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マーくん、おめでとう。

  今日で9月も終わり。明日から10月って、後2か月で今年も終わりって嘘みたい。

 プロ野球がこれからクライマックスシリーズとかいう話題で↑のそれに気づいたが、今日は何につけ田中将大の日米通算200勝に尽きる。家に帰ると休みの息子が「今日はマーくんが先発」と言うのでテレビを点けるとまだ1回裏で0-0。普段見ない巨人戦を今日は見ることにする。真剣に巨人を応援するなんて、多分、50年ぶりくらい、ということは小学生の時以来。

 3-0で勝っていたところ2ランを打たれてヒヤッとしたが、田中は6回まで投げて、勝利投手の権利を得て降板。試合はその後、1点を取って巨人が逃げ切って勝利。田中はついに念願の200勝投手に。あと一つ、から長かった。個人的には楽天で達成して欲しかったが。。。。そう言えば持っている田中のネーム入りの楽天ユニホームどうしよう(笑)。

 寝しなに『隣の国のグルメイト』を見た。1話20分くらいなので、ちょっと見るのにちょうどいい。今日見たのはプリンの回。

 23時頃、就寝。

 

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海鮮味噌汁の具

 朝、天気快晴。今日から新しい朝ドラ。

 秋らしくなったとこのところ書いていたが、日中の日差しが強い時間はやはり暑い。今日も暑かった。と言っても30℃を少し越えたくらいで、あのSF的なやつに比べれば十分過ごし易いが。それでもそろそろ9月も終わりでもう10月。もうホントにかつての秋らしい秋が恋しい。

 最近、家でも職場でも、あれっ!と驚いたり焦ったりして、周りに聞くと自分のとんだ勘違いだったりすることが多い。かつて亡き父や母の晩年に二人のそんなところを見て、おいおい。。。と心配したり悲しくなったりしていたのが、今度は自分の番になったようでこわい。今日も職場であさイチにそんなことがあった。気をつけよう。

 夜、夕食はサバの西京漬けと味噌汁。味噌汁は盆にいわきに墓参りに帰った際、小名浜の市場で買った"海鮮味噌汁の具"というやつ。手つかずであってその封をようやく切った。だし汁に味噌を溶いたところに放り込むだけでワカメ、エビ、カニなどなどの海の幸が碗に広がる一品(要する乾燥わかめとドライフーズ)だが、これが優れもの。暑い盛りは悪くするのを避けるため極力味噌汁は作らずインスタントのもので済ませていたが、ようやく使う時が来たというところか。美味也。

 食後、『隣の国のグルメイト』を見る。松重豊×ソン・シギョン。韓国には外食する際、一人で行くというのはあまりない(なかった)らしいが、松重主演のドラマ『孤独のグルメ』のヒットはそうしたかの国に"独り飯"の文化を促すきかっけになったらしい。番組中ソン・シギョンの松重に対するリスペクトが凄いが、当の松重は飄々とした感じ。ソン・シギョンが食べる様子に、『孤独のグルメ』での例のナレーションを松重が付けるシーンで爆笑す。行く店は大体が庶民的な穴場な店。自分なら友人知人をどんなところに連れて行くだろうか?と考えた。この後、昔、何度も行った下北の『珉亭 』(松重とヒロトがバイトしていた)が出てくるというから楽しみ。

 隣の国のグルメイト お店 どこリスト 1 ~ 30 位置 地図 (+韓国 & 日本 シーズン 1~2)

 23時半、就寝。朝夕、涼しいのはホント嬉しい。

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ストリートビューで復習

 朝、天気薄曇り。やや湿度高い。

 朝から録画しておいたNHKのドラマ『母のいる里』の最終回を見た。全4回。東日本大震災をこのように描く原作に舌を巻く。もう14年なのか、まだ14年なのか。

 それ以外では今Netflixで韓流ドラマ『暴君のシェフ』とバラエティ『隣の国のグルメイト』と、料理ネタの番組を二つ見ているので、なんだか俄然料理づく。そんな技術も知識もないのだが。

 昼は中途半端に鶏もも肉が余っていたんでネットで見たタレを理科の時間みたいに作ってそれに漬け込みソテーする。なるほど美味。夜はひき肉が余っていたのでハンバーグ。大根おろしとポン酢で和風ハンバーグにする。

 昨日までは吉祥寺に封切られたばかりのThe Whoの映画『キッズ・ア・オーライト』を見に行こうか、などと思っていたが止める。このところ遊び過ぎ。かたずけなど色々をしながら家にいた。

 グーグルマップのストリートビューで先日の韓国旅行の復習?をする。便利になったものだ。

 大河ドラマもBSで昼に見てしまい、夜はまた韓国語のシャドウイング。日が短くなった。まだ時に暑いのだが。

 23時半、就寝。

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さんまを焼く

 朝、遅い起床。朝食を食べようと思ったら米を炊いていず、その他、食パンも、ソーメンも、うどんも、パスタも炭水化物は何もない。冷蔵庫はすっからかん。なので非常食用のリッツの袋を開けて食べる。それとコーヒー。

 韓国に行って一週間たった。早い。そのせいか帰ってきてから日本食的な、日頃、食べている何気ないものがやたらと美味い。(韓国の食事が不味かったということではない)。それで昼は地元のソウルフードのともえラーメンを食べに行く。チャーシュー麺。やはり胃袋から落ち着く感じ。

 その後、先日、買うのを止めたさんまをもとめて角上魚類へ行く。ここは正月に23区内から買い物客が来るほどの都内有数の魚市場。新潟・寺泊港直送。家からそう遠くない場所にあるのに人が多い印象で何故か自分はあまり近寄らないでいたところ。行くとあるはあるは、今年の秋刀魚は身が太くていきが良く、ぴちぴちしていた。それと安かったのでサバの西京漬けも買う。肉ばかり食べてい(た)るので、これからは魚中心にシフトしようか。

 引き続き、買い出し。いっぱい買ったが、今日は亡妻の誕生日なので花と供える菓子を買いに出直す。帰宅すると仏壇に妻の好物だったアップルパイが供えられていて、息子が買って来た模様。自分はぺこちゃんのほっぺにしようと思ったら無くて、カスタードの月見饅頭を買って来たのでそれも備えた。生きていたらどんな60才になっていただろうか。

 夜はさんまを焼く。フライパンで焼く方法とグリルで焼く方法の二択だが、グリルで。水で良く洗い塩をふって5~10分置く。それからうちは片面焼きのグリルで、上両サイドに2本熱源があるタイプ。なのでその真下にさんま来るように(つまり左右両端におく形に)して片面7分づつ焼いた。以上。ネットで見た"美味しいさんまの焼き方"より。美味く焼けた。

 夜はNetflixで『暴君のシェフ』の題4話を見る。その後はYouTbeのドラマ教材で韓国語のシャドウイング。

 0時近く就寝。

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Deep、深い。

 朝、現朝ドラ最終回。

 仕事は大方、原稿は終わって、何でもやるよ、と手を出した観察表の入力だが、忘れや見落としが多く自己嫌悪。ほんと、こういう緻密さが自分にはない。

 夜、友人と3人で呑みに行った。場所は多摩センター近くのお店。以前は韓国料理屋であったがそこが閉店し、店構えはそのままで今度は発酵食の創作料理の店になったというのでそこに行く。

 一緒に行った友人二人は以前自分が家内を亡くしたすぐ後に、そこの韓国料理屋で食事したことがあったのだが、その後、今度は内一人が去年奥さんを亡くされ、当時の自分と同じ境遇になった。8月に一周忌だったというから、その辛さは身につまされる。

