷暑。昼間はかなりしっかりと買い出しに行き、後は家にいた。

 夜、立川のKinoフィルムに映画『密輸1970』(2023 リュ・スワン監督)を見に行った。

 7.12(金)公開『密輸 1970』公式サイト (mitsuyu1970.jp)

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 7月中旬から上映されていて長かったお盆休み中に行こうと思っていたのに毎日の暑さにヘタレて見れずにいたもの。そろそろ終わってしまうと思って上映館を調べたら東京ではもう立川のそこでしかやっていない。しかも夜20時20分から一日一回の上映。いずれテレビかサブスクで見れるだろうという気持ちをなんとか脇に押しやって今日やっと出かけ、そうして良かったと思った。めちゃめちゃ面白かった。スッかっとした。

 映画は題名が示すように海を舞台にした犯罪もの。"海女映画"というジャンルがあるらしいがこれはその最新版か。見るうちにその時代の韓国にいたわけでもないのに強烈に郷愁を覚えるようになって、理由を考えるとそれはファッションと音楽。特に70年代韓国歌謡(トロット)って、日本の昭和歌謡にも通じるところがあって懐かしいような清々しい気持ちなった。これやはり映画館の音響で聞くべきだろう。見終わった帰り道もずっとエンディングの曲が頭で鳴っていて、帰宅後調べるとそれはキム・チュジャという人の『무인도 (無人島)』という曲だった。他の曲もいちいち良かった。サントラ欲しい。

 무인도 (youtube.com)

 帰宅は23時ごろ。コンビニのおにぎりときつねどん兵衛を食べて寝る。

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クーラー断念

 朝、天気は薄曇り。昨日と同じ不安定な大気の状態との予報。 

 現場に発電機を導入してやっとクーラーを作動させることができると思たのも束の間、実際にやってみるとかなりの音。おまけに排気ガスの心配もあってあきらめる。現場は3方を民家に囲まれていて、周囲も閑静な住宅街。レンタルの際には消音タイプのを頼んでいたが限界はある。結局、この現場はもうこのままでいくことに決める。無駄な心配、エネルギーを使った。

 会社に帰ると現在の会社の場所は立ち退きが言われていて、近いうちに引っ越さななければならいのだとか。だがいい場所が見つからないとのことだった。確かに今の場所は会社といわれても面接に来る人が気づかずに通り過ぎてしまうほど老朽化した建物。だが四半世紀前に自分面接に来た時以来ずっとこの場所なので愛着、馴染みがある。この場所でない会社をイメージできない。来る時が来たか。。。と思う。引っ越しが大変そうだが、その前に次の場所を探さなければ。良い場所が見つかれば良いけど。

 夜はチキンのトマト煮を作った。YouTubeを普段テレビでみていたがある時からログアウトした状態になりログインできず見れずにいたものを設定しなおしてまた見れるようにした。本格的に映画、ドラマを見る気がせず、かといって何も見ずにいるには退屈な時YouTubeが見れないと思いの他困ることに気付く。久しぶりにサッカリン氏の動画を見た。

 【ロックスター】衝撃的すぎる天才の死42選【早すぎる、、】 (youtube.com)

 23時半 就寝。

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「しゅんやっちゃん」へ行った

  朝、大気の状態が不安定だとの予報。現場に行くとその通りになって作業を始めてすぐにゲリラ豪雨。ハウスは狭くまだ電気が来ずに暑いので車の中で待機した。待機中、たまに見るユーチューブ番組、チョコレートプラネッツの『悪い顔選手権』をT君に教えてあげたら喜ばれる。スマホで松平健の回を見て二人で笑う。

 https://youtu.be/WAQjW-n1_Q8?si=nnBXDt__9mUkpZn3

確か有村架純のやつもあったがすぐに探せなかった。

 雨が上がると現場は所々水没していてどうしたものかと思ったが、水はけが良くすぐに引く。なんとか一日作業ができた。良かった。

 帰宅すると休みの息子がいたが、日ごろの疲れで一日中ねむっていたのことで起きたばかりだと言う。晩飯の準備が出来ていないというので、これを機にと高尾駅前の屋台ラーメン「しゅんやっちゃん」へ行くことにする。

 【ラーメン屋台】八王子に突如現れた大繁盛の屋台ラーメンの至極の一杯/しゅんやっちゃん/Old style Japanese Ramen stall/street food (youtube.com)

店は大分前にSNSの動画で流れてきたのを見たら美味そうで一度行きたいと思っていたが、土日休みの平日のみというのでなかなか行けずにいたところ。シャワー後、二人で出かける。少し並んだが意外とすぐに座れて、自分はチャーシュー麺大盛味玉トッピングを食べた。それとビール。空腹も相まってか超美味也。食べながら夜は大分涼しくなったと悟る。
 

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 帰宅して20時半頃。録画しておいた「プレバト」など見る。昼間、探せなかった有村架純の「悪い顔選手権」をさがしたら見つかって、見てまた爆笑す。

 #悪い顔選手権#showチャンネル#有村架純 | 悪い顔選手権 よしこ | TikTok

 23時頃、就寝。

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急に整う

 朝、暑くて目が覚める。昨夜はエアコンなしで寝たがやはり蒸す。

 請求のことで役所に呼ばれたついでに一昨日の夕方、作業員一名が熱中症になりかかった件を話すと急に物事が動き出し、いくら言っても通電されず使えないままのエアコンを稼働させる手筈が急に整う。良く冗談半分で一度誰かが倒れるか死ぬかしたら良いのだと言っていたがホントそれ。これはこれで複雑な心境。

 昼休み、今日の弁当はご飯をタッパーに詰め、あとはサバ缶、というだけのものだったが、食べているとそばにいたT君が、それにすりごま、ラー油、山椒、ネギ、きざみたくあんを入れてぐちゃぐちゃに混ぜて食べると美味いのだと教えてくれた。考案者は滝沢カレンだとか。自分も実は彼女のファンなのでしばし盛り上がる。確か彼女の出したレシピ本はその年の大賞を取っていた。それに出ているのだろうか?見てみよう。

