ミスター死去
天気一日中雨。現場中止。
今日、会社で仕事していてSNSで長嶋さんが亡くなったことを知る。去年末、NHKBSであの引退試合から50年ということでその特集番組をやっていて(自分が見たのは正月の再放送)、それが永久保存版と思えるほど良い番組だったのだがなんだかまるで追悼番組みたいで不穏な気もしていた。本当になってしまった。さっき王さんが「誰にでも来ることなのだろうけど一番来てほしくない人に来た」と言っていた。同感。
初めて父に連れられて見に行ったプロ野球は昭和49年の巨人VSヤクルト戦で長嶋さんが現役最後の年。現役の長嶋を見たというのは自分の世代では稀で(多分)長く自慢のタネだった。その後、自分はすぐ千葉の市川から福島のいわきに転校になるが、新しい学校に挨拶に行った初日、先生に「今日は挨拶だけにするか、それとも今日から皆と勉強するか?」と聞かれて「今日は長嶋の引退試合を見るから帰ります」と言って帰った。それが昭和49年10月14日。日にちまで覚えている。それであの444号を見た。
焼け跡の野球少年が六大学のスターになり、全盛期が高度経済成長期、オイルショックの頃が引退で、バブル崩壊の初期の頃に脳梗塞。そこから這い上がろうともがく失われたxx年とか言う時代は懸命なリハビリ期で、長嶋さんほど戦後の日本とシンクロしている肉体を自分は知らない。
アメリカが発明したもので最高のものはロックンロールとベースボールだとかねがね言っていたが、もしかしたら長嶋さんは日本に現れた最初のロッカーなのかもしれないと思った(故大瀧詠一が大ファンだったのが分かる気がする)。外来文化に乗って現れた最初のスーパースターと言う意味で。キャロルやサザンや佐野元春よりも前にあの英語とちゃんぽんのヘンな喋り方をしていたし。
夜は日テレの追悼番組や各局のニュースを見たがやはり病を得てからの晩年の映像が多い。もっとプレーする姿を見たい。年末(年始)のあの番組、きっとこれからNHK地上波でやるだろうから(やって下さい)見てない人にはおすすめ。『みんなあなたが好きだった 長嶋茂雄の世紀』と言う番組。
↓は2019年3月17日、イチロー引退の時に久々に行った東京ドームで撮った長嶋ゲートのレリーフ。なんだかもう神話の一場面みたい。ありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。
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