 とは言え、その奥さん亡き後、その息子くんが凄くて、高校の頃は野球をやっていると聞いていたのに、なんと格闘家になって、総合格闘技Deepの大会でGP優勝を果たしてしまった。フェザー級。↓はそのGP決勝前のあおり動画。

 高橋 遼伍 vs 水野 新太トレーラー【DEEP126 IMPACT】 - YouTube

 自分もその試合をダイジェストをネットで見たが、試合後の"このファイトマネーでお母ちゃんの墓を立てたい"と言うコメントにボロ泣きしてしまい、その夜は眠れなかった。ボクシングでもなんでも最近の格闘技は科学的なトレーニングが進んで、あまりそこに個人の"物語"を絡めて見ることは段々に減っているような印象を受けていたが、自分はもう古い人間なのだろう。こういうのに本当に胸にが熱くなってしまう。寺山修司なら何か書いただろう。

 試合の動画をスマホで見ながら、友人からその息子君の減量の様子を聞いて驚く。へぇー、そんな風にやるんだ。。。。と、絶句。試合前の計量には事務所のスタッフに両肩を支えられてやってくる選手がほとんどだそう。それで、その後にあんな殴り合うのだから。。。凄い世界だなと思う。金竜飛戦のときのジョーを連想す。あれって大げさじゃないんだね。

 子供や親や互いの健康などの話で夜は更ける。段々、こういう話題なってくるな。

店を出ると涼しくてやっと秋を実感する。最近は暑さが終わったらあっという間に寒くなってしまうから、こういう日があと何日あるか。そろそろ10月なのだよな。

 帰宅して23時半、就寝。

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さんま空振り

 朝、天気快晴。朝ドラ再放送の『チョッちゃん』も現在の『あんぱん』もそろそろ終わりなのね。どちらもシメにかかった内容。朝食はシラスおろし、味噌汁、昨夜の麻婆豆腐の残り。冷蔵庫を見たらすっからかん。週末、買い出しに行かなくては。

 仕事は昨日、大方のところは終わってしまって今のところ抱えているものが無くなった。手持無沙汰でいると一日が長くて仕方ないので、内勤のリーダーに聞くとやることは山ほどある、とのこと。それで土説(現場の土層断面を層ごとに説明したもの)のデータ入力があるというのでそれをやる。

 休憩時間に皆の話を聞いていると今年はさんまの身が良くてここ数年の中では値段も安いそうな。昔、生前の母が良くいわきの"常磐もの"を箱で買って送ってくれて、毎晩、またさんまかよ。。。なんて文句を言っていたのは遠い昔。今や高級魚になった。

 という訳で帰宅時、今日は息子が友達とThe WHOの映画を見に行くと言っていて夜はいないので、サンマでも買って焼いて食べようかなと考えた。しかし、いつも行くスーパーではそれほど安くなく、その隣で刺身が安かったのでそれにする。さんまは週末に何処かで探そう。

 夕食後、またドラマのシーンを使ったYouTubeの教材で韓国語のシャドウイング。実際に現地に行って、ことばは"勉強"ではなく"トレーニング"なのだと痛感したところ。語学の天才(笑)の娘も筋トレと同じだ、と言っていたし。

 Lineでそんなことをしていると娘に伝えると、今、YouTbeでこれを見ていると返信が来た。また行きたくなってしまうと。

  『隣の国のグルメイト』 予告編 - Netflix

 もうクーラーを点けて寝るほどではないが、今夜は昨夜よりはやや蒸し暑い。窓を開けて寝る。

 23時頃。

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日常がありがたし

 朝、天気快晴。昨日、帰国して一番嬉しかったことは日本が秋になっているということ!涼しい、過ごし易いというのがこんなにありがたいこととは。

 また普通の日常があるということもありがたいと思った。いつもの朝食を食べて、朝ドラを見て、仕事に行く。職場に仁川空港だけで売っている"アンニョンサンド"というクッキーの土産を持って行って置いていたら、「あれ?誰か韓国に行った!」と女性陣が騒いでいるので自分だと言うと羨ましがられる。韓国に行ったと言ってそんな風になるなんて世の中かわったなあ。。。と自分の世代には隔世の感有り。

仕事の方もずっとやっていた原稿の仕事が終わる。あとチェックやらがまだあるだろうけど。午後、府中のT君の現場に届け物をする。今日は一日、そんな感じ。

 帰宅して大量の洗濯ものを洗濯する。昨夜もやったがやりきれなかった。昨日の分を畳みながら、今日の分を干しながらNetflixで『暴君のシェフ』の第2話を見る。良くあるタイムスリップものだが、気楽に"ながら"で見れるので良い。夕食は麻婆豆腐。

 妻が病を得たのを境にすっかり韓国語の勉強をやめてしまっていて、それでも何とかなるだろうと高をくくっていた旅行だったが、 予想以上に話せなかったし聞けなかった。もう4年も実質何もしていなければ当たり前か。その反省もあって早速今日からYouYubeにある専門の動画をを使ってシャドウイング。こういうの、地道にやっていれば良かったなあ。

 その後、旅行中に手書きで点けていた日記をこのブログに転記する。今日は初日の分。三日分あるのでぼちぼちやろう。

 23時半、就寝。

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또 보자


旅の宿が もし
家のようであるなら
世界はもっと
良い場所でしょう

ここは家のようでした
そして
時にはそれ以上に

旅の短い時間に
すべてを見ることは
できない

だから拙いことばで
会話した人々
その一人一人が
私の韓国だ

美味しい料理
あたたかな民藝
漢江の夕日

そして あなた

お茶と
優しさをありがとう

素晴らしい韓国

See you.

2025.9.23 リデァ クラフト ゲストハウスへ、チェックアウト時のメッセージ

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202号のバスで

 昨夜が昨夜だっただけに遅い起床。しかし、自分も娘も酷い二日酔いはなく、予定より少し遅れて202号のバスで忘憂里(マウリ)歴史文化公園へ行く。そこには尊敬する浅川巧さんの墓があって以前からもし韓国に行くことがあったら訪ねたいと思っていた。

 娘はグーグルマップとバスの路線図をスマホで見ながら、自分は以前そのお墓を訪ねたことがあるという人が書いた写真入りのブログの案内を見ながら行ったが、着くとブログの内容と大きく違っていて、見れば書かれたのはもう10年前くらい。その案内が役に立たないと知って焦る。
 

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 公園と一口でいうが実態は山。トレッキングコースになっていてその歩く斜面の所々にこんもりと土山があってそこが色んな人のお墓になっている。道中、ここに眠る有名人、文化人、日帝時代の烈士の写真を印刷したフラグが点々と立っていた。皆、自分が知らない人ばかりだったが、一人、画家のイ・ジュンソプの写真を見つけ、彼もここに眠っていいるのか。。。。などと思う。唯一知っている人。

 画家 イ・ジュンソプと山本方子さん[1] - 大人の韓国 +han

やや行くと、見ていたブログにはないきれいなカフェを併設した休憩所が出て来る。そこで休憩。そこまででも大分歩いた気がして、喉が渇ていたのでアイスコーヒーを飲む。カフェの中にはここに眠る、詩人や文化人の著書、伝記と思われる本が並んだ棚があってしばらく覗く。店内にイ・ジョンソプの絵も飾られていた。

Kafe

 

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 その後、また歩く。役に立たないと思われるブログの写真を見て、娘が"このブログの自販機がおいてあるところが、きっと今のカフェで、この道がきっとこの道で。。。。。"と、推理し始めて、その通りに行く。娘はワンピースとサンダル、自分も普通の旅行者風で場違い感丸出し。周囲の人はきっとヘンな人たちと思ったろう。

