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NO9

 天気快晴。

 息子、野球の試合で今日はダブルヘッダーとか。サザエさんの"カツオ"のように出かけていく。朝食は食パンにいちごのジャムとミロ。自分には珍しい食事。

 六本木のサントリーホールにクラシックのコンサートを見に行った。日フィルの定期コンサート。ベートーヴェンの第九、マーラー修正版。娘が転職し、その会社は日フィルのスポンサー?のようになっているらしく毎月招待券が貰えるのに行く人がいないというので貰った。

 ジョン・レノンは10月9日生まれなので9をラッキーナンバーとしていたと聞いて、9月9日生まれの自分もそうしている。第九のCDは、フルトベングラー、小澤征爾、バレンボイム、サイモン・ラトル。。。。と指揮者の違いで4枚持っているが、マーラー修正版というのがあるのは恥ずかしながら知らなかった。

 マーラー修正版とはどういうものか。開演前簡単な説明があって、それによると作曲家の死後、その弟子たちが後の時代に合わせて楽譜に手を加えるということは他にもあることのようで、ただ今回のこれはそういうものではなく、ベートーベン当時、作曲家自身が聴力を失い自身で音を確認できなくなっていたことから無理のある楽譜と言われていたものを、後世が楽器編成その他を修正した。。。ということらしい。それには楽器の進化の影響もあるとのこと。ベートーベンの初演から約60年後のマーラーも公演に際し修正を行い、当時大いに批判されたというが今回の演奏はその批判修正版。最近の傾向はオリジナルにいかに忠実にやるかというのが主流なところ、日フィル70周年の定期演奏会の一発目がこれというのは野心的なことだと言っていた。指揮はカーチュン・ウォン。

 で、感想だが、演奏は自分のようなクラシック音楽にはそれほど詳しくない者にはあまり違いは分からなかった。ただ説明にあったように管楽器が際立って聞こえてキラキラ感が増しているように感じた。感動して、一緒に見た娘に聞くと「私の知っているのはこれじゃない」とのこと。あら、自分より耳が良いよう。

 その後、食事して神谷町から虎ノ門~新橋へ。この辺りは2007年から2011年まで環状二号線の開発に伴う発掘の仕事で5年間毎日通った場所。開発後行くのは昨日がほとんど初めてだった。まさか15年経って娘と第九を聞いてその後散策するような未来が待っていることなどあの頃はつゆとも思わなかった。風景も随分変わっていてまるで玉手箱を開けた浦島太郎の気分だった。

 17時頃、新橋で娘と分かれて帰宅は19時半。遅い昼食だったので腹は減っていず、夜はビールを飲んだだけ。実は最近ネガティブな心配事があったのだが今日の公演を見て気分が晴れた。さすがNO9。

 おお、友よ、こんな音楽はよそう!
 ここからは、もっと快い、喜ばしい
 音楽を始めようではないか!(ベートヴェン作)

      (コンサートパンフレットより 訳 舩木 篤也)

 

 22時半頃、就寝。

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