 カレンの台所 (サンクチュアリ出版) | 滝沢カレン |本 | 通販 | Amazon

 帰宅後、すぐにビール。飲みながら昨日録画した『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の第5話を見る。家族が変わらず死者とともに生きているという状態がリアルに描かれていて毎度泣かされる。実話(ブログ)のドラマ化だがドラマ的な表現とか演出ではなく、実際、こうだもんな、と思う。まだ5話。まだまだ楽しめる。

 夜は息子用に親子丼。親子煮を少し残しておいてくれたので自分は明日の朝食べよう。

 22時半、就寝。

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コインパーキング領収書用紙切れ

 朝、左肩の痛み。

 五十肩だと腕が上がらないと良く言うがそれは大丈夫。普通に仰向けに寝ていると激痛でうつ伏せになると楽。そして起きて一日活動している時は痛みがあるのを忘れてしまうほどに何ともない。大概の動き、動作に何の支障もない。ただ寝ている間と目覚めて起きる時に強い痛みがあるという症状。どういうことなのだろうか。

 昨夜、雷を伴う激しい雨が降ったので、現場はまたその泥を取り除く検出作業から。道路跡が1条(と数えます)出ていてその調査。工期は十分あるのでその点に関しては余裕あり。ただ相変わらずの暑さなのでたっぷりと休憩時間を取りながらやる。結局、東電は来ず、エアコンはあるのに通電されないまま(怒)。でも一日中外にいると、こんな酷暑の中でも微かに秋の気配が混ざるようになったのにきづく。空の色とか風の匂いとか。

 コインパーキングに車を出しに行って領収書ボタンを押したら出てこず、見ると"用紙切れ"とか。支払い機に書かれている番号に電話してその旨を言うと後日郵送してくれることになる。なんだかなあ。

 夜、自分は昨夜の残りを食べる。火曜日なので写経。その後、冷蔵庫に冷やした米が多めにあるので息子にはそれで炒飯を作った。冷やしてやや乾燥?気味の方がパラパラして炒飯を作るには良い。

 毎日スクラップしている毎日新聞夕刊の東山彰良の新聞小説『三毒狩り』をまとめて読む。切り取り溜まっていくだけのようになっていたのでその分を全部読もうとするとなかなか大変。でも毎日少しずつ読むのも時にじれったく感じることもある。頃合いを考えて読まなければ。

 新聞で詩人・新川和江氏が亡くなったことを知る。R.I.P

  新川和江の詩「わたしを束ねないで」 | まほろばことば (mahoblog.com)

 『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を録画。疲れて眠いので明日見よう。

 22時半、就寝。

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日記の効用

 連休明け初日。やはり予想通りバテバテ。久しぶりに皆の顔が見れたのは良かったが。夕方に約1名熱中症気味になり早めに家まで送って行く。

 詳しくは書かないが会社に戻ると4年前のあることが問題?になっていて、ただ誰もその件に関しての記憶が無く困っているようだった。自分も聞かれたが覚えていず、ただ2020年の夏ごろの事というのでこのブログのその頃のあたりを調べると。。。あった。その判明したところを教えてあげたらとても喜ばれた。毎日毎日こんな日記をつけて何のためやっているのか?と思うこともあるが、こうして役立つこのもあるのかと思い嬉しかった。継続は力。続けよう。

 夕食は帰宅と同時にそうめん。というかそれしか入らない。本当はビールも飲みたかったがまだ月曜日なので我慢する。19時事から強い雨と雷。窓の外で大きなストロボが何度もたかれているようになる。

 息子用にまた豚肉、ピーマン、キャベツ、茄子、もやしの炒め物を作り、自分もようやく少し食べる。酢もいれてさっぱり系。中々美味也。アルコールは飲まないとさっき思っていたのに、台所の奥に芋焼酎が少し残っているのを見つけ、ロックで少し飲む。冷たいチェイサー付きで。生き返る。

 23時頃、就寝。

 

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連休最終日。

 連休最終日。

 シェイバーの替え刃を買いに某大型電気店に行く。結構高価なシェイバーで、確かコロナ初期の給付金で買ったもの。

 ある時、使ったら頬が傷ついて鮮血が流れた。良く見ると肌と接触するところが一部破けたようになっていてもう使うと危ないと悟る。この連休中にその部分だけ交換品があるのか調べ、あったら買おうと思っていたが忘れていた。

 今日、連休最終日に思い出す。買った店に行くと替えはあっさりあったが思ったより高かった。しかし、本体自体がさらに高かったので使えずにいる方がもったいないので迷わず買う。

 帰宅してネットを見ていたらアラン・ドロン死去のニュース。映画というものを意識して見始めた最初期に彼の『太陽がいっぱい』があるが、それにもまして自分には『冒険者たち』。アラン・ドロン=マヌー。このブログがこうした日記ブログではなかった頃、一番読まれた記事の一つがこの『冒険者たち』についてのものだったりするので少なからず彼にも思い入れがある。R.I.P。

 夜、冷凍にしていたハンバーグを焼く。大河ドラマ『光る君へ』はBSで18時から、20時からはEテレの『日曜美術館』。その後は読書。明日から仕事なので早めに寝る。22時半頃就寝。

 

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台風一過

 連休八日目。

 朝に村上龍著『オールドテロリスト』読了。あー面白かった。

 ただでさえ暑いのにさらに台風一過ということもあるのか天気予報は東京37~38℃の猛暑日になるという。もうどこにも出かける気がしなくなってまた何か見て過ごそうと思っていたら、休みの息子が見たいと言うのでNetflixにある『ポップスが最高に輝いた日』を見た。自分は2度目。『We are the World』がいかにしてレコーディングされたかの、そのドキュメント。

