花冷え
今日で三月が終わり。早いなあ、人生は短い。
朝から雨。しかも超寒い。なんじゃこりゃ。花冷えって言うのかなこういうの。もう寒暖のリズムが滅茶苦茶。着るものを色々と考える。
昨日のデモの記事が出ているというのでコンビニで東京新聞を買う。まあ、なんと小さな記事。SNSを見るとあれだけ大きなアクションがあったというのに大手メディアがどこも取り上げないと怒りのコメントがいくつか上がっているが気持ちは分かる。ただ昨日の主催者の管野さんがスピーチで、これは対立軸を作るようなアクションではない、と言っていたそのことを自分は大事にしたいと思う。
自分は昨日を含め今まで3度デモに参加したことがある(回数のことではない)。初めてのデモはアメリカがアフガニスタンを空爆した時の反戦デモで作家の宮内勝典さんと彼が率いる早稲田の海亀塾の学生たちと歩いた。2度目は3.11の時の反核デモ。昨日が一番沿道の人々の反応は良かったと思う。高い建物の窓から手を振ってくれる人たち、頑張れ!と声をかけてくれた人たちなどなど。
食の大国と言われるのは一般的にフランス、イタリア、日本だと思うのだが、フランス、イタリアは食料自給率がいずれも高く、国からの保証も充実していて言わば農家は公務員的。日本の農家だけが裸でダイレクトに市場にさらされている、ということを自分も昨日知った。こういうことは口コミでそばにいる人と直接話した方が良いのだと思う。自分もこれからこのことについてもっと話そうと思う。
仕事は新年度の契約をするのに一度府中に行き、会社に戻ってからはずっと原稿の仕事をした。T君に校正が戻ってきた写真台帳その他の修正をしてもらう。
帰宅して、あまりに寒いのでまたストーブを点けた。今年はもう灯油を買わなくて良いだろうと思っていたが。まだ必要だろうかと迷う。速攻で豚汁を作ってそれと残り物で夕食。録画しておいたドラマ『カーテンコール』の最終回を見ながら食べた。
帰宅した息子と何処かに畑を借りようか、と話す。今住んでいるこのアパートは越してきた時、目の前が立派なトウモロコシ畑で、そのロケーションが気に入って住みついたのだが数年前からもう畑は作られなくなった。今のところまだ空き地だが、もし目の前が宅地にでもなったりしたらその時がここを離れる時だろうと言う気がする。昨日、管野さんが言っていた"農じまい"の現実は東京の、家の目の前にもある。
昨日、青山に行く前に時間つぶしにYouTubeでアメリカのファームエイドの映像を見ていたが、もし日本でも同じようなコンサートがあった場合、そうしたコンサートに一番合う曲は誰の何だろうかと考えて自分はこの曲。この曲発表時の当時のシングル盤のジャケットに書かれたウォルト・ホイットマンとソローの詩を読んで自分は長野の高原野菜のバイトに行くのを決めたのを思い出した。B面は「Looking for fight」。確か85~6年の頃。
「Cafe Bohemia」シーズン・イン・ザ・サン - 夏草の誘い/佐野元春
現在、22時48分。そろそろ寝る。
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