 途中、すれ違う人に尋ねると、最初の人(紳士風。休日の品のいいお父さんタイプ)はこの道を真っすぐ登って行けば良いと言い、二人目(トレッキングスタイル完全装備の年配の女性)はここを下るのだ、と言い、3人目(絵に描いたようなおっちゃん風)はここを登れば。。。と言い、迷いは深くなる。というのも、すべては自分の会話力の無さが原因で、そのポンコツぶりに娘は呆れ気味。

 初め、道を間違っているのでは?たどり着けないのでは?と疑心暗鬼に歩いていたが、娘が"あってもなくてもとにかくこの道を歩き通そう"と言うのでひたすらに歩く。そしてネットの別の記事で"漢江が見降ろせる場所"とあり、左手に漢江が見え始め、少しずつ確信を得る。そして、ややして道の右側に案内板が見えて安心、感動する。おお、たどり着けた。

 

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 おずおずと墓前に行き、二人で手を合わせた。墓はきれいに整備してあり、誰が手向けたのか立派な花束が置かれていた。

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 帰りは娘がまた昨夜の青年に連絡を取り、さっき乗った202号のバスをさらに進んで九里(クリ)のカンジャンケジャンの店に行く。青年が教えてくれたとかで、韓国で有名な格闘家が引退後始めた店らしい。有名人も結構訪れる店なのだとか。

 カンジャンケジャンとは所謂蟹料理だが、真っ赤なのとそうでないのとあって、自分は真っ赤な方は辛すぎて食べられず。しかもはさみで切りながら食べながらだとテーブルクロスが汚れ、それが気になってしまう。そのためのマットになっているから大丈夫だと娘は言うのだが。美味しい顔ができなくてかえって申し訳ない思いがした。

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 その後は娘と分かれ、一人、また202号のバスで帰路に就く。途中、7022号のバスに乗り換え。平日なので帰りの帰宅ラッシュにぶつかったのかバスは渋滞して、着いたのは19時頃。あまりに疲れ一度寝る。

 21時半頃、娘も帰ってくる。曰く、このゲストハウスの追加した日程分は現金でくれと言われていたらしいが、その現金を満額用意できなかったとのこと。日本円が降ろせるATMがあるのか、日本の円を韓国ウォンで降ろせないか?と言い合っているうちに宿主のRさんが来て、娘が事情を説明すると、どうしても用意できないなら、なんと、その足りない分はいらないと言ってくれたとか(後で聞く)。

 それではあまりに悪いのでと娘が色々な案を出すが、まずはATMを試してからということになり、できそうな場所を教えてもらった。時間が時間だがとにかく行って試すと難なく出来て事なきを得る。最後までドタバタ(笑)。

 スマホの歩数計を見ると本日は26909歩。お疲れさまでした。

 明朝帰国の途に就く。部屋を片付けて、0時近く、就寝。

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漢江の夕日

 朝、AM6時に起床。昨日来たばかりだが息子は本日帰国の途へ。昼のフライトが急遽変更になったと昨夜航空会社から電話があって、聞くと変更後のフライトは夕方の4時半~5時頃とか。出国前のネットニュースでの例のストライキの話もあって、息子は明日の仕事の間に合うように帰れるのか気が気じゃないよう。

 だが考え方を変えればもう少し観光できる時間が出来たわけで、とにかく3人で景福宮(キョンボックン)へ行き、衛兵の交代式を見た。衛兵の交代といえばボブ・ディランの『Change of the gard』を思い出す。台湾でも見たがあれはもっと近代的な軍の式で、こっちは中世~近世的。動画を撮るのに夢中になり過ぎて息子、娘と少しはぐれる。すぐに会えたけど。

Taiko

 

 その後、南大門の市場まで歩いて行こうとい事になる。途中、現大統領の反対集会をやっていてそこを通り過ぎた。失礼だが皆楽しそうで、初め青空のど自慢のようなことをしているのかと思った。

 途中、息子のために仁川空港行きのバス停を確認した後、市場で食事。やたら日本人慣れしたおばちゃんの客引きに引きずり込まれるように店に入り、冷麺とカルグクスのセットを食べる。店内のメニュー表示の写真に添えられた文字が面白いことになっていて3人で笑う(もち米ごめの飯)。冷麺もカルグクスも美味也。昨夜、青唐辛子を食べて少し腹の調子が悪く心配だったが大丈夫のよう。

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 その後、息子がバスに乗ったのを見届けて自分と娘はカフェでお茶。娘はカフェラテで自分はサンファ茶。サンファ茶は薬草茶で体の疲れ、内臓に良いとか。匂いだけ嗅ぐと思い切り薬だが、飲むと中々に美味しい。日本に帰ってからも飲もうかな。

 一度ゲストハウスに戻り、出直して今度は青瓦台を通り過ぎ国立民族博物館へ。個人的には今回の旅行で何はなくともここだけはしっかり見たいと思っていたところ。入場料無料なのに素晴らしい展示。撮影もOKで撮り過ぎるくらいに写真を撮った。

Ihuku

 

Ranntann

 

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それから北村韓屋村をうろうろ、そこから次は電車で漢江へ。夕日がきれいと評判の場所らしいが、それは想像以上に美しかった。陶然となって夕日らしくなってきた時間からほぼ沈むまで川べりにいた。素晴らしい時間。

 

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 電車で少し戻って、鍾路辺りでまた昨夜の青年と待ち合わせ。昨夜、強か飲んだので今日はほどほどにと思っていたが、やはり3件ハシゴとなる。

 お開きは0時過ぎで、もう終電は終わりというので宿まで歩くことに。だが父、娘共に酔っ払いで、特に娘は意識があるのかないのか分からんような状態。帰れるか?とマジ心配になる。タクシーはほぼ断られ、仕方なく辻々で声をかけ道を聞きながら帰ったが、教えてくれた人たちは皆親切で(特に若い女性!)なんとか見覚えのある通りに出た時には、助かった、と思った。良く帰れた。

 帰宅は未明の2時半頃。スマホの歩数計を試しに見たら本日32408歩。力尽きて寝る。

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ソウル初日。ラケットおじさん。

 朝、門前仲町の娘のマンションを7時半頃出て成田へ。9時半頃に手続きを済ませフライトは11時。しかし、例のストライキの影響なのか30分遅れて11時半フライト。席は窓際で右翼が見えた。飛行中はずっと窓の外を見ていて飽きると読書。小川洋子の『ことり』。

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 14時10分、仁川空港第2ターミナルへ到着。別便で来ている息子は第1ターミナルに着いていて、合流しようとするが仁川空港はでかい。どうすれば第1ターミナルに行けるのか案内に聞く。初韓国語御発声。しかし、話すのは通じてもヒアリングがダメで"3番"からシャトルバスが出ている、のように聞こえ、行って見るとどうも違うらしい。結局、空港職員の女性を捕まえ、もう一度聞くと、"3階の7番"から出ていると教えてくれる。

 第1ターミナルで息子と無事合流。それと今回ガイド役を買って出てくれた娘の大学時代の友人の青年とも会う。彼は兄と弟が住む山形県の長井市も一度訪れたことがあって、自分は双子なので彼は見覚えがありそうだったが自分は初対面。マンナソパンガプスムニダ。

 その後、彼の車・運転でソウル市内へ。今回自分たちが泊まるのはホテルではなくゲストハウス。「リディア・クラフト・ゲストハウス」というところ。

 リディア クラフト ゲストハウス ソウル特別市, 韓国

着くとリディアさん自身にお茶を振舞われる。フルーツとハーブティー。拙い韓国語と英語の会話だったがとてもホスピタリティの溢れる人柄なのがすぐに伝わってきて家族皆で好感を抱く。部屋はその名の通り手作り感があって、場所は西大門(セデムン)教会の裏。教会関係者なのか部屋には聖書のメッセージ(多分)がハングルで貼られていた。3部屋の寝室とダイニング。ここは初日だけであとは別のところと、娘は思っていたようだが、ここにずっと連泊することに決める。

