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リバプールから写真

 連休六日目。

 朝、イギリス旅行中の娘からリバプールの写真が大量に送られてきて起きる。文字通り目が覚めた。写真は50枚以上あってほとんどはビートルズ博物館で撮影されたもののよう。そのいちいちが興味深かったが自分が一番感じ入ったのはそうした観光目的の施設ではなくリバプールの普通の街並みや港の風景。故郷いわきの小名浜港に似ている気がした。 

以前いわきのフォークデュオ、ミーワムーラ読本『それぞれのミーワムーラ道』に、"良い音楽が海のそばで育つのは偶然ではなくて、それは海が世界に心を開くことを人に教えるからだろう"と偉そうに書いたが、送られてきたリバプールの港の写真を見て手前味噌だが自分のその文章を思い出した。

 連休六日目ともなるとやることもほとんどなくて、細切れに本を読んだり、録画したあるドラマを見たり。年末に出した詩集の宣伝をこの年明けからし始めるようで、出版元から写真とプロフィールを送ってくれとメッセージが来て、それを送ったりした。

 午後、資源ごみの回収ボックスが最寄りのイーオンの自転車置き場内にあって捨てに行く。まだ正月なのでやっているかどうか疑問だったが、開いていた。良かった。

 その後、これも開いているかどうか恐る恐ると言う感じで、某大型古書店に行ったがそこもあいていて、ワゴンセールのようなコーナーでスティービー・ワンダーの2枚組ベストを買う。500円。スティービー・ワンダーはセルフプロデュースするようになって以降のアルバムは全部持っているが、それ以前のただの歌手だった時代のものはこれもヒットコレクションのようなCDを1枚持っているだけ。買ったモノにはそれらが適度に混ざっていてドライブ中聞くのにちょうど良いと思った。最後に昔、日本の某缶コーヒーのCMに使われた曲が入っていて初聴取なのはそれくらい。で、それを聞き午後は少しドライブ。予想通り良い感じ。

 そうしている間にも娘から写真が波状攻撃的に送られてきて、第2陣はジョンとポールが初めて会った教会とエリナ・リグビーの銘のある墓石の写真。フラフラしていたら道行くおじさんが案内してくれたとか。羨ましい。

 帰宅後は冷蔵庫に買い貯めた食材で、きんぴらごぼう、キュウリと大葉&シーチキンの和え物など作る。丸美屋の釜めしの素で『あさりごはん』を炊いた。

 夜、またテレビは見るものが無く、読書。娘の写真第3陣はストロベリーフィールズ。ジョン・レノンの家の近くにあった孤児院で、言わずもがなあの名曲を生むインスピレーションになった場所。凡人にとってはたただの場所だが天才にはあんなプログレの走りのような曲を生むきっかけになる。娘に怒られるかもしれないが1枚だけということで写真をアップする。何度もまじまじと見てしまった。

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 明日はロンドンに戻りアビーロードスタジオに行くとか。

 23時半、就寝。

 

 

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