ジョン・ナッシュ型、再び。
朝、天気快晴。家の目の前の校舎から合唱の声。
来たる今週末の10月27日は秋の天皇賞である。近頃、競馬はとんとご無沙汰だが、今現場に競馬狂のM君がいるので久しぶりに馬の話題が多くなる。何買うか決めた?と聞くと、「ええ、サインが来ました」とM君。え、サイン?
ずっと昔、馬券の買い方について自分はこのブログで述べたことがあってそれは以下の3通り。
1 学究型・・・血統や過去のデータを綿密に調べ、勝ち馬を割り出していくタイプ。
2 グレート・マザー型・・・好きな馬をわが子を愛する母のように応援し、そこからバリエーションするタイプ。
3 ジョン・ナッシュ型・・・日常のあらゆる変化に目を配り、そこに“サイン”を読み取るタイプ。
基本、M君は1タイプだが、自分は3。
ジョン・ナッシュとは映画『ビューティフル・マインド』で有名な実在の、精神にある病を抱えた天才数学者のことで、タイム誌の記事のアルファベットの配列に旧ソ連の対米核戦略の暗号が隠されているとの妄想を抱き不毛にも長年その解読に務めた人。病の小康を得た後にはノーベル賞も受賞している。
自分が何故このような買い方をするようになったかについては長くなるのでここでは書かない。しかし、過去、大きな勝利を得た時は常にこの方法だった。1タイプのM君が"サインが来ました"と言ったのはそういう買い方をしている自分に向けて話を合わせてくれたのだろう。
M君曰く、選挙の用語は元々競馬から来ているそうな。出馬する、投票する、などなど。それらのことを考えると今回はリバティアイランドとジャスティンパレスだと言う。自由の島、と、正義の宮殿(府)。前者は海の向こうのことで、後者は我が国の、同日、行われているある大きな出来事からのインスピレーションだとのこと。
しかし、その話題を仕事そっちのけで、1-4-8はどうだとか(分かるよね)、わーわー言い合っていたらそばで聞いていたT君から、競馬は勝つであろう馬を予想してそこに投票するが、選挙は勝って欲しい人に投票するのだから微妙に違うのではないかと至極大人の意見を賜る。それでM君とやや意気消沈していると、またM君が、そう言えば、前日の26日から大リーグのワールドシリーズが始まりますねぇ。。。とまたまた新ネタ。おー、それだ、それだ、と今また色々と思いを巡らしているところ。それでJRAのホームページで馬名プロファイリングを見ようとしたらコラムを担当していた柳瀬尚紀 氏が亡くなった2016年以来、そのページが無いことをさっき知った。知らなかった。
10月27日、皆さん、投票に行きましょう。
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