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二の丑

 7月も今日で終わり。毎日書き出しが天気のことだと我ながら飽きる。暑いのはもう当たり前の事として言わぬが花かもしれん。

 フライパンを新しくしたら目玉焼きが上手に焼けてそれでこのところ毎朝、朝食はハムエッグ。一日2食を基本続けているが今現場ではなく室内で調べものをして原稿を書くだけなので少し肥えてきた。だがこの暑さだし極端なダイエットは危険だと思うのでなすがままにする。すぐまた外に出るようになるのだし。

 昼休み山形で米作りをしている弟と電話。SNSで植えた稲に実がついてきた写真を見たので。ニュースで水不足で農作物に影響が出ていると聞いたので心配したが、長井市は盆地で周囲の山の雪解け水が川や用水に流れてくるのでそれを引き込むから今のところ大丈夫だとの事。なるほど。

 その話の中で甥が今ドイツに行っていると聞く。いいなあ、下の世代も着々と育っている。

 夕方、帰宅すると今日も休みの息子がうなぎを準備して待っていた。今年は土用の丑の日がニ度あって今日がそうだとか。昼にドイツと聞いてソーセージとビールを連想していたがうなぎにビールもなかなか。そう言えば最近毎晩飲んでいて肥えてきたのはそのせいと悟る。痛風の薬を飲んでいるとはいえ大概にせねば。息子がウナギを多めに買って来たというので、丼で食べた後は落語の"うなぎの幇間"のように残りはつまみにして酒。。。と思ったが止める。そういえば以前、うなぎがいつから馳走になったか調べたことがあったな。

 うなぎの話: ペンギン・ビート急行

 夜、またスィングを見てくれと息子に頼まれて家の前の公園へ。気付かなかったが、周囲の街灯が消されており公園は真っ暗。どおりで今まで結構な時間まで騒いでいた子供らの声がしなくなったと思った。暗闇の中で素振りのチェック。長嶋と松井みたくなってきた(笑)

 23時頃、就寝。

 

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社会的ではなかったが人間的だった

 天気快晴。また朝から熱中症注意のアナウンス。

 今日、午前中、会社に来客があって玄関先で社長と話していたが、聞くでもなく聞こえてくるその話の端々に、津波が。。。。とか、地震が。。。。とかの単語が混ざっていたので、何処かで地震があったのか?と思った。ネットで見るとカムチャッカ半島沖で巨大地震発生とのこと。ニュースはそれ一色。日本列島が津波警報や注意報でぐるりと赤や黄色の線で囲まれているのを見るのは3.11の時以来ではなからろうかと思った。

 午後、府中の或る個人宅まで納品に行く。個人宅にそうして行くのは長くこの仕事をしていて始めての経験かも。現場での出土遺物というのはその各自治体の保存・保管になるのだが、その対象外のモノ、例えば近・現代の茶碗のかけらや割れた瓶etcは現場終了時にまた埋め戻してしまうのが普通。ただ今回はその施主さんがそれらを欲しいと言うので全部取り上げ洗浄し届けることになった。

 収納箱に全部で14箱ある。自分が子供の時使っていた茶碗の類かもしれないから、とのこと。伺うとある部屋に明治から昭和初期にかけて近所にあったという酒屋の屋号が入った大徳利が飾ってあって、元来そういうモノに興味のある人らしい。普段捨てているものの中には考古資料とはならなくとも民俗資料としてとっておいても良いのでは?と思うものも多々あるので、こういう人がいるのはありがたいと思った。

 帰宅すると休みで一日中寝ていたという息子がテレビで津波のニュースを見て呆然としているところ。あら、今頃気づいたの。

 夕食は外に食べに行き、一度帰宅して後、息子がフォームを見てくれと言うので二人でバッティングセンターに行った。その後、帰宅してからも筒状に丸めた新聞で素振りをさせ息子のスィングを直す。子供の頃の、親父の受け売りで(父は元社会人野球の選手)うんちくを垂れる。いわゆる"捏ねる"ような軌道になっているので、すっと出せ、ということ。

 NHK・BS『アナザーストーリー』はドラマ『傷だらけの天使』について。当時俗悪番組と叩かれ、低視聴率だった番組が何故これだけいつまでも人々の記憶に残るのか?と聞かれ、"社会的ではなかったが人間的だったから"と答えた水谷豊のことばに快哉を上げる。そう、今はその逆だものな。

 23時半。就寝。

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『三毒狩り』の装丁

 天気快晴。

 このところ朝の天気予報では連日40℃近くまで気温が上がるので熱中症に注意せよとのアナウンスの連呼。もうSF並みの暑さ。

 とは言え、今日、久しぶりに昼休みは現場に行き数人とだべる。この現場は会社から歩いて1~2分なので、その時くらいは冷房の効いた社内に戻ってくれば良いと思うのだが、真っ黒になりながら皆テントの下で弁当を食べている。どこまでも気楽なのが一番と思っている人たちで、暑いが来るとホッとする。ここ数日、用事以外のことは極力喋らないでいたのでちょっとした世間話をしただけで体が軽くなるような気がした。

 昨日の新聞でこの2月までずっと読んでいた東山彰良の新聞小説『三毒狩り』がついに書籍化されたのを知る。新聞で全部読んだしスクラップして全部取ってあるのだが、これ、どんな装丁の本になるのだろうかと思っていた。見ると新聞の時の信濃八太郎氏の挿絵とはまた違って幻想的な良い雰囲気。新聞のインタヴューとは違うインタヴューがネットにあってそれを読んだ。

 直木賞作家・東山彰良、最新作『三毒狩り』インタビュー「これまでにないような蘇生譚を書きたかった」|Real Sound|リアルサウンド ブック

 夕方、献立を考えてまたスーパーに寄ろうと思っていたが、家にあるもので済まそうと考え直す。鶏もも、レタス、シメジを味ぽんで味付ける中華風の炒め物。この料理は生っぽくなく、さりとて炒め過ぎずレタスをシャキシャキ食べるのが醍醐味。こんなに大丈夫か?と思う程レタスを切るが、フライパンに盛ってしばらくするとしんなりして治まるさまに毎度驚く。汁物はコンソメスープ。

 友人からテキストファイルが添付されたメッセージが送られてきてそれを読んだ。大学院で勉強していてそのレポート。オレも頑張ろうっと。

 23時半、就寝。

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いいスピーチ

 天気快晴。

 テレビでアメリカで殿堂入りを果たしたイチローのスピーチを見た。英語でユーモアも交えていいスピーチだった。見ていて本当に初めて平成という時代を懐かしいと思った。途中でこの道を切り開いてくれたパイオニアの野茂に感謝すると日本語で感謝の意を述べたところでは目頭が熱くなった。野茂とイチロー。子供たちがまだ小さくて、妻も元気で、皆でわーわーこの人たちが三振を取ったとか今日もヒットを打ったとかで生きていた頃が確かにあったな。

