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 朝、曇り。

 朝から寒かったが昼頃はもっと冷えた。現場の皆と"朝より寒い"と言い合った。午後やっと陽が射してきてそれがありがたかった。現場は百草の山の中で、始まった当初は笛の音のようなガビチョウの鳴き声が盛んだったのに、そう言えばこの頃は聞こえない。どういう理由によるものか。ジョウビタキの"ヒッ、ヒッ、"という鳴き声だけが際立って聞こえた。

 詳しくは書かないが今日は喪失の悲しみに耐えている人の話を聞いた。その人も自分が妻を亡くしたことを知っているので、その時の(それからの)経験を知りたいのかぽつりぽつりと聞いてくることがあったので素直に答えた。こういう時はなんとも声のかけようがない。普段、こんなに近くにいる人がそうした状況なのを全く知らずにいた。無口な人とは言え不覚。

 退勤後、またジムへ行く。帰宅して夕食はうどん。鶏肉、ネギ、シメジ、白菜、人参、大根で汁をいっぱい作った。ご飯は夕方から仕事の息子が炊いていてそれも食べた。満腹。

 長く遅々として読んでいた本がようやく読み終わって、次に何を読むか色々迷った挙句、川端康成の『山の音』にした。亡妻は何故か川端の『掌の小説』が愛読書?で読むものが無いと時はそれを繰り返し手にしていた。カヴァーもない文庫でもうボロボロ。今はそれに書店で何かを買った際にかけてもらって余ったカヴァーを自分がかけて置いてあるが、まだそれを手に取る気にはならず、それで『山の音』にした。それが読み終わったら『掌~』を読んで見よう。

 『山の音』は昔読んだことがあって再読だが、主人公の老人が今の自分とそう変わらない年齢なのを初っ端に知ってギョッとした。これ、こういう小説だったか。

 23時頃、就寝。

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