 スーパースターが47人も集まった緊張感や、思いのほか長引いた疲れなどから酒の量が多くなってしまうアル・ジャロウ、自分のアクセサリーじゃらじゃらの音を拾ってしまっているのにそれが何の音か分からず苛立つシンディー・ローパー、場違いのようにおどおどして目が泳いでいるボブ・ディランなどなど見所満載。前に見た時も書いたがアフリカを救う歌なのだからスワヒリ語も入れようと突然言い出すスティービー・ワンダーの問題児ぶりにまた爆笑す。

 昼食後、暑いと言えど明後日からまた仕事が始まるので少しは慣らしておかないとと思い図書館に本を返しに散歩がてら出かける。一日の一番暑い時間。空調服を着て行ったが久しぶりに着たのでバッテリーがどのくらい残っているか不安だったが、案の定、途中でバッテリーが切れる。なのであとは脱いで歩いたが少し頭が痛くなった。明後日からが思いやられる。

 帰宅してまた読書。昨日、この動画を見て読みたくなり、村上龍の『海の向こうで戦争が始まる』を読み始める。昔読んだが、多分、40年ぶりくらい。3作目まではランボー(スタローンじゃありません)、その後は商人(ビジネスマン)と動画の人は言っているがそうかもな、と思う。

 私の村上龍の最高傑作<海の向うで戦争がはじまる>|ランボーや60年代ロックのように輝き破壊する精神 (youtube.com)

 夜、息子と外食。BIG BOYでステーキ。その帰りがてらに買い出しに行って帰宅。

 帰宅後、テレビを点けるとタモリ司会の、昔のCMを検証する番組をやっていてそれを見た。

 今夜はクーラーを点けずに寝る。0時過ぎ、就寝。

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おうちカレー、送り火。

 連休七日目。

 台風7号の影響で朝から雨。雨、風とも段々と強くなっていくとの予報なので早いうちに動く。銀行のお金を動かさなければいけない用事があって、休み中の平日は今日までなのでそれをやる。来週から仕事が始まってその合間にやるのは面倒だから。それと買い物。トイレットペーパー、ティッシュ等紙もの他。

 あとはずっと家にいた。ずっと読書。引きつづき『オールドテロリスト』。

 昼すぎにカレーを作る。お盆最終日には"おうちカレー"を作って供えるのがいつの頃から自分の中で習わしになった。

 夕方、迎え火と同じような形で送り火を焚いた。

 夜、テレビも特に見ず、読書。

 0時頃、就寝。

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『印象派・モネからアメリカへ~ウースター美術館所蔵』展を見に行った。

 連休六日目。

 昨日、引きこもりのように一日中家にいたので今日はどこか出かけなければと思っていたら、まず息子が高尾の店舗まで送って欲しいというのでそれを引き受けた。その後、久しぶりに現場に行く。見回りがてら。特に異常はなかったが、現場内の引き込み用の電信柱の数本のコードは短いまま皆むき出しで、つまりはまだ通電されていないことを示す。休み明けがまた思いやられると思った。

 それから八王子の東京富士美術館に『『印象派・モネからアメリカへ~ウスター美術館所蔵』展を見に行った。その他『西洋絵画・ルネッサンスから20世紀まで』『タヴォラ・ドーリア特別展示』等も見る。

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ホーム | 東京富士美術館(Tokyo Fuji Art Museum, FAM) (fujibi.or.jp)

 都心の美術館と違い人が大挙しているようなことが無いのでここだと名画がじっくり見れる。海外の名のある美術館ではシンプルな展示の名画の前に一日中座っている人がいると言う。そういうことを一度して見たかった。で、結構長い時間いたが全く飽きなかった。

 ウスター美術館って世界で初めてモネの『睡蓮』を買った美術館らしく、その買うにあたっての手紙(電信?)のやりとりの記録が残っていてその展示も面白かった(ミュージアムショップにコラボ商品としてウスターソースがあったのも笑った)。その他、見て初めて知ったことも多々あり、展示は9.29までとあるから色々調べてもう一度来ようと思った。

 帰宅後はまた読書。そして夕食用にオムライス、そして息子の明日の弁当用に、豚肉、茄子、キャベツの炒め物を作った。

 台風7号が接近中とか。

 0時近く、就寝。

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『オールドテロリスト』を読んでいる

 連休五日目。

 この休み期間中は前日寝しなに「明日は、ああして、こうして。。。」と計画したことが、朝起きて何一つしない、出来ないという感じが続いている。今日もそう。原因は暑さ。普段通り起きたが二度寝してしまって何をしようとしていたのかも忘れている始末。まあ、その程度の計画なのだが。

 ただそういう場合も考え、無為に過ごさなくて良いようにと対策もあってそれは読書。やや長めの、面白い小説を涼しい部屋でじっくり読めれば実はそれが一番有意義な時間の過ごし方かなとも思う。

 で、読んでいるのはこれ。↓

 日本を再び焼け野原に! 渾身の傑作長篇『オールド・テロリスト』村上龍 | 文春文庫 (bunshun.jp)

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 読み始めたらページを捲るのが止められないほどになって今日は一日これを読んでいた。W村上の世代なのでどちらも好きだが、春樹派、龍派どちらかと問われれば自分は龍派なのだと思う。村上龍は一頃から書店、古書店どちらにもあまり見かけなくなって何故だろうと思っていたところ、先日、本書を古書店で見つけ買っておいた。

 まだ全部読んでいないので安易な感想は控えるが、本の装丁のイラストの雰囲気から自分は『69』や『昭和歌謡大全集』のような毒を含むユーモラスなものを想像していたがそれは大きく裏切られた。これはどちらかと言えば『コインロッカーベイビーズ』や『愛と幻想のファシズム』『五分後の世界』『半島を出よ』のような破壊衝動と戦闘がテーマの作品(だと思う)。文庫あとがきは田原総一朗氏で、それを読んだら終戦記念日の前日の今日、これを読むのは意外に相応しい気がした。