 夕食は豚しゃぶ。昨日、録画しておいた大河ドラマ『べらぼう』を見た。その後は読書。外尾悦郎著『ガウディの伝言』を読み始める。

 昨日、娘にLineしたら風邪をひいているとの返信が来て心配していたが、また様子をうかがうと熱は下がって仕事にも行っているという。休んで寝てりゃいいのに。

 23時頃、就寝。

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デミグラスソース

 天気快晴。

 早朝、息子を国分寺まで乗せて行く。朝のドライブ。自分が出かけたくてそうしているようなところもあり、何故なら朝はまだ涼しくて気持ち良く出かけられるのはその時間くらいしかないから。ピンク・フロイドの『対』を聞いて行く。で、帰宅して後はずっと家にいた。

 テレビを見て、本、新聞を読み、ラジオを聞いた。ネットでフジロックでの山下達郎&竹内まりやのステージの動画が流れて来て素直に見たかったなあ、と思った。四の五の言わずこいうして自分なりの原則をストイックに生きて、その作ったものやパフォーマンスのクオリティのみで周囲をなぎ倒してしまうようなのを見るのは気分が良い。圧巻。

 山下達郎 初のフジロックを完全レポート! 竹内まりやも“プラスティック・ラブ”で登場、苗場の熱気をセトリとともにお届け | Mikiki by TOWER RECORDS

 夜は先日麻婆豆腐を作った時の残りのひき肉でハンバーグを作った。普段はポン酢に大根おろしを擂って和風にしたり、ソースとケチャップで適当なソースを作って食べていたが、今日は"ちゃんと"デミグラスソースを作って食べた。そのため、夕方、調理用に赤ワインを買いに行く。それとシメジも買ってキノコハンバーグにした。なかなか美味也。

 大河ドラマは見ずに録画。21時頃からNHKで今の混乱した政局についての番組を見た。

 今日も窓を開けて寝る。23時半頃、就寝。

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広東麺!

 酷暑ゆへ一日冷房の効いた部屋にいて、それゆえ体を動かさないので食べるのを控えていたが、夕方、さすがに腹が減ってきた。

 おまけに息子は友人と飲みに行くと言うので夕食を特別作る必要もなくなって何処かに食べに行くことを決意す。良く肉体を研ぎ澄ませていると体が要求するものが自然に食べたくなるので思うに任せれば良いと言う意見を聞く。なので、良~く自分が今何を食べたいのか体に聴き続け、結果、それは南京亭の広東麺だった。自分の体は今、広東麺を欲している。それで日が完全に沈んだ頃、国立インター前の南京亭まで出かけた。

 酷暑の最中、中華料理ってどうなのだろうか、意外と空いているのではないだろうか、と淡い期待を抱いていたが、それは間違いで駐車場は満車ギリギリ、店の外には家族連れが並んでいた。一瞬、止めようかと思ったが、今体が欲しているのがここの広東麺なのだからあきらめるわけにはいかないと思い直した。それでレジ前に開かれたフォームに名前を書いて待つことに。で、ここで気づいたのは他の客は皆家族連れだが自分は一人だということ。来店者は店の外までずらーっと並んでいたが、カウンターでもOKに唯一〇をしていた自分はほとんど待つこともなくごぼう抜きですぐに店内に案内された。それですぐに体が要求している広東麺が食べられた。

 

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 以前NHKの"72時間"の舞台にも取り上げられたことからも分かるようにここの南京亭は24時間営業である。厨房が丸見えの、せっかくのカウンター席なので中を観察すると、完全に分業になっていて黒いTシャツ姿の調理スタッフが8人くらいいた。スープを作る人、麺を茹でる人、具材を調理する人、トッピングする人。。。。。お互いが声を掛け合ったり、鍋やお玉がガチャガチャ触れたりぶつかったりする音が賑やか。ホールスタッフもいるし、24時間ならこの店、延べで一体何人くらいいるのだろうか?と思った。儲かっているんだろうな。ネコのよいうな顔をしたロボットが料理を持ってくるのがスタンダードになりつつあるチェーン展開の店に比べ、飯屋然とした雰囲気で好感が持てる。変な店に行かないで、今後とも迷ったらここに来ようと思った。

 ここはジャンボ餃子も有名な店である。今日は食べなかったが近いうちにきっと体がここのジャンボ餃子を要求するような気がする。引きつづき肉体を研ぎ澄まさねばと思う。

 22時頃、就寝。

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芸になってる

 朝、天気快晴。

 参議院選挙が終わって何が良かったかって朝ドラ再放送の『チョッちゃん』の続きが見れること。『あんぱん』ではノブとタカシがやっと結ばれるよう。良かった、良かった。

 出勤時にプリンスの『プラネットアース』を聞いて行く。プリンスは『サイン・オブ・ザ・タイム』の頃までは良く聞いたが、それ以降は全然知らなかった。彼の死後聞き始めて、なんて人生を損していたのだろうと思ってその後聞き漁った次第。このアルバム素晴らしい。

 暑かった、と、原稿を書いていたと言う以外書くことが無い一日だったが、それでも午後は資料集めに府中の図書館に行った。

 たまたま見かけた近田春夫と適菜収の対談を読んだら面白かった。適菜収という人を自分は全然知らなかったが、読むと時々の世相に対して全力でファイティングスピリッツが漲っている人のようで面白かった。文中や章立ての見出しのことばも秀逸でただの罵詈雑言ではなく芸になっている、と思った。"政治家が犯罪に手を染めているのではなく犯罪者が政治に手を染めている"とか。結局、対談だけではなく彼自身の記事をいくつか読んでしまった。

 日本でネオナチ政党が拡大。人類はどこに向かうのか?【適菜収】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

 夕食は野菜炒め。フライパンを新しくしたら料理が快適で楽しい。簡単な料理でも。

 最近、テレビは録画して見るようになったので夜はほぼ読書。

 今夜も窓を開けて寝る。考えるに今のところまだクーラーを点けて寝た日は一度もない。朝夕涼しいのは救いだ。

 0時近く就寝。

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誤報

 天気快晴。酷暑続く。

 昨日、ネットで石破首相が退陣と言うニュースを見て、帰宅して後、テレビを点けたら本人が辞めないと言っていた。しかし、届いた夕刊の一面には黒字に白抜きで"石破首相退陣"の文字。きっと、初めどこからかそういう情報が流れ、紙面を作ってしまい修正が間に合わなかったんだろう、と思った。

 だが、今朝来た朝刊の一面も同じく"石破首相退陣"。昨夜の夕方には辞めないというニュースが流れていたのだから修正できたのではないかと思う。ネットは陰暴論や放言や嘘だらけ、新聞は誤報、しかも分かっても修正や謝罪もないのだとしたら(どこかであったのかなあ?)、それに基づいて生きる人自体もいずれ誤作動のままということなってしまわないだろうか。

