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映画『宝島』を見に行った

 朝からアップリンク吉祥寺に映画『宝島』を見に行った。

 映画『宝島』公式サイト | 劇場で、たぎれ!

 昨日まで断続的に咳が出ていて朝起きてまだその症状があるなら行くのを止めようと思っていたが大丈夫だった。後は映画『国宝』を見に行った時と同様にこの映画も3時間と長いので朝食に極力水分を取らないように気を付けた。

 近現代史の出来事をフィクションに落とし込みエンターテイメント大作として見せるというのは韓流映画のお家芸かと思い、かの国のそうした傑作、秀作を見る度に日本でもこういうのを作れば良いのに。。。と思っていた。が、これはその口火を切った形か。賛否両論あるようだが自分は面白かった。もっとたくさんの人が見て、こうした映画は当たるということになれば良いのにと思う。

 そして、どうしたってこれは原作を読みたくなってしまう映画だと思った。

 真藤順丈「宝島」特設サイト|講談社文庫

映画に不足があるというのではなく、もっと深くこの物語に身を浸していたいというか、もっと知りたいと意味で。最近の若い人は沖縄が昔アメリカに占領統治されていたことを知らない、アメリカと日本が戦争していたことも知らない。。。。と言われるが(ホントか?)、そこまでじゃなくてもやはり自分(たち)は沖縄に関して知らないことが多すぎると思う。

 コザ暴動のシーンは圧巻。これは劇場で見ないと駄目だろうな。それとグスク(妻夫木聡)とレイ(窪田正孝)が対峙するシーンは現在のガザやウクライナにも繋がっていると感じた。ヤマト(本土)はずっと小さな党内政治の中にいるが(今回も)、沖縄は世界史の中にあると分かった。

 見終わった後は寄り道せず真っすぐ帰宅。息子は休みで家にいたが友人と飲み行く約束があると夕方でかけてしまったので夜は気楽。午後やや遅い時間に昼食を食べたので夕食はのこりもののめざしが数匹あったのでそれを焼いて食べた。

 第2詩集の巻末に"覚書"を付けようということになり、食後はそれを書いた。23時半、就寝。

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