『ことり』読了
昨日、夕方に一度眠ったので夜眠れなくて困った。それにカフェイン絶ちすると言っておきながら昨夜寝しなに冷蔵庫にあるボトル入りのコーヒーを何杯も飲んだので何度もトイレに行く羽目に。おかげで寝不足。
ただ冷え込んでいたけど起きてすぐは気持ち良くて、それは久しぶりに晴れていたから。空がきれいで少しひんやりしているくらいが自分は気持ち良くて好きだ。おまけにまた家の隣の小学校からまた合唱の練習の声。オーラがきれいになる感じ。
仕事は現在自分が担当している区域のブルーシートを全部剥いで壁の写真撮影と土層断面図の作成。5~6人で朝からやったがかなり大掛かりなことになった。自分が午後一で撮影して、その後は作図。3チーム作って自分のチームは終わったが、やりきれなかったチームもあった。後は明日。
昼休み、ずっと読んでいた小川洋子の小説『ことり』を読み終わった。11歳の或る日、突然、周囲に分からないことばを喋り始めた兄と何故か唯一それが理解できる弟の話。兄が話しているのは"鳥語"で(小説では『ポーポー語』)、兄は弟に「小鳥の歌は全部、愛の歌だ」ということば(もちろん『ポーポー語』で)を残す。そして弟は近所の幼稚園にある鳥小屋の掃除をボランティアでやりながら生きる。いつしか年老いて園児たちに"ことりの小父さん"と呼ばれながら。
以前、『猫を抱いて象と泳ぐ』を読んだ時も思ったが、この作家はなんて哀しくも美しい物語を着想するのだろうかと今回も舌を巻いた。自分も大きな意味でポーポー語が分る人間になりたい。
『ことり』小川洋子 | 小さな命に寄り添うことの優しさ|本でひと息🌱ユイ
夜は焼肉のタレに豚肉を漬け込んでそれを焼く。それに昨夜の鍋の残りを汁物にして食べた。
NHK『クローズアップ現代』でオアシス、現在、21時半。風呂入って寝よ。
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