 傑作漫画『チ。地球の運動について』で確か、活版印刷で自分たちだけが知り得た真実を印刷して世に普及しようとした人々に対し、「誰もが自由に自分の意見を広めることができるようになったら、真理は探求されるものではなく作られるものになってしまうのではないか?」というようなセリフがあった(違う場面であったか?兎に角)。それは現代を中世の世に置き換えて主に言葉や情報が軽くなったことへのメッセージだと思うのだが、漫画で危惧されていたことがすでに実現してしまっているのを見たようで朝から不快だった。

 漫画では地動説を密かに研究し大著を記した不良神父バディーニと字の読み書きを覚えたばかりの被差別民オグジーが書いた拙い書の二つの内、どちらを後世に残そうかと処刑前に迫られ、バディー二は自らの研究を焼き捨て、オグジーの書を残すことを決意する。それは何故か。上のような不満を漏らしつつ、仕事では毎日、報告書の原稿など書いたりしていて思い出すのはそのことだ。

 https://youtu.be/UexbDmxHW0U?si=u0bjkLX-i63PtJw6

 新聞の誤報は号外も出て、それは早速メルカリで売りに出されているとか。なんて世の中なんだか。

 夕食はサバの味噌煮とキャベツの味噌汁。

 23時頃、就寝。

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タイヤに空気を入れた

 相変わらずの猛暑だが、早朝の一時涼しいのが救い。窓を開けておくといつまでもゴロゴロしていたくなる。今朝もそんな感じだった。うちの周りは野鳥が多く彼らの鳴き声もいい。日が出ると一瞬で暑くなるのだけど。

 車のガソリンの減りが早くなったような気がして車で飯を食っている息子に聞くと、タイヤの圧かも。。。と言うので、夜、スタンドで給油がてらタイヤに空気を入れた。なるほどかなり減っていたようで少し高めに空気を入れると運転が快適になった。後は実感として燃費にどのくらい影響があるか。

 昨日、渋谷陽一氏が亡くなったニュースを聞いて、彼のラジオの番組のことを色々と思い出していたら、年末か年始にその年かその前年のベストナントカのような時があってそれがブルース・スプリングスティーンの『ハングリー・ハート』、プリテンダースの『キッズ』、それとスペシャルズの『モンキー・マン』。。。と続く時があったのを思い出し、今日は脳内でずっとこの3曲が流れていた。昔、カセットに録ってあって田んぼのど真ん中の家で良く聞いたな。

 Bruce Springsteen - Hungry Heart (Berlin '95 Version)

 Pretenders - Kid (Official Music Video)

 The Specials - Monkey Man (2015 Remaster)

 NHKで漫画『テルマエロマエ』のヤマザキマリの最後の授業を見た。以前ラジオで自分の半生を面白おかしく話しているのを聞いて爆笑したが、同じ話でもこっちは表現者志望の若者たちに胸が痛くなるような「自由」と「孤独」についての話。

 23時半、就寝。

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一矢報いること

 朝、天気快晴。もう毎日書いているので書きたくないのだけど暑かった。この分ではもう10月くらいまで毎日書いていそう。

 仕事の休憩時間に渋谷陽一氏が亡くなったことを知る。色んな肩書があった人だが自分にとっては兎にも角にもまずはNHKサウンドストリートのDJである、あった、ということ。いちいち書ききれないほどの海の向こうのミュージシャンを子供の頃自分は彼の番組で知った。今でも記憶に焼き付いて離れないのはジョン・レノンの『ダブルファンタジー』が発表された直後の番組と翌週のジョンが殺されたあとの追悼番組。

 サウンドストリートの最終回はレッドツェッペリン特集で、その中で氏はとても良いことを言ったが、長い年月が経って良いことを言ったということだけを覚えていてその内容は忘れてしまった。

 さっきYouTubeを見たらその最後の番組が上げられていて(音楽はカットされている)何十年ぶりに聴いたが、その、当時聞いて自分が良いことと思ったことばとは、"音楽とは生(死)という不条理に一矢報いること"というやつ。

 最終回で氏は『天国への階段』の歌詞を取り上げながらそのように言った。その気概がない者はダメで、ある者は良い、と。それは何も音楽に限らず全ての創作に関わる者に共通することだろうと思う。今度は忘れずに覚えていいよう。R.I.P。

 サウンドストリ-ト最終回/レッドツェッペリン特集/渋谷陽一/LEDZEPPELIN - YouTube

 夜は息子が作ってくれて焼きそば。その後、火曜日なので写経して、終わってから缶チューハイを飲んだ。

 22時半、就寝。

 

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フライパンを買った

 朝、 天気快晴。連休最終日。起きた頃は涼しいがすぐギラギラしてきてすかさず布団を干す。シーツを洗う。

 新聞、テレビ、ラジオのどれもが昨日の参院選の結果を告げていた。自公過半数割れ。民意が現政権にNOを突きつけた結果が出たのだと手放しで喜べないのはその代償として鬼子のような勢力が躍進したからか。どのメディアもその不安を報じていた。ポピュリズム台頭と分断の兆し。今後本当に分断した社会が実現してしまうとしたら個人的にそれはオールド脳VSスマホ脳のそれという気がする。長い文章が読める人と読め(ま)ない人、とか。

 何もしないと決めていた連休だったが、これだけはやりたいと思うことがあって、それはフライパンを買うこと。ずうと使っているのが2個あるがどちらも表面の加工が剥げてしまって肉などが焼き辛くなっていた。しかし、調理器具というのは愛着が出るものでなかなか新調する気なれず騙し騙し使っていたのだけれど、もう限界。

 午前中は近くのホームセンターの売り場でどれにするかかなり思案した。フライパンは昔からものによっては表面の加工が体に悪い影響を与えるという話があって気にしていたのはそのこと。なので商品をいちいちスマホでチェックしながらこれぞというのを買った。

 一度帰宅してそれから図書館へ行く。フィリップロスの新訳『グッバイ、コロンバス』(中川五郎訳!)とギンズバーグの『吠える』(こちらも新訳)、それとウィリアムズの詩集を借りた。

 帰宅して昼寝し、あとは基本読書。

 新しいフライパンで初料理。鶏ももとレタス、シメジのポン酢炒め。快適。

 夜はNHKでアラスカで両国の友好の懸け橋となった日本人の生涯を紹介する番組と、紛失した国宝級の仏像の謎を追う番組をたて続けに見た。それと『映像の世紀』。古い映像を8Kに修復し、カラー映像にした第二次世界大戦の記録。画像を鮮明にするといままで気づかなかった情報が映りこんでいてそれが興味深かった。今日はナチスの台頭とその初期の頃まで。

 今日も窓を開けて寝る。23時頃、就寝。

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じーっとしていた

 昼間、一度選挙に行った(と、言っても家の裏が投票所で歩いて数歩)意外はずっと家にいた。家事と録画したドラマを見るなどして後は昼寝。

 先日、久しぶりに顔を合わせた内勤作業の人に驚かれるほど日焼けしていて真っ黒だが、見た目同様、日頃の作業が祟ってか体もガタが来ている状態。左肩と右ひじに相変わらずの痛み。金曜日に現場が終わって連休明けからまた社内で原稿の仕事なのだがまたいつ現場になるか分からない。休める時は休んでおかなければと体が要求している。野生動物的な判断。ひたすら読書。あとはじーっとしていた。