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 夜はガイド役の青年が、普段、観光客が絶対行かないような店に連れて行ってやるというのでそこに行く。PM6時半頃。1件目はサムギョプサルの店で、2件目はジョムとカルグクスの店。どちらもとんでもなく安い!酒はビールとマッコリ。 

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 お店の人も他の客も普段日本人の旅行客など来たことがないようで珍し気。2件目で娘がいるからか酔っぱらたおじさんが話しかけて来るが何故かバトミントンのラケットを持って陽気な人。万歳、万歳(マンセー、マンセー)ともう一人が言うから何かと思ったら、昨日、テレビで何処かでやっているバトミントンの試合を見て、そこで日本選手が健闘していたとか言う話。大いに笑う。面白かった。

 散々食べて、飲んでゲストハウスに退散。着いてすぐ、娘がスマホは無いと言い出し、あわや大惨事?かと思ったが、自分の寝る部屋のどこぞに無意識に置いただけだったらしい。なあんだ。疲れたが気持ちの良い疲れ。

 0時近く就寝。

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내게로 와 (Come Closer)

 この週末は月曜日を休みにして3泊4日で韓国に行ってくる。今日19日から韓国の空港はどこもストに突入と聞いて焦ったが、現地の話では特に大きな混乱は無いとの事。案内してくれる青年は以前、自分が90年代の韓国のバンド ローラーコースターのCDを探してくれと頼んだことを覚えてくれていて、ソウルの中古CDなんかが売っているところを案内してくれる予定でいるらしい。楽しみ。

 それでさっき久しぶりにローラーコースターをネットで検索したらこのブログでバンドのギタリストがあの人気番組『ヒョリの民宿』の、あの優しい旦那さんだと知って驚く。たまるかー。

 韓国に「Roller Coaster」というおしゃれバンドがいた|我輩はカモである

 ローラーコースターは『日常茶飯事』というアルバムを1枚持っている。韓国語の勉強を始めた頃、例によって歌で学ぼう!というノリがあって色々さがしたが、音楽的に本当に好きになったもので学ぶのでなければ嫌だな。。。と思って色々聞いた。ローラーコースターはそれで出くわしたバンド。最初に聞いたのはこれ↓。久々に聞いたらやはりかっちょいいナ。

 

   
 という訳で、前ノリという訳ではないが空港に少しでも내게로 와 (Come Closer)、ということで今から娘の住む門仲へ。どうなることやら。

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夏が終わる(やっと)

 朝、NHKのニュースを見ていたら今年の暑さを言い表す言葉を気象庁が考え、40℃を越す暑さを"酷暑日"としようとする動きがあるそうな。また仕事の休憩時にネットを見ていたら今の日本の夏の暑さは世界的に懸念されていて、アメリカの研究?で、今年の日本は国民の90%以上の人が死を意識するほどの暑さを体験する国だった、のような分析があるらしい。

 確かにセミがあまり鳴かなかったり、カメムシが大量発生したり、もう環境的にはかつての詩歌でうたわれたような情緒を楽しむ季節感ではなくなった。

 風鈴とか花火とか浴衣の女性とか。。。。もうとっくにそういう状況ではないのに人間だけがかつてのままだと無理に思い込もうとしているように見えてしまう時がある。少し前、先々の高温化を見越して静岡県がお茶ではなくキュウイを名産にしようとする動きがあると聞いたし。。。。異常気象が異常ではなくなり定着してしまった。

 こんな暑さの中でもそれぞれにこの夏の思い出というのはあるのだろう。自分はクーラーの効いた部屋で本ばかり読んでいたということしかあまり思い出せないが。

それで夏の思い出を描いた映画にはどんなものがあるだろうと考えたら、真っ先に浮かんだのは題名がそのものずばりのこの映画。

 Summer of '42( おもいでの夏 )- Michel Legrand

 昨日、『明日に向って撃て』について少し書いたが、ああいう風に実在の人物が主人公の映画だったりすると現実の"その後"的な話が気になる場合があるが、この映画も昔、あるブログで"その後"を読んで驚愕したことがある。これ実話だったのか、と。しかし、今、その記事を探したらもう無くて、ただその記事の一部をコピペして載せているブログあった。良い話、良い文章だったのだが。

 「おもいでの夏」の裏話 - ::: テアトル十瑠 :::

 今日でこの酷暑は概ね終わりらしい。あっという間に今度は寒くなってしまうのだろうな。そう言えば自分の書いた夏の詩を、いわきのフォークディオ平凡sが歌ってくれているが(CD化もされている)、未来の人があれを聞くと、昔、夏ってこんな感じだったのねぇ~という、考古資料的なものになってしまうかも、と思う。兎に角、今日でやっと夏が終わる(らしい)。俺たちは助かった(笑)

 23時頃、就寝。

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ロバート・リーロイ・パーカー(ブッチ)

 朝、通勤中、車のラジオを点けるといきなりB・Jトーマスの『雨に濡れても』が流れた。昨夜のロバート・レッドフォード死去のニュースを受け、TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』で聴取者からレッドフォードの思い出をメールで募集し、番組最後のコーナーでそれを読み上げていた。

 圧倒的に多かったのは、予想通り『明日に向って撃て』と『スティング』について。やはり。

 特に『明日に向って撃て』の、ボリビアで警官隊に囲まれ、ブッチ(ポール・ニューマン)とサンダンス・キッド(レッドフォード)がその中に飛び出していくところがストップモーションになり、その絵がセピア色になって。。。。というあのラストシーンを挙げている人が多かった。

 『ソングライン』の著者、伝説の旅人ブルース・チャトウィンのもう一つの名著『パタゴニア』には南米インディオたちの間に"三人家族"はあそこで死なず、その後も生き延びていたという証言が多数残っていることが書かれている。

 【読書】ブルース・チャトウィン『パタゴニア』|T2

 "三人家族"とはブッチとサンダンス、それとキャサリン・ロスが演じたエッタ・プレースのこと。特にブッチ・キャシディこと本名ロバート・リーロイ・パーカーの逸話は様々残っていて、実際の彼も映画と同様、人を殺さず(一緒に仕事をした仲間たちは人殺しばかりだったが)、時には貧しい未亡人の家賃を盗んだ金で払ったという。

 チャトウィンのこの本でのこの件の極めつけは彼が実際のロバート・リーロイ・パーカーの、当時90歳の妹に会いに行くところ。その妹の証言によると、兄はその後、アメリカに戻り、1930年代後半にワシントンで肺炎で亡くなったという。それを読んで以来、自分はあのラストシーンを見ても、なあんだ、あそこでは死ななかったのか。と思っていた。が、昨夜、サンダンスが死んでしまった。R.I.P。

 このブログには書かなかったが実は先日の連休中、自分はもう一人の義賊、ビリー・ザ・キッドについての映画を見た。シネマ・チャンネルで前に録画したままになっていた『パット・ギャレット&ビリー・ザ・キッド(邦題 ビリー・ザ・キッド・21才の青春)』。ボブ・ディランが音楽を担当していて自身も出演しているというので映画の存在は昔から知っていたが、見るのは初めてだった。

 ディランはちょい役なのだろうと思っていたが、結構、ちゃんとした役どころっだったので驚いた。その他、『天国の扉』がエンディングテーマではないとか(ずっとそうなのだろうと思っていた)、リタ・クーリッジが出ているとか、意外な発見があって面白かった。

