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青空のように

 連休七日目。

 天気曇り。この連休中はこれまでずっと晴れていて暖かったが今日は寒い。昨日、古書店に行ったら店内にマスクをせずゲホゲホ大きな咳をしてうろうろしている若い兄ちゃん二人組がいて、いやーな予感がしていたが、案の定、夜から体調がややおかしくなった。すぐ市販の風邪薬を飲んで大事には至らなかったが、去年、仕事初めの日からコロナに罹患し、さらに10日以上やすむ羽目になったので今年は注意して残りの日は人ごみに行かないことに決める。

 朝、町田に息子を車で乗せていく。早朝、道路はガラ空きであっという間に着き、あっという間に帰宅す。

 今朝もリバプールにいる娘から写真が送られてきて今日はペニーレインの写真。ここ数日はそんなこともあって頭の中がビートルズ一色なっている。なので午前中は録り溜めてある映画の中から『I'm Sam』を見た。自閉スペクトラムでビートルズマニアのお父さん(ショーン・ペン)と賢い娘(ダコタ・ファニング)の親権を巡る話。

 昔、レンタルビデオ屋から借りて来て見て2度目。映画はなんでもそうだが何度も見ることに意味がある(と思っている)。ストーリーは割とシンプルだが、ご多分に漏れず初見の時には気が付かなかったことが多々あった。初見の時同様、子役のダコタ・ファニングが天使のように可愛いが、以前、まだ子供の彼女がテレビインタヴューで思い切りハリウッドトークなのを見て鼻白む思いをした。なので現在どうしているかとネットで見たら、なかなかどうして、ちゃんと育っているらしい(失礼!)。才媛、読書家で、現在は共演者に感銘を与えるほどの誠実な仕事ぶりだとある。アメリカの芦田愛菜と言う感じか。大人になった彼女の映画も何か見て見たいと思った。

 昼食にお汁粉を食べて、今度はNHK・BSで「みんなあなたが好きだった プレーバック 長嶋茂雄の世紀」と言う番組をやっていてそれを見た。有名、無名、様々な人が長嶋さんについて語る番組だが、中で熱狂的な長嶋ファンだった大瀧詠一がラジオの野球中継の解説に出演した際「長嶋采配ならここで2塁の原が3盗もありえる」と言うと局の解説者が「キャッチャーは古田ですし、それはあり得ないでしょう」と言ったとたん、本当に3塁への盗塁がある場面を見て驚く。萩原健太とゲスト出演していた伊藤銀次が「あれだけ好きだとなんかシンクロしてしまう瞬間があったのでしょう」と言っていた。また大瀧の「青空のように」が長嶋さんに捧げられた歌ということを初めて知る。なるほどと思った。

 大滝詠一 青空のように 「歌詞付き」

 見終わって、また現場見回り。特に問題なし。

 帰宅してまた録画したものの中から映画『ガリレオ 沈黙のパレード』を見たが予想通り面白くなかった。

 その後、NHKで『100de 筒井康隆』を見る。何の気なしに見ていたが、面白くて録画すれば良かったと思う。途中、菊池成孔が『エロチック街道』を解説するあたりから録画。ただ眠くもなってきて、続きは明日見ようと入浴す。

 かように一日ほぼテレビの前にいた。0時近く就寝。

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