 戦争を知る最後の世代の一人としてこれだけは言っておきたい。(抄) 『オールド・テロリスト』(村上 龍 著) | 書評 - 本の話 (bunshun.jp)

 夜、ひき肉が多めにあるのでハンバーグを作る。多めに作っていくつかはジップロックに入れて冷凍に回す。今日は一歩も外に出なかった。読む、ひたすら読む。

 0時頃、就寝。

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鈴虫

  連休四日目。

 朝、7時起床。自分には遅い目覚め。今日は盆の入り。

 一日家を空けていただけなのに家事が溜まっていて朝からそれらをやる。大量の洗濯もの、ゴミ出し、掃除など。

 あとは何をするでもない。買い物に出かけ食材と盆の飾りを買ってくる。それと多めの供物。

 夕方に迎え火。ただ集合住宅の2階なので"焚く"ことはできず、例年玄関先でドアを少し開けろうそくを灯す。それと生前の妻が山歩きの際に杖代わりに使うと何処かから拾ってきた木の枝が玄関の外にずっとあるのでそれも中に入れる。旅から帰ってきたようになった。

 正しい盆のやり方など知らない。万事自分流。こう過ごしてほしいと自分が思うようにするだけだ。その一つは妻の分の布団を敷くこと。生前と同じように。こうするといつもにも増して存在を感じることができる。ちいさな魔法。

 もう立秋を過ぎているとラジオで聞いて、相変わらずの災害級の暑さに季節感もなにもあったものではないと思っていたら、先ほどろうそくを灯した玄関先で秋の虫の声を聞く。熱帯夜に鈴虫とは。

 そうめんにビール。

 0時、就寝。

 

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朝、魚跳ねる

 連休三日目。

 ホテルの朝食(ごはん、味噌汁、ほっけ、香の物)を食べ、小名浜港の2号埠頭(ららミュウ周辺)を散歩。

Umi2

 
 時間的にまだ暑くはなかったが"ぬるい"。ぬるい小名浜。(純粋な皮膚感覚のことでディスっているのではありません。アンニュイ、の方がことば的には正しいか)。ボードウォークのようになっていて散歩コースかと思ったら釣り場でもあるらしい。良く見ると釣り人にマナーを促す看板あり。すでに釣り人が数名いた。中の一人に「何が釣れるんですが?」と聞くとヒラメの他あともう2種何か言ったが忘れた。ボラだったかな。ほら、あれ、と釣り人が指さすので海面を見ると何かがぴしゃっと跳ねた。

 彼らが使っている竿、リールなど見ていたら、昔、自分に海釣りを教えてくれた友人を思い出す。彼の影響でそれらの釣り具を買って一頃まで大事にしていたがいつの間にかなくなってしまった。中学生の頃。その後、友人は別の高校に行ってバイクの事故で死んでしまった。そんなことを40年以上ぶりに思い出す。今はすっかり環境が変わったが彼と釣り糸を垂らしていてのは多分この辺だったと思い至る。あの頃、自転車で湯本、藤原からここまで来ていたんだもんなあ、など感慨深し。ミーワムーラの『ともだち』を思い出す。

 昨夜、スマホのメッセージに"いわきにいるなら明日Zが久しぶりにライブに出るので見に来れば?"との連絡をいわきSonic社長から貰っていた。一緒にいる息子、娘にとってZは彼がかつてやっていたアンティークショップの人という記憶しかなく、ミュージシャンという印象はないので見たい見たいとのことであった。が、朝、昨夜全然眠れなかったのと日ごろの疲れが出たのか娘の体調が良くないとのことで、一度、行くと返信したのに、結局、行けないとの追伸をする。残念。ホテルをチェックアウトし最後にもう一度墓に寄っていわきを後にした。

 帰りの車は息子の運転。運転中は一昨日のピータ・バラカンのラジオをらじるらじるで見つけもう一度聞く。娘は後部座席で横になりおねむ。音がうるさくないかと思ったが、経験上、その方が良く寝るれる場合があることを知っているのかまわず聞いた。1974年特集。

 友部を過ぎた頃にハタと思い立ち、このまま岩槻の義父母の墓参りもしてはどうか?と提案する。ここからなら東北道に乗り換えて少し。それでそうすることになり一路岩槻へ。娘もだいぶ回復したよう。ただ車外はものすごい暑さで車に備え付けの外気温度計では38℃。時には40℃を記録。

 岩槻の墓参りを終えて、鹿浜あたりの某焼肉チェーン店で遅い昼食。その後、娘を板橋で降ろし、帰路につく。日野到着は18時ごろ。もう夕食もいらないとなって、寝て起きてを繰り返し、本格的な就寝は0時近く。

 子供たちは明日から仕事。自分は引き続きの休み。何していよう。とにかく明日からが本当のお盆なのでその飾りなどしなくてはと思う。

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お盆イヴイヴ

 連休二日目。

 朝、5時起床。五時半に息子、娘と墓参りにいわきに出発する。今回のお盆期間中、子供たちの仕事はカレンダー通りと言うことなのでこのタイミングに。台風が東北地方を直撃するという予報があり、泊りか日帰りかと迷ったがとにかく出かける。大方皆の意見は泊りの方向。予約したホテルのキャンセル料がもったいないし。

 息子が昨夜あまり眠れなかったというので自分が運転していく。車は息子のカローラ・スポーツ。中央道→首都高→常磐道と行ったが、途中、普段より車多し。ただし渋滞とはならず、早めに出て良かったと思う。

