映画『名もなき者 UN COMPLETE UNKNOWN』を見た
今日から3月。天気快晴。
朝っぱらから映画『名もなき者 UN COMPLETE UNKNOWN』を見た。立川シネマシティ2の極音上映の9:05からの回。
名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN | Searchlight Pictures Japan
"ディランに興味があるのですが何から聞けば良いですか?"と聞かれた時、これからはまずこの映画を見れば?と言えば良いのだと思った。上映時間的には長いのだけどあっという間だった。
少し早く行き過ぎてまだ会場の準備をしている館のスタッフに話しかけられたが彼曰く"ボブ・ディランを全然知らない、しかも一年に一本しか映画を見ないという友人がいるのですが、今年はこれを見たからもう良いと言っていましたよ"とか。知らない人が見ても面白い、良い映画だということか。長年ディランを聞いてきた身からすれば まあ、好評なら良かったと言う感じ。ティモシー・シャラメって凄いな。
長い映画を見たのに帰宅してもまだお昼前。家で簡単に昼食を食べ午後からは買い出し行った。そして酒、つまみを買って、見た映画の余韻を思い切り引きずったまま、午後は家にあるマーチン・スコセッジ監督のディランのドキュメンタリー『NO DIRECTION HOME』を何年かぶりに見てしまった。
『A COMPLETE UNKNOWN』と『NO DIRECTION HOME』。『LIKE A ROOLINGSTONE』のサビの歌詞の一日。
さっきまで演者が演じていて人々がこちらでは皆本物。当たり前だが。このドキュメンタリーが作られた頃はまだスーズ・ロトロが存命でそのインタヴューと、ジョーン・バエズの回想を特に興味深く見た。色々あったのだろうけどスーズは若く拙かった日々を暖かく回想している感じで、ジョーン・バエズには言葉に少し棘がある印象。バエズの発言に答えるような形のディランはなんだかしどろもどろとして言い訳がましくて面白かった。
夕食は酒とつまみで済ませたような形で、夜は大河ドラマ、『御上先生』、『ホットスポット』を見た。
0時近く就寝。
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