  夜は小松菜と豚肉、もやし、人参の炒め物。ごま油プラスニンニク少々で炒め、味付けは塩コショウのみ。これに鷹の爪とか刻み唐辛子など入れると韓国風になる気もしたがそれは止める。それと白菜の味噌汁とビール。

 食後、これを見た。宇多田ヒカルと『ホモサピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ教授の対談。反知性主義が地球を覆い始めているが、存在そのものがそれに対抗しているような二人が語るAIについての話。今後AIが意識を持てるかどうかの可能性を分ける話として、作詞の時、それは頭の中に渦巻くノイズの中からチョイスするようにできるのか、それとも静寂の海から突然、浮上するように現れるのか?という件が滅茶苦茶面白かった。↓(動画は調整すれば字幕があります)

 23時頃、就寝。

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病院、床屋、うなぎ ラムセス2世

 3連休初日。

 朝起きて病院に行く。いつもの薬を貰いに。ただ薬を貰いに行ったつもりだったが、血液と尿の検査を。。。ということでそれぞれ取られた。お盆前まで薬を出しておくのでそれが切れた頃、その結果を聞きに来てくれとの話。この行きつけの病院は今の先生の親の代から見て貰っていて今の先生は2代目。こうしてこまめに調べてくれるのだからありがたいと言えばありがたい。

 一度帰って床屋に行く。髪は中央部が薄くなって、それでもかまわず伸ばしていたら落ち武者のようになってこの暑さもあってさすがにうざったい。だがいつも行く1000円カットの床屋に行くと、今まで牧歌的に店内で並んで待つシステムだったのがネット予約を導入したと言うことで出来るのは2時間後の13時過ぎと言われ退散する。ネット予約導入、そりゃそうだよな。

 昼食はすき家で"ウナ牛"。今日は土用の丑の日。なので。

 午後、息子を福生まで送り、その帰りスーパーで買い物。行ったスーパーの中に1000円カットがあったので覗くとすぐできそうなので切ってもらう。切ってくれたのは年配の女性で気さくな感じ。これからここに来ようかと思う。

 帰宅したら突然に目の裏側と頭がガンガンと痛くなる。時々なる。血圧か?薬を飲んでしばらく横になる。

 夜はまたうなぎ。息子のリクエストにこたえた形。自分は昼に食べたので少しだけ貰うことにする。それとインスタントのお吸い物。

 テレビで『博士ちゃんスペシャル』を見る。この番組、当初は一つのことに突出して詳しい子供たちを紹介する番組だと微笑ましく見ていたが、その子供たちがそれぞれ大きくなって、皆、各分野の研究者然としてきた。それに合わせ番組も内容が濃くなった感じ。

 今日は以前スペシャルで取り上げられ大反響だった"エジプト博士ちゃん"が再びエジプトに行ってラムセス2世の謎に迫る話。最後に今回特別に許可が下りてラムセス2世のミイラと対面した博士ちゃんが流した涙にこちらももらい泣き。3000年前に死に別れた恋人と何度も生まれ変わった後、やっと再会を果たした女性。。。。すっかりお姉さんになった博士ちゃんが自分にはそんな風に見えた。

 テレ朝POST » スタジオ涙…『博士ちゃん』感動の3時間半SP!古代エジプト博士ちゃんが“最愛の人”と対面

 23時半、就寝。

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また寝て起きたら23時

  天気晴れ。完全に梅雨明け。せめて先日までのサウナにいるような?蒸し暑さが解消されれば良いのだがと思う。

 最終的な撤収も埋め戻しも終わり完全終了。今、会社のダンプが長野に行っているのでレンタカー屋3tダンプを借りて来て重機の搬出もやる。

 夕方、ビール、焼きそばを買って行って『世界サブカルチャー史』を見ながら飲むのが習慣になってしまったが、今回は『ヒップホップ』。自分は知らない世界だったのでその歴史から紐解かれるのはなかなか興味深かった。70'Sのディスコブームの頃がキッカケなのね。そこに入れないアフリカ系の人々がストリートで始めったカルチャーということで、そこにビート詩人たちの影響などもあってラップが発生する。。。とそんな話。面白かった。続きも楽しみ。

 参議院選挙についてネットで見ても今回は特に無駄だなと思っていたらこの解説動画が回ってきた。これを見てもう一回良く考えよう。

 【参院選2025 完全解説&予想】減税か給付金か!少数与党の逆説と野党の勝機とは?

 ビールを飲んだら気持ち良くなって横になったら、またがっつり寝てしまい、起きてもまだ日付が変わっていなくて驚く。風呂に入ってもう一度寝る。0時過ぎ。

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常磐炭坑節

 天気は朝から雨。だが段々回復していくような予報で今日は現場中止にはならなかった。良かった。

 自分らがやることはもう埋め戻しと撤収しかないのだが、この三日間の雨のせいで各トレンチには水が溜まっていてあさイチはそれを汲みだす作業から。重機のバケットを試掘抗の下におろしてバケツで汲んだ水をそれにあける。ここ数日ほとんど動かなかったのでいい運動になった。ひと汗かくと気分も体も楽になる。予定通り明日で完全終了。

 夕食にほうれん草バターを作る。それと中華風の野菜スープ。茄子、ほうれん草、もやし、人参、キャベツ、レタス。。。。中途半端に残っている野菜も含め何でも入れた。

 YouTubeでこの人の動画を見た。先日、会ったミホさんに教えてもらった人だが、ジョニ・ミッチェルのようで、だが曲によっては歌い方が高田渡に似ている。何故、常磐炭坑節なのだろう?いわきの人なのかな。調べてみよう。

 井上園子「常磐炭坑節」Live at 下北沢 mona records

 23時半 就寝。

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雨で中止、三日目。

 天気、台風の影響の雨、三日目。

 現場は今日も中止。入っている現場もほとんど終わっていてあと埋め戻しと撤収が残るだけだから気楽と言えば気楽なのだけど。

 会社で原稿を書くのでPCの前にずっと座っているが、書いていてひと段落着いたり休憩時間の時など、どうしてもネットのニュースが目に入る。プライベートではもうほとんど見ないことにしているつもりだが、こういう時はどうしても息抜きのつもりで見てしまう。今は参院選挙のニュースが多くてどうしてもそれらを覗いてしまうが、久しぶりに見てあまりのカオスっぷりに驚く。今はSNSを投票の参考にする人が多いと聞くが、これ、参考になるのだろうか?と思った。選挙の風景って随分変わったな。

 相変わらず肩不調。もう騙し騙しいくしかないか。

 夜は読書。明日は現場中止でも雨の止み間を見て、やれることはやってしまうと同僚と話したが果たしてどうなるか。

 23時半、就寝。

 