 8時半頃、いわき湯本インターを降りる。ファミレス、ジョナサンへ直行し朝食。その後、墓のある法海寺へ。このごろは自分が墓の清掃、草むしりなどしている間、子供らが花その他を買いに行くのが常なのだが今回もそうすることに。ただし墓はすでに大方きれいになってた。誰かが前もって手入れをしてくれていた印象。誰だろうか?ほどなく子供らが戻ってきて墓参りを済ます。丁度、その時間は日が照って暑く、濃紺のシャツを着ていたが汗をかきそれも乾いて、塩を吹いたような白い跡がすぐに出来た。車で着替えた。

 今回、墓で手を合わす以外は全くのノープランで気ままにドライブしていたが、先日考えた通りいわきグリーンスタジアムへ行ってみる。行くと"ボーイズリーグ"の大会が行われていて、千葉松戸のチームと板橋志村のチームが試合をやっていた。通りすがりにしばし観戦。なかなか良い試合。そして球場内にあるいわき野球の歴史が展示してあるコーナーを3人で見て退散する。

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 昼食は小名浜のららミュウ内にある『レタス』のハンバーガー。自分はサルサバーガーとポテト、コーラのセット。美味也。漁港にある市場兼おみやげ物の場所で何故ハンバーガー?と子供らが訝しがってはいないかと心配したが二人とも美味いと絶賛してくれた。良かった。

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 その後、いわき万本桜の山に植樹した木を見に行く。春に来た時もう花は咲いていず、木自体が生きているのか、枯れてしまっているのか良く分からない状態であった。心配で行くと、春先に来た時と打って変って山道は鬱蒼とした緑に浸食された風で、鳥の声やハチ羽音を聞きながら草や木の枝をかき分けるように場所まで行く。そして見ると我らが木は濃い緑の葉をいっぱいに付けていて全き生命を謳歌している様相だった。来春は桜のジャストタイミングに来なければと思う。

 それからは四ツ倉の太平洋健康センターで台風接近中の荒れた海を見ながら風呂、そして予定の時間を少し早めてもらってホテルにチェックイン。今回は平の町のホテルは取れず小名浜のホテルに逗留。だが、それも新鮮で、チェックイン後、娘と港の周辺を散歩して過ごす。

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 夜は併設の食事処でゆっくり飲んだ。妻(母)の思い出話などして3人で泣き笑い。店を出た後もコンビニで色々買って部屋飲みす。良い休日、良いお盆イヴイヴ?だった。

 23時頃、就寝。

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録画漁り

 連休初日。

 無為に過ごさぬよう、毎日何か目的意識を持って過ごさねばと昨夜まで思っていたが、朝起きてみると駄目。朝のダラダラ感?が無類の贅沢に思えてダラダラと過ごす。外は相変わらずの酷暑。ピーター・バラカンのラジオを聞いて過ごす。1974年特集。

 昼頃、テレビのハードディスクに録り溜めた番組をチェックしていると映画『土を食らう12か月』があってそれを見てしまう。

 映画『土を食らう十二か月』を見た: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

沢田研二×松たか子。映画館でも見たが見直すと初見のときも見たはずなのに、あれ?こんなシーンあったけ?というところがいくつかあった。主人公が連れている犬が"山椒"で可愛かったが、愛猫の名前が"もずく"の知人がいる。こうした地味目の食材、調味料の名の架空のペットの名前をしばし考える。

 娘から電話あり、明日、どうするのか?とのこと。明日、いわきに盆の墓参りに行こうと話していたところだが、娘の住む板橋に行って、その後、環七→鹿浜橋→外環→常磐道でも良いけど、渋滞が予想されるので、出来れば日野に帰ってきてもらって、早朝、3人で一緒に出掛けられるのが望ましいと話すと、そうするとのこと。

 夕方、一度近くのスーパーに買い物に行き、帰宅してまた録画漁り。今度は1974年のドキュメンタリー番組『昔、男ありけり』を見た。

 世界中を放浪した作家・檀一雄は晩年の1年ポルトガルに暮らしたが、番組は檀を尊敬する高倉健がその足跡をたどると言うもの。これも前に見たが、また見てしまう。突然、自らの町に現れたことばも通じない日本人をポルトガルの人々は"プロフェソール(教授)"とあだ名して敬愛す。漁師、バーテンダー、小間使いの女性、女流作家、子供まで。番組が最後に作家を偲ぶ会をとして小さなパーティーを企画すると檀と関わった人々140人が集まる。"あなたにとって檀一雄とはどういう存在か"と聞かれ中の一人の答えは"グレート・アミーゴ(偉大な友達)"。そして老いも若きも皆、あんな人には二度と会えない。ダンはまだ生きている、と涙目。よほど魅力のある男だったのだろう。一度会って見たかった。↓は番組で高倉が朗読した檀の詩。

 

  波 (ポルト・ド・バッカス)


 犬は 波に向かって 吠えるのですか?
 いいえ 黙って うなだれるのです。
 鴎(かもめ)は 沖に向かって 波を蹴るのですか?
 いいえ 砂の陰に群がって 死んだ魚介をついばむのです。
 砂は 何に向かって 鳴るのですか? 
 さあ アテなしの そらおそろしさに 自分で身ぶるいするので
 しょう。

 ああ 波の咆哮(ほうこう)よりほかにない 汀(なぎさ)では
 私だって 立ちすくみ おののきながら 
 その鳴っている砂を踏みしめているだけなんです。

 

 夜遅く、娘帰宅。先日、息子に出して好評だったスープソーメン?を作ってやると娘にも好評。今回のオリンピック、自分は全く見ていなかったが、娘は興味あるらしく、女子卓球決勝、日本S中国を見始めたので途中まで一緒に見るが、自分は明日に備えて途中にして寝る。

 0時近く就寝。

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前半終了

 ここ数年はまとまった盆休みを取れないのが常だったが今年は9連休ということになった。久しく無かったがこうなると確かに上半期が終了したという実感がある。つまり今日はその前半の最終日だったということ。

