『シュリ』4Kデジタルリマスター版を見た
未明に雨が降った。天気は曇り。午前中に買い物に行き、昼から仕事という息子を店まで送って行った。
午後、また立川に行き、韓国映画『シュリ』(1999 カン・ジェギュ 監督)の4Kデジタルリマスター版を見た。結局、この3連休は映画ばかり見ていた。
映画『シュリ デジタルリマスター』公式サイト (gaga.ne.jp)
四半世紀前、レンタルビデオ屋で借りて見て、いつかこれは映画館でもう一度と思っていて叶わなかった一本。でも、それもそのはず、当時日本でもあれだけ大ヒットしたのにこの映画は去年まで配給の権利の問題で上映はおろか配信でも見れない状態だったのだとか。で、今日初めて映画館で見たら思った通り初見より衝撃がでかかった。
ソン・ガンホ、ハン・ソッキュ、キム・ユンジン、チェ・ミンシクら、皆若い。ちなみに『シュリ』とは淡水と海水とを自由に泳ぎ回る魚のこと。北朝鮮と韓国を自由に行きできるようになりたいという希望を象徴させている。分断から来る憎悪と悲しみの深さを、ほとんどの日本人が映画で見たのはこれが初めてだったのではないか。最後の、あの済州の青い海の大写しとそれにかぶさるEDTの『When I Dream』で目頭が熱くなった。泣かなかったが。
この映画が日本で封切られたのが2000年で、日韓共同開催のワールドカップが行われたのが2002年。この大会の韓国側の親善大使のようなことを本作のヒロインのキム・ユンジンがやっていたはず(日本側は藤原紀香)。そのせいかその頃のことを色々と思い出した。
15時半からの回を見て終わったのは17時。それから帰宅して麻婆豆腐を作った。普段は市販の合わせ調味料を使うが、今日は使わず作った。インスタで流れてきたレシピ通り作ったがなんだか水っぽい印象。息子は美味いと食べてくれたが。
アナザーストーリーで"イトマン事件"を見る。YouTubeで去年の映画祭での『シュリ』の監督カン・ジェギュの講演を見つけてそれを見た。
23時頃、就寝。
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