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また肩の痛み

 台風の影響で今日も雨。二日目。

 豪雨と快晴が交互にくるヘンな天気で勿論現場は中止。会社で原稿の作業。異様に蒸し暑い。昨日、納品したデータはOKの連絡が来てづっと抱えていた仕事にひと段落着く。長かった。

 異常に暑い現場と静かで涼しい社内での原稿執筆の仕事のコントラストがあまりにあり過ぎて脳みそがついて行かない感じ。原稿もあまり進まず。それどころか一日中眠くてあくびばかり出る。そして治まったと思っていた肩の痛みがまた出てうんざりする。これ、五十肩とかではなくて痛風なのでは?と思い始めた。腫れてはいないのだけど。

 一日2食ということでこのところずっと食べないでいたが、今日は稲荷ずしを食べた。それとトマトジュース。

 夕方、都心の現場に行っているYさんが会社に来て久しぶりに話す。一昔前は肩書的には自分の上司ということになっていた人だが、ざっくばらんな人で当時からあまりそのような堅苦しい感じが無い。70になった、と言う。この9月でぼくは60ですよ、とかそんな会話。

 帰宅して火曜日なので写経。昨夜茹でた豚肉が冷蔵庫にあって夕食はそれを豚しゃぶ風にサラダと一緒にゴマだれで食べた。

 昨日、五郎さんに送ってもらったチャールズ・ブコウスキーの本を早速読み始める。一昨日、送ってもらった本の写真を娘に送ったら、"ブコウスキー、読んでみる"とLineに返事がきた。さて父親が娘に勧める本(作家)かどうか(笑)

 明日も雨とか。23時半、就寝。

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本が届いた

 台風の影響で朝から雨。

 現場も中止の連絡が来てそこから受け持ち分の数人に連絡を回す。しかし、会社に行くと自分が連絡した人たちだけがことごとく出社していてキツネにつままれたような気持ち。聞くと皆、前から雨で現場が中止だった場合、出土遺物の洗浄を室内でしてくれと頼まれていたらしい。なあんだ。

 室内の以前から溜まっていた仕事の一つをこれを機に集中してやった。戻ってきた校正を元にデータの修正をして納品に行く。一日がかりだった。

 帰宅すると先日頂いたメッセージの中で言われていた本が中川五郎さんから届いていた。それに心のこもった手紙も添えられて。嬉しい。本も手紙も大事にしようと思う。送られてきたのは五郎さん訳のブコウスキーの本。チャールズ・ブコウスキーは色んな仕事をしながら詩や小説を書き続けた人で、その点も励まされた気持ちになった。

 青土社 ||文学/小説/詩:英雄なんかどこにもいない

 台風の影響で雨、風ともに強くなった。しかし、蒸し暑い。ベランダの植物を中に入れる。

 23時頃、就寝。

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初精米

 天気曇りのち晴れ。

 朝のルーティーンを終えてから近くの精米機のある場所まで行って米を精米した。初精米。以前、息子が山形に行った際に玄米のまま貰って来たもの。精米したては美味いと聞くのでこれから楽しみ。

 その後は詩の編集。去年、第一詩集を出版した。

 いつもよあけにもどってくるきみ | かずさわ出版 by SONGLINE CREATION

が、そろそろ二作目をと言われていて、実はここのところ過去に書いたやつを色々直したり並べたりしていた。長い間書き溜めたものなので並べると時系列がおかしいが、大方できた。ただ詩集全体の題名が決まらなくて色々と思案する。とりあえず仮題をつけて編集者に送った。

 大河ドラマはまたBSで昼から見てしまう。話は高騰する米の値段をどうするかという内容でタイムリーなのだが、大河ドラマの脚本っていつできるのだろうかと思った。時節柄を見て書いたり書き換えたりするのだろうか。

 午後、息子が参議院選挙の期日前投票を終えた後、仕事に行くというので送って行く。自分も今日投票してしまおうとも思ったが、もう少し色んな候補者の主張など聞いてみたいと思い止める。お題目ではなく農業政策について具体案を言っている候補者がいるかどうか。

 夜はカレーを作る。食後、トマト、ヨーグルトなどが欲しくて、散歩がてら近くのスーパーまで行った。

 23時頃、就寝。

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眠っては起き、眠っては起き。

 天気曇り。

 昨日よりやや湿度が高い気もしたが、概ね今日も涼しかった。やはり疲れが出たのか一日中眠かった。動くのも億劫で、ほぼ一日中寝ていた。眠っては起き、眠っては起きて、起きている間は参議院選挙が近いので新聞に入ってきた立候補者それぞれの訴えをまとめた号を眺めたり、気になった人についてはネット動画で政見放送や選挙運動中の演説などを聞いたりしていた。誰に入れるかだいたい決まる。

 夕方、寝ても寝てもあまりに疲れが取れないので、息子と疲労回復を目的に焼肉を食べに行った。ニンニクを効かせたタレでガツガツ食べる。ご飯はお代わり無料というのでそれもお代わり。米高のおり、なんて剛毅な、と思う。

 食事中、娘からLineに写メが来て歌舞伎座の前から。昼間、映画『国宝』2度目を見て、それから来たのだとか。今、『鬼平犯科帳』をやっているが人がいっぱいで入れず、見たのは『高坏』だけとか。

 帰り道で、息子が寄りたい場所があるというので行くと、そこは先日リチウム電池の発火が原因で全焼した某所。息子の仕事関係の場所で、聞くと空調服のバッテリーを充電したままスタッフが帰り、それが発火したらしい。見ると大きな建物が黒く焼け焦げた骨組みだけを残して安全柵で囲まれていた。あわあわあわ。

 帰宅しても眠くて、さっさと寝る。たっぷり食べたし、あとひと寝すれば回復するだろう。NHKドラマ『ひとりでしにたい』は録画。

 今朝からまた左肩の関節が痛いがこれは五十肩とかいうのではなく寝違えたようなものだと思う。湿布して寝る。22時頃。

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メッセージをもらう

 天気曇り時々雨。

 急に涼しくなった。また暑くなるのだろうが。良く秋に夏の疲れが出るということがあるがそれに似た感じ。体が楽になったのを通り越して、一日中かったるかった。天気は霧雨が降ったり止んだりで今日は図面の仕事が主だったのでテントを出たり入ったりして作業した。ほとんど終了。あとは来週、埋め戻しと撤収だが予報では月火水と雨。どうなることやら。

 帰宅して、そう暑くもなかったのにまたビールを飲む。金曜日は『世界サブカルチャー史』を見、買って来た焼きそばを食べながら飲むのがなんだか習慣になってしまった。今回のテーマは"アイドル"。そう面白くもないのだが。

 その後、料理したりPC作業をしているうちに時間を忘れ、『アストリッドとラファエル』を見忘れる。フランス発のミステリードラマ。高機能自閉症だが犯罪資料を読み解く才能に長けたアストリッドと熱血?刑事のラファエル、女二人のバディもの。フランスのドラマってどんなもんだろうと一度見たら面白く見るようになった。今夜見るものといったらこれしかないな、と思っていたのに。録画しておけば良かった。