 今年は正月明けの仕事初めの日にコロナに罹患し10日間休んだし、先日もまたなって5日間休んだのでこの前半はなんだか休んでばかりいたと思う。何にしても区切りの日。昨日、色々あったのだが、まあ、何とか着地したので良かった。

 昨日、父と野球の思い出を書いたら、数年前、父が所属した"オール常磐"のユニホームを見に行ったことを思い出した。昔、祖父母がやっていた浅貝保養所という炭鉱労働者のための温泉施設に行く途中にあった浅貝球場の辺りには今いわきグリーンスタジアムがあって、その一角にいわきと野球の歴史を展示した一角がある。写真はその時に撮ったもの。明日、墓参りでいわきに帰るのでその時息子を連れてもう一度見に行こうかと思う。

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父の命日

 今日、8月8日は父の命日。合掌。35年経った。回忌法要はいつまで?とネットで調べると33回忌までとある。もうそれも過ぎてしまった。その初七日も済まないうちに自分はアメリカに行ったのだった。35年前。つくづく親不孝な息子であった。

 父に感謝していることはたくさんあるが中で一番は野球と言うスポーツを自分に残してくれたことだろうか。父は社会人野球の選手だった。自分が物心ついた時にはもう引退していたが。

 昭和36年(1961) 全国都市対抗野球 オール常磐VS川崎トキコ戦の記事。: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

自分が実際にやったのは中学校までだったがいつも野球というスポーツは心のどこかにある。今、息子と野球の話で盛り上がったりしている時父を感じることがある。最近、草野球を始めた息子に「おじいちゃんの背番号は何番だったの?」とかを聞かれる時など特に。

 実際に父がホームランを打つところを見たことがある。小学校の時、父兄による地区対抗の草野球大会があって、負けているところ父が代打で出た。父は上の記事のようなことがあったのでいわばローカルヒローのような存在で、相手チームからは父を出すのは反則だと抗議の声が上がったが、かまわずに出て、それで本当にホームランを打ってしまった。凄い一撃で今でもその弾道が目に焼き付いている。

 現場は昨日オマケ的な仕事、と言っていたことが結構ちゃんとやらなければいけないことになる。「暑いのでさっさと終えて、後は会社に戻って中の作業にしよう」のようなことを最初に言ってしまったので、当てが外れて一日中がっかり感満載な感じ。おまけにハウス、クーラーはあれど通電できず使えない環境なのでイライラが募る。約一名それで暴発気味。なだめたりすかしたりが大変だった。

 帰宅してテレビを点けると宮崎県その他、その周辺で大きな地震があったと知る。南海トラフの大地震が発生する可能性が高まったと注意を呼び掛けている。途中まで見ていた『プレバト』が特別番組に急遽変更となる。今年は正月に北陸で今回は盆間近。盆の時に何か起こらなければ良いがと思う。

 この前、あみ出した?スープでソーメンを作って息子に出したら好評。これは簡単だし定番にしようと思う。

 0時近くに就寝。

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原題は『COCO』

 昨夜、凄い雨が降り雷が近くて怖いほどだった。。。。と言うことを朝現場で聞いて知った。全く気付かなかった。なるほど現場内は周囲の土が流入して遺構はチョコレートでコーティングしたようになってる。どれだけぐっすり眠っていたんだか。

 Uさんがコロナで盆休み明けまで休みということになって、昨日から休みと言うことになっていた(らしい)Aさんに急遽来てもらった。ハウスはあるがエアコンが点かない、と前もって言っておいたが、女性でこの暑さの中それでもいいと言って来てれるの人は希少。恐縮す。長くメキシコに暮らしていた人なので早速、少し前にテレビからの録画で見たディズニーピクサーズの映画『リメンバー・ミー』について話す。ただ見ただけでは分からいない色々を教えてくれた。原題は『COCO』だとか(そんなことも知らなかった)、主要キャラクター、ヘクターの声をメキシコ版ではガリア・ガルシア・ベルナル(映画『モーターサイクル・ダイヤリーズ』でゲバラを演じた人)だとか、映画が始まる前のディズニーの音楽がマリアッチ風になっているとか。へぇ。

  音楽は英語や日本語の吹き替えではなくスペイン語版がやはり素晴らしいとか。

  https://youtu.be/Jh36KGOqHEs?si=IOxb9ILiKuItjvnb

 あの映画の舞台のモデルになった(といっても映画では死者の国だが)街の夜景をスマホで撮ったと言う写真を見せてくれた。夜景がきれいなのことで有名な場所で、夕方から5時間いて時間の経過ごとに何枚も撮ったという。何という贅沢な過ごし方だろうと思った。確かに同じ場所から定点観測的に撮ったっ写真だけどどれも超絶美しかった。メキシコの「死者の日」は11月2日。普段から売ってくれれば良いと思ようなその日にだけ作られ売られるパンがあるという。食べてみたい。

 現場は午後は早くに目下のノルマは終わってしまって、あとはオマケ的な作業。明日に回して良いか。

 帰宅途中、スーパーでイカ天を買ってきて、夜はイカ天丼を作る。ただし自分はそのままそれをつまみにして飲んだだけ。

 息子が帰宅してお盆期間中の休みの予定を聞く。実はこのところ父子の間で話題にしていたのはオリンピックなどではなく大リーグ、ホワイトソックスの連敗記録の事。近代野球の連敗記録は23のところホワイトソックスは21連敗。それが今日止まったとか。ファンの人はほっとしたろうな。