 堅実なモルモン教徒の家庭の11人家族の長男だったロバート・リーロイ・パーカー(ブッチ)は、その一世代前の義賊ジェシー・ジェイムスの本を愛読して育ったのだとか。ジェシー・ジェイムスというとライクーダーが音楽の映画『ロング・ライダーズ』も想起して、今日は一日、それらの音楽が頭の中で代わる代わる鳴っていた。

  Butch Cassidy and the Sundance Kid • Raindrops Keep Fallin' on My Head • B.J. Thomas

 天国への扉 ボブ・ディラン

 The Long Riders (Remastered Version) - YouTube


 23時半、就寝。

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Carolina

 朝っぱらからディーリア・オーエンズ著『ザリガニの鳴くところ』を読んだ。

 昨日、小説世界のもの凄い吸引力に引き込まれ読むのを止められなくなった。ノースカロライナの湿地が舞台と言うだけあって正に沼。

 文庫で597ページの大著ながら昨日一日で残り30ページ残すところ(裁判の判決が下るシーン)まで読んで、昨夜はそこで寝たのだった。それで今朝少し早起きして残りを読んで、最後の最後に衝撃のラストがあって呆然としてしまった。え?え??え!何!。。。。そうか、これってこういう小説なのか、と。(一切の情報を入れずにただ読め、と言ってくれた人、ありがとう) そして感動と同時に虚脱感が凄くて、今日は一日それをずっと引きずってしまった(もちろん、ちゃんと仕事しましたよ)。

 原作を読まずとも映画は見た、という人は多いだろう。が、見た人は是非原作も読んで欲しい。昨日一日でこの本にすっかり魅せられてしまった自分は、是非映画も見たいと思った。この本、読み終わってもしばらく持って歩きたいような、今は全身が原作愛に溢れた感じ。

  原作、映画、両方についてネットの感想やYouTube動画を色々見たが、中でこの人の説明が一番上手い↓。あのラスト、原作で経験するか、映画で経験するか。。。。確かに一生に一度しか経験できないよな。この人はどちらもありだとか。

 映画『ザリガニの鳴くところ』を原作小説ファン目線で語ります!【ネタバレなし】

 安易な感想を口にできない。小説であれ映画であれ音楽であれ、たまにそういう作品があるが、これもその一つ。ただ、もし、自分にまだ中高生の息子、娘がいたらこれを読ませたいと思った。自分のようなおやじでなく、若い人の中で未来の古典たるこの本の感想がその後の人生でどんなふうに育って行くのか。。。なあんてことまで考えてしまった。

 ↓はこの小説が映画化されると知って自ら音楽を買って出たというテーラー・スィフトの『Carolina』。彼女のことは全然知らないのだが、この曲だけ聞くと一時期のパティ・スミスみたい。

テイラー・スウィフト、映画『ザリガニの鳴くところ』主題歌「Carolina」リリース - VOICE 洋楽

 まだ茫然。現在、9時。風呂沸かそう。

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判決が出るまで。。。

 3連休三日目。

 物置を片付けたり、買い物に行ったりと細々していたが、今日という日を一言で言うとこれを読んでいたというだけ。最後は読むのが止まらなくなって、せめて裁判の結果が出るまで、と読み終わったら日付が変わっていた。

 親に捨てられ、沼地でたった一人で生き抜いた来た女性の成長譚。その女性に殺人容疑がかけられるが。。。。。という大筋だが、物語はドメスティック・バイオレンス、環境破壊、差別など様々な問題を含んでいて、これが世界的にベストセラーになったとは、本当に良いものが売れるという、最近では珍しい現象だったのではないかと思った。世界もまだまだ捨てたもんじゃない。

 

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 ソロー、ヘミング・ウェイ、ゲイリー・スナイダー、星野道夫等等、ネイチャーライティングと言うと思い浮かべる名前が数々あるが、この本も自然の描写が圧倒的に素晴らしい。作者が動物学者というのが大いに頷ける。

 あとがきを抜かして物語は文庫本で全597ページ。そのうち判決が出る565ページまでをほぼ一日で読んだ。続きは明日。

 0時半、就寝。

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オットケー

 3連休二日目。

 未明に目が覚めてしまい、そこからは眠らずにあと少しで読み終える本(フィッツジェラルド『夜はやさし』)を読み続け読了す。その後、福生勤務の息子を車で送る。ドライブがてら。帰宅して7時半。

 スマホでインスタグラムを見ていたら来週の連休期間の前日19日(金)から韓国の航空会社がストになるというニュースが流れてきた。ガーン。実は息子、娘と行く予定にしていたのだが。良くニュースを読むと、そうなっても人員は確保してあると航空会社は言っているが、遅延そのほかのトラブルがあるかもしれないので今後のニュースを注視せよ、とある。オットケー!娘の友人の青年に現地案内のようなことも頼んでいるので、相談しようと娘に連絡するが繋がらず。なんだか気がもめる。

                ☆

 以前持っていたのに手放してしまったある本をある理由から図書館で借りようと普段行かない図書館に行った。ネットで検索するといつも行く館ではない少し離れた方にあるとあったので。

 日野市はそう大きくもない市域に5つの図書館があって何処に住んでいてもだいたい近くに図書館があるということになる。読書家だった亡妻はその理由だけで日野から離れないと言っていたほど。何処で借りてもいずれかに返せばいい良いという、今なら当たり前のシステムだが昔は珍しかったよう。かつての日野市の図書館行政は有名で図書館司書になる勉強をする人のテキストには最初の方にそのことが書かれている(いた)と、聞いたことがある。以上、余談ながら。

 その足で、某大型古書店にも行った。本というより最近では併設の中古CDコーナーを覗く方が多かったのだが、自分は今、音楽脳より読書脳になっているようで、正しく?ブックコーナーを散策す。文芸大作的なものを立て続けに読んでいたので、少し気楽な読み物を、ということで買ったのはディーリア・オーエンズ著『ザリガニが鳴くところ』というミステリー。

 Amazon.co.jp: 【2021年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位】ザリガニの鳴くところ : ディーリア・オーエンズ, 友廣純: 本

 世界的な大ベストセラーで、日本でも数年前の本屋大賞翻訳本部門で1位になった作品。映画化もされてそちらも好評だったようだが、自分はそうなる前から知人のミステリー愛好家から原作が素晴らしいから絶対絶対読んでから見ろ!とくぎを刺され映画は見なかったし、内容の検索などもあえてしなかった。なので満を持してというところ。

 夕食は野菜炒め。相撲中継を見ながら、ビールを飲みながら気楽に作った。豚肉を泡盛に漬けておいてから焼いたら良い感じ。

 その後、買って来た本を読む。著者は動物学者でもあるということで、ネーチャーライティング、自然の描写が素晴らしく一気に引き込まれてしまう。

 韓国旅行の相談をしたくて娘に連絡するも相変わらず返事なし。オットケー。

 0時近く、就寝。

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ハンバーグ、ハンバーグ

 3連休初日。やっとクーラーなしで寝れるようになったと思うのも束の間、薄着で何もかけずに寝ていたらちょっと風邪を引きそうな雰囲気だった。

 午前中、家事のもろもろをやって昼、家から歩いて7,8分ほどのカフェ併設の本屋『よりまし堂』に行って昼食を食べた。

 本屋とキッチン よりまし堂

本は良く立ち読みし、先日『テヘランでロリータを読む』もそこで買ったのだが、食事するのは初めて。メニューはカレー、タイカレー等が店先に出ていたのでターカレーを食べようかなと入店したが、入って店の女性に今日のおすすめは豆腐ハンバーグ丼だと言われそれにする。水、おしぼりはセルフで席はカウンター。