 去年末出版した詩集を先日ある方に送ったら感想のメッセージを頂いた。嬉しい。この人にこんな風に言っていただけるとはそれだけで出した甲斐があったというもの。早速お礼を返信する。今後の励みにしたい。

 気が付くと0時近い。涼しいので寝るのが楽しみ。0時過ぎ就寝。

 

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グリーンスリーブス

 晴れのち曇り。

 夜はところにより災害級の雨になるかもとの予報だった。

急遽始まった現場だが調査的なことは大体終わり。あと数日。会社のスタッフ数名が来週から長野に行ってしまうので終わり方も含め打ち合わせをしたいのだが色んな事が玉虫色。まあ、かっちり決まっていない方が良い場合もある。臨機応変に、無手勝流。

 長野というのは、ある自治体の発掘して出土した遺物の保管場所がそこにあり、毎年その整理に行く仕事。

 暑い最中、高原で涼しいし毎年楽しみにしている人もいる。自分も数年前に一度行ったが確かに楽しかった。ハンク・ウィリアムスとジョニー・キャッシュ等、フォーク、カントリーのCDを買って行ってウォークマンでずっと聞いていたのを思い出す。

 先日の中川五郎さんのライブを見て以来、自分はまたCDでピート・シガーを聴いている。80年代のライブだが、MTV全盛、打ち込み全盛の時代にこんなライブがあったのかと思うと驚く。2枚組の長いライブだがピートに促されて聴衆がコーラスに参加して最後は笛一本の演奏に聴衆のハミングが重なる『グリーンスリーブス』。人間の声って良いなあと思う。アメリカの"音叉"と言われたピート・シガー。確かに彼が亡くなった頃からアメリカのチューニングは狂いっぱなしという気がする。

 Greensleeves

 夜、息子が作ってくれてうどん。それとまたビール。暑いうちの現場作業時は止められん。

 22時半就寝。

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朝かと思ったら

 天気 曇り時々晴れ。

 朝食はハムサンドとコーヒー牛乳。

 朝ドラ『あんパン』をBS7時半からのを見て出社。今日はK君が休みとかでもう一つの方の現場へ資材等を届ける。本チャンの現場の方は朝から図面、写真。

 あまりの暑さで昼はカルピスを飲みながら冷房を全開にした車の中にいた。先日、ファシストの強制キャンプから一緒に脱獄した(夢です、夢!)T君が前に言っていた『成瀬は天下を取りに行く』を読んでいたが、気がつくと寝落ち。涼しくなるとが安心して緊張が緩むのか、眠くなる。

 午前中は着ていなかった空調服を着て午後は作業。現場はカラカラに乾いていて、今日は風も強かったのでなんだかSF映画の中にいるようだった。砂嵐。自分以外の作業員は皆ゴーグルをつけマスクをしているので余計に雰囲気たっぷり。

 へとへと、クタクタで会社に戻ると、今日はもう帰れ、と上司がいつもより早く返してくれた。そんなに見た目ボロボロだったか。

 帰宅後はシャワーを浴びてまた金色の経口補水液(ビール)。ドラマ『ムービング』の最終回を見る。飲みながら見ながら洗濯機を回し、肉じゃがを作り、洗濯物を部屋干ししたら、横になりたくなって。。。。そのまま幕が下りたよう。息子が帰宅したのも知らず、リビングで何かしているからてっきり朝かと思い声をかけたらまだ23時だった。

 入浴して寝直す。 0時近く。

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暑くてビール飲んで寝る

 なんかもう暑かった、仕事してビール飲んで寝た、しか書くことが無い一日(と、これではみもふたもない)。

 帰宅してシャワーを浴びているとき気づいたが、服を着ていても日に焼ける。グレーの作業ズボンを履ているが靴下の部分が白く残り脛や膝から腿の辺りは焼けていた。強紫外線が強烈。ヌードな顔がシミだらけになるわけだ。

 帰宅してすぐガーっとビールを飲みたかったが毎週火曜日はお写経の日でそこはぐーっと堪えた。早く書き終えて飲みたいと思ったら半紙が見つからなくて探し回る。ようやく見つかって早く早くと書き始めたら段々落ち着いてきて、書き終える頃には初めのあさましい感じ?はなくなった。書き終えて冷蔵庫に走りガーっではなくて、ソーメンを煮て、薬味を刻んで。。。。食事の中でじっくり飲んだ(あら、結局飲むのね)。至福。

 テレビを点けたら歌番組で演歌をやっていて何でもいいやと思って一曲だけ聞いた。舟歌。後は疲れて寝る。死にそうになるほど生きるのが充実していた一日。そういうことにしておこう。

 21時頃、就寝。

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『Summer of 49(邦題『男たちに大リーグ)』読了

 天気曇り。だが異様に蒸し暑かった。

 暑さのピークは今週半ばまでで後は少し気温が下がると言う予報を見た(ホントかな)。それが微かな希望。一日中、現場にいて体中の水分が全部出たようで(そんなわけはないのだが)、カラカラ。また黄金色の経口補水液で生き返る。ビール。これ、繰り返すと体に悪ぃだろうな。

 『Summer of 49(邦題『男たちに大リーグ』)』をやっと読み終わった、と、言うより、読み終わりたくなかったと言う方が正しい。ヴェトナム戦争や朝鮮戦争の迫力あるノンフェクションでピューリッツア賞を受賞した社会派のノンフェクション作家デビッド・ハルバースタム『想い出の夏』。

『想い出の~』と言ってもそれは美しい年上の女性とのお話ではなくて。1949年の、ニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスが争った伝説のシーズンをつぶさに描き出しtスポーツライティングの傑作。これは幸せな本だ。書いた人も取材された人も、読む人も。

 

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 長嶋さんが亡くなった後の一連の番組で自分は長嶋さんが松井を"日本のデマジオにしたい"と言ったというエピソードに感じ入り、それで昔買って途中まで読んで放っておいた本書をまた読みなおした次第だが、自分がすっかり魅了されたのはヤンキースのデマジオではなくて、レッドソックスのテッド・ウィリアムスの方。

 人種差別が当たり前だった時代に黒人選手たちを擁護し、売らんかなでデマばかり書くマスコミを徹底的に嫌い、そのため4割を打っても三冠王になってもMVPに選ばれなかった男(MVPは新聞記者たちの投票により選出)。ホームランを打っても帽子を取ってファンに挨拶することは決してなく、そのくせ球場にいた2歳の子供に片言で"テディ・ベースボール"と呼ばれたのを喜び、それを自分のニックネームとした男。今、ヤンキースのロゴはブランド化していて野球ファンでなくてもそのキャップを多くが被っているが、これを読み自分はBのマークで行くことに決めた(と、実は昔も被っていたが)。

 本書に本当は世代的にはデマジオの後のミッキー・マントルの世代のポール・サイモンが後に少年時代のヒーローのミッキーに"何故、あの歌の歌詞、俺じゃなくてデマジオなんだ"と問われ言い訳するエピソードがあり、それも面白かった。