 今日も夜から雨になり、いつもより少し涼しいのでエアコンを切って寝るかと試みるがやはりだめ。

  22時半、就寝。

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現場は順調

 8月6日、広島の日。テレビでは株価が大暴落したニュースを伝えていた。87年のブラックマンデー以上の下げ幅とか。ふーん。

 昨夜のスープがまだ残っていたので、朝からソーメンを食べた。スープはラーメンのそれのようなのでゆで卵、ハムなどをトッピング。美味也。

 現場は予想していたより遺構数が少なくて順調。今日は一人休みなので3人でのんびりやる。ただ電気屋は来ずクーラーは今日も使えず。どうなっちゃってんだか。

 昼、コンビニのおにぎり二つ。それとトマトジュース。

 コロナでしばらく休みになっていたUさんは明日から来る予定になっていたが、確認に電話するとまだしばらく休ませて欲しいとの事。了解し他のメンバーに電話する。

 帰宅すると息子が夕食に刺身を買っておいてくれたのでそれで食べる。火曜日なので写経。その後、メッセージを貰っていた友人に返信を書いたりした。

 今週が終ると9連休と言うことになるがどうして過ごすかそろそろ真剣に考え始める。

 テレビは相変わらずオリンピック。早く終わってくれないものか。

 23時半、就寝。

 

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クーラーは来たが電気が来ない

 朝、天気快晴。ポジティブに言ってみる。天気快晴。

 現場に行ったら休憩用のハウスとトイレが設置されていた。このために先週までせかされて仕事していたのだから予定通りなのだけど、まだ通電がされていない。今日クーラー屋が来て付けて行ってくれたが悪夢的な蒸し暑さの中ただ眺めているだけだった。どういう段取りやねん。

 例年、お盆休みはカレンダー通りということだったが、今年はまるっと9日間休みということになった。何していようか?娘に山形行を誘われているが弟との予定が合わないことが昼休みの電話で判明す。まあ、気にせず独自に行けば良いのだけど。他の可能性も考え始める。

 昨日、ライブを見に行ったが現地に早く着き過ぎて涼を得ようと近くのイーオンに行った。地元でいつも行くイーオンにはフードコートがあるのでそのつもりで行って何か軽い物でも食べてお茶しようと思ったのだが、その店舗にはなかった。仕方なく5階の書店で立ち読みしていたのだがけれどそこで手にして衝動買いしてしまったのはジェイン・スーの「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」というエッセイ集。

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 現代の女性たちにカリスマ的な人気を縛す著者のことは毎日(月~木)の昼のラジオの人生相談で知っていたが、買ったのは何も今の女性の気持ちを研究しようとか思ったわけではない。表題作の他「女子会には二種類あってだな」「私はオバサンになったが森高はどうだ」等等、毒とユーモアが満載の文章の中に一つ「早くに母を亡くすということ」とエッセイが異彩を放つようにあって、それに痛く感じ入ってしまったから。

 読むと大事な人に突然逝かれた時、残され人間たちに何が起こるのかということが書かれていた。著者は一人っ子らしく、残された人間とはこの場合、父と娘。そこに書かれている父というのがなんだか自分のことのようだった。16年(つまり17回忌)があっという間に過ぎた、と言うと怒る父親。「父にとっては母が亡くなってからの年月があっという間に過ぎたことなど一度もなかったそうです」とある。然り。「母は、私と父だけを信徒とした小さな宗教」「母教の戒律」などの表現。感情を言語化することに巧みで今絶大に支持されているのがこんなところで分かった気がした。まだ全部を読み終えてないので全体の感想はいずれ。

 夜、またソーメン。つけ麺をラーメン風にした。鳥ガラスープに、僅かのポン酢、それとごま油。ネギのみじん切りといりごまとハム、ゆで卵。中々。

 テレビはオリンピックばかり。なんだか暴力的にオリンピックばかり。何故か今回はそれが際立って感じる。

 23時半 就寝。

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APIAでライブを見た

 最近、冷房の効いた部屋にずっといてそれが常態化すると素の環境(つまり外)に行った時、何かの"中"に入ったような錯覚を覚えるようになった。例えるとスーパー銭湯の浴槽があるコーナーからサウナに入った時のようなムンッとした感じ。生存に適した環境からそうでない環境に入って行くというような。これで巷に空調服なんか来ている人がいるのだから10年くらい前の人から見たらもう十分SFなのだと思う。

 今日は目黒のライブハウスAPIAにThe 瞳×平凡’s×ミーワムーラを見に行った。昼ライブ。The 瞳さんは初めて見たが、最近、ダイアン・バーチ、ローラ・ニーロ、リンダ・ロンシュッタットなど、女性シンガー、シンガーソングライターばかり聞いていたせいか無理なくすんなりと入っていけた。そして曲も日本語なだけでそうした系譜の人のように聞いた。良い曲ばかり。今日はオープニングアクト的な出演だったが一度ちゃんと聞きたいと思った。

 そして平凡’S。少し前から『暑中見舞い』の次の、自分が高校の頃作った歌の歌詞だけを提供して曲作りを試みるということを関さんとしていたが、言葉数が多すぎて無茶振りして申し訳ないと思っていた。で、勝手に頓挫、あるいは断念したのだろうと思っていたら、なんとちゃんと出来上がってレコーディングも済んでいると聞き驚く。先の楽しみが増えた。今日のステージも余裕を感じるほどですっかり聞き入った。

 で、ミーワムーラ。絶句。もう素晴らしくなかった時が無い。

 そして、終演後に出演者たちと話していてショックだったことが一つ。実は今日いわきからのユニット二組のライブを聞くという流れから、昨夜いわきのミュージシャンのYouTube動画をいくつか見たのだが、中でも常磐カンテラーズのステージを楽しく見た。いつか実際のライブを見てみたいなあ。。。と思って、今年のいわき街中コンサートとかで見れるだろうか?くらいに思っていたら、なんとリーダーが数年前に亡くなったとのこと。知らなかった。ショック。昔、誰のだったか忘れたが友人の結婚式にゲストとしてやってきて弾き語りをで歌ったのを一度見たことがあるだけ。

 "あなたの心の坑道を優しくテラス花一輪。炭鉱生まれ、ハワイアン育ち、常磐カンテラーズ!" 生で聞きたかった。遅ればせながらR.I.P。

 【Full ver】常磐カンテラーズ (2007/10/21 - Club Sonic iwaki) (youtube.com)