 待つ間、何か読むものを持って来れば良かった、と思った。本屋なので、と油断したか。だが、そう考えるうちに料理はすぐに出てきた。豆腐ハンバーグはあっさりと美味しくて、これをパテにしてハンバーガーにしたらそれも美味いだろうと思った。
 

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 帰宅する足でスーパーで買い物をし、その後はずっと家にいた。今日、帰ってくると言っていた娘からLineがあってやはり今日は無理そうだとの事。普段よほど疲れているのか。ゆっくり休んでくれ。

 とは言え、実は家にひき肉が中途半端な残り方をしていたので、夜は息子、娘用にハンバーグにしようと思っていたところ。それならそれは明日以降にしようかとも思ったが、やはり初志貫徹でハンバーグにする。昼もハンバーグ、夜もハンバーグ。

 以前はわらじのような大きさのタネを上手に焼くのに凝っていたが、最近は小さくするようになった。"焼くのを大変に思うなら、何も小さくして焼けばいいんですぉ~"といつだったか見たテレビで土井善晴センセが例の口調で言っていた。その通り。ソースもケチャップ、ソース、ワイン、バターでサッと作る。見た目はどうあれ美味しくできた(と思う)。

 テレビで『天才博士ちゃん』を見る。今日は感じ博士。轆轤という字を自分はすぐ読めた。まあ、この字は仕事でいつも読んだり書いたりしているから当たり前か。後の字は全く読めなかったが。

 その後は読書。本を読むのは良いが、最近、疲れ目を通り越して痛くなってきた。目薬はさしているが、明日、目を温めるやつでも買ってくるか。

 0時近く就寝。

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リヴォン・ヘルムの自伝

 今日、帰宅したら居間のテーブルにこの本が。見た途端に鳥肌がぞわーと立った。ザ・バンドのドラム、リヴォン・ヘルムの自伝。

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 昔、図書館で借りて読んで余りの面白さに手元に置きたいと考え、ネットで調べたらとんでもない高値でビックリしたもの。晩年の妻とも、もしかしたら自分が住んでいる郊外の古書店なら価値が分からず案外安く置いてあるかも。。。。とこの本を探して古書店巡りをしていたほどだった(古書店さんスイマセン。まあ、出かける口実だったのだけど)。

 現在も希少本で自分が調べた頃より少しは安くなっているが今でも見たら最高額は十うん万円。それが帯も付いて状態の良いものが置いてあるので聞くと、息子からの還暦の祝いということらしい。嬉しい。この本が手に入らないばかりに亡妻が最後にプレゼントしてくれたものもザ・バンドのもう一つの評伝本だったので感慨一入。「お前、とんでもない高い金出したんじゃないだろうな?」と息子に聞くとレシートを見せてくれて、まあ高値だけど法外な値段ではなくて一安心。ありがとう。

 本はリチャード・マニェルの死の場面から始まる、カナダ人メンバーの中で一人生粋の南部人(サザンマン)だったリヴォンの音楽の旅を巡る回想録。二段組でボリュームもたっぷり。今、読んでいる本があるのだけど、触りだけ。。。とちょっと読み始めたら止まらなくなっヤバイ、ヤバイとなって本を閉じた。

 ザ・バンドはもうメンバー全員が鬼籍に入って文字通り伝説のバンドになってしまったが、晩年のロビーが作った映画はこの本で散々くさされたロビーの弁解のような内容だった。映画に関しては、公開当時、まだ存命だったもう一人のザ・バンド、ガース・ハドソンが映画未出演で、映画についても何も語っていなかったのを推して知るべしと言ったところだろうか。

 いずれにしても本はロックンロール黎明期の南部デルタ地方の、当時のシーンについてつぶさに語られていてザ・バンドのみならず音楽ファン必読の書と思う。今は以前より手に入りやすいようなので。興味のある方は是非ご一読を。

"僕がドラム席に座って見てきたものを文字に換え、この本が出来上がった。その席が最上の席だ、とぼくは考える。そこからは観客とステージの両方が見えるのだ。<中略>だからぼくがその一つを紐解くあいだ、我が家のキャッツキル産の青石の暖炉のそばに座って聞いてみないか。冷たいビールでもあけようよ。音を消したテレビが野球の試合を映し出すなかで、ぼくは君を過去に連れて行く。第二次世界大戦直後のミシシッピー・デルタの綿の国へ。さあ、ショーの始まりだ。"~プロローグ・死の時間より。 

 23時半、就寝。

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またオリジナル版

 朝 天気快晴。ただ予報では午後からかなりしっかりと雨が降るとか。NHKの天気予報では洗濯物は外に出しっぱなしにしないほうが良いとのアナウンス。

 今の朝ドラで今週は"アンパンマン誕生"の巻なのだが、何を隠そう自分はアンパンマンを一度も(一度も!)見たことが無い。どういうキャラクターで何を訴えようとしている漫画だということはなんとなく知っているが。何か機会があったら見てみよう。

 出社して、さあ、仕事にとりかかろうとしていたら、府中の現場のTくんから測量機器の調子が悪いので代わりを届けて欲しいとの電話あり。その他足りない資材もあるようなので見繕って出かける。帰ってきて仕切り直しで、あとはずっと原稿を書いていた。

 午後は予報通り激しい雨。あまりに凄い音がするので雨を見るのにガレージに行くと外に駐車してある車がまるでガソリンスタンドにある洗車機の中に入れられているのを見ているようだった。車はきれいになるだろうと思った。ただ雨は帰宅時には上がって、蒸し暑さがなくなって空気がさっぱりとして気持ち良かった。

 夕食は昨日の残りの麻婆豆腐。息子は今日は会社の集まりがあって夕食はいらないとというので気楽。

 少し見るつもりで『プレバト』を見たら、ついつい全部見てしまう。俳句を添削するだけのことなのに何故見るのをやめられないか。これ誰が考えたのだろうか。

 寝しなに読書。『テヘラン~』の後は実はフィッツ・ジェラルドの『夜はやさし』を読んでいる。

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 オリジナル版とカウリー版(作家が改変を希望したメモの通り、その死後に再編集された版)の2種の翻訳を持っているが、読んでいるのはオリジナル版。以前読んだ時もオリジナル版を読んだので本当はカウリー版を読めば良いのだけど、どうしても最初に読んで感動した方をまた読んでしまう。

 また雨の音がしている。23時半、就寝。

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赤いタオル

 朝、天気曇り。酷暑が少しずつ解消してきているとはいえまだ蒸し暑い。

 昨日の誕生日に免許証の更新に行ったのは特に何か考えがあったわけではなく息子が休みで、朝、府中の免許証センターに車で送って行ってもらえるというただそれだけの理由。しかし、正直、頭の隅には昨日仕事にいったら"祝還暦"的なことを言われてなんだか気恥ずかしかったろうな、と思っていた。

 それが今朝来た。行くと"The Kanrekiman"と文字の入った商品を渡された。聞くとTシャツではなくタオルだという。使ってね、言われた。ありがとうございます。

 しかし、一方で、ここには書けないが社内はあることがあって沈痛な雰囲気。内勤のスタッフは皆静かな人たちだが今日はひときわ静かだった。自分も。

 午後、通り雨があって、その後日差しがあったのでさらに蒸した。

 夜は、自分は息子が朝弁当用に作った親子煮で食べ、その後、麻婆豆腐を息子用に作った。

 家の近所に面白い書店が出来たと以前書いたが、その店主の日記がなかなか読みごたえがありそれを読んだ。この前、『テヘランでロリータを読む』をここで買ったばかり。店は食事も出来るので今度行って何か食べてみようと思った。遡って第1回から読んだがこれが最新の日記↓。