 MRS ROBINSON - Simon & Garfunkel | Lyrics | ミセスロビンソン【和訳】サイモンとガーファンクル1969年

 夕食はまたサバの味噌煮。それと豆腐とわかめの味噌汁。

 また窓を開けて寝る。2階で良かった。朝夕涼しいと思っていたがこうして寝るのも今がギリギリか。22半、就寝。

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文字通り休みの日

 天気晴れ。

 最近、日曜日はいつも通り早朝に起きてまた寝るのが常になった。二度寝。疲れてるのだろうなと思う。体がそう要求しているのが分かる。

 それで二度寝から起きて9時半頃。それでようやくスッキリした感じ。スマホに昨日、五郎さんを交えて皆で撮った写真が友人両者から送られてきた。良い写真で嬉しい。ありがたい。早速、返信する。

 遅い朝食を食べた後、録画しておいた番組を見た。NHK、大人のEテレタイムマシン『最後の舞台~津軽三味線・高橋竹山の挑戦(1998)』という番組。津軽三味線の高橋竹山の最晩年を取材したドキュメンタリー。

 気軽に見始めたが見るうちに気持ちの中で正座するようだった。目の見えない氏はその代わり音には貪欲で様々な野鳥の鳴き声のテープ、世界各地の音楽、ジャンルを問わず様々なものに耳を傾け自身の演奏の糧にしていた。最後の演奏は温泉宿の宴会場のようなところで娘に楽器を支えてもらいながらの演奏。。。朝から壮絶なものを見た。

 昼にNHK大河をBSで見て、午後は休みの息子と気合を入れて買い出し。スーパーを3件ハシゴ。帰宅してビールを飲んでまた寝た。

 起きて夕食はまたほうれん草バター。それとブロッコリーとワカメのスープ。

 梅雨が明けたのか明けてないのか知らないが、暑い季節の日曜日は文字通りの休みの日で、明日からの炎天下の現場に備える日。ペットボトルの水を凍らせたり、空調服の充電をしたり。

 現在21時半。早く寝よ。

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日野市の煉瓦ホールで五郎さんを見た

 天気、曇り時々晴れ。

 日野市の煉瓦ホールに中川五郎さんのコンサートを見に行った。いつも、街のライブハウス、カフェ、酒場、お祭り、国会前!のような場所で見てきたのだけど、こうしたホールで五郎さんを見るのは初めて。半世紀以上歌い続けてきた人に対して失礼だが、勝手にドキドキした。いつかのライブの終演後、「日野でもやりますよ」と言ってくれたことがあったが、まさかこういう形になるとは。

 今日は思いがけないサプライズもあってそれは会場で恩師に会えたこと。早く着き過ぎて、外は暑いからとホールの中で休んでいると、見覚えのある人が目の前を通り過ぎたような気がして目で追うと確かに大学の恩師であった。マスクをしていたので一瞬声をかけるのに躊躇したがやはりそうだった。

 お元気そうで、と言うと、先生は先生で自分がこの酷暑の中、毎日発掘の仕事をしているのを気遣ってくれ、早速「アラビアのロレンスって、考古学者だけど実は情報部員でもあったわけだが、まさか君も」のような話。「実は。。。先生にだけ教えますけど、僕はVivanなんです」。と、昔と変わらずこんな軽口がきけて嬉しかった。

 コンサートは2部構成で、1部は色んなタイプの曲があって2部はプロテストソング。そういう構成だったと自分は見た。ただ全体に「後期高齢者」になった五郎さんの死生観を表現した曲が随所にあって(『Big sky』『世界と私』など)今回はそれらの歌が随分と胸に響いた。アンコールで歌われたのもフィル・オクスの『When I’m gone~ぼくがいくとき』。自分が逝く時、もうこの歌は歌えない、愛の喜びは消え去る、新たな闘いにはもう加われない。。。。だからやれることは全部やる、ここにいるうち、という決意表明のうた。感動した。自分も素直に、頑張ろうと思った。↓はYouTubeで見た以前のライブハウスでの演奏から。

 年頭の一撃 2020 ぼくがいくとき(フィル・フォックス カバー)中川五郎

 そして今日些細なことかもしれないがもう一つ感動したことがあってそれはコンサート中の写真撮影のこと。開演前に、"演奏中の撮影、録音などはお断りします"と普通に場内アナウンスがあって自分もホールコンサートなのだからそれが普通だろうと気に留めずいたが、コンサートの半ば頃、五郎さん自身がMCで「自分は人前で歌ったり喋ったりしている時点で、もうそうされるのは覚悟してやっているのだから、自由にやってくれ」と発言。時と場合によるのだろうが、60年代の自由な精神が窮屈な今を撃ったようで、胸のすくような、風通しが良い気分だった。

 終演後、五郎さんと話す機会があって「日野ってよいところですねえ」と言われ、日野に対して自分は地元意識や郷土愛のようなものがないと思っていたのに嬉しくてちょっと驚く。ああ、自分がいる場所が褒められるってこういう気分なんだ、と。

 その後、高幡不動前の蕎麦屋で友人二人と食事。色んな話ができて楽しかった。

 コンサートは昼の2時からだったので帰宅してもまだ18時半。昼ライブって良いですね。夜は家でゆっくり。

 23時頃、就寝。

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ポジティブとリベンジ

 天気快晴。

 しばらく"社内で原稿"、とばかりこの日記にも書いていたが今日から急遽現場。

 試掘調査だが、試掘と言うのは考古学的に調査対象になるべき遺構の有無を調べる仕事。それで有ると分かると今度は仕切り直して本調査ということになる。台地上の土層堆積が分かりやすいところは簡単だが、低地(沖積地)は川の氾濫その他の影響のため複雑で、今日の試掘はその沖積地だった。

 数日、冷房の効いた部屋にいて急に酷暑の外の作業になって大丈夫か?と思ったが、大丈夫だった。数日、体が休まったのか10も歳が下の人に"元気ですねぇ"と呆れられた。

 一日、粘土質の試掘坑に入って誇りまみれ、汗みずくになって、帰宅しての最初のビールの一杯目が超絶美味かった。

 一昨日、このブログに"世間一般とは逆の判断をしてそれを機に上へ登って行った人 "と書いたら、それは誰か?と数人から聞かれ、ハイ、それは佐々木希さんです、と答えたのだが、話はその事ではなく、同様なことを山形の弟からも聞かれたその電話の会話の中で"明日のNHKの朝ドラ受けの番組に佐野元春がでるよ"と教えてもらった。その時間はもう出勤、仕事時間なので録画していって、夜はそれを見た。

 佐野さんを見ていつも思うのは最初期の頃と喋り方が変わったな、と言うこと。と言うよりは最初期の頃の喋り方は超絶ヘン(笑)だった。そして誰も言わないが、今、日本で普通に日常語となった数々の英語を最初に日本語の会話の中で使ったのは佐野さんだということ。