  常磐カンテラーズ 『田場坂ベイベー』 (2012/02/19 - Club Sonic iwaki) (youtube.com)

 

 帰宅したらまだ17時半。昼ライブって良いですね。BSで18時からの大河ドラマを料理しながら見る。

 現在22時。明日からまたSF的な暑さの中で仕事。早く寝よう。

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三度遭遇

 天気快晴で引き続き酷暑。

 休日もふだんと変わぬ時間に起きてあれこれ家事をするのをずっと当たり前にしてきたが、このところ、一度起きてもまた寝てしまうようになった。かなり体が疲れているのか、まあ、眠いなら寝るに限る。

 昼頃目を覚まし、Eテレ『こころの時代~空海の風景』を見た。司馬遼太郎の代表作の一つ『空海の風景』を読み解こうと制作された番組の再放送。その前編。中で宗教学者の山折哲雄氏が「ダヴィンチ、コペルニクス等、その存在で時代の風景を一変させてしまう天才がいるが、世界史的に見ても日本にそうした天才を求めるなら空海しかいない。」というような発言をしていたが御意。

 雨があまり降らず、干ばつに見舞われることが多かった讃岐地方に空海が改修工事したと言われる満濃池をドローンで空撮した映像が途中にあったが、その先には緑豊かな田園風景が広がっていて、自分はアフガニスタンでの故中村哲氏を想起した。この風景が出来て千年以上。気が遠くなりそうなほどの時間。後編は来週。見逃さないようにしなければ。。。。とここまで書いて調べたら、前後編まとめたものがネット上にあった。後で続きを見よう。

 Bing 動画

 午後、買い出しに行く。某スーパーで会社の同僚に遭遇す。お互いの現場の近況を話し別れたが、その後、月曜日に使う測量機の充電するのを忘れていたのを思い出し、会社に行くとまた会う。「今日は動きが同じですねー」と言われ、また別れたが、その後、さっきのスーパーで食パンを買うのを忘れ、別のスーパーに買いに行くとまた会う。「段々、ストーカーしてる気分になってきたあ。。。」と笑う。三度遭遇。こんな日もある。

 帰宅し、チキンのトマト煮を作る。茄子、ピーマンなど入れじっくりと。美味くできたと思う。

 テレビはどこもオリンピック中継ばかり。スポーツは本来好きなのだが今回は見る気がせず。ちょっと意地になっているが。

 23時半、就寝。

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『欲望の翼』を見た

 予定通りハウス設置場所の調査を終えたので、今日は埋め戻し。ほぼ土木屋の重機がやるので前半はただ見ているだけのような状態。午後、新たに掘削した場所の検出全景の写真を撮影した。

 前回の現場までは高齢者軍団であったが今回は少し若返って(と言っても40代だが)、そうすると雑談の話題も自然と変わってくる。この前まで病気や飲んでる薬やら健康面の話が多かったが、今日は社会や会社への不満について。そうだよな、働き盛りだもんね。

 帰宅してテレビを点けるとオリンピック関連の番組ばかり。それで録画データを見たらウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』があってそれを多分20年ぶりくらいに見た。座右のシネマというものをもし自分なりに決めるならこれはその一本に入るだろう。昔、VHSのビデオでも持っていて、確か昔このブログにも書いた。

 『欲望の翼』~蒸し暑い恋: ペンギン・ビート急行 (cocolog-nifty.com)

 去年これの4Kレストア版というのが劇場公開されていたのでシネマチャンネルでの放送もそうした流れでのことだろうと思う。本当は台湾のホウ・シャオシェン監督特集をやっていてそれをまとめて録画セットしておいたのだが、番組表で見つけたのでついで予約録画しておいたのを忘れていた。見て感動を新たにする。今さらながらにレスリー・チャンを残念に思う(2003年に自死)。

 娘が大学の頃、中国に留学すると言い出した時「はて?我が家にそのような環境は微塵もなかったのに。。。」と妻と不思議がったのを思い出すが、そうだ、このヴィデオがあったなあ、と思った。今度聞いてみよう。

 

 夜、またビール。夕食はその晩酌のつまみ程度にあれこれ作ってそれで済ましてしまった。

 23時半、就寝。

 

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『Lighthouse』を見た

 今日から八月。

 朝、現場に行くと昨日のゲリラ豪雨で、現場全体がチョコレートでコーティングされたようになっていた。てかてかの泥。まずは皆でそれを取り除く作業から。約50分のロス。その後、平面図作成と最後に大全景写真の再撮影。間に合うだろうか?と思ったがそこは皆プロ。さすが。

 夕食はまた自分はソーメンで済ませ、その後、息子にチキンライスと茄子の味噌汁を作った。飲むつもりはなかったが料理の途中から急にビールを飲みたくなり近くのコンビニまで買いに行く。

 帰宅して飲みながらNetflixで『Lighthouse』を見た。

 星野源とオードリー若林の対談番組。全6回でその第5回と最後の第6回。当代きっての表現者二人を一年間対話させたらどうなるか、というよいなうたい文句の企画だが、とても面白かった。

 若林と言う人を自分は『激レアさんを連れてきた』、『しくじり先生』等のMCとしてしか知らなかったがとても正直な人で好感が持てた。星野源のことは普段からミュージシャンで、役者で、文筆家という不思議な立ち位置の人だと思っていたが、裏でこんなに戦っているのか思った。

 まだ二人が何物でもなかった阿佐ヶ谷、高円寺から始まって、虎ノ門ヒルズの一泊200万円の部屋、クリスマスの夜のコタツのセット、客前のライブ、ドライブの車の中、最後は灯台の前と、ロケ地も変わっていて、それによって話す内容が変わるのも興味深かった。言葉が生きていて、見終わって何故か元気が出た。オレも頑張ろうと思った。

 23時頃、 就寝。

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