 第14回:その「自由」は誰の自由?(岩下結) | マガジン9

 23時頃、就寝。

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60

 本日で60才。還暦。

 今日は仕事を休んで免許証の更新に行った。失効して山形に合宿免許を取りに行ってから2年経った。早い。グリーンの免許からブルーへ。この先、3年間無事故無違反ならゴールドになる。がんばろう。皆さんも。これからも宜しくね。

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ハングルの一行日記

 未明に目覚め、また眠ろうとした時にハタと気が付いてカーテンを開けた。今日は皆既月食。

 一昨日、寝ている部屋の真正面に月が出ていてきれいだったのを思い出し、いざカーテンを開けるとそのものずばり。AM3時頃だったので、一度欠けて、消え?て、また戻って。。。というところだったろうか。赤銅色の痩せた月がみるみる太って、段々と空が明るくなるのと同時に色褪せって行った。途中からだったが見れて良かった。

 朝食はハムエッグとキムチ納豆。昨日行ったスーパーで手作り感たっぷりのキムチが安く売っていて買って来たのだが美味い。日韓発酵食品の代表同士を泡が立ちそうなくらいグルグル混ぜて食べた。腸活。

 新しく始まった現場に資材を届ける。一度、作業で使う測量機、カメラなどを持って行って、その後、先週末に行って予約したキャビネットを取りにオフィス家具の店に引き取りに行き、それをまた現場に届けた。これでしばらくこの現場の助っ人は終わり。後は会社に戻り自分の原稿に取り組む。一応猶予は今月一杯とのこと。大丈夫かな。

 夜、娘から引き継いだ勉強机をかたずけていたら以前韓国語教室に通っていた時に課題でつけていた韓国語の一行日記が出てきた。大学ノート2冊分。他の生徒さんは皆数日でやらなくなったが自分は2年間毎日書いてそれだけで表彰されたのであった。先生が丁寧に赤ペンで添削してくれた跡が懐かしい。これを元にまた勉強を再開しようかと考える。

 敬愛する詩人・茨城のり子さんは50歳で韓国語の勉強を始め、60才で名著『ハングルへの旅』を書いた。自分が勉強を始めたのも丁度50歳の時だったので上のことを励みに勉強していたが、気が付けば今日は50代最後の夜。結局、自分は何かを習得した実感はなく、人間の程度の差を思い知るよう。

  22時半 就寝。

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見ずに行って良かった

 今日も快晴。やや暑さのぶり返し。

 ベランダに置いていたカネノナルキ数鉢を中に入れた。この酷暑で大分ダメージを受けた。主要なものは大丈夫だが、挿し木して育ちかけていたいくつかはダメにしてしまった。ただ原産は暑い国なので暑さというより自分の水のやり方がダメだったのだと思う。また出直し。

 昨日出かけたので今日は家にいて、掃除、その他の家事をやる。録画したまま放っておいたNHKのドラマ『母の待つ里』の1話と2話を続けて見た。宮本信子が素晴らしい。その後、昼からBSで今日の大河ドラマ『べらぼう』も見てしまう。

 昼食はまだ残っていた娘の青森土産の味噌カレー牛乳ラーメンとかいうのを食べた。息子が買っておいたメンマ、チャーシュー、煮卵などをトッピング。美味也。

 午後は買い物。食材の他、昨日、美術館で買ったポストカードを飾るのに使うカードスタンドを買うのに100円ショップにも行った。

 夜はサバの味噌煮となめこの味噌汁。

 調べたりそれに合わせて行ったわけではないが、今日の日曜美術館は昨日行った『高島野十郎展』の紹介だった。夜の放送は先週朝の再放送が常なのだが自分は初見。見てから行くとその印象になってしまう気もして、見ずに行って良かったと思った。

 昨日買った蝋燭の絵のポストカードをスタンドに入れ飾る。

 22時頃、就寝。

 

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千葉へ小旅行

 天気快晴。

 昨夜クーラーを点けずに窓を開けて寝たら快適だった。自然の涼しさとはこんなに気持ちの良いものだったか。おまけに未明に目が覚めると開けた窓の外、寝ている場所の真正面にきれいな月が見えた。月光浴。それからまたぐっすり。

 酷暑が普通の暑さになっただけで何処かに出かけたくなり、今日は千葉県立美術館まで『高島野十郎展』を見に行った。

 没後50年 髙島野十郎展

 このところ休日は暑さのためカーテンをひき、クーラーを点け、まるで潜伏者のように本ばかり読んでいたので、そろそろ動き出したくなった。イヴェントにつけ、映画につけ、見たいのに酷暑を理由に見送ってしまったものが今年は多々ある。なので一人もんの気楽さでぶらりと出かけた。

 千葉県立美術館の最寄り駅は京葉線・千葉みなと駅。館はそこから歩いて10分程とか。我が日野市から行くには豊田駅から中央線に乗って東京駅から京葉線乗り換え。豊田で特別快速に乗ったら日野-立川―国分寺ー三鷹―中野-新宿-四谷-お茶の水ー神田ー東京、と本を読んでいたらあっという間。そこからの京葉線は普段乗らない線なので途中から海が見えたりして車窓からの眺めが新鮮であった。旅気分。

 で、『高島野十郎展』。自分は絵画について説明できる知識も能力も有していないので稚拙な感想しか言えないが、今風に言えば全く承認欲求の無い絵だと思った。本当に対象物とだけ入魂で向き合って描かれているというような。何かのために描かれているのではなく、絵そのものがもう何かしているというような。。。なんかヘンな感想だが。

 蠟燭の連作が有名で、それらはすべて発表するためではなく特定の個人への贈り物として描かれたものなのだが、たくさんの蝋燭の絵の中に撮影不可のものがあり、係に聞くと、それは所有者の意向ということらしい。贈り物だものな、気持ち分かる。

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 帰り、図録を買おうとしたらカードは使えず現金のみというので、財布と相談してあきらめる。この展示は巡回し、来年の夏に渋谷の松涛美術館でもやる予定だというので、その時また見に行って買おうと思った。蝋燭と蓮の池の絵のポストカードを買った。

 見られる機会はもうないかもしれないし、何度もあるかもしれない 千葉県立美術館「没後50年 髙島野十郎展」感想|キクチ

 その後、せっかくここまで来たのだからと千葉モノレール、京成線と乗り継いで稲毛まで冷麺を食べに行く。北朝鮮からの脱北者の女性が切り盛りする店があると以前新聞で読んで一度行ってみたいと思っていた。『ソルヌン』というお店。

 脱北者が伝える本場の平壌冷麺店「ソルヌン」:千葉の文蓮姫さん、命がけの経験胸に | nippon.com

16時頃店に着いたが、土曜日は2部制で夜は17時からとか。それまで何処かで時間を潰そうと方々歩き回ったが適当なところはなし。なのでコンビニのイートインでアイスクリームを食べながら過ごした。最初からそうすれば良かったか。念のため早めにまた店の前に言ったら、すでに並んでいる人がいて自分もすかさず並ぶ。3番目くらい。その後、自分の背後はあれよあれよと行列に。早めに来て良かった。

 で、平壌冷麺。平壌冷麺は韓国のそれよりあっさりした感じ。考えると今日は朝からほとんど何も食べていないところにかなり歩き回ったので、優しい味が体に染み渡る思いがした。

 

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 帰宅は20時半。店でビールを頼むか迷ったがぐっとこらえ、帰宅後に飲んだ。久々電車で遠出。良い一日だった。

 23時半、就寝。

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『千夜一夜物語』を見た

 台風15号の影響で朝から雨。

 昨日の内からもう今日は現場中止ということになっていたが、朝一で見回りに一度現場に行く。その後は会社に戻り原稿と、その他、現場開始までに揃えられなかった資材その他をこれを機に準備する。

 機器その他の保管用のキャビネットをオフィス家具専門点に探しに行き良いのがあったので予約する。

 夕方に雨が止んで空気も湿度が無くさわやかな感じに。こんなの何時ぶりだろうか。気分良く帰宅した。

 夜、今の朝ドラ『あんぱん』で取り上げられたこともあって期間限定で手塚治虫の『千夜一夜物語』(美術監督・やなせたかし)が期間限定でYouTube配信されているというので早速見る。

 大人のアニメとうたわれているようにエロチシズムの表現多々で、子供の頃に見たはずもない作品だが、懐かしいような今見ると新しいようなアニメだった。結構な長く、見終わるとそれなりの時間になっていた。

 【公式】期間限定配信 千夜一夜物語

 夕食は豚しゃぶ。ポン酢が無くてタレはゴマダレのみ。

 久しぶりにクーラーを止めて窓を開けて寝る。自然な涼しさで気持ち良い。0時近く就寝。

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セミが鳴く日

 台風15号が接近中という予報でてっきり今日は現場中止かと思った。

 取り合えず出かけると小雨模様だったところ始業時には止んでなんとなく現場が始まってしまう。自分は今回サポートの立場なので出過ぎたことは言わず、指示通り作業に参加。降ったり止んだりしていたので、さすがに午後は中止だろうと思っていたら午後の方が天気が回復傾向で結局一日出来てしまった。

 その終業時。今日は調査と言うより土木の会社が来て重機掘削の手元だったのだが、重機を引き上げる時にトラブル勃発。道路わきで回送のダンプに重機を乗せる作業をその土木の会社の人たちがしていたところ、すれ違おうとしていた車が道が狭いとクレーム。見ていると初め小さな言い合いだったが、どちらも引かず最後は大声で怒鳴り合い。土木屋さんは今日までだが、明日からが本格的な調査のこちらは周囲の目も含め何かとやり辛くなった。。そう言えば先日もコンビニの駐車場で大の大人が怒鳴り合うのを見たばかり。最近、イライラしている人が多い。

 今日は作業中に蝉の声を聞いた。この夏全然聞かなかったわけではないが印象が薄かった。暑すぎて蝉も鳴かないのかと思っていたが、今日、聞こえたということは酷暑から普通の暑さに戻ったということなのか、と勝手に解釈する。ディランの『セミが鳴く日』では90 degrees (約32℃)とある。昨日の夕焼けが一区切りだったということになれば良いと思うのだが。

] Bob Dylan - Day of the Locusts (Official Audio)

 夜、息子が家にいて、鳥の手羽とゆで卵のポン酢煮?を作ってくれていたのでそれが夕食。美味かった。食後、先日録画しておいた『鳥人間コンテスト』をCMを飛ばしながら見た。もし、もう一度若い頃に戻れるなら自分はこれをやりたいと思った。青春やなあ。勝っても負けても、成功しても失敗しても若い子たちが泣いたり笑ったりしてお互いを称え合っているのは良いな、と思った。世相はこんなに暗いのに。

 台風、明日は東京も大雨とか。23時半、就寝。

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凄い夕焼け

 酷暑は今日まで、という予報が出ている朝。予報通りの暑さ。。朝食はハムサンドとコーヒー。

 今日から新現場。ただ自分が責任者ではなくて、立ち上げの数日だけサポートするような話。準備万端と思ったがいざ始まるとあれやこれや足りないものに気が付く。なので現場と会社を行ったり来たりした。去年の夏、自分が担当した現場の近くなので、コンビニに寄ったらすっかりそこのオーナー兼レジの年配の女性に覚えられていて、「今度は何処掘ってるの?」と声をかけられた。

 昼はカレーパンとトマトジュース。

 工事作業をする業者や市の現場担当、都心から来た作業員、それぞれと再会。久しぶりに現場作業をしたらどっぷり汗をかいて、でも、このところ不調を感じていたのが一転、すぐ体調が良くなる気がした。やはり人間動いていないと駄目だと実感する。

 夕方に帰宅してふと窓の外を見ると凄い夕焼け。これで一つ季節が変わって欲しい。

 夜、鶏もも、小松菜、しめじ、もやしの炒め物。にんにくとごま油で炒める。味は塩コショウのみ。それとビール。現場作業をした後だとやはり飯が美味い。

 アナザーストーリーで韓国の芸能人や文化人に対するブラックリストに関する番組を見た。映画『1987年、ある闘いの真実』がどういう状況下で撮られたのかのを知る。

 23時半、就寝。

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相談、相談、相談。

 昨日に続き、明日から始まる現場の準備。建材屋その他に回り、現場の下見にも行く。

 会社に戻ると社長に呼ばれ、今後、どういう風な形で働きたいかという相談。今後、というのはこの9日で60になるのでその後のこと。実は昨日弟からも電話があり聞かれた。自分はこれまでと何も変わらないのに(体力は少し落ちたか)、周りからじわじわ言われて奇妙な感じ。ただしかめつらしくならず途中から話が大いに脱線しての雑談、概して楽しい話であった。

 帰宅すると午前中で仕事が終わりだった息子が家にいて、夕食は二人でソーメンを食べた。その後、息子は買い物その他に出かけ、自分は火曜日なので写経。

 今、第二詩集を作っていて、編集者と章立て、ページ数、諸々をメッセンジャーで相談。色々と考える。さあ、風呂入って寝るかあ、という頃に娘からLineがあって今月末の連休の相談。

 相談天国 ↑THE HIGH-LOWS↓

 相変わらず腰痛。一日、コルセットを巻いていたが、外すとへなへなする。明日は現場大丈夫か。

 23時就寝。

 

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新宿の現場へ行く

 今日から九月。秋の気配など微塵もないが九月。

 朝、何をしたという訳でもないのにふとした瞬間に腰を痛めた。来た、と思って動きを止めしばらく身を固め静止していたら最悪の状況は免れたよう。歩く他日常的な動作をするのに大きな問題は無い。ただ立ったり座ったりする時に腰の右側が痛い。悪化しないように努めなければ。

 明後日から始まる現場の準備で新宿に行く。会社周辺ではなかなか集まらない資材・道具を借りに行く。買っても良いのだけど新品の道具は意外と使い勝手が悪いので。

 現場は明治通り沿いで、甲州街道、山手通り、目白通り、明治通り。。。と行ったら、それは妻が入院していた駒込の病院に行く時いつも辿った経路で、それだけでなんだか切なくなった。連れて行った時、連れ帰った時など当時のことを色々と思い出す。

 現場で責任者のKさんに会って資材・道具を借りる。また某ゼネコンのF所長とも会う。近く違う現場に行かされるそうで不服そう。ポカリスエットを貰った。

 夕方、帰宅途中に湿布薬を買う。夕食は、カレー。ダラダラせずに帰宅してすぐに作る。その後、卵を切らしているのに気づき、近所のスーパーに行く。卵の相変わらずの高さに溜息。

 連日言っている本が映画化されているのを知る。日本では未公開のようだが。主人公役はゴルシフテ・ファラファニ。ジム・ジャームッシュの映画『パターソン』でアダム・ドライバーが演じる主人公の、あの可愛い奥さんを演じていたイランの俳優さん。見たい。

 Reading Lolita in Tehran TRAILER | 42nd Miami Film Festival

 その後はまた読書。ただ座っている方が腰が痛い。思うに現場作業より、室内での事務仕事、原稿執筆が長く続く時の方が腰を痛めることが多い。

 23時頃、就寝。

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