 ハッキリ覚えているのはポジティブ、と言う単語。デビューして3rdアルバムまでの頃は"Be positive!"が佐野さんのスローガンだったが、80年代の初期には誰も(自分だけではなく)最初その意味が分からなかった。それとリベンジ。この単語を最初に自分が聞いた(見た)のも佐野さんからで、それは雑誌ロッキンオンジャパン創刊号でのこと。ロングインタヴューの題が"僕の復讐は一生続く"というものだった。文中、復讐、と言う字にカタカナでリベンジとルビ振ってあったのか、リベンジと言う言葉にカッコして復讐、と説明書きがあったのかは忘れたが。

 今家にある過去の雑誌を一冊見たら、不況下の若者に何かメッセージをと聞かれて、"若い内は自分の人生に一度バッファーを設けて。。。。"のように言っている。若者をユースって昔から行っているがこれはあまり広まらなかった気がする。

 こうして会話の中に自然に英語が混じる人をもう一人知っているがそれは先日亡くなったミスター長嶋さん。佐野さんが使う単語の方が少し高度だが(長嶋さんゴメンナサイ)。そう言えば二人とも立教だな。

 で、そんな佐野さんが今は昔の曲を再定義して歌詞の一部を英語から日本語に変えて歌ったりしている。アーチストは時代を映す鏡、のようにいつも佐野さんは言っているので、それだけで今はそんな時代なのだと了解する。

 夕食にほうれん草バターを作った。それと豆腐わかめの味噌汁。

 23時半、就寝。

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いやいや、そういうことではないんです

 天気晴れ。

 今朝の朝ドラ『あんぱん』は新聞社に勤める主人公が夕刊を発刊すると張り切っていたがそれが取りやめになって意気消沈していたところ、月刊誌なら作れることになりまた先に希望を見出すという話だった。それで自分は「雑誌かあ、最近、買ってないにゃあ」(津田健風)と思った次第。

 今仕事は現場ではなく会社で原稿に追われる日々を送っているが、会社には毎月届くのに誰も読まない雑誌があって、それを休憩時間に自分だけが読んでいる(多分)。

 広告がほとんどなく毎回テーマが面白い。内容も濃く、写真、文章も素晴らしく、どうしてその雑誌が会社に届くのかも知らず毎号読んでいた。だが、今日、これどういう雑誌なのだろう?と調べたら某カード会社の会員誌だった。『Signature』という雑誌。
 

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 つまり金持ち、富裕層の読み物。しかも届けられた人々へのアンケート結果では70%の人がちゃんと読むという。あずかり知らぬうちに"富のトリクルダウン(したたり、嫌なことば)"に触れる?ようなことになっていて不本意だが、今はなんでもスマホで見るようになって、翻って本来の写真や文章が持っていた力を見せつけられた思い。鍛えなければ、と思った。

 午前中は会社で原稿を書き、午後はある用件で某市に呼ばれて行った。久しぶりに某氏に会う。「もうウチはやってくれないの?」と聞かれる。「いやいや、そういうことではないんです」

 夜、息子と回転寿司に行った。普段、行かない店に行ったらメニュー、システムともに新鮮で面白かった。

 帰宅してプロ野球。楽天戦がやっていないのでソフトバンクVS日ハム戦をみた。ソフトバンクの投手松本晴が14奪三振の力投で、日ハム、首位陥落。晴くん、凄い(甥と同じ名)。こういうピッチャー、楽天にも欲しい。

 明日から急遽また現場。23時半、就寝。

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取り越し苦労

 昨日、"今日から7月"と書くのを忘れた。もう半年過ぎた、早い。

 朝、未明に雨の音がして、そう言えば昨夜の天気予報で明日は一日不安定な天気と言っていたなあ、と思った。今自分は現場には出ていないが雨で中止の連絡を数人にしなければならないことになっていて、まず中止の決定をある人がしたら自分にメールがあり、そこから自分が皆にメールすることになっている。

 しかし、もういい時間に、今日はどうだろうか?とケイタイを見ようとしたら見当たらず、それで昨日会社の席で充電したままになっているのを思い出した。不覚。

 連絡する数人の電話番号はそのケイタイでなくては分からず、それで慌てて早朝に会社に取りに行った。もし中止だとして今から連絡しても一番遠くから来る人は横浜とかからなので、もう間に合わないだろう。。。などと肝を冷やしたが、雨中止の連絡は入っておらず、とんだ取り越し苦労だったと知る。ホッとする。

 で、雨中止どころか今日も一日暑かった。ただ自分は一日空調のある部屋で原稿など書いているのでかえって体が鈍ってしまうようで、昼休み、炎天下の中を歩いた。30分ほど。役所前の公園の中を歩いたら口をもぐもぐさせているデカいネズミと目が合って近づくとネズミは側溝の中に逃げて行った。ネズミも暑いだろうに。

 夜、特に誰とは書かないがある苦境におちいり、だが世間一般とは逆の判断をしてそれを機に上へ登って行った、という人の話をテレビで見た。逆境を力に変える、などと言葉では言うけれど、こういう人は尊敬に値すると思った。

 再放送朝ドラの『チョッちゃん』は参議院選挙が終わる20以降まで放送は無いよう。やはり。

 今夜も窓を開けて寝る。23時頃就寝。

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夜になって

 天気晴れ。今日もまた暑い。

 毎朝、BSで昔の朝ドラ『チョッちゃん』を7時15分から見て、その後、現在の朝ドラ『あんぱん』見ているが、今日は何故か『チョッちゃん』の放送が無かった。おかしいなあ?と思った。

 朝ドラの話をしたのでついでに現在の『あんぱん』の話を。先日から声優の津田健次郎が主人公の上司役で出ているが、これが雰囲気があってとても良い。俳優としても活動しているらしいが自分は見るのは初めて。津田健は少し前までNHKのアニメ『チ。地球の運動について』で、ノヴァク(異端審問官。地動説を唱えるものをどこまでも執拗に追い続け拷問し殺す人物)の声をやっていたので声だけ聴くと一瞬またどこで豹変するのかと思ってしまうが、勿論そんなことはない。いや、豹変はするけどボケてる方にだった(ドラマ毎日見ている人は分かるでしょう)。一安心。

 仕事は今日も原稿。なんだかリズムが出来てきたみたいで捗るようになった(気がする)。ま、いきなりすごく進んだりはしないのだけど。

 夕方、帰宅してすぐ夕食。買って来た白身魚のフライで食べた。その後、火曜日なので写経。終わって息子用に豚汁を作った。白身魚のフライがまだ残っているので、それに付け合わせるのにキャベツの千切りもした。自分はこれ得意。

 夜になって何故『チョッちゃん』の放送が無かったのかを知る。へえ。こういう場合、選挙が終わるまでやらんのだろうか。だろうな。

  世良公則の動画を色々見てしまった。要さん(『チョッちゃん』での世良さんの役名)、これ名演です。

 世良 公則 GUILD 9  「 傘がない 」 - YouTube  

 